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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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壊れた人達

 ボクシングの世界一を決めるはずの世界タイトルマッチ,その試合で目を疑う光景が繰り広げられていた.チャンピオンの内藤選手を投げ倒してグローブでサミング(目つぶし),度重なるローブロー,果ては相手を抱え上げて放り投げようとまでしたのだ.とんでもない反則だ.世界タイトルマッチ,いやボクシングを冒涜しているといってもよい.こんな不祥事をしでかした亀田大毅選手と,それをそそのかした父でトレーナーの史郎氏らに厳しい処分が下されたのは当然だろう.
 彼らに関しては十分すぎるほどの批判が渦巻いているので,もうあまり言うまい.私としても過去にこのblogで,一ボクシングファンとして批判してきた言葉で十分と思っている.ただし,今回の反則についての父史郎氏の弁明「あの反則は故意ではなかった」は耳を疑う.彼は「故意」という言葉の意味を知らないのか?それともこんな言い訳が通用するとでも思っているのか?今更ながらだが,彼の精神構造を疑う.
 また,この件ではTBSの日曜日の朝の番組でゲスト出演していた内藤選手に対して,高橋ジョージという歌手(?)が“ボクシング通”のような顔をして「(内藤選手が)なぜもっと打ち合わなかったのだ?」と批判めいた発言したのには怒りを覚えた.一体あの試合のどこを見ていたのか?それと,今までどういうボクシングを見ていたのかね?
 あの試合では,チャンピオンは的確にパンチを浴びせ試合の主導権を取っていた.だからこそ大差の判定になったのだ.それを「もっと打ち合え」だって?彼もどこか壊れているのだろう. 
 今回の騒ぎではTBSも厳しい批判にさらされている.報道機関としての姿勢までもが問われている.これについては,以前
TBSは壊れたか?(2006.8.3)
で書いたTBS批判の文章を再び掲げておこう.
 こういうアホな企画自身はもちろんのことだが、こういうことを組織として通してしまったことを問題視したい。こういう愚にもつかないことは、組織として決まったのだが、実際は最初にどこぞのボンクラが言い出したものだろう。それはいい。どこにでも一人や二人どうしようもないのはいるのだから。問題はなぜこれが最終決定となってしまったのかということだ。TBSにも見識のある人間は多いだろう。彼らは何をしていたのか?発言出来なかったのか?発言しても無視されたのか?いずれにしても、放送組織としてのTBSに大きな問題があることを露呈してしまったと思う。

by hiroi22 | 2007-10-17 00:22 | ずっと思う

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