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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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とりあえず関京戦と甲子園ボウルをNHKへ

 私はこれでもアメリカンフットボール,特に学生のアメリカンフットボールのファンである.今でこそ関東圏に住んでいて観戦の機会は激減しているが,かつて関西に在住していたときには,シーズンともなればスタジアムに足を運んだものである.今ではどうか知らないが,アメフトは当時は関西ではもっとも人気のあるアマチュアスポーツであった.観客数も多く,競技人口も多かった.ところが近年人気が低迷して,競技人口が減っているそうである.そのため,人気挽回の策として甲子園ボウルのオープン化が決まったと伝えられている.オープン化とは,つまり,これまで関西と関東の一部リーグの覇者で戦われていた甲子園ボウルを北海道,東北,北陸,中四国など全国の大学リーグの覇者のトーナメントの決勝として甲子園ボウルを開催するという案である.
 ずいぶんと乱暴な案である.なぜかと言うと,名古屋北陸以西では関西1部リーグ以外の中四国とかのリーグは2部リーグと位置づけられているからだ.つまり,これらのリーグの一位の選ばれたチームが関西1部リーグの入れ替え戦に出場資格を得るというシステムだったのだ.今度の案ではそれらの格下のチームが関西1部リーグの覇者と(同等ではないが)同じトーナメントにいきなり出場するのである.
 アメリカンフットボールは体力・戦術の総合力が問われるスポーツだ.また,防具をつけているとはいえ,激しいコンタクトがあり,危険なスポーツである.したがって,実力差が極端にあるチームの試合は大差になってつまらないし,選手にとって危険でもある.このオープン化が人気回復の起爆剤になるかどうかは分からないが,私はあまり賛成しない.
 人気回復のためには,個人的には,甲子園ボウルの中継をNHKに戻し,関京戦などの関西リーグの好カードをやはりNHKの全国放送で流す努力をすべきだと思う.甲子園ボウルはかつてはNHK(教育TV)が放映していたのだが,あるとき,スポンサーを得たためだろうが,民放に放映権が移ってしまった.するとどういうことが起こったか?フットボールの試合が得点シーンを中心としたダイジェストになってしまったのだ.アメフトというのは戦術が重要なのは先に述べたが,試合全体を通しての戦術,プレーが組まれている.したがって,得点というものにはそれに導く様々なプレーが存在する.それらを見なければ,本当に楽しんだとは言えない.むしろ底の浅い観戦になってしまい,弊害が多い.こういったプレーを見せるには完全中継しかない.これは民放には難しい.特に人気が低迷している現状では不可能である.甲子園ボウルを管轄している関西協会さんよ,放映権料は安いかも知れないが,長い目で見て希望のあるNHKに放送してもらうように働きかけなさい!
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by hiroi22 | 2009-04-27 23:46 | ずっと思う

