ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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「姑息な手段」ねぇ・・・

Excite エキサイト : 政治ニュース <安倍元首相>総裁選前倒しに反対 「麻生降ろし」をけん制
 自民党の安倍晋三元首相は21日、フジテレビの報道番組で「麻生太郎首相は辞める気持ちが全くない。総裁選を前倒しすることは国民に姑息(こそく)な手段だと見られる」と述べ、次期衆院選前に首相を交代させるべきではないとの認識を示した。麻生首相に近い立場から、党内にくすぶる「麻生降ろし」の動きをけん制する狙いがある。
 安倍元首相・・・・あれだけ無責任な行動をしておいて,まだ何かものを言おうとするのだからある意味スゴい.008.gif

 「姑息な手段」とまるで人ごとのように言うが,年金問題で内閣支持率が下がったと見るや,何の裏付けもなく「一年で5000万件の年金記録の照合を終えます」と”宣言”したことはお忘れか?思いっきり参議院選挙を引き延ばせば年金問題への関心が薄れ、投票率は低下すると,おバカな認識で選挙日程を決めたことはお忘れか?参議院選挙であれだけの惨敗を喫しながら「私たちの政策は支持されている」とのたまって,政権にしがみついたことはお忘れか?
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by hiroi22 | 2009-06-21 22:06 | じっと思う

もうボロボロ・・・

 鳩山総務大臣が辞表を出した.んなこたあどうでもよい.一つ一つの事柄よりも,この春からの一連の動きを眺めてみると,ホントにヒドイ内閣だということがよく分かる.もうボロボロ.

 まず「定額給付金」だ.この明らかな選挙目当てのばらまきを,2兆円+それに付随する諸経費という国民の税金を使ってやるという厚顔無恥さに呆れたが,当初の目論見は外れて大した宣伝効果も得られず,結局支持率アップに繋がらない.したがって,総選挙打てず.アホクサー.
 続いては,アホさかげんをさらけ出した「新型インフルエンザ騒動」.しかもこの馬鹿げた大臣諸氏のおかげで未だに医療関係者が多大な被害を被っているという.まあお偉方にとっては,相変わらず煽れば皆でそれに乗る国民性を確認出来たのは収穫だったかもしれない.これは例の小沢代表の事件もしかり.
 そして,これでもかと言わんばかりの15兆円のばらまき補正予算.では,これで総選挙を戦うかと思えばさにあらず.まったく何の戦略もないのね.思いつきか?ああ,サミットにはなんとしても出たいのか.それは分かりやすい.で,この補正予算という名の税金私物化のばらまきのつけは何年後かに消費税アップという形で有権者に跳ね返る訳か.大変分かりやすい.
 そのほかに厚労省を分割するとかしないとかいう迷走劇もあったね.
 
 もうボロボロ・・・
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by hiroi22 | 2009-06-12 23:57 | じっと思う

なんでこのオッサンが・・・

 先頃通った15兆円もの補正予算という名の「選挙対策ばらまき」を見てもそうなんだけど,有権者が今まで一度も支持を表明したことがない麻生太郎というオッサンが勝手に我が物顔に税金を使う,そんな理不尽なことがいつまで続くのだろうか.今日もまたそんな風に嘆息をつく記事に出会ってしまった.

「可視化すれば直ちに冤罪が減る感じはない」4日の首相(朝日新聞)

この記事の全内容は記録として最後に載せるが,まあヒドイ内容だ.こんなやり取りがあったそうである.
 ——総理、そうは言っても、無実の人が捕まって刑に服することはあってはならないことだと思いますが…。

 「それ今答えた通りです」
 ——そういった国家のあり方を考える上で…。

 「国家のあり方ってどういう意味です?」

 ——冤罪が起きないような国にするために、総理は被疑者の言い分や自白がちゃんと録音されている可視化というのは必要だと思いませんか。

 「僕は、基本的、基本的には、一概に、可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません」(軽く頭を下げて立ち去る)
国家権力が罪もない人間を17年間も刑務所に放り込んでおいたのだ.このことを国家の最高権力者として身に染みて受け止めている様子ではない.ただ単にそれらしい言葉を操っているだけである.一体今までどれだけの人々が密室での違法捜査,自白の強制によって冤罪にされてきたのか.このオッサンはそんなことには一向に頭が回らないらしい.おそらく自分の保身で手一杯で,いかにしたら人気が出るのか,そんなことしか考えられないのだろう.

 iPhoneユーザーにはワクワクドキドキの今日この頃なのだが,そんな気分に冷や水を浴びせられてしまった.あ〜 不愉快.

