ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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私のストリップ体験

 エキサイトのニュースをでは,何とかと言う元グラビアアイドルが,浅草のロック座というストリップ劇場に出演するのしないのということが話題になっている.元グラビアアイドルには全く興味がないが,このニュースを見て,はるか昔の立った一度の体験を思い出してしまった.
 若いまだ駆け出しの頃東京に出張があった.その日は,夕方以降全く予定が入っていなかったので一人浅草に出かけた.当時井上ひさしの小説を愛読していたので,彼が若い頃アルバイトをしていたという「フランス座」というストリップ劇場を見てみたかったのだ.ただし場所などを調べず,浅草あたりにフラッと立ち寄った記憶がある.それからの記憶はどうも曖昧なのだが,多分,フランス座を見つけられなかったように思う.ともかく「フランス座」ではなく「ロック座」の観客席にいた.
 世の男性諸氏が一体平均どの程度この手の場所に足を運ぶものか知らない.しかし,私にとってこれまでたった一度の体験はなかなか強烈な印象を残している.ただし,それは「ストリップ」という出し物自体ではない.
 観客席はほぼ満席だったと思う.舞台の中央が観客席に突き出して「特別な場所」になっている.「おお,これは井上ひさしの説明通りじゃ」と感激していたかどうかは定かではないが,私は後方,壁に近い所に座っていた.ところがそのそばで--3,4席離れていただろうか--しきりに野次を飛ばすお客がいた.ひょいと見てみると,とても変わった格好をしていた.一昔前の大学生の格好なのだ.黒い学生服,それも応援団風ではなくきちんとしたサイズの学生服を着て,古くさい感じの黒ブチの眼鏡をかけているのだ.年は若くはないが,8年ほど留年しています,とでも言い張れば通用するように見えた.その学生風の男がしきりに大声で野次を飛ばすのだ.酒に酔っているようでもない.野次の内容はもちろん覚えていないが,格段下品でもなく面白いものでもなかったように思う.つまりただ単にうるさいのだ.たった一人の人間の野次なのだが,もうそれだけで「何だかなあ〜」という雰囲気が充満してしまった.私は,この井上ひさしの学生時代に逆戻ったかのような古くさい格好をした「大学生」とその野次のおかげで完全に異次元体験モードに入ってしまっていた.
「珍しいもん見てしもたぁ〜」
しかし異次元体験はこれだけではなかった.
 その「大学生」が飽きもせずに野次を飛ばしていると,突然数名のお兄さんたちがやってきて,その「大学生」に殴る蹴るの暴行を始めた!!多分彼らは劇場関係者なんだろう.こんなはた迷惑な「大学生」は見捨ててはおけない,という訳だ.当の「大学生」といえば,まるで無抵抗で半泣き状態で,最後にお兄さんたちによって連れ出されてしまった.とまあ,こういったことが私の目の前で繰り広げられていたのであった.ひょいっと入った劇場で二つも珍しいものを見たのである.

 当時もそして今でも思うのは,「この大学生風の男の一連の出来事はハプニングじゃなく,劇場の“出し物”の一つじゃなかったのか?」あまりに古色然とした大学生&意味のない野次,その結果として当然のように起こったアトラクション.筋書きとしてはよく出来ている.観客席の中にもう一つ舞台を作ったのかもしれない.もはや確かめようもないことだが・・・

 それで,肝心のストリップに何を見たのかということなんだが,それについてはほとんど記憶はない.ただし,強烈に残っているのは,ある踊り子さんが驚くほど痩せていたということだ.そして化粧のせいか青白く.私には完全に病人に見えた.もともと,(自分が痩せっぽっちだったせいか)多少ふっくらした体つきの女性の方が好きだった.それも相まって,エロチシズムを感じるどころか,とても正視出来なかったことを覚えている.個人的に「こんな病人は,いくら何でも仕事を休まなあかんわ〜」と思ったのである.
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by hiroi22 | 2009-06-07 18:59 | ずっと思う

明日から

 明日から(正確にはもう今日からですが)2週間弱少しばかり遠くに行ってきます。地球の裏側のようなところです。それでたぶんその間blogの更新は出来ません。無事に戻ってきたらまたblogを書きたいと思います。
 留守中に世の中がどうなっていることやら....。WBCは終わってるのかな?
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by hiroi22 | 2009-03-12 01:01 | じっと思う

