ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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喧騒の影で・・・

 福田首相退陣のニュースで大騒ぎになっているが、重要度は置いといて、その影で見落とせないニュースがこれ。
バラバラ岡田ジャパン、流通経大に負けた
 岡田ジャパン、本当に大丈夫?6日にW杯アジア最終予選初戦のバーレーン戦を控える日本代表は国内合宿最終日の1日、千葉県内で流通経済大と練習試合(30分×2本)を行い、0―1で敗れた。合宿で再確認した守備をテーマに試合に臨んだが、バラバラの連係で大学生相手に屈辱的な敗戦。2日の敵地への出発を前に、大きな不安を露呈した。

 え?!大学生に日本代表が負けてしまったって?しかも、内容もひどかったようである。
 流通経大は前日31日に天皇杯の茨城県代表決定戦を戦ったばかり。しかも本来の4―4―2ではなく、仮想バーレーンとして(1)3―5―2(2)GKが持ったらロングボールを蹴る(3)中盤はマンマークでプレッシャーをかける――という制約付きだった。そんな相手に圧倒され、後半21分にはサイドを崩されて決勝点。敵将・中野監督もさすがに「これから戦いに行く代表としては迫力がなかった。これが代表の姿と思うとどうなんだろう」と心配したほど。指揮官は「今までやってきたことが生きてないわけじゃない。現れていないだけ」と話したが、DF中沢は「行く場所がバラバラ。ウルグアイ戦に続いてプレスがかからないので、まずいという雰囲気になっている」と深刻に受け止めた。
 大学生チームというだけでなく、前日に天皇杯の茨城県代表決定戦を戦ったばかりのコンディション、さらに本来のプレーを封じて戦ってくれたチームに完敗とは・・・・。これはひょっとして流通経済大の方が強いってことかい!?
 以前にも書いたけど、私は岡田監督は評価していない。今度のオマーン戦が引き分け以下なら岡田監督更迭を決断すべきだと思っている。

過ちを改むるに憚ることなかれ (2008/3/29)

 白状すれば、私の岡田監督への不信感は根が深いのである。10年前にさかのぼる。ワールドカップフランス大会の出場で日本中が騒いでいる時に、彼の薦める本を見たことがある。それは、
山本七平の「空気の研究」
だった。それを見て
こらあかんわ
と思ったのである。こんなえー加減かつ子供だましの論理を操るおっさんの本を推奨するとは、こいつは底が浅い!とワタクシ的に看破したのであった。
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by hiroi22 | 2008-09-02 23:22 | じっと思う

野球とサッカーの代表監督

 暑い.しかし夏らしくて私は好きだ.ただし、今年はお盆休みもなく忙しいのが困る.暑さよりもそちらの方がキツい.というわけでblogの更新もままならない.

 オリンピックもたけなわなので,スポーツについて考えることも多くなっているので,例によって書き留める.
 野球とサッカーの代表監督の話である.野球とサッカーは団体競技ではあるが,両者はその性格はだいぶ異なる.野球の方は,打者と投手が居ずまいを正して「いざ、勝負」と始まり,得点も走者が決められた走路を進むことによって加点される.サッカーはせわしなくボールが動き,点が入るシーンも様々だ.代表監督にしても,選手をピックアップする哲学は両者で全く異なると思う.ちょっとそれを書いてみる.
 代表選考については,野球の方が簡単ではないかと思う.選考基準がはっきりしていると言うべきかも知れない.選考基準は,投手にせよ野手にせよ成績が第一である.監督の個人的な哲学で最終的なメンバーについての任意性は残っているが,シーズン中の数字が悪い選手は候補にも挙がらないだろう.最終選考またはその直前の候補選手たちは誰が監督になって選んでも大差はないと思われる.
 これがサッカーとなると、一筋縄ではいかないと思う.まず、個人として数字に表れる成績が少ない.ゴール数だアシスト数だといっても,それはチームの中の話である.チーム構成が変わった時にでも同じ数字が残せるという保証はない.ゴールキーパーなどの守備陣に対しては,そのように目に見える数字すらない.代表選考においては,選手個々の能力を見極める力と監督自身が持つチームに対する考え方が代表選考の拠り所になっているのだろう.
 実際の試合での采配となると,今度は野球の監督の方が悩みどころが多くなる.打順,投手の起用から始まって,試合中の様々なシチュエーションに応じて判断すべきことが多くなる.他方、サッカーの試合においては野球ほど監督の采配が前面に出ることはないと思われる.90分間で交代が許されるのはたった3人だし,どんな指示を出しても選手が動かなければ無意味だからである.逆に言えば、選手を選んだ段階である程度戦略・ゲームプランは見えているはずである.無論、監督の采配で勝敗が動くこともあろうが、それは野球に比べるとはるかに少ないだろう.つまり、代表チームにあっては,野球では試合に臨んでの作戦によって,サッカーでは選手選考がチームの力を決めると思うのである.