多分私はひねくれ者

 今日は大きなスポーツイベントが朝から目白押しだった。まず午前中から全国高校駅伝女子、続いて午後から男子とアメフトの甲子園ボウル。息つく暇もなくガンバ大阪の出るサッカークラブ世界第3位決定戦。それが終わったらM1グランプリを横目にサッカー世界一決定戦。日がな一日テレビの前にどっかり座り込んでしまった。このたくさんのイベントのうち、高校駅伝に「感動した」という私の知人がいる。でもね、このひねくれ者のおじさんはそうは思わないのである。
 私は高校駅伝は好きである。毎年この時期には楽しみにしている。区間によってランナーの力の差を考えてハラハラどきどき観戦できる駅伝の方が、たった一人が走るマラソンよりも好きである。ところが今年は妙なルール変更があった。「外国人留学生は最長区間の1区を走ってはいけない」というものだ。従来からケニヤなどからの留学生の扱いは問題だった。彼らと日本の選手の力の差が大きすぎるのだ。NHKで全国放送される駅伝で高校の名前を挙げようと留学生を多く抱えて出場する、そんな事態は大会の趣旨から好ましくないことは理解できる。だからこそ外国人留学生のメンバーは1名までと制限していることもやむを得ないのかなと思う。しかし「最長区間は走らせない」とはあきれる。
”長い距離を走られては日本人高校生と差がつきすぎてお手上げである。だからもっと短い距離を走らせよう。”
きっとこういう風に主催者のお偉方は考えたのだろう(それ以外に理由が思いつかん)。そうだとするとあまりにもセコい。それにスポーツマンらしくない。日本人高校生に「キミタチは遅いので彼らにまともに立ち向かうのは無理」と最初から匙を投げた格好だ。こういう考えは気に入らないね、わたしは。「同じ高校生だ。思い切ってぶつかれ。」となぜ励まさないのか。
 実際、外国人留学生が走らなかった「花の一区」は今年はどうだったか。薄々予想していた通り、男女ともお互いに牽制し合ってスローペースの非常につまらない展開だった。外国人留学生が走っていた去年までなら、彼らがレースをぐいぐい引っ張って日本人高校生ランナーが必死で追いすがるというアクティブな展開であったが、日本人ばかりだと皆が冒険しないスローペースに落ち入ってしまった。元気はつらつたる高校生達なのだが、心の中では
ここで飛び出して目標にされて順位を落としたらどうしよう
という消極的な考えが支配していたんだろうなあ。いかにも「出る杭は打たれる」という日本的な風景で、失望しながら見ていた今年の高校駅伝であった。
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by hiroi22 | 2008-12-21 22:44 | じっと思う

引退かぁ・・・

 女子マラソンの高橋尚子選手が引退を発表した.
Excite エキサイト : スポーツニュース:<高橋尚子引退>会見で表明「完全燃焼、さわやかな気持ち」
 今後も市民ランナーとして走るということらしいので,「引退」と言われてもピンとこなかった.プロ野球のようにレギュラーポジションがあるわけじゃないし,マラソンなんて,走るチャンスが見つかれば走れば良いのではないかと思ったりしたのだ.なにもわざわざ「引退します!」なんて宣言する必要もあるまいと思っていた.でも,彼女は「プロ」だったんだ.そうなると難しい話になる.専属スタッフも抱えているようだし,期待された結果が残せないことには立ち行かなくなるんだろう.だから,こういう会見で一区切りをつける意味はあったのだろう.一昔のように純粋アマチュアだとここまで改まった記者会見も必要なかったんじゃないかとも思うが,一方,彼女ほどの実績がある選手はそういうこともないかも知れないとも思う.しかし,プロでなかったら選手寿命が延びていたのではないかなあ.ただし,その場合は成績とのトレードオフがあったかも知れない.
 形のあるものは必ずくずれる,名選手も必ず力が落ちて消え去る.
 とまあ,いろいろ想う秋の夜長である.
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by hiroi22 | 2008-10-30 00:51 | じっと思う

相撲協会は批判に耐えうる組織なのか--again

 以下は、昨年の9月12日に書いたことですが、再び抜粋を載せます。「だから言ったじゃないの」と言いたいのです。

 私はこのblogで,例の「朝青龍問題」で相撲協会の対応を批判してきた.その中で,心に引っかかっていたのは,「いったい相撲協会のお偉方というのはどれほどの判断力,経験,問題対処能力を持った人達なんだろうか?」ということだ.彼らは現役時代番付の上位を経験した元力士たちばかりである.しかし「名選手必ずしも名監督ならず」ではないが,相撲が強かったからというだけでは,組織を運営出来る能力に長けてるとはいえまい.
 現在の北の湖理事長は,現役時代のしこ名で親方を名乗ることが許されるほどの大相撲の功労者ではあるが,彼は中学を卒業後すぐに三保ガ関部屋に入門している.つまり,人間形成期から一貫して相撲界という特殊な世界に身を置いてきた人なのである.今回のことも含めた一連の騒動の対処を見ると,彼は大相撲というものをマネジメントする人間としては不適格であると断定せざるを得ないのである.
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by hiroi22 | 2008-09-07 22:35 | ずっと思う

