ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

タグ:亀田親子 ( 9 ) タグの人気記事

壊れた人達

 ボクシングの世界一を決めるはずの世界タイトルマッチ,その試合で目を疑う光景が繰り広げられていた.チャンピオンの内藤選手を投げ倒してグローブでサミング(目つぶし),度重なるローブロー,果ては相手を抱え上げて放り投げようとまでしたのだ.とんでもない反則だ.世界タイトルマッチ,いやボクシングを冒涜しているといってもよい.こんな不祥事をしでかした亀田大毅選手と,それをそそのかした父でトレーナーの史郎氏らに厳しい処分が下されたのは当然だろう.
 彼らに関しては十分すぎるほどの批判が渦巻いているので,もうあまり言うまい.私としても過去にこのblogで,一ボクシングファンとして批判してきた言葉で十分と思っている.ただし,今回の反則についての父史郎氏の弁明「あの反則は故意ではなかった」は耳を疑う.彼は「故意」という言葉の意味を知らないのか?それともこんな言い訳が通用するとでも思っているのか?今更ながらだが,彼の精神構造を疑う.
 また,この件ではTBSの日曜日の朝の番組でゲスト出演していた内藤選手に対して,高橋ジョージという歌手(?)が“ボクシング通”のような顔をして「(内藤選手が)なぜもっと打ち合わなかったのだ?」と批判めいた発言したのには怒りを覚えた.一体あの試合のどこを見ていたのか?それと,今までどういうボクシングを見ていたのかね?
 あの試合では,チャンピオンは的確にパンチを浴びせ試合の主導権を取っていた.だからこそ大差の判定になったのだ.それを「もっと打ち合え」だって?彼もどこか壊れているのだろう. 
 今回の騒ぎではTBSも厳しい批判にさらされている.報道機関としての姿勢までもが問われている.これについては,以前
TBSは壊れたか?(2006.8.3)
で書いたTBS批判の文章を再び掲げておこう.
 こういうアホな企画自身はもちろんのことだが、こういうことを組織として通してしまったことを問題視したい。こういう愚にもつかないことは、組織として決まったのだが、実際は最初にどこぞのボンクラが言い出したものだろう。それはいい。どこにでも一人や二人どうしようもないのはいるのだから。問題はなぜこれが最終決定となってしまったのかということだ。TBSにも見識のある人間は多いだろう。彼らは何をしていたのか?発言出来なかったのか?発言しても無視されたのか?いずれにしても、放送組織としてのTBSに大きな問題があることを露呈してしまったと思う。

