ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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「高速道路無料化」についての覚え書き

 民主党のマニフェストにある「高速道路無料化」について思ったことを書いておこう.
 この「高速道路無料化」に賛成か反対かと問われれば,私は賛成と答える.私の知る限り,この案に対する反対意見は大きくわけて次の3つである.
1.財源.
2.無料化によって逆に渋滞することへの懸念.
3.地球温暖化防止に逆境する.
 1の財源を盾に取った反対論は与党・官僚側のお家芸だ.この反対論者,特に政権側に問いたいが,今までの彼らの「データ」なり「計算」「予測」といったものがどれだけ正しかったのか?自分たちの都合の良いデータ,資料で高速道路を建設し,赤字を垂れ流してきたのではなかったのか?したがって,そういう人々の言い分を鵜呑みには出来ないのである.財源云々の問題は,もっとトータルに「高速道路無料化」によって得られるメリットを冷静に判断すべきものだ.
 皆が使う道路が増えて渋滞が起こるという2の論点は非常におかしなものだ.首都圏や関西圏の一部の道路ではそれもあり得るかもしれないが,地方の道路でそれが起こりうるという判断はまったく妥当性がない.そんなことがあり得るのならば,逆にどうして「皆に使ってもらっては困る」そんな高速道路を高いお金を使って建設したのかということになる.そんな理屈が通るのなら,高速道路建設は自民党の道路族のためか,あるいは官僚の天下りのためだ言われても仕方があるまい.確かに純理論的に,道路が増えることが交通コストに逆作用することもあり得るのは知られている.しかしこういったことは部分的な現象であり,仮にそれが起こったとしても.それは無計画に高速道路を建設してきたツケでもある.「無料化か否か」という枠組みで論じるものではない.
 3に関しては一理あるだろう.私もアメリカのフリーウェイは何度も走った経験がある.これは確かに便利だが,このフリーウェイによってアメリカの公共交通が極めて貧しい状態にあることは言えると思う.高速道路無料化によって,年末年始あるいはお盆での新幹線の利用者の何割かが自動車利用に回るとすれば,環境と公共交通を支える企業にとって痛手になることは確かだ.結局この問題は,われわれの社会の交通体系をどうするかという問題であることに気づく.そして,今までそんな視点で高速道路は決して建設されてこなかった,だからこそ上に挙げた1.2のような批判がこれに反対する与党側から持ち出されてくるのだ.
 実際のところ,「無料化」によって生じる変化をどこまで把握出来るかは未知数だと思う.unknownパラメータが多く関与している複雑系になるだろうから.しかし,ともあれ,この閉塞した状況は一度ひっくり返さなければ何も進歩しないだろう.そう思うのである.
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by hiroi22 | 2009-07-30 22:04 | じっと思う

「お前が言うな」ですね

私は民主党のマニフェスト,全部きちんと読んだわけではないが,100%支持というわけではない.宗教団体の信者でもない限り,そんなことは当たり前である.しかし,教育面での支援など,あるべき方向性はとらえていると思っている.この民主党に対する与党の反応がこれだ:
Excite エキサイト : 政治ニュース:<民主マニフェスト>「ポピュリズムの極み」閣僚ら批判
 麻生太郎首相は28日午前の閣僚懇談会で、民主党のマニフェスト(政権公約)について、「特に安保・外交政策が極めて不安だ。このような民主党に政権を委ねるわけにはいかない」と、強く批判した。河村建夫官房長官は同懇談会で、各閣僚に民主党のマニフェストを精査し意見をまとめるよう指示した。

 各閣僚の閣議後会見でも批判が相次ぎ、甘利明行政改革担当相は税金の無駄遣いをやめることなどで財源を捻出(ねんしゅつ)するとした点に関し「ポピュリズムの極み。突然、何十兆円も捻出される魔法の種を教えてもらいたい」と語った。