【足利事件】

 ——よろしくお願いします。

 「はい」

 ——足利事件で服役していた菅家さんが今日釈放されました。再審が始まる前の釈放は極めて異例ですが、総理の受け止めをお願いします。

 「再審請求に関する、いわゆる司法手続きってのは、今から開始されるんだと思いますけれども、私の知っている範囲で、これは極めて異例って言うけど、前例はないと思いますけどね。まあいずれ、いずれにしても、無実の罪で十…七年? 服役したというのは、こういったようなことはあっちゃいかん、つくづくそう思いますね」

 ——総理、似たようなケースがないとは言い切れない中で、日本で再審請求が認められるのは非常にレアケースだと思いますが、総理はどうお考えですか。

 「そうですねえ。あのー、今回の場合は、DNAの鑑定っていうのが大きなき、決め手になったんだと思いますけれども、昔のDNA鑑定のいわゆる科学的なレベルと今のレベルとは全然、あの倍率がまったく違うことになってるんで、そういったケースもあるんだと思いますが、これ一概に一般論としてちょっと答えるのは難しいです」

 ——総理、この件を受けて、冤罪防止のためにさらなる取り調べの可視化を求める議論が強まると思いますが、総理のお考えをお聞かせ下さい。

 「あ、可視化が、かの、必ずしも、それにつな、可視化にしたからといって途端に、あの、よ、それが良くなるという感じはありません」

 ——総理、そうは言っても、無実の人が捕まって刑に服することはあってはならないことだと思いますが…。

 「それ今答えた通りです」
 ——そういった国家のあり方を考える上で…。

 「国家のあり方ってどういう意味です?」

 ——冤罪が起きないような国にするために、総理は被疑者の言い分や自白がちゃんと録音されている可視化というのは必要だと思いませんか。

 「僕は、基本的、基本的には、一概に、可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません」(軽く頭を下げて立ち去る)

 ——総理、杉村太蔵議員が…。(無視して立ち去る)

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by hiroi22 | 2009-06-04 23:00 | ずっと思う

いつも思うんだけれど

 いつも思うのだけれど,今の時代はかつてないほど忙しく,またかけ離れた情報と人々の意識がリンクしている時代なのだなあと思うのである.
 こんなことを書くだけではピンとこないが,たとえば俳優なり,タレントが亡くなったとしよう.話をわかりやすくするために,これが文明開化以前の江戸時代なんかだ考えてみよう.勿論,タレントなんかという職業はない.俳優といっても歌舞伎役者か旅芸人クラスしかなかっただろう.したがって,今の時代のタレントがもしそんな時代に生まれていたとしたら,よほどのことがない限り人知れず一生を終えたに違いない.歌舞伎役者であったとしても大同小異だろう.ところが現代では,少し名の通った人なら新聞でその訃報は掲載されるし,それを読んだ多くの人々に何かしらの感慨を呼び起こさせるようになっている.自分がその人と会ったこともないのにである.
 不謹慎な話であるが,私は新聞紙上でそのような人達の訃報を目にするたびに,ほとんどの場合こんなことを考えてしまうのである.そして時代が時代なら,ひょっとしたら水呑百姓として,あるいは地方の名も無い下級武士として一生を終えたかもしれない人達も,その才能とチャンスに恵まれれば人々の注目を集める仕事ができるのだと.
 こんな時代の風景はマスメディアなどの産業と大規模なエンターテイメントの世界の登場が作り出したものだろうけれども,おそらくそれは歴史の必然というよりも歴史の流れが作り出した結果と言うべきものだろうと思う.マルクスは歴史に必然を求めたが,現代科学の複雑系理論はそれを否定するものだ.それはマルクスどころかデカルトの哲学さえも根本的に否定している.長期的指標が否定された世界では眼前の最善策をとるしか無いように見える.