[PR]
by hiroi22 | 2007-10-17 00:22 | ずっと思う

スポーツ観戦の一日

 3月24日(土)はなんとまあスポーツ中継の多い日だったことよ。まず、プロ野球パ・リーグが開幕。日ハムのダルビッシュ有投手にほれぼれ。若いし、ハーフのイケメンで足も長い。ピッチングも素晴らしい。天は二物も三物も彼に与えたようである。ダルビッシュ君よ、もてるだろうがお嫁さんは慎重に選ぼう。続いて大相撲の朝青龍ー白鵬戦を見る。押し込まれた状態から、とっさに体を入れ替えた朝青龍の反射神経は凄い。その大相撲が終わって1時間後の7時からはサッカーとボクシングの同時進行が始まった。CMごとにチャンネルを入れ替えるのが忙しい。
 亀田興毅対エベラルド・モラレス戦は亀田興毅の判定勝ちに終わった。前々回の試合と違い、今回の判定勝ちは文句のつけようがないものだったが、今朝の新聞の見出しを見ると、辛口だったし、本人の談話も試合内容に不満を述べたものが掲載されていた。しかし、私は世界ランカー相手に文句のない判定勝ちをおさめたのだから、一定の評価を与えてよいと思う。本人の気持ちとしてKO勝ち出来なかったことに不満があるのは理解出来るが、世界の有力選手相手に簡単にKO勝ち出来るものでもない。ともかくも、この試合は彼が今のフライ級で世界に伍する実力を持っているということを証明した試合であったと思う。
 ただし試合運びについては検討の余地があろう。新聞などで指摘されているように、今回のガードを固めて低姿勢で接近するこれまでの「亀田式スタイル」が最適だったかどうかは疑わしい。前回のタイトル戦と同じく、アップ・ライトスタイルでアウトボクシングをする方が、彼のスピードを生かした戦い方が出来たのではないだろうか。ただ、今回の相手はリーチが長いことが亀田陣営としては気になり、従来の戦法に戻したのかも知れないが。
 上にも述べたように、今回の勝利で亀田興毅が世界王座を争える実力を持っていることが証明された。ただし、チャンピオンになれるかどうかは運次第だ。かつてF原田は「黄金のバンタム」エデル・ジョフレに挑戦し、戦前の圧倒的不利の予想を覆して勝利を収めて世界チャンピオンとなった。しかし、そのF原田はタイトル戦の前にあるボクサーによってマットに沈められている。原田を倒したボクサーとは、「ロープ際の魔術師」と呼ばれていたジョー・メデルであった。ところがメデルは、その当時十分な実力がありながら、タイトルに挑戦したのがエデル・ジョフレの最盛期であったためにチャンピオンになれなかったのである。つまり、チャンピオンと挑戦者の「実力の波」の状態によっては、偉大なチャンピオン、実力十分な挑戦者であっても負ける可能性はあるのだ。亀田の狙うWBC王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)は強いチャンピオンと聞く。両者の「実力の波」次第では亀田にも十分チャンスはあるだろう。彼の挑戦時期に「実力の波」の状態がどのようになっているかは神のみぞ知ることではあるが。
 もう一つの注目すべき試合、サッカー日本代表対ペルー戦。試合は2−0で日本代表の勝利、しかも中村俊輔選手と高原選手が活躍するという、ファンにとっては満足すべき結果となった。また、試合内容も終始ボールをコントロールして、日本ペースでおこなわれたように見えた。サッカーはまったく素人なのだが、新聞などの記事もおおむね好意的なものが多かったようだ。ところがオシム監督は手放しで喜んでいないようで、
 普段は「選手にマイナスの影響を与える」と個人評価を控えるオシム監督が、この夜はあえて中村俊を「もっとプレーのスピードを上げなければ」と評した。「終盤、若手を入れた方がスピードが出た。あれが日本の目指す方向だ」とも付け加えた。
という記事にもあるようになかなか厳しい見方をしているようだ。日本代表を預かる監督としては楽観的な見方も出来ないかなと感じていたのだが、あるblogの記事;
オシム代表の異物だった俊輔
を読んでウムと唸ってしまった。このblogの分析が正しいのかどうかは判断出来ないが、実に説得力のある解説である。サッカー観戦もとても奥が深いのだ。
[PR]
by hiroi22 | 2007-03-25 12:44 | じっと思う

クレバーだった亀田陣営

 最初からポイントをかせいで判定勝ちに持ち込む作戦だったのだろう。足を使って距離を置き、リーチ差を生かして相手の射程距離外から自分の攻撃を仕掛けた。この結果相手に有効打を許さず、僅差ながらも着実にラウンドごとに加点して逃げ切った。昨日の亀田興毅の防衛戦の印象だ。相手ランダエタのフットワークを分析して取った作戦が見事にあたったと言えよう。亀田陣営のクレバーさが相手を優った一戦だった。
 「安全運転だった」という声もあるかも知れない。しかし、ボクシングに「安全運転」などない。「安全運転」でタイトルを防衛出来るのも実力があってのことだ。亀田興毅は予想外にアウトボクシングをうまくやってのけたと思う。序盤こそランダエタのカウンターのボディブローなどを浴びていたが、中盤以降は更に足を使って距離を取り、完全に相手の射程距離外から攻撃を仕掛けていた。一方のランダエタは追う足と迫力に欠けた戦いだった。亀田興毅の決定的な有効打があったというわけではないが、現在の判定基準からは2〜3ポイントは彼の勝ちとなる内容だった。ただし、亀田興毅に最終ラウンドの反則による減点を除いてフルマークをつけた審判はいただけない。こんな審判が揃えば、アウトボクシングの選手は楽だ。
 距離を置いて、ある種「安心感」のある体勢だっただけに、スリリングとは言い難い試合だった。世界戦にしては凡戦とも言える。ただ、それだけ亀田陣営としては、なりふり構わず勝敗にこだわったのだろう。

 それにしても実況アナウンサーの絶叫と身びいきは何とかならんのか?不快だ。亀田のパンチには大声を上げても、相手のパンチは無視だもんなぁ。昔の話だが、本多当一郎アナは冷静・的確な実況だった。いつからこんな風になってしまったんだろう。
[PR]
by hiroi22 | 2006-12-21 21:37 | じっと思う