 オリンピックでは早々に日本の男子サッカーは姿を消した.これは個人的には,ちょっと相手が強すぎた,不運な組に入ってしまったと考える.他方、野球は戦前の意気込みとは裏腹に,今日は韓国に負けて2勝2敗という成績になっている.この成績が日本の実力として不本意なものとすれば,上に述べたことから試合の臨んでの采配ということが問題になるのだが,どうも今回は選手選考そのものに疑問がつくとずっと思っている.星野監督の「お友達コーチ陣」も何だか頼りないのだけれど....まあ、負けたから批判しているようで心持ちが良くないので,今回はこれ以上はコメントしないことにする.
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by hiroi22 | 2008-08-17 00:51 | ずっと思う

サッカーとは思い通りにいかぬものだが

 日本が完勝したオマーンとの第1戦は所用で見られなかったが,敵地で行なわれた第2戦はしっかり見た.暑さによる動きの悪さはあったが,どう見てもサッカーのレベルは日本が上.それでも結果は1ー1のドロー,それもPKを楢崎が止めなければ負けていたかも知れないのだからサッカーはわからない.
 ボールの支配率は日本が圧倒していた.前半の早い時間に相手に隙をつかれて失点したが,焦らず攻撃を重ねていけば決定機は何度も訪れるだろうと高をくくっていた.が,どうも期待したほどチャンスは訪れない.後半に何とか同点に追いついたがPKによってである.流れるようなパス回しからシュートを決めたわけではない.後半相手の足が止まっているのだが,日本の攻撃で得点の期待を抱かせるものが少ない.もやもやした気持ちが残った一戦だった.
 次のタイ戦でよもや負けることはないだろう.引き分けたとしても,バーレーンがオマーンに引き分けか勝てばほぼ日本の3次予選突破が決まる.日本がタイに勝ってしまえばそれでもよい.そういう意味では敵地での引き分けは1歩前進で悪い結果ではないが,なんだかスッキリしない.
 サッカーはプレイヤーもボールも常に動いている.だから,いくら能力の高い選手ばかりを集めてもちょっとしたタイミングのずれでプレーがうまくいかないことがある.逆に苦戦をしていても思わぬ偶然で得点してしまうことだってある.したがって結果は大事とはいえ,結果論だけで全てを語れないのだけれど,見ていて「あー!惜しかったなー」と感じる攻撃が少なすぎたのは問題じゃないのかなあ〜 それとキリンカップの2戦とも日本代表は後半になると,相手に比べて運動量が落ちるのが気になる.最終予選に向けてセーブしているのだろうか....
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by hiroi22 | 2008-06-09 22:17 | じっと思う