 与謝野馨財務・金融担当相は「マクロの財政、経済政策が入っていない。極言すれば、選挙用のフライフィッシング」と痛烈に批判した。

 中曽根弘文外相は外交安全保障政策について「平和と安全をないがしろにする無責任極まりないもの。『現実的対応』という発言を聞いたが、自分たちの変節をどう説明するのか」と厳しく指摘。斉藤鉄夫環境相は、民主党が温室効果ガスの排出量を20年までに90年比で25%削減するとしたことについて「ガソリン税の暫定税率の廃止は方向が逆ではないか」と批判した。【坂口裕彦】
「ポピュリズムの極み。」というが,自らの政権延命のためにバラマキ予算を組んだのはどこの誰なんだい?ホント,よく言うよな〜 呆れた.「財源,財源」というが,自分らは与党で好き勝手に予算をバラマキに使ってたんじゃない.納税者から預かったお金を与党で赤字国債連発してでも勝手に使えるんだから「財源」の心配はないわなあ〜 
 批判は結構だが,それは自分たちの過去の行いを総括してからの話ではないか?「責任政党」と胸を張るのならば.
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by hiroi22 | 2009-07-28 22:24 | じっと思う

その後のiPhone顛末記

 このblogで先日,知人がiPhoneを買ったはいいが,メール関係でトラブってしまったことを書いた.その後どうなったということだが,結論から言うとトラブルは無事に解決され,彼女からのメールでは順調にiPhoneを使っている.これにはiPhoneの使いやすさもあるが,彼女の適応力が高かったことにもよる(と褒めておこう.このblogもチェックしていることだし 003.gif).たとえば,iPhone購入当初はメールアカウントはソフトバンクのものだけで,彼女が持っているGmailなどのアカウントをiPhoneに登録するつもりはないと言っていたのだが,今はちゃっかりと彼女の持っているアドレスを3,4個iPhoneに登録して,更にそれを一つにまとめるかどうかを悩んでいる.つまりiPhoneに相当ウェイトを置いたメールの取り扱いになってきたということだと思う.とはいえ,ここまでに成長出来たのは,助けを求めて駆け込んだAppleストアのやさしいおにぃ〜ちゃんの的確なアドバイスが役に立ったことは言うまでもない.

iPhoneを使い始めると,Macintosh(またはPC)を使う時間が減ってくる.メールのやり取りやインターネットは手許で出来るiPhoneで済ませることが多くなるからだ.しかも彼女のは3GSである.快適さはいうまでもない,と3Gの私は想像する.ただし,iPhoneにかけては1年先輩の私から見ればまだまだ使いこなしているとは言えない.たとえばGoogle mapなども,まだ単にGPSを使用して地図を表示して喜んでいるだけの使い方のようだ.すぐに使える経路検索なども便利だが,実はMap+検索+「連絡先」の連携は無敵なのである.それはいつか指南しなければなるまい.
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by hiroi22 | 2009-07-21 21:45 | Macintosh

そうだったのとガックリ

 毎日新聞のWebでこんなニュースを見た.
箕面大滝:光の涼 落差33m 大阪・箕面
 大阪府箕面市の箕面公園一帯で18日夜、夏恒例のライトアップが始まった。落差約33メートルの箕面大滝は、投光器4基のスポットライトで浮かび上がり、涼を求めて集まった人々を楽しませている。

 07年5月に開通した「箕面グリーンロード」のトンネル工事の影響などで水量が減り、わき水をポンプでくみ上げて川の上流に返していることから「人工滝」との批判もあるが、美しさは以前のままだ。ライトアップは8月31日までの毎日、日没~午後10時に行う。【武井澄人】
 知らない人には恐縮だが,大阪府中北部,とりわけ北摂に住んだことのある人間にとって「箕面の滝」はかなり有名だ.昔からこの滝を見に多くの人が箕面を訪れる.特に紅葉の頃が賑わう.阪急電車は最初「箕面有馬電気鉄道」と名乗っていたほどなのである.箕面の滝へは阪急箕面駅から歩く.子供の頃何度か訪れたが,けっこうな距離で子供の足ではかなりの運動になった記憶がある.それでショックだったのは
 07年5月に開通した「箕面グリーンロード」のトンネル工事の影響などで水量が減り、わき水をポンプでくみ上げて川の上流に返していることから「人工滝」との批判もあるが、
という事実だ.実はこの記事にある2007年の11月,久々に箕面に紅葉狩りに出かけたのだ.もちろん滝も見て,子供の頃に見た思い出に浸っていたのだが,どうもその頃には既に人口滝になっていたようである・・・だまされた・・・
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by hiroi22 | 2009-07-19 17:29 | じっと思う