明日の世界戦

 いよいよ明日は因縁の再戦(亀田興毅VSランダエタ)である。前回(8月)に続いて無責任かつ気楽な予想を書く。「予想」といっても、彼らの公開スパーリングを見たわけでもないので、前の試合からの「想像」と言ってもよいかも知れない。
 前回の試合から亀田興毅が順調にそのボクシングの実力を伸ばしているのなら、亀田興毅が有利と見られる。しかし、私はまず、精神的な面からランダエタが有利と見る。あの試合後の亀田親子へのバッシングは猛烈だった。それが今回の試合への力になればよいが、私は逆にプレッシャーになると見る。また、前回の試合では、ダウンを奪われたこともさることながら、終盤ではKO寸前まで追い込まれた展開であった。これは亀田興毅にとっておそらく初めての恐ろしい経験であったろう。この試合による「ランダエタへの恐怖心」あるいは「劣等感」は勝負に大きく影響すると考える。もう一つ、今回減量の方法やファイティングスタイルを変えた(変える予定)というもの不安材料だ。
 ファイティングスタイルについては、この記事によれば、
ガードを固めて前へ出るだけの「亀田スタイル」を捨て、フットワークを使いながら右ジャブを多用し、出入りのボクシングに取り組んできた。
とある。「フットワークを使いながら右ジャブを多用し」というのは、ある意味オーソドックスな戦い方で、この戦い方で悪いわけではない。しかし、ランダエタのような経験のある選手に対して通用するほど亀田興毅がこのスタイルをマスターしているかどうかが問題である。中途半端な形で戦えば、むしろこのようなスタイルの相手に対して戦い慣れたランダエタ選手の格好の餌食となるだろう。
[PR]
by hiroi22 | 2006-12-19 21:43 | じっと思う

オシムジャパンに期待する and 亀田親子

 格下相手のホームでの親善試合。勝つ要素は揃っているが、そんなときでもなかなかうまくいかなかった印象が強いジーコジャパンだった。ところが、昨日のオシムジャパンは違っていた。見ていて楽しく、そして危なげないサッカーだった。
 メンバーは入れ替わったにしても、日本代表チームは6月のW杯とは全然違うサッカーをしていた。勝負どころでは、実に効果的な動きをする。たった数日の練習でこうも変わるものか?この試合を見ながら、
オシムジャパンでW杯を戦っていたら....
とサッカーファンはみんな思ったはずだ。
 オシム監督は若い頃、サッカー選手になるか数学者になるかを迷ったという。数学者を目指すほどの知性から発せられる言葉が選手たちを変えているのだろう。工夫に満ちた練習など、教育者として優れていることも改めて示された。サッカーに対する高い見識はもちろんのこと、民族紛争など数々の苦難の経験により得られた優しさも持った人物だと思う。それは、試合中に日本の若い指導者とディスカッションする姿にも現れていた。

 サッカーのコーチ陣だけでなく、ついでに、あの亀田親子もちょっと叩き直してくれんかのぅ....何だか知性のかけらも感じられないんですけど...亀田父 vs やくみつる

 たったこれだけで期待以上のものを見せてくれた。これで日本のサッカーファンの信頼感を勝ち取ったと思う。これからが本当に楽しみである。
[PR]
by hiroi22 | 2006-08-10 22:27 | じっと思う

TBSは壊れたか?