喧騒の影で・・・

 福田首相退陣のニュースで大騒ぎになっているが、重要度は置いといて、その影で見落とせないニュースがこれ。
バラバラ岡田ジャパン、流通経大に負けた
 岡田ジャパン、本当に大丈夫?6日にW杯アジア最終予選初戦のバーレーン戦を控える日本代表は国内合宿最終日の1日、千葉県内で流通経済大と練習試合(30分×2本)を行い、0―1で敗れた。合宿で再確認した守備をテーマに試合に臨んだが、バラバラの連係で大学生相手に屈辱的な敗戦。2日の敵地への出発を前に、大きな不安を露呈した。

 え?!大学生に日本代表が負けてしまったって?しかも、内容もひどかったようである。
 流通経大は前日31日に天皇杯の茨城県代表決定戦を戦ったばかり。しかも本来の4―4―2ではなく、仮想バーレーンとして(1)3―5―2(2)GKが持ったらロングボールを蹴る(3)中盤はマンマークでプレッシャーをかける――という制約付きだった。そんな相手に圧倒され、後半21分にはサイドを崩されて決勝点。敵将・中野監督もさすがに「これから戦いに行く代表としては迫力がなかった。これが代表の姿と思うとどうなんだろう」と心配したほど。指揮官は「今までやってきたことが生きてないわけじゃない。現れていないだけ」と話したが、DF中沢は「行く場所がバラバラ。ウルグアイ戦に続いてプレスがかからないので、まずいという雰囲気になっている」と深刻に受け止めた。
 大学生チームというだけでなく、前日に天皇杯の茨城県代表決定戦を戦ったばかりのコンディション、さらに本来のプレーを封じて戦ってくれたチームに完敗とは・・・・。これはひょっとして流通経済大の方が強いってことかい!?
 以前にも書いたけど、私は岡田監督は評価していない。今度のオマーン戦が引き分け以下なら岡田監督更迭を決断すべきだと思っている。

過ちを改むるに憚ることなかれ (2008/3/29)

 白状すれば、私の岡田監督への不信感は根が深いのである。10年前にさかのぼる。ワールドカップフランス大会の出場で日本中が騒いでいる時に、彼の薦める本を見たことがある。それは、
山本七平の「空気の研究」
だった。それを見て
こらあかんわ
と思ったのである。こんなえー加減かつ子供だましの論理を操るおっさんの本を推奨するとは、こいつは底が浅い!とワタクシ的に看破したのであった。
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by hiroi22 | 2008-09-02 23:22 | じっと思う