ここに至っても見識のないバラマキ

 アメリカの高官が民主党の幹部と会談するなど,世の中の動きはもはや民主党政権を見越して動いているように見える.もちろん,いくら事前の情勢が有利とはいえ,これから選挙があるのだから確定した事態ではない.しかし,少なくとも来月以降も当然のように自民党が政権を担当するという仮定で物事を考えるべきではあるまい.ましてや麻生首相がこのまま政権を担当するというのはほとんどあり得ない想定なのだから,首相たるものはこの期に及んでは不要不急の事業について決裁するようなことはすべきではない.それが真の責任というものだろう.国民の税金を預かる最高権力者として,そんなことは当然の判断だと私は思うのだが,この国の内閣総理大臣はそうは思わないらしい.
 今日の朝日新聞の夕刊の小さなコラムに,今週末で応募が締め切りになる科学研究費の話が載っていた.何でも一件あたり90億の研究資金を30件ほどのプロジェクトに今後3〜5年間支給するというものだそうだ.総額は最大で約2700億円(!!).これをたった1ヶ月で決めるというのだ.その選考は政府の総合科学技術会議というところが中心だが,議長は麻生首相で,自ら「私の責任で決める」と述べているとのことだ.このコラムでは,こんなことを今の内閣が駆け込みで決めることではない.もっと長い期間をかけてじっくり選考すべきだと主張している.これには私も100%同意する.しかし,そもそもこの計画自体,麻生首相お得意のバラマキで,その適切性は疑わしいと思う.
 いったい麻生首相が科学技術研究にどれほど見識があるのだろうか.私はほとんどないと断言する.今回の1件当たり90億を30件,という計画自体どういった必然性があるのか彼には絶対に説明出来ないだろう.研究にはお金がかかる.しかし,お金を掛ける研究が質が高いというわけではない.必要な研究費の多寡は,研究の質ではなく研究の性格による.一般に実験系は理論系よりもお金がかかる.同じ実験系にしても研究対象の規模に研究費の額は左右される.今回の計画はすべての理論系と大半の実験系の研究を排除するものだ.社会科学系の学問は当然ながら想定外だろう.本当に年間90億も必要になる科学研究が日本にいくつあるのかは知らぬが,それが日本にとって必要な上位30の研究とはとても思えない.大した考えもなく,ただ自分が大きな予算配分を決めたという手柄が欲しいのだろう.つまり,目先の人気取りのために巨額の税金をばらまくことがまた行われようとしているのだ.それも今後5年間に渡ってだ.
 このコラムではオバマ大統領の方針も紹介されていた.全米科学財団に今回とほぼ同額の2800億円が配分されたそうであるが,その3分の2で既存の研究プログラムで,予算が足りずに却下されたものを救い上げるという.オバマ大統領と麻生首相とでは能力が違いすぎるのは重々認識しているが,地味ながらも足下を見たしっかりした予算の使い道で,毎度のことながら彼の健全さを実感してしまう.
 麻生首相は極端なことを言えば,自分の政権延命の人気取りのために税金を惜しげもなく使っているとしか私には思えない.「予算が足りずに却下されたものを救い上げる」などという地味で自分の宣伝にもならないようなことは,たとえそれが日本の科学研究にとって健全であっても,予算を振り分けるということは考えつきもしないのだろう.
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by hiroi22 | 2009-07-18 23:18 | じっと思う