 昨日の今日なので、まだ怒りがおさまらない、亀田興毅のタイトルマッチ。亀田興毅のインタビューの記事がさらに火をつける。
 ただ3日の一夜明け会見で亀田は相変わらず強気な態度を貫いた。「ダウンはおれ流のサプライズや。3階級制覇が目標だし、次につながる」と笑顔。批判の声は「何でも言うたらええよ。次はもっと進化する。豪快にKOするよ」と意に介していない様子だった。
 うーん、今までのビックマウスは人気取りのパフォーマンスだと思っていたが、これを読むとそうじゃないようだ。相手のランダエタに対するrespectはまったく感じられないし、コメントにしても本当に自分勝手で幼稚なものだ。謙虚さも反省も一切見られない。あんまりこういうことは言いたくないけど、
こいつは少しボクシングが出来る単なるチンピラじゃないか。ただ同じ日本に住んでいるというだけで、どうして彼に肩入れするのか?
 今朝の新聞のスポーツ欄を見て唸ってしまった。亀田興毅は日本で3番目に若くして「世界チャンピオン」になったという。そこにはファイティング原田、大場政夫、具志堅用高といったボクシングファンにとっては“神聖ニシテ ヲカスベカラズ”といった名前が並んでいる。彼らと同じステージに彼が並ぶことは堪え難い。
 ファイティング原田があるときボクシングのすばらしさをこう述べていた。
さっきまで必死で殴り合っていても、試合終了のゴングが鳴ればお互いの健闘を讃え合って抱き合うんです。ボクシングというのはそういうすばらしい男のスポーツなんです。
昨日の試合、苦戦する彼を見ていてこの言葉を思い出していた。強かったランダエタ、試合が終わったとき亀田興毅はどういう態度に出るかと見ていた。最終ラウンドのゴングが鳴り、試合が終わったとき、ランダエタは当然のように亀田に抱きついた。しかし、亀田興毅はただ両手を弱々しく上げて自分の勝利をアピールしただけだった。ランダエタと試合を讃え合う気持ちは感じられなかった。彼はスポーツ選手として基本的なことが欠けていると断定する。
 こんな亀田一家を全面的にバックアップするTBSは一体どうなってるのか。きのうのblogで「TV局の思惑がかかわった判定」と書いたが、これは“あれだけ試合の前から、亀田一家をヨイショする番組を垂れ流したのだから、あっさり負けてもらってはTBSも格好がつかないだろう”といった程度の意味だった。しかし、うかつにも事情はもっと深刻だったことを見落としていた。
 昨日の試合の数日前に、TBSは大晦日恒例のレコード大賞の放送をその前日の12月30日に変更することを発表していた。そして、大晦日には亀田興毅の初防衛戦を中継する予定であるという。つまり、世界ランキング第1位とのランダエタの決定戦の前に防衛戦の予定を組んでいたということだ。まったくファンを馬鹿にするにもほどがある。
 こういうアホな企画自身はもちろんのことだが、こういうことを組織として通してしまったことを問題視したい。こういう愚にもつかないことは、組織として決まったのだが、実際は最初にどこぞのボンクラが言い出したものだろう。それはいい。どこにでも一人や二人どうしようもないのはいるのだから。問題はなぜこれが最終決定となってしまったのかということだ。TBSにも見識のある人間は多いだろう。彼らは何をしていたのか?発言出来なかったのか?発言しても無視されたのか?いずれにしても、放送組織としてのTBSに大きな問題があることを露呈してしまったと思う。
 最後にもう一度昨日のことを繰り返すが、
勝利が決まってから「コウキコール」を叫んだ横浜アリーナの観衆よ 情けないぞ。
いくらまわりが煽られようが、付和雷同してはいけない。ダメなものはダメという勇気が必要だ。
[PR]
by hiroi22 | 2006-08-03 23:02 | じっと思う

TV局が作る世界チャンピオン

 ボクシングの判定にホームタウン・ディシジョン(地元判定)というのはつきものだ。気持ちの良いものではない。それにTV局の思惑、情報操作がかかわってくると、さらに後味が悪くなる。亀田興毅の判定勝ちで終わった今日のタイトルマッチの正直な感想である。明らかにおかしな判定だ。亀田興毅は3ポイントは負けていただろう。この判定には、ここでおめおめと彼に負けてもらうわけにはどうしてもいかないTV局の意志が働いたのかも知れない。
 昨日ランダエタ vs 亀田興毅戦を予想したが、やはり相手を見ないで予想するのは無謀であったと思った。どんな勝負でもそうだが、相手があっての試合だ。自分の思い通りにはいかない。第1Rで亀田興毅もそれを思い知らされたのではないか。ダウンのことではない。そこに至る戦い方だ。それまで1Rでこれほどパンチを受けたのは、彼にとって初めてではなかったか。その戸惑いが第1R終了間際のダウンにつながったと思う。
 亀田興毅自身はよく戦った。経験の浅く、しかも妙な期待がかかった状態で、このダウンは精神的に相当なダメージになったはずだ。それをパニックならずよく持ちこたえたと思う。だが、試合は終始ランダエタが支配していた。彼本来のスタイルだったのかそれとも亀田対策の作戦だったのか、ランダエタはつかず離れずという距離で、亀田のスピードをうまく殺し、亀田のガードをかいくぐってパンチを放っていた。特に試合の中盤と終盤に見せた集中打は見事だった。しかし、亀田はダウン寸前に追い込まれながらよく耐えた。亀田興毅を勝ちにした判定は明らかにおかしいが、それは亀田興毅の責任ではない。彼はこの状況でよく戦ったと言うべきだろう。やはり日頃の精進のなせる技か。