ライスボウル

 アメリカンフットボールファン,特に関西大学アメリカンフットボールリーグのファンにとって関学というのは特別な存在だ.「特別」というよりも「恐ろしい」と言った方が当たっているかもしれない.(余談だが、関東ではまれに「関学=関東学院大」という”アレレな”ことになっていることがある.)
 関学には付属の中学・高校にアメリカンフットボール部があり,大学のアメリカンフットボール部はその経験者をずらりと揃えることができる.日本ではとってもマイナーなスポーツ、アメリカンフットボールでは経験者というのはとても貴重である.この点から、関学は強いアドバンテージをずっと持っている.しかし、アメフトにおいて関学が最も優れているのは、私の見る所、その強力なコーチングスタッフにある.アメフトは戦略のスポーツである.様々なシチュエーションで時間とフィールドをコントロールして最善の選択をしなければならない.そのためには事前に行なう対戦相手のスカウティングと,試合においての的確な判断が求められる.長年関西の大学アメリカンフットボールを引っ張ってきた関学にはそれをやってのける強力なOB・スタッフが常に揃っている.彼らは試合全体を見渡せるスポッター席から試合中に的確なプレーコールをサイドラインに送るのだ.経験ある選手と優秀なコーチ陣,この総合力が関学の強みであり、これまで幾度となく関西のチームはこの総合力の前に煮え湯を飲まされてきたのだ.選手の身体能力だけでは関学に勝てないのだ.
 で,今回の松下電工インパルス対関学ファイターズのライスボウル.私の予想は松下電工インパルスが有利と見ていた.従来からの守備の強さに加えて、今年は立命館OBのQB高田のオフェンスが強力.このため攻守ともにバランスがよい強いチームになっていた.これでは,いかに試合巧者の関学といえども勝つのは難しいと見ていたのだ.ただし、接戦にはなると思っていた.試合展開の予想としては,前半は地力に優る松下が先行し,後半関学の攻守が松下のプレーにアジャストして,追い上げを見せ猛追するが、高田の攻撃力が松下電工をなんとか勝利に導くというものだった.ただし、前半松下電工のリードが14点ぐらいでは関学に逆転されると思っていた.松下電工が勝つには前半で21点差以上、出来れば大量リードで関学の戦意を喪失させるぐらいが必要と考えていた.少しばかり関学の追い上げを過大評価しているように見えるかもしれないが、長年にわたり関学の「恐ろしさ」を見せつけられていた私の正直な予想であった.
 実際の試合は松下電工が関学を52―38で破ったが,私の予想がおおむね適中したと満足している.「適中」したのは勝敗ではなく,前半松下電工がリードして後半関学が猛追した試合展開である.「おおむね」と言ったのは,度重なるターンオーバーがなければ、関学が勝っていたかも知れないからだ.結果として、前半終了間際のインターセプトタッチダウンが関学の命取りになったと思う.ゴール前まで攻め込んでおきながら,タッチダウンを狙ったパスがインターセプトされ,そのまま相手のタッチダウンになってしまった.このため31対3という28点差で前半を終えてしまったのである.勝負事に「タラレバ」は禁句だが,後半に一時は7点差に迫った関学としては、もしあのタッチダウンがなければ,計算上は同点に追いついていたことになり,試合のモメンタムは完全に関学側に傾いていたことだろう.
 
 来年は主力の4年生が抜けるが,相変わらず関学は強いだろう.ただし、立命館には悪いけど,関西リーグを盛り上げるには京大の復活が必要だと思っている.かつて甲子園ボウルで日大のショットガンを打ち倒した京大だから,ショットガン対策には長けているはずだ.満員札止めの関京戦をまた見たいんだけどねぇ・・・
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by hiroi22 | 2008-01-03 23:00 | ずっと思う

甲子園ボウル

 今回は日曜日に行なわれた甲子園ボウルの感想である.でも,アメリカンフットボールに興味のある人向け.

 関学対日大の甲子園ボウルを見た.深夜枠で中継録画であったが眠気が吹っ飛んだ.まるでアニメを見ているような凄い試合だった.41−38の3点差で関学の勝利.しかし,試合を決めた最後の逆転タッチダウンは終了3秒前に決まっり,それも関学の第4ダウンの攻撃.現実にこんな試合になったことは,見ていなければウソだと思うだろう.

 始まる前から,「赤と青の対戦」ともてはやされた試合だった.赤=日大,青=関学.これまで嫌というほど甲子園ボウルの対戦があったが,ここ最近は日大が入れ替え戦の危機に陥るほどの不振で甲子園ボウルどころではなかった.今シーズンはその日大が名門を立て直して久々の対戦が実現したのだ.
 試合前はこの試合はそんなに期待はしていなかった.日大=故篠武監督のスパルタ練習というイメージでいけ好かないチームだったし,何より久々に甲子園ボウル登場ということで,実力的には関学が一枚上だと思っていたからだ.関学というのはアメリカンフットボールの作戦に長けた試合運びのうまいチームだ.甲子園ボウルで試合運びで実力以上の結果を出すことはあっても,自分より実力が下のチームに取りこぼしをするような試合にはならないだろうと思っていた.しかし,試合を見て驚いた.日大の守備ラインが凄い.大きくて速い.前半は予想に反して点が入らない.10−10で折り返した.