知人がiPhoneを買ったことについての覚え書き

 私の知人(女性)がつい最近iPhoneを買った.iPhone 3GSの16G.色はホワイト.ところが最初からトラブってしまった.メールでつまずいたのだ.
 iPhoneを購入するとi.softbank.jpのメールアカウントがついてくる.しかし,この与えられたユーザー名やメールアドレスは意味の無い文字列なので,すぐに変更すべきものだ.しかし,iPhoneでのメールアカウントは自分で設定しないといけない.これはハードルが高い.Appleストアでは丁寧に説明をしながら設定してくれると聞くが,購入したのは量販店だったのでそこまでのサービスは望めなかった.購入日は私が同伴していたので,メールアカウントの設定はなんとか出来た.App Storeの登録も無事終わった.ところが彼女が自宅に帰って,メールアドレスを変更しようとしてトラブってしまった.
 iPhoneのメールはPCメールである.送受信サーバの設定が必要で,その設定がどこかおかしければメールはうまく働かない.iPhoneの場合そのサーバの設定が比較的分かりにくいところにある.私はじっさいにそのトラブルの具合を見ていないのだが,話を聞いた限りではそのあたりの設定がおかしいようだ.おそらくいろいろ試行錯誤している間にどこか狂ってしまったんだろう,彼女はApple直営店に駆け込むようだが,最初に思わぬ誤算を生じた.
 もう一つの誤算は英語のキーボードだ.彼女がキーボードを使うのを横で見ていると,誤ってキーを打つ場合が少なくない.別に彼女の指が特別大きいことでもないだろう.多分慣れの問題だと思うが,その誤りのせいでパスワードなどを誤る可能性が高くなる.これも無用なトラブルの原因となっている.私は左利きなのでiPhoneは左手で使っている.彼女は右手で使っている.ひょっとして右手で使う方が使いにくいのだろうか・・・

 私はあたらし物好きで,こういうガジェットは好きで,比較的順応しやすいタイプだから気づかなかったが,ほんの小さなことでも大きな障害となる場合があるんだと実感した次第.それに彼女がiPhoneを買う気になったのは,日頃から私がiPhoneを自慢していることもあるのだから,多少なりとも責任を感じてしまうのである.まあ,私は四六時中つきっきりで指南すれば進歩するだろうが,それは無理難題だし.
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by hiroi22 | 2009-07-16 00:56 | Macintosh

自民党は詰んでしまった

 いくら有利な状況でも悪手に悪手を重ねては相手の反撃に会い,ついには自分が詰んでしまう.悪い手を放っても冷静に対処すれば挽回は可能なのだが,悪手が悪手を呼んでどうしようもない状況になってしまう.将棋ではよくあることだ.これが安倍内閣から現在に至るまでの自民党の姿だ.今回の都議選の敗北でとうとう詰んでしまった.どういう手を考えても負けてしまう.
 例えば,麻生首相が衆議院を解散したとしよう.前回勝ちすぎた議席を大きく減らすばかりか,下手をすると歴史的大敗北を喫することさえある.自民党は瓦解するだろう.では,自民党が「麻生おろし」に成功した場合はどうか.これも歴代3人の首相を有権者の審判を仰がずにたらい回しにしてきたツケが効いている.たった2年間で信任されない首相を4名も許したことになる.そんなことはまったく支持されないだろう.ということで,これも来るべき選挙での大敗は確実だ.麻生首相の代わりに新しい人を選んでその人気を期待する向きもあるかもしれないが,これには東国原宮崎県知事を担ごうとした悪手が効いている.人気取りで有権者の目をごまかそうとする姿勢が見透かされてしまうのである.
 そもそも,よく考えもせずに安倍元首相のようなボンクラを選んでしまったことから自民党の間違いは始まる.彼のおかげで参議院選挙は大敗したわけだが,それでもまだ挽回の余地はあった.民意を受けて首相を交代させればよかったのだ.ところが当時のボンクラ首相は何を思ったか,この歴史的大敗を受けても「われわれの政策は支持されている」と血迷った言明をして,われわれを呆れさせてくれた.更に呆れさせてくれたのは突然の内閣放り出し.知性ばかりか責任感すら欠如していることを白日の下にさらしてしまった.これで首相になった福田氏もすぐに選挙をすべきだったのだが,大連立を画策して失敗.その失意かやはり自ら辞任.注目を浴びるために派手な総裁選挙を演じて,新たに「国民的人気」を期待して選ばれたのが麻生首相.ところが発足当時のご祝儀人気があったにもかかわらず解散しない.時が経つに連れて化けの皮がはがれてか,支持率は急降下.信を問うどころか,折からの不景気に乗じてばらまき政策を続け,ずるずると政権にしがみつく始末.その間にも閣僚の泥酔記者会見など馬鹿馬鹿しい事態とそれに適切に対応出来ない無能ぶりをさらけ出すなど,もう目をそむけたくなるほどのありさまであった.
 とまあ,振り返ってみると自民党はよくまあ酷い手ばかりを指してきたものだ.このblogでも何度か指摘したけれど,いくら自民党といえども少しは理性のあるものの分かった政治家はいるだろう.彼らは何をしてきたんだろう.まー,ワタクシ的には自民党の中のネット右翼如きの議員はどんどんいなくなっていただきたいと願ってますが.
 冒頭,将棋の喩えをしたが,勝負が決まっていても相手がポカをして大逆転が起こる,これも将棋でよくあることである.だから勝負は最後まで分からないとはいえるのだが,願わくばそんなことは起きて欲しくはないけれど.もう一つ,民主党といっても中身は自民党と同じく幅がある.そういう意味では全幅の信頼は置き難い.
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by hiroi22 | 2009-07-13 01:23 | ずっと思う