 今日,北朝鮮が核実験に成功したというニュースが流れた.この「ならず者国家」の行く末に歴史的必然はあるまい.また,世界がこの国家を扱う公式というものも無いだろう.実に厄介なことである.はるか昔,自分の身の回りの見聞だけで話が済んでいた時代,そういう時代でなくなったということのトレードオフもあるのだ.
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by hiroi22 | 2009-05-25 23:44 | ずっと思う

集団ヒステリー

 相も変わらず新型インフルエンザ騒動である.それもはっきり言って
集団ヒステリー.
専門家が「予防には気休め程度」というマスクが品不足になり,ネット上で途方もない値段で取引されたり,患者に差別・バッシングがあったりといった嘆かわしい事態になっている.われわれの社会の弱点・恥部というのを垣間みた気がする.しかし,もうこんなことで嘆くのは馬鹿馬鹿しくなった.理性を失った集団ヒステリーの人々には何を行ってもすべてが無駄なのだ.これからは「上から目線」でその滑稽さを「鑑賞」しようと思う.その方が私個人にとって健康的である.
 今日,TVでプロ野球を見ていたら,恒例の7回のジェット風船上げが新型インフルエンザのためにやらないことになったそうである.その理由が「風船で唾液が飛散する恐れがある」というものらしい.ジェット風船なんぞという子供のおもちゃが無くなってもいささかの痛痒も感じない,むしろすっきりしてよいが,「風船で唾液が飛散する恐れがある」というこじつけにはひっくり返った.「唾液の飛散」が心配なら,次は居酒屋でのおっさんたちの口論規制かな.
「ビールの中ジョッキ以上のアルコールを飲まれた方のマスクなしの会話はご遠慮ください」
 もっといえばなぜ満員電車を規制しない?
「座席とつり革は一つおきにお使いください.それ以上のお客様は乗せません.次の列車をご利用ください.」

マスクにしろジェット風船規制にしろ,結局何も考えることなく「溺れるものは藁をもつかむ」ということでしかないんだなあ・・・とまたぼやいてしまった.

 今回の騒動で,「この壷を買わないと地獄に堕ちる」とか「この水を飲めばガンが治ります」とかいうのに騙される人が後を絶たないのがよくわかりました.
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by hiroi22 | 2009-05-22 23:36 | じっと思う

わけが分からん新型インフレ対策

 新型インフルエンザの感染者が急増している.それも,海外渡航者との接触が認められない場合ばかりである.これはすなわち「水際作戦」なるものが虚しく失敗に終わったことを意味する.厚生労働大臣は「時間稼ぎの意味はあった」と弁明するが,あれだけの人間を動員し,大変な数の乗客を拘束した結果が(効果があったかどうか疑わしい)「時間稼ぎ」とは・・・このblogで前回(はあ?「水際作戦」?)指摘したけど,当然ながら大した意味もない作戦だった.「水際作戦」のような無駄なことにエネルギーを費やすべきではなかったのだ.と思っているところに,今朝の朝日新聞に米英の対策が紹介されていた.
 簡単に言えば,
「アメリカでは重症化する症例が毎年の季節性インフルエンザとほぼ同じとわかってからは落ち着いている.力点は治療に移っている.」
ということだ.当然ながら,高校の休校もほとんどない.感染者が出ても,休養を薦めるという対策のようである.日本が躍起になった「水際作戦」もオバマ大統領が
「馬が逃げてしまったのに小屋の扉を閉めても仕方がない」
と発言するようにまるで重視されていない(しかし,なかなかうまいことを言う).
 冷静な対応,理性的な対応ということはどういうことなのか?ごくわずかの生徒が熱を出した(しかもそのほとんどは回復している).それだけのことで学校を休校する,地域のイベントを中止する,修学旅行を中止する.そんなことでよいのか?休校なりイベントの中止によって確実に失うものがあり,しかもそれは大きい.しかし,一体それでどんな効果があり,何が得られるのか?これはまるで不確実であり,誰も責任を持っていない.ただもう,慌てふためいて,イベントなどを実施することによる失敗の責任が怖くて全てを取りやめているとしか思えない.こんな状態を作っておきながら「落ち着いた対応を」と叫ぶのだから,笑止千万というほかはない.いやしくも「対策」というものを考えるのならば,現状をよく分析してどういうことがもっとも社会として望ましいかを考えるべきだ.少なくともなぜ日本が欧米と違う対策をとるのかは説明する必要がある.それが「説明責任」というものだろう.
 「新型インフルエンザウィルス」なので,ウィルス自体がこれから変化する可能性があるとも聞く.しかし現状では重症化する症例は「普通のインフルエンザ」と大した違いがないのなら,治療・観察に重点を置き,無駄なパニックのような対策は止めるべきだ.「水際作戦」で空港に張り付いている医師たちは早急に治療に向かわせるべきだと思う.