 こういう中継では、アナウンサーは日本人びいきの放送をし、解説者は日本人選手に甘いコメントと採点をするものだ。ところが今日の放送では、試合終了間際には「倒れないで最後まで立っていたのは立派」といった趣旨の発言が解説者の一人から出る始末で、勝敗については半ばあきらめているという状態だったのだ。こんな状態にもかかわらずこの判定なのだから、そのひどさが分かる。
 ひどいといえば、今日の観客もそうだ。きちんと見ていれば勝者はどちらか明らかだろう。それに対してこのような判定が出たならば、歓声や拍手ではなく
猛烈なブーイング
で答えなければいけないのだ!それが懸命に戦った選手への礼儀というものだろう。
[PR]
by hiroi22 | 2006-08-02 23:25 | じっと思う

明日の亀田興毅の世界戦

 明日は、このブログの検索ワードランキング上位を走る亀田興毅の世界戦だ。どうなるか占ってみようと思う。
 明日の試合、ベネズエラのファン・ランダエタとWBA世界ライトフライ級の王座をかけて戦う。相手のファン・ランダエタはもともと一つ軽いクラスのミニマム級の選手でそのクラスの元世界王者だが、現在はWBA世界ライトフライ級第1位。戦績は20勝(16KO)3敗1分けであるから、決して弱い相手ではない。ただし亀田興毅がフライ級からウエイトを一つ落としたことで、体格的には亀田興毅が断然有利だ。
 以前にも書いたが、その態度についての好き嫌いは別にして、私は亀田選手の実力は高く評価している。今回はそれに加えて体格的にも有利なので、亀田選手が勝利する確率は相当高いと思う。ただ、あまり断定的なことが言えないのは、相手のファン・ランダエタ選手のことがよく分からないからだ。ミニマム級時代に新井田豊とのタイトルマッチで判定負けをしたようだが、強い印象はない(もとよりTV中継があったのか疑わしい)。だからどんな戦い方をするのかまったく分からない。
 ボクシングの試合は、ときに双方の選手の戦い方の相性が試合の流れを左右することがある。ベテランの選手ならともかく、亀田選手のような新人の場合、自分のスタイルに合わない相手にペースを握られ不本意な結果に終わる可能性もある。それに、ファン・ランダエタがミニマム級としては非常に高いKO率というのも不気味だ。しかも早い回でのKO勝ちが多い。どういう戦い方でKOまで持っていったのか気になるところだ。(彼の戦績はこちらで確認出来る。)
 こういった不確定要素はあるのだが、初めに書いたように亀田興毅選手の実力は高いと見ているので、彼に7分の利はあると見る。スピードもあり、ディフェンスも確かのものを持っていると思うので、負けるという状況を想像することは難しい。KO勝ち出来るかどうかは分からないが、よほどのことがない限り勝利をつかむのではないか。
 もっとも、不安材料がないわけではない。例えば減量によるコンディションの不調。彼のような若い育ち盛りの選手が、普段より軽いクラスで戦う時には常につきまとう不安だ。また、初めての世界タイトルマッチのプレッシャーによって実力が発揮出来ないetc. ボクシングの試合は生き物であるから、どのようなことで大逆転が起きるか分からない。それだから面白いのだけれど。だが、そういうことが起こる可能性は低く、亀田興毅がチャンピオンになるというのが予想である。
[PR]
by hiroi22 | 2006-08-01 23:39 | じっと思う