試合が始まる前にとりあえず書き留める

 今日はキリンカップサッカー,日本対コートジボワール戦が行なわれる.キリンカップは招待試合なので日本チームにとって有利な条件であることは毎年のことだが,今年はそれが特に強く感じられる.
 アフリカから遠来のコートジボワールは既に一昨日パラグアイとの試合を行ない,中1日おいての試合という強行スケジュールが組まれている.ホームである日本チームに初戦で勝たせたいという気持ちはわかるが,単なる親善試合で,これほどコンディションに差をつけるようなやり方は試合そのものの意味を失わせるのではないのか.しかもコートジボワールは主力の一部が不参加で,戦力的にBクラスと見られているのだ.
 僕は岡田ジャパンになって,日本チームは弱くなったと思っている.これは僕がオシムファンであるということを割り引いてでもである.チームとしての連動した動きは明らかに劣っている.チームとして動く指示はあるのかも知れないが,それが発揮されていない.他方,ジーコジャパンのように個人の突破力を前面に押し出しているのかというと,そういう人選でもないし,そのような戦術も見られない.結局のところ方向性が見えない.したがってワールドカップ予選も不安が一杯である.
 そういう観点から,今回のキリンカップは楽しみにしていた.チーム構成も一から練り直したようだし,岡田ニュージャパンの実力を見たいと思っていた.だが,上のような理由で少なくとも今晩の試合は評価の対象とはならないだろう.今回の本番は27日のパラグアイ戦ということになる.そこでどんなパフォーマンスを見せてくれるか見届けよう.
 もっとも,今晩のコートジボワール戦で苦戦したり引き分けたりしたら(負けはないだろうけど)大変だ.
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by hiroi22 | 2008-05-24 15:42 | じっと思う

過ちを改むるに憚ることなかれ

 何の話かと言えば,サッカー日本代表の話である.バーレーンにアウェイとはいえ0ー1で負けた.それも完敗といってよいものだった.ワールドカップの予選では最終予選以外で日本が負けたのは19年ぶりというから,これはただ事ではない.日本代表にはほとんどチャンスらしいチャンスはなく,格下と見られていたバーレーンは逆に際どいシュートを連発していた.実際のゲームを見ていても,ロングボールを蹴る場面が多く,これが1年前までボールをスピード豊かに回してゴールに迫ったチームであることが信じられないほどだった.
 岡田監督になってもうどれくらいになるのだろう.オシム前監督の病気による突然の就任ということと,当初はチーム作りが始まったばかりということで評価は手控えられたかも知れないが,この期に及んでもまだこんな試合をしているようでは厳しい批判を受けるのは当然だろう.今回の試合は準備期間もあり,ある程度チーム練習もできたはずだ.にもかかわらず,勝ち負け以前の内容が悪すぎる.
 もう一つ不満なのは,いまだにチーム作りの確たる方針が聞こえてこないことだ.伝えられるところでは,次のオマーン戦には中村俊輔ら海外組が招集されるという.しかし,これでは「とにかく実績のある選手で試合を作っていく」ということでしかない.現状はどうで,それを見てどういうチームを作るかのコンセプトなどありはしない.
 4チーム中上位2チームが勝ち上がる第3次予選で日本代表がよもや脱落するとは思えないが,今後のことを考えると岡田監督に見切りをつけて更迭し,早急に新しい監督を選ぶべきだ.過ちを改むるに憚ることなかれ.次期監督はもちろん
オシム前監督の復帰が理想.
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by hiroi22 | 2008-03-29 00:58 | じっと思う

東アジア選手権雑感

 東アジア選手権の最終戦で韓国と1ー1で引き分けたが,北朝鮮が地元中国に1−3で負けたこともあり2位.この大会の成績は1勝2分け.悪くはないが引き分けた2戦とも先取点をとられてのものだというのが気になる.追いつかれて惜しくも引き分けたというのではなく,何とか引き分けたという印象が残る.
 昨日の韓国戦は所用がありテレビで見ることはできなかったが,北朝鮮と中国とのゲームは今ひとつの戦いぶりだった.岡田ジャパンとして世界の強豪国と戦うためにどういうチームを目指しているのかが見えて来ない.個々のプレーについての作戦,戦術はあるのかも知れないが,もっと大きな視点からの大局的な戦略というものが見えない.オシム前監督のアクシデントからチームを引き継ぎ,新しいチーム作りの半ばだというハンディを考慮してもなおその感は否めない.チーム作りのメッセージが伝わってこないのだ.