 今回の「水際作戦」でもう一つ気に入らないのは意味のない仰々しさである.この言葉に戦時中の「絶対防空圏」とか「本土決戦」などという言葉と同じflavorを感じる.つまり,本当は大した意味もない,または単なる思い込みなのだが,それを発することで何かを行っているポーズが出来る,そんな風に利用されていると感じるのだ.
「『水際作戦』に万全を期すよう指示した」
とかね.だけど,万全じゃなかった責任や反省はしないのである.言ったそのときに勇ましければよい,そんな軽さを感じるのである.
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by hiroi22 | 2009-05-18 23:29 | じっと思う

つまり結局は何も考えずにムードだけ

 連休ボケで漫然と過ごしているうちにずいぶん長い間blogをほったらかしにしていた....

 小沢民主党代表が辞任した.このblogでは今回の捜査に大きな疑念を表明してただけに残念な結果と言わざるを得ない.今日の朝日新聞の朝刊でも元検事の郷原弁護士が「捜査の問題点,徹底検証を」と題する意見を載せていた.郷原氏は,今回の件が違反にあたるかどうか疑問だし,仮に違反だとしても罰則を適用するほど悪質かどうかとの疑問を呈している.さらに捜査についても,単なる見込み捜査で誤算によるものではないかと述べている.
 私はこの郷原氏の意見に賛同する.今回の辞任劇はこういった検察側の不当捜査に加えて,それをほとんど問題にしないメディア報道が大きな役割を果たした.検察側の情報の無批判な垂れ流し,根拠のない感情論が横行し,理性的な論調・記事は全く見られなかったと言っても過言ではない.例えば,いつだったかあるTVで今回の事件を批判するのに,
「企業が何の見返りも期待せずに献金なんかするはずはない.賄賂は明らかだ.」
といった風なことを自慢げに発言しているコメンテイターを見かけたが,もう心底アホと断定.政治献金規制法のこともなんにも分かっていないし,企業献金の話をするならば政権与党の自民党,それももう何十年も財界べったりで,企業献金で成り立っている政党を批判すべきだろう.こんなことは昨日今日の話ではないのだ.
 私をさらに失望させたのは,こういったことを無批判に受け入れる「世論」というやつである.何だ怪しいというムードだけで判断している.周りを見るだけで自分で何も考えていない.そんな「世論」だ.この事件の当初,漆間巌官房副長官(当時)が、西松建設の違法献金事件について「自民党議員には波及しない」と発言した.現在の情勢はまさに彼の言った通りのことになっているが,もう誰もそんなことは忘れて問題にもしない.さらに言えば,職務権限という観点から考えれば,ずっと問題が大きい与党議員の献金は検察側は本気で手を伸ばさない.そんな状況に頭が回らないようである,この「世論」というやつは.
 私はあまり「日本人というのは...」という総括的な言い方は好まないのだが,日本人というのは情緒的で論理的なものの見方が苦手なようである.マッカーサーに看破されたという精神年齢12歳からどれほど成長したんだろうね....そうだね,親の跡を継いで子供が代議士になるんだもんね.特に本人が亡くなった後だったら,夫人だろうが孫だろうが親族ならば当選確率はぐっとアップだもんなあ.
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by hiroi22 | 2009-05-14 23:23 | ずっと思う