これも大阪の凋落なんだろうか・・・

 関西,特に大阪の地位の地盤沈下が指摘されて久しい.僕自身大阪の出身だし,今でも地元大阪に愛着があるのでそのような話を聞くと寂しい気持ちになる.“地盤沈下”と言われても,大阪を離れた身としては今ひとつ実感はなかったし,インターネットで情報が飛び交う時代には,インフラさえしっかりしていれば地域格差などないのではないかといぶかしく思っていたほどだった.それでも,出張などで大阪に帰った時に,電車の中が東京ほど混んでいないことなどに出くわすと,空いていて快適だと思う反面,やはり少し元気がないのかと感じることがあった.そんな先日,久々に神戸に物見遊山に出かけたおりにまた“地盤沈下”を感じてしまった.
 神戸というのは昔から僕のお気に入りの街で,眼前に迫った緑の六甲山系は僕を温かい気持ちにさせてくれる.天候も申し分なく,僕は気の合った知人と楽しいひとときを過ごし,同窓会に出かける知人と別れて,三宮から空港バスに乗って伊丹から羽田へ気分よく戻ってきた.ところが羽田空港のロビーに出て,しばし考えてしまった.伊丹空港との落差を感じたのだ.ANAを利用したので,新しい羽田空港第二ターミナルに降り立ったということもあるが,レストランが立ち並ぶ羽田空港に比べると伊丹空港の飲食街は貧弱だ.これでは「大阪の食い倒れ」と言えたものではない.レストランだけではなくその他のショップも含めて圧倒的な差がある.また,そのロビーを行き交う人々の数とアクティビティにも大きな隔たりがあるといわざるを得ない.伊丹空港では人々は出発待ちという風情で,どこかのんびりした雰囲気があるが,羽田空港では多くの人々が活発に往来しているように見えた.
 新しい滑走路も完成して発展中の羽田と関西空港に取って代わられた伊丹とを比較するのは適切でないかも知れないが,そういった事情を考慮しても両者の差のあまりの大きさは,関西の凋落を象徴しているように思えた.
 冒頭にも書いたように,出稼ぎ大阪人としてはこれまで“地盤沈下”をあまり思ったことはなかったし軽視していたが,今回のちょっとした印象で「うむ」と考えてしまった.おそらく,この現象は全国の地方都市で起こっていることなんだろう.それにしても,長い歴史と文化のある関西の凋落の原因は一体なんだろうか.僕の住んでいる最寄りの駅前には最近マンションが建ち並んでいる.人が集まりますます窮屈になる都会.その一方,ビジネスという面からはメリットが大きいのだろう.地方分権っていう言葉がむなしい.
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by hiroi22 | 2008-04-29 22:49 | ずっと思う

大阪の町で「武士道」を思う

 先週末から関西方面へ出張に出かけたのだが、そのついでに、ちょっとした物見遊山で大阪をブラブラしてみた。大阪というのは何も考えずに歩き回っても面白い町なのだけれど、今回は「大阪まちあるき」という音声ガイドのポッドキャストをiPodに入れて、それを聞きながら歩き回ってみた。「大阪まちあるき」の音声ガイドというのは、ホームページのPR文によれば、
「大阪まちあるき」音声観光ウォーキングは、音声ガイドプレーヤー(i Pod)に取り込んだ音声ガイドを聴きながら、大阪の観光スポット、歴史スポットなどを巡っていただき、大阪の魅力を再発見していただく、全く新しい「まちあるき」のシステムです。
というものである。現在、「レトロ中之島タイムトラベル」「真田幸村と大阪の陣」「上方落語の舞台を歩く」という3つのコースがある。
 今回は、「真田幸村と大阪の陣」のコースを回った with 博学の美人。上方講談四代目旭堂南陵の音声ガイドを聞きながらのまちめぐりである。途中でこの写真のような真田幸村の碑にも巡り合ったりして、歴史にはあまり詳しくない私には興味深いものだった。連れの博学の美人にはちょっともの足りない内容だったようだったけれど...。
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 このガイドで見て回るのは、「大阪冬の陣・夏の陣」にまつわる場所である。講談師旭堂南陵さんが語るお話には聞き入ってしまうのだが、よく考えると中身は戦、つまり殺し合いで、血なまぐさいことこの上ない。血を見ただけで卒倒しそうになる私には,実はものすごく気持ちの悪い話なのだ。いちおう,私のご先祖様は武士ということになっているので、生まれてくる時代を間違えていれば、私自身がとても情けないことになっていたはずだ。それはともかく、この血なまぐさい殺し合いをしていた武士の規範としてあったのが「武士道」というものだとしたら、「 なんだかなあ 」と思いながら私は歩いていた。
 真田幸村が生きていた戦国時代に「武士道」の考え方が完成したわけでもなく,武士の役割も時代とともに変化したことは知っているが、基本的には武士というものは主従関係を基に、主人が何かあれば自らの身を差し出すということを前提に成立つ身分だ。つまり,主人から領地などをもらう代わりに主人のために殺し合いをいとわぬという階級である。しかも初期の頃を除き、武士階級は何の生産力も持たない支配階級であった。そして男子のみの身分である。つまり,とっても特殊な立場にあるほんの一握りの人々からなる階級なのだ。
 世の中には「武士道」といったものをもてはやす人がいるけれども、こんな武士の状況を考えてみると、そんなにありがたがるものでもないと思うのだ。また,「武士道」というものを日本人の心に流れている通奏低音のように語る人もいるけれども、本当にそうなのかは怪しい。むろん,当時と今とでは社会通念も全く異なる。だから,当時の考え方としては何も批判すべきものではないが、歴史は歴史としてみればよいと思うのである。現代には現代にふさわしいものの捉え方があるはずだ。美人の連れが披露してくれた博識に上の空では決してなかったのだが、こんなことをそぞろ考えていた。