 両チームのフォーメーションはショットガンである.QBがセンターの5,6ヤード後方に位置することは両チームとも同じだが,RBの位置が少し違う.日大はRBがQBのさらに後方にセットする.関学はRBはQBの少しだけ後方にセットして,ほぼ並んでいると言ってもいい位置である.私は最近あまりアメリカンフットボール,特に学生のそれは見る機会がない.そのせいか,両チームのフォーメーションには少し驚いた.篠竹監督直伝のショットガンVともかけ離れている.
 ClassicalなIフォーメーションやTフォーメーションではFBのダイブプレーという武器がある.これが基本となって様々なランニングプレーが展開される.QBがスクリメージラインのはるか後方に位置するショットガンではこの武器が使えない.したがって守備側にランニングプレーをアジャストされやすいという欠点があった.過去ショットガンを使うチームは,ランニングプレーにおいてこの欠点をどう克服するかに腐心していたように思う.例えば,RBをQBとセンターの中間に置いて,センターからのダイレクトスナップでダイブプレーを行なうということもあった.ところがこの両チーム,特に日大のショットガンはこのクイックヒットによるランプレーはもう完全に放棄したフォーメーションだ.この点に関しては開き直っているといってもよいかもしれない.
 実際に展開されるランニングプレーでは,QBはRBに直接ハンドオフして走らせるという単純なものだったが,常にプレーアクションパスを警戒しなければならないということ,QBのフェイクの巧みさ,RBのスピードとオフェンスラインの能力で進んでいるように見えた.他方,このフォーメーションでオプションプレーは難しい.まあ,その裏のパスプレーがあるのだろうけれど,オプションプレーはあまり有効には見えなかった.個人的には,カレッジフットボールらしいオプションプレーや,ラン&シュートが好きなのだが,ともあれショットガンはショットガンで進化していることが見て取れた.

 試合の後半は点の取り合いになった.これは両チームのオフェンスが相手のデフェンスを分析して,後半にその弱点を突いたこともあろうが,デフェンスの疲労ということも大きかったと思う.QBが後方からパスを投げるショットガンでは,デフェンス,特にラインはQBに対してプレッシャーをかけることを毎回要求される.そのために通常のオフェンスのフォーメーションよりもさらに長い距離を突進する.これはかなりスタミナを使う守備になる.しかも,この試合はリーグ戦よりも長い1Q15分である.ただし,そういうことを考慮に入れても,日大のオフェンス人は最高のパフォーマンスを見せた.関学に10点差を付けられた直後のキックオフリターンでTDをあげたRB金(こん)のスピードには目を見張った.自陣奥深くからストリークに走るWR秋山への大胆な逆転TDパスは関学デフェンスの度肝を抜いたことだろう.また,最後のTDとなったリバースのトリックプレーは,これに引っかかった関学の守備としてはややお粗末の感を免れないが,スペシャルプレーとしてまんまと決まった.
 しかし,相手がこれだけのプレーをしても最後に勝ってしまうのが関学のいやらしく,かつフットボールをよく知っている戦い方といえるかもしれない.それを演出したQB三原の冷静なプレーぶりは驚嘆するしかない.こういう選手を信頼しての関学逆転のシナリオが書かれたのだろう.その信頼に応えるのもさすがである.