昭和を振り返ってしまった

 今日は「昭和の日」ということらしい.数年前までは「みどりの日」だったようだが,ある種の政治的理由で「昭和の日」ということになった.その理由はまあ懐古主義と言ってよいだろう.その前は「天皇誕生日」だったのだから,どんな人々がそれを望んだのかはおおよその察しはつく.その「昭和の日」にNHKで昭和を振り返る番組をやっていた.これがなかなか味わい深いものだった.
 普通,この手の番組は”昔を懐かしみましょう”みたいなprincipleで構成されることが多いように思う.今日見た番組もそんな香り・エンターテイメントとしての要素はにじませていたものの,作り手の哲学を感じさせる内容だった.まず,驚いたのは東京オリンピック以前の東京の街の汚さだ.ゴミは町中に溢れかえり,川は異臭を放っていた.これは実際に映像で見ると実感する.日本人が元来綺麗好きなんてのは真っ赤な嘘であった.むしろ経済の発展・先人の努力でここまでの町並みになったと言うべきなのだ.
 80年代の終わりに仕事で中国に滞在する機会があった.そのとき,中国の町のあまりの汚さに辟易し,帰国後年配の人にそのことを話したことがある.すると,その人が答えるに
「戦後すぐの日本もそんなもんだったよ.」
と言うのだ.私は戦後生まれで,そんな話は記憶にもないし,聞いたこともなかったので
「まさか,あそこまでヒドくはないでしょう」
と反論したのだが,今日の映像を見てその人の言ったことは正しかったのだと納得した.それほど説得力がある映像だった.
 また,番組は「砂川闘争」「安保闘争」と二つの昭和の大きな政治闘争にスポットを当てた.これも当時の「闘争」の映像とともに語られるので臨場感がある.警官隊・機動隊がデモ隊などを「取り締まる」映像が生々しい.これを見て,高校のときのある教師の言葉を思い出した.
「安保闘争のときはテレビが無抵抗な国民に対する警官隊・機動隊の暴力を全国に流し,それが国民の反感を呼んだ.しかし,今のテレビはそれを写さない.国家権力の暴力を訴えなくなった.」
というものだ.確かに警官隊が丸腰の学生や市民を警棒で殴る蹴るの暴行を加える映像が当時の映像でははっきりと見て取れた.「砂川闘争」では農民・支援者に対するこの暴力が国民の反感を買い,結局農民側の勝利で終わるのだが,おそらく権力側はこのことを教訓としてメディアに対する規制を強めたのだろう.しかし,ここではっきりしたのは,日本人は昔から「もの言わぬ羊」ということではなかったということだ.こんなことを思い出させる番組を「昭和の日」に流されたのでは「昭和の日」の命名を勝ち取った人々にとってはとても都合が悪いのに違いなのだけれどもね.
 そうそう,今日も映されていた池田勇人首相の
「所得倍増計画とは(所得の)高い人ではなく低い人を引き上げるものだ」
という言葉を記しておかねばならない.ふむ,昔はこういう姿勢もあったのである.
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by hiroi22 | 2009-04-29 22:11 | じっと思う

検察は自民党の下請けか

 私は理科系の人間である.基本的に定理・法則などの考え方を重視する.ここでいう定理・法則とは,きちんと言葉の定義と条件が明らかにされており,その下で何らかの結論が得られることを言う.その結論は,一定の条件下では同じものが導かれなければならない.そうでなければ,それは定理・法則とは言わない.しかし,これは何も科学における定理・法則に限ったことではなく,公(おおやけ)な事柄においても同様のことだ.特に,われわれの税金を用いて,われわれの信任に基づいて行使される公権力においてはもっとも厳しく要求されるべきである.一言でいえば,公正あるいは法の下での平等ということである.
 さて,そこでタイトルにある検察である.西松建設にかかわるいわゆる小沢民主党代表の献金事件の検察側の対応を私はこれまで批判してきた.理由の一つは,検察側が振りかざす定義と論証のやり方についてである.いったい,どんな法律のどういう条文をもって罪と決めているのかという疑問は晴れない.さらに問題なのは,同じ献金問題を抱える自民党の議員にはお咎めなしということだ.これは上に挙げた「公正」「法の下での平等」に大きく反することだと言わざるを得ない.実際にも,「職務権限」という観点からも与党議員に対する疑惑の方が大きい.
 こんなことを見ると,検察側がどう抗弁しようと最近の動きは「国策捜査」と断定せざるを得ない.私は日本も恐怖政治の国に近づいてきたという恐ろしい気持ちをもっている.権力側がその権力を用いて検察を使って気に入らぬものを排除する,そういう状況が今進んでいると思っている.麻生内閣はそういう恐ろしい内閣だと思っている.
 そういうときにまたうんざりしたニュースを目にした.
    森田健作知事:「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ(毎日新聞)
 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。