 人が集まってごちゃごちゃしたサッカーをする,というのがこれまでの岡田ジャパンの試合を見た感想だ.ボールが大きく動かないので躍動感に欠け,見ている方にはあまり面白くない試合が続いている.どうしてもオシムジャパンと比較してしまうのだが,「人もボールも動く」を目指した方向性と相容れない戦術だ.これでは「日本人の特性(=敏捷性,規律の高さとインテリジェンス)を生かすサッカー」だったオシムジャパン--その哲学は基本的に支持されていたと思うのだが--その遺産は放棄され,むしろ「結局は個人の能力である」となり,ジーコジャパンに戻ってしまう.ドイツワールドカップで否定された日本代表の過ちが繰り返されるのであろうか.
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by hiroi22 | 2008-02-24 12:58 | じっと思う

オシムファンは心境複雑

 サッカー日本代表がボスビア・ヘルツェゴビナに3ー0で大勝した。本来ならば手放しで喜ぶべきところであるが、オシムファンの僕としては正直“とても複雑な心境”.
 オシムサッカーは花開こうとしていた。特に、昨年のエジプト戦は本当に日本は強いなあと感嘆した。それゆえ、オシム前監督が倒れたことはショックだったし、その偉大な前任者のアクシデントの後を引き継いだ岡田監督の勇気と決断には敬意を表したい気持ちである。
 でもね、何だかわだかまりがあるんだよ。あれだけの大病を患ったオシム前監督には、もう代表監督という激務と責任を求めるのは酷ということはわかっていても、今日のテレビでの姿を見ると心騒ぐのである。そう、理屈では分かっているのだけれど心が岡田ジャパンにはなびかないのだ。チリ戦の失望感のせいもあるけど、オシムの言葉を知ってしまうと、岡田監督の言葉が胸に響かない。ラグビーで使われていた「接近・ナントカ」という言い回しにしても、どうも違和感がある。ラグビーとサッカーは違うという以前に、こういう観念的な言い回しは好かんのである、ワタクシ的には。
 オシム前監督が具体的な構想のもとに具体的な練習で選手を鍛えたのだけれど、今の日本代表はどうなんだろう。まあ、このような素人の雑念を吹き飛ばす成績を残してくれればそれに越したことはないのだけれど。
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by hiroi22 | 2008-01-31 00:39 | じっと思う

素直にうれしいオシムの回復

 脳梗塞で倒れたオシム前日本代表監督の回復が伝えられた.
<オシム前監督>歩行訓練も始める…川淵会長が初めて見舞い
 この記事によれば、オシム前日本代表監督は左半身がやや不自由だが,それ以外は言語も含めて問題がない様子だ.いつものオシム節も健在なようで,ともかくもホッとした.
 日本代表には新たに岡田監督が決まった以上,オシム前日本代表監督が完全に回復しても代表監督に復帰することはあるまい(逆にそのような事態になれば、そのときは日本代表の大ピンチという情勢なのだろう).しかし、賢明なオシム氏のことだ,きっと何らかの形で日本サッカー界に貢献してくれることだろう.それがどんな形になるのか今から楽しみだ.

 年末にうれしいニュースが流れて気分がよろしい.祝杯でもあげたい気分だが,既にビールは飲んでしまったんだよな〜 今日は祝杯は諦めて、明日オシム氏の順調な回復を祈りつつほろ酔い気分を楽しむことにしよう.003.gif
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by hiroi22 | 2007-12-27 22:38 | じっと思う