 とにかくよい試合を見せてくれた両チームの健闘を讃えたい.しかしTV局はいけない.深夜枠は諦めるとしても,得点シーンを中心に編集するというのはやめて欲しい.フットボールは作戦の競技である.得点できないシリーズにも意味がある.全プレーノーカットで放送して欲しい.なにしろ「毎日」甲子園ボウルなのであるから.もし,そういう放送が無理ならば,関西協会は放送権をNHKに戻すべきだ.
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by hiroi22 | 2007-12-19 01:03 | じっと思う

たまにはこういうことも言っておくべきなんでしょう

 あ〜あ、日本シリーズも終わってしまいました。ワールドシリーズもお先に終わったし、アジアシリーズが控えてるといっても、もう一つ気乗りがしない野球ファンの私です。で、その日本シリーズの最終戦の采配の批判について落合監督が一言言ったそうです。
Excite エキサイト : スポーツニュース:山井交代で「言わせておけ」 一夜明けて落合監督
 中日の53年ぶりの日本一達成から一夜明けた2日、落合博満監督は少し眠そうな表情で午後からナゴヤドームで報道各社の取材をこなした。日本一の実感を問われたが「別にない。次をもう考えている。アジアシリーズがあるじゃない」。完全試合まであと3人だった山井を交代させたことへの批判にも「ベンチの中のことは知らないだろ。言いたい人には言わせておけばいい」と意に介していなかった。
 落合監督の言うことはチームの勝敗の最終責任者として100%正論。しかし一方、ぶっちゃけて言えば「それを言っちゃあおしまいよ」発言でもある。野球でもサッカーでもそうだが、素人から評論家まで--無責任は承知の上で--あれこれ言うから面白いのだ。それについて現場の責任者たる監督が批判めいたことを言ってもらってはやや興ざめではある。ただし落合監督もこんなことは十分理解しての発言だと思う。日本一になった勢いもあるだろうが、無責任な発言には一度は釘を刺しておかないといけないという考えもあったのかもしれない。

 プロ野球の監督というものに、具体的にどんな資質が求められるのか私は知らないけれども、落合監督は間違いなく名監督だろう(ポストシーズンで中日にあっさり負けてしまった阪神のファンとしては悔しい)。かつて落合監督は、就任1年目の春季キャンプで、いきなり紅白戦をした。私はこれを見て、
「落合監督も自分の思い込みを選手に押しつけるタイプの監督なのだろう。これでは成功するまい。」
とその当時思っていた。つまり、彼も「名選手必ずしも名監督にあらず」の典型例だと思っていたのだ。だが、この見方は見事に外されてしまった。トータルのバランスが取れた今年の中日はいいチームだ。これを作り上げて優勝に導いた手腕には脱帽である。

それにしても、中日の二遊間の守備は鉄壁だ。呆れてしまう。シーズン中から一体何本のヒットが失われたことか!彼らのプロとしての技術には驚嘆せざるを得ないが、まったくいまいましい!
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by hiroi22 | 2007-11-03 00:53 | じっと思う

果てしなき妄想

 先週末大阪に立ち寄った際に,関西学生アメリカンフットボールリーグの母校の試合を観戦した.これまでも,出張などで関西に行く機会は多かったにもかかわらず,なぜか母校の試合の日程とは合わず,観戦の機会を逃していたのだが,今回はうまい具合に母校の試合日とマッチしていたので,いそいそと早めに当日家を出て試合を楽しんだ次第である.試合自体もライバルを見事完封して快勝.急いで飛行機に乗ってやってきた甲斐があったというものである.
d0007533_1112893.jpg

 今でこそヤワな私だが,ひょっとしたらアメリカンフットボールをしていたかもしれないのだ.中学,高校時代と野球をかじっていたせいで,(足は遅かったが)肩は強かった.そのため,大学入学後のスポーツテストの「ソフトボール投げ」では”抜群の”記録をたたき出した.この記録が当時(そして今でもそうだが)優秀な部員集めに躍起になっていたアメフト部の目にとまり,当然のごとく数人の部員が私を勧誘にやってきたのである.その強い勧誘に少しは心を動かされたのだけれど,結局一度もグランドに足を運ばずに終わってしまった.確たる理由は覚えていないが,大学に入って右往左往している状態で,何かを決めるということに消極的になっていたのも一因かもしれない.