私も亀田兄弟は嫌いです.しかし・・・

 生まれてこのかた,殴り合いの喧嘩なんぞはしたこともないし見たこともないのだけど,ボクシングは好きである.しかし,近頃人気(?)の亀田兄弟は嫌いである.プロなので多少のショーマンシップはやむを得ないとしても,礼儀,特に相手に対する態度が悪すぎる.見ていて不快である.もう少しスポーツマンらしい態度は出来ないのか.もっとも,それを許す周りの大人にも問題があるけれど.
 この亀田兄弟に対する具志堅用高氏の批判で揉めているという.
<ボクシング>協栄ジム会長が具志堅氏に反論 亀田3兄弟で
 何でも,毎日新聞に掲載された具志堅用高氏の亀田兄弟批判に,所属の協栄ジムと亀田兄弟の父親が怒りの会見をしたそうである.具志堅用高氏の批判の記事;闘論:亀田3兄弟ブーム 原功氏/具志堅用高氏によれば,
 亀田興毅君のここ何試合かは、内容は悪い。パンチできっちり倒したのではなく、相手が棄権したり、ローブローだったり、レフェリーが止めたり。ボクシングを普段見ない人は、KO(TKO)で勝ったら「強いのね」と思ってしまうけど、我々元ボクサーや現役選手で、彼を本当に強いと思っている人がどれだけいるだろうか。
また,
 弱い外国人とばかり対戦しているのに、日本や東洋太平洋のランキングに押し込んだ日本ボクシングコミッション(JBC)にも問題がある。日本選手と戦わず、本来のフライ級はWBA、WBC(世界ボクシング評議会)とも王者が強いこともあり、1階級下げて空位の王座決定戦に出る。金をかければ、そんなに簡単に世界挑戦できるのか。ボクシングの歴史から見たら、この現状は何だ。今度挑戦するWBAライトフライ級王座はかつて僕が持っていたタイトルだけど、彼と一緒にされたら困る。
と世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級2位、亀田興毅選手の実力・ランキングに疑問を呈している.具志堅氏の後半の批判は
 みんなに愛される選手になってほしい。今はチヤホヤされても、引退後はどうなるのか。会見や計量で相手をにらみつけたり、挑発するような言動は慎むべきだ。ボクシングは選手が命がけで戦う素晴らしいスポーツ。ボクサーはリングの外では紳士であるべきで、やっていいことと悪いことがある。協栄ジムは教育すべきだ。二男は試合後にリング上で歌うけど、僕がJBCにやめさせるよう求めたら「テレビ局の意向だから」。特別扱いせず、やめさせないといけない。
とあり,最初に書いたように,これは私の意見とも一致していて,その通りだと思う.これに対して,前半の彼の実力に対する見解は私とは異なる.
 冒頭に書いたように,私はボクシングは好きで長く見ている.しかし,亀田興毅選手のようなパフォーマンスは大嫌いなので,こういう選手は強くない,負けて欲しいというのが願望である.だから彼がデビュー当初,わけの分からないタイ人選手たちと戦って勝っても,うさんくさい目で見ていた.しかし,ここ数試合の内容を見て見方を変えた.亀田興毅の実力は認めざるを得ない.スピードとパンチの切れは申し分ないが,もっとも評価しているのはディフェンスだ.うまくヘッドスリップでパンチをかわすことが出来るのはトレーニングの賜物だろう.勝った相手も具志堅氏が言うような弱い相手では決してない.世界ランキング2位でタイトルマッチに挑む実力はあると見る.不安といえば,今まで圧勝の連続で,強い相手の強いパンチを浴びていないことか.そういうパンチを受けたり,顔面をカットした時に平常心でいられるかどうか.
 もっとも,世界戦ともなるとプレッシャーは並大抵なものではないだろうから,実力はあっても勝敗は未知数だ.しかし,何度も言うが,勝っても負けてもあの態度はいただけない.相手に対する思いやりがなければ真の強者とは言えないぞ.
[PR]
by hiroi22 | 2006-06-29 23:25 | ずっと思う

ブログパーツ

  • →:次の記事へ
  • ←:前の記事へ
  • Home:このページの先頭へ
  • End:最後の記事へ

最新のトラックバック

「オバマファクター」米国..
from 米流時評
シティバンク危機脱出!連..
from 米流時評
経済氷河期に春一番? C..
from 米流時評
警告!北朝鮮が即時臨戦態..
from 米流時評
作家フォーサイス 次の小..
from 米流時評
「事実は小説よりも奇なり..
from 米流時評
オバマのマンモス再生予算..
from 米流時評
ウォール街の真冬はいつま..
from 米流時評
ウォール街ブリザード!ダ..
from 米流時評
自由への厚い扉/エジプト..
from 米流時評

リンク

タグ

(119)
(60)
(49)
(45)
(45)
(39)
(32)
(26)
(26)
(24)
(16)
(15)
(14)
(12)
(10)
(9)
(8)
(8)
(5)
(2)

ライフログ


青の時代


オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える


風味絶佳


Antonio Carlos Jobim's Finest Hour


セゴビアの芸術

カテゴリ

全体
じっと思う
ずっと思う
Macintosh
iPhone

検索

以前の記事

2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
more...

人気ジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