オシムを祈る

 オシム日本代表監督が脳梗塞で倒れた。
<オシム監督>急性脳梗塞で入院 自宅でTV観戦後に倒れる
 日本サッカー協会は16日、日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が千葉県内の自宅で倒れ、順大浦安病院(千葉県浦安市)に入院したことを明らかにした。急性脳梗塞(こうそく)と診断され、集中治療室で治療を受けている。東京都内の同協会で記者会見した川淵三郎会長は「長期的な展望を話す段階ではない。命を取り留めてほしい」と涙を浮かべながら話し、深刻な状態を示唆した。
 声もない。このblogでライフログとして「オシムの言葉」を挙げているように、オシム監督には敬意を払ってきた。直接会ったことはもちろんないが、著書やインタビューでの発言,選手の言葉などを見聞して、彼を心から尊敬してきた。サッカー日本代表監督とではなく、尊敬すべき人として何とか一命を取り留めて欲しい気持ちで一杯だ。祈るしかない。
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by hiroi22 | 2007-11-16 21:57 | じっと思う

タイトルには違和感があるが....

 オシムジャパンが強豪カメルーンに2−0で勝利したが,勝ってよかったというよりも「カメルーンは強いわ」という感想が出てくる試合だった.日本のホームでどれだけ真剣だったかは不明だが,スピードという点で日本を上回っていると感じた.さすが,世界ランクが上位のチームだ.それはともかく,オシムの本「日本人よ!」(新潮社)について書く..
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 この本の帯には「自分に『誇り』を持とうじゃないか。」とある.本のタイトルと合わせて考えると,何だかオシムが日本のナショナリズムを持ち上げているのではないかと錯覚させる.内容はそんな代物ではない.そもそも,旧ユーゴスラビアで民族間の対立による悲劇を見てきたオシムが,単純に日本のナショナリズムを賛美するようなことを書くはずがない.実際この本には,日本賛美というより,むしろ我々日本人にとって耳の痛い事柄がここかしこに書かれている.しかし,この本の主題は日本の話ではない.サッカーに対するオシムの考え方が主題だ.したがってこの本のタイトルは不適切と言えよう.
 オシムは数学者になるかサッカー選手になるかで悩んだという.つまり彼自身には数学を志すほどの論理性があるのだ.実際,そのことはこの本の中にも随所に見られる.私の見る所,彼の論理は常にはっきりしている.まずは,ある事柄に関して基本原理をきちんと提示する.そして,その基本原理に基づき具体的な事柄について自分の考えを展開するのだ.したがって,話に説得力があり,結論とその理由が明快なのだ.
 例えば,この本でサッカーマスコミを批判する部分がある.その矛先は,例えば子供じみた質問である.通常,このような質問を批判する多くの人は,「馬鹿げた質問だ」と質問そのものを批判するだろう.オシムは「ジャーナリストはプロフェッショナルであれ」という基本原理を掲げる.そしてその原理に基づき「子供じみた質問」を批判するのである.もう少し言えば,プロフェッショナルとしてサッカーを理解しているのならば子供じみた質問の答えは自分自身で理解しなければならないと説く.したがって,そんな質問を発してはならないのだと.
 これは簡単なように見えるかも知れない.しかし,上に言及したように,私には多くの場合,人々は物事を批判するのに,その現象自体に拘泥して感情的に批判しているように思える.したがって,同じことを批判する人同士でも本当の理由は異なっている場合も多い.
 もう一つ,彼の考え方での特徴として,普遍性・客観性とのが挙げられる.具体的に日本のサッカーに関していえば,世界の中でone of themだということである.何も日本代表だけが特別な存在ではない.「日本代表」というだけでオートマチックに,例えばアジアの中で強豪であり続けるということが保証されていることではない.しかし,これは逆に言えば,他の国の代表についても当てはまるのだ.そして,そのone of themである日本代表が,特別な地位を占めるためには,人まねではなく,自らの独自性を生かす方法を模索しなければならないと主張するのである.

 この本はオシム自身のこのようなものの考え方の基本原則に,彼自身の長年にわたる深い経験に基づくサッカーへの洞察を織り込んで書かれている.だから再度言うが,本のタイトルは全く間違ったものなのである.また,冒頭に挙げた帯のコメントも誤解を招くものだと言わざるを得ない.この本の内容についての間違ったアピールである
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by hiroi22 | 2007-08-23 00:50 | じっと思う

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