******************
 大阪のとある地下鉄の駅でこんな注意書きを見た。
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携帯用の防犯ブザーを駅が貸してくれるとは驚いた。大阪の町と人間は面白いと思うのだけれど、治安は予想以上に悪いようだ。
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by hiroi22 | 2007-11-23 23:17 | じっと思う

沖縄旅行

 というわけで(どういうわけだか)、休暇を取って沖縄に行ってきました。旅行といっても、いわゆるパッケージ・ツアーです。この時期に沖縄旅行を選んだのは、一つは暖かいということ、もう一つは持病の花粉症から逃れたかったという理由です。パッケージ・ツアーにしたのは、沖縄にはまだ行ったことがなかったので、あれこれ行き場所を思案することなく一通りの観光地が回れるのではないかと期待したからです。
 実は、このパッケージ・ツアーなる形態の旅行は、私自身はあまり経験したことがなかったのです。その点、今回の旅行は珍しくもあり、期待はずれでもありました。
 「珍しかった」のは、第一に、ガイドさんの旗の下で団体旅行だったということ。これは高校の修学旅行以来だから、もう相当珍しいことです。それから、団体といっても、いろいろな人たちが集まっていたということ。少し足の不自由なおばあさんを手助けしながら、旅に参加した初老の女性の3人組。林真理子を思わせる風貌のおばさんとその息子(まさか若いツバメ?)らしき二人連れ。そして、何かにつけワーワーキャーキャー嬌声を発する若い女性ばかりの2グループ。観光旅行だけでも“非日常”ですが、何だか“人生の縮図”を思わせる人々が一堂に会して旅を続けたというのは滅多に体験出来ることではありません。
 若い女性のグループは元気が良いというか、うるさいというか....。まあ、華やかではありました。しかし、その元気な彼女たちも、バスの中でガイドさんが沖縄の基地の話をし始めると、静かになって寝息を立てていました。大変分かりやすい反応です。
 「期待はずれ」だったのは、このツアーがほとんど「おみやげ屋さん歴訪ツアー」であったということです。もちろんパンフレットにはそんなことは書いていません。「伝統工芸の○○見学」とかなんと書いてあるのです。そして、実際にその現地に赴くと、解説をしてくれる人がいます。しかし、彼らの解説は長くても5分ぐらいで終わります。その「解説」が終わればさっさと我々をおみやげ屋さんに誘導します。バスの中でも安心は出来ません。今年横浜ベイスターズにトレードされた工藤投手を浅黒くしたようなおじさんが突如バスに乗り込んできて、自身の土産物屋の商品紹介と即売会をしてくれました。まったく、商魂逞しいと言わねばなりません。まあ、旅行会社にしてみれば、この「お土産屋歴訪」があるからこのツアーが成り立っているのだというのでしょうね。
 とはいえ、観光旅行らしい側面がないわけではありません。沖縄における戦争の悲惨さを物語る「ひめゆりの塔」にも行きました。
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ガイドさんから悲しい話を聞いて、一同しゅんとなってしまいましたが、その「ひめゆりの塔」のそばにこんな(↓)注意書きが。まったく不届きな人間はどこにでもいるものです。
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「ひめゆりの塔」は米軍との沖縄戦で亡くなった女学校の生徒の悲惨なお話ですが、その「ひめゆりの塔」のそばにこんな店がありました(↓)。
d0007533_22584436.jpg
どんな店をどこに出そうと勝手ですが、場所が場所だけにデリカシーのないことだと思ったのでした。

 旅行全体を通して天候にも恵まれた旅ではありました。きっと日頃の行いが良かったのでしょう。
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by hiroi22 | 2007-03-24 00:08

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