 誰にでも,これまでの人生の中で,良きにつけ悪しきにつけ「あの時ああしていれば」と振り返ることはいくつかあると思う.私の中ではこの体験はその一つである.アメリカンフットボールは,卒業後母校がのし上がってきて,その面白さがわかったスポーツなのだが,もしも,あの時グランドに足を運んで,あの楕円球を思い切り投げていたら,瞬時にその魅力に取り憑かれていたかもしれない.そして,花形選手,名QBとして華々しく活躍したかもしれないのである.そうなれば,観客席から試合を見るのではなく,今頃はサイドラインからヘッドコーチとして選手を叱咤激励していた可能性だってある.それに,たくさんの女性ファンに囲まれてバラ色の学生生活を送れたかもしれない.そして,そのファンの中でとびきりの美人と結婚していたかもしれない.いやいや,きっとそうだ.ガハハ

 かくして,都合の良い妄想は果てしなく広がるのである.
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by hiroi22 | 2007-10-20 01:50 | ずっと思う

相撲界--事の重大さの認識

 大変なことが起きてしまった.時津風部屋の17歳の若者が「稽古」という名の暴行を受けて亡くなってしまったのだ.
兄弟子が金属バットで暴行 時津風部屋の力士死亡事件
 この記事によれば,
 大相撲の時津風部屋の力士、時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=が兄弟子らから暴行を受け、死亡した事件で、兄弟子の1人が「金属バットで斉藤さんを殴った」と愛知県警に話していることが26日、分かった。金属バットの使用は、斉藤さんが死亡した6月26日当日のしごきや暴行の際だったとみられ、県警は経緯などを詳しく捜査している。
 別の記事には,時津風親方自身もこの暴行に関与したことが明言されている.
 時津風部屋といえば,あの69連勝の双葉山が親方であった由緒ある相撲部屋だ.双葉山自身、時津風理事長として相撲界に貢献した人だし,そのあとを継いだ大関豊山も理事長になっている.伝統ある時津風部屋でこのような不祥事が起こるとはどういう事なんだろうか.

 例の「朝青龍事件」とそれにまつわる対応で,私は相撲界を強く批判した.
体育会系の荒っぽさじゃダメだ
相撲協会は批判に耐えうる組織なのか
 批判の一つは,体育会系の「精神論」ですべてを解決しようとする姿勢であり,もう一つは相撲界の伝統的無批判な体質である.はからずも,この事件でもう一度このことを想起せざるを得ないことになってしまった.しかし,一人の若者の尊い命を奪ってしまったという事態に至ったからには,外部からの批判云々よりも,まず相撲界が自らこのことを重く受け止め,再びこのようなことが起こらないような決意と対策を表明すべきであろう.
 ところが,今のところ北の湖理事長にはそのような切迫感は見受けられない.

警察の捜査に任せてる 暴行・死亡事件で理事長
 日本相撲協会の北の湖理事長は26日、時津風部屋の力士が兄弟子から暴行を受けて死亡した事件で「警察の捜査中なのでお任せしている。親方本人が捜査に協力するのが一番だ」と捜査の行方を見守る姿勢を示した。協会は27日午後、定例の理事会、師匠会を開く。時津風親方は師匠会を欠席する見通し。時津風一門の伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)は「親方からは以前に事情を聴いている」と慎重に話した。
 今回の事件は明らかに相撲界に巣食う慢性的な問題が引き起こしたものだ.他のプロスポーツで,このような形で人の命が亡くなるという事は聞いたことがないし,ありえないだろう.相撲協会の最高責任者として,北の湖理事長はこのことを真剣に考え,再発防止にリーダーシップをとるべきである.しかし,残念ながら上のコメントを見る限りまるで他人事である.これではだめだ.
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by hiroi22 | 2007-09-26 22:07 | ずっと思う

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