 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。
    献金:ドン・キが森田氏側に1010万 資金規正法違反か(毎日新聞)
 千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が代表を務める自民党東京都衆議院第2支部が05年と06年、当時の政治資金規正法が禁じていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計1010万円の寄付を受けていたことが分かった。

 都選管に出された政治資金収支報告書によると、同支部は大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)から05年に650万円、06年に360万円の寄付を受けた。一方、ドン・キホーテの有価証券報告書によると、外国人・外国法人の持ち株比率は05年が50.61%、06年は51.82%。同法は06年12月の改正以前は50%を超える企業からの献金を禁じていた。

 森田氏は3日、「弁護士などとも相談して適切に対応するよう事務所に指示している」、ドン・キホーテは「専門家に相談したうえで適切に対応したい」とそれぞれコメントした。【森有正】
 小沢氏の献金事件では,私はいったいどの法律の条文に対する嫌疑なのかを問うた.
   罪刑法定主義ってなんんだっけ?--西松建設事件
 しかし,今回の森田千葉県知事のケースは明らかに法律に違反しているのである.なぜ千葉地検は関係者の事情聴取なり捜索をしないのか?私は森田千葉県知事が誕生したとき,千葉県民の知的頽廃ぶりに驚いたが,千葉地検も同じ病か?さもなくば自民党の走狗と言われても仕方あるまい.
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by hiroi22 | 2009-04-19 23:25 | ずっと思う

何だかアメリカ周辺は明るいなあ

 お寝坊でiPhoneユーザーの私は,最近は朝起きれば,まずiPhoneを寝床で使う.ものぐさだとか行儀が悪いとか言われるかも知れないが,なかなか快感で止められない.朝はまず,ニュースということになるのだが,どうも日本の新聞はiPhoneにきちんと対応していないので(ああ〜産經新聞は対応してるけどボクあれキライ),アメリカの新聞のアプリを立ち上げたり,海外のラジオニュースなどを聞くともなしに聞いている.まあ,英語のお勉強もかねていないわけじゃない.それで今朝まず飛び込んできたのが,オバマ大統領がキューバ系アメリカ人のキューバへの里帰りの帰省,母国への送金を大幅に緩和したというニュース.経済制裁の方は緩和していないようだが,選挙中の公約とはいえ,なかなか思い切ったことをしたものだと思った.
 キューバっていうのはアメリカの喉に刺さったトゲのようなもので,長い間敵対関係にあったことは知っていた.ちょっと例として適切ではないが,日本での北朝鮮に近いニュアンスではないだろうか.その長年の仇敵に対して友好のサインを自ら送ったのである.これに対して,早速反応が出てきた.
<キューバ>カストロ前議長、オバマ政権との対話姿勢示す(毎日新聞)
 【メキシコ市・庭田学】キューバの革命指導者、フィデル・カストロ前国家評議会議長(82)は13日、米政府がキューバ系米国人の母国への送金や渡航規制などを解除したことについて、「経済封鎖には一言も言及されなかった」と型通りの批判した。一方で、経済封鎖について「我々はオバマ(米大統領)の罪は問わない」などとし、オバマ政権との対話姿勢を改めて示した。

 カストロ前議長は「米国の経済封鎖は我が国民の生命を脅かす虐殺行為だ」と指摘。「キューバは(経済封鎖に)耐えてきたし、これからも耐えていく。決して施しは求めない」と従来通りの姿勢を強調した。

 一方で、「米国の歴代政権が犯した残虐行為について、我々はオバマの罪を問わない。彼の誠実さと米国の政治・イメージを変えたいという姿勢にも疑問を差しはさまない。(ラウル・カストロ)議長は米国との関係正常化のために、オバマと話し合う用意があると表明している」とした。
 カストロ前議長の「我々はオバマの罪を問わない。彼の誠実さと米国の政治・イメージを変えたいという姿勢にも疑問を差しはさまない。」という言葉が全てを物語っている.
 平和だとか友好だとかはこういう風に進むんだ.指導者,それも超大国の指導者の知性と人間性によってこうも明るくなるものだとまたまた実感してしまった.いいなー アメリカは...
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by hiroi22 | 2009-04-14 22:29 | じっと思う

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