「悩みのるつぼ」がオモロい

 ここではめったに下ネタは書かないのだけれど(でも好きですけど),あんまり面白いので書き留めておく.何のことかと言うと,朝日新聞の土曜日の朝刊の別冊の中にある「悩みのるつぼ」というコーナーだ.このコーナーは読者から寄せられる悩みに「識者」が答えるというものだ.しかし,そんじょそこらのお悩み相談と違う.相談事も相談事だが,回答も回答でぶっ飛んでいる.
 このコーナーはいつからやっていたのか知らないのだけれど,最初に注目したのは先月寄せられたある女子高校の中年男性教師からの悩みの相談だった.悩みというのは
5年に一度くらい,決まって自分を失うほど好きになってしまう教え子が現れてしまう.どうしたらいいか
というものだった.
 私は残念ながら女子高というのは門をすらくぐったことすらない.だから,この中年教師の悩みはうらやましく,かつ贅沢な悩みと思ったと同時に,毎日毎日自分の娘のような年頃の女性と接していれば,うんざりするかと思っていたが,決してそんなことはないのだと少しホッとしたような気分になった.
 この回答が驚くべきものだった.回答者は作家車谷長吉(失礼ながら私はよく知らない).この回答者,なんと
好きになった女生徒と出来てしまえばよいのです
というのだ.これには仰け反ってしまった.この回答で背中を押されて,この悩み多き中年教師はどうするんだろう?僕,知ぃ〜らないっと.

 先週のはこれに輪をかけて面白かった.相談は女子浪人生,18歳.相談事は,ついに出ました
性欲が強くて勉強出来ません
これ,土曜のさわやかな朝に目にする活字じゃありません.で,回答者は「成り上がり」社会学者の上野千鶴子.回答の詳細は書けませんが,見出しだけ;
むずむずしたら自分でほぐしましょう028.gif
 朝日新聞には昔「中島らもの明るい悩みの相談室」というコーナーがあった.そちらも面白かったが,こちらはそれよりも生々しいというかお下劣というか・・・・ その分,インパクトはあるね.

 しかし,こんなコーナーでも天下の朝日新聞だから読んで,ゲヘヘとなるわけで,これが東京スポーツの下ネタ紙面でいかがわしい写真とともに掲載されていたら,絶対日の目は見なかったろう.不思議な巡り合わせというべきか.誰が考えたんだろう.003.gif003.gif
 「悩みのるつぼ」はまさか私だけが喜んでいるわけでもあるまいと思っていたが,検索してみると,私と同類の人はたくさんおいでのようである.まことに慶賀なことだ.
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by hiroi22 | 2009-07-11 22:06 | ずっと思う

自動券売機で迷うご老人

 先日,PASMOのチャージをしようと横浜駅の東急の切符の券売機に立ち寄った時,隣の券売機でおじいさんが係の人の説明を受けていた.大きな声でしゃべっていたので聞き耳を立てていると,どうやら回数券の買い方を教えているらしかった.ふむ,なるほど確かに東急の回数券はあまり買いやすいとはいえない.しかもこのご老人は3種類の回数券を所望していたようなのだ.これは大変である.
 横浜駅では,本来別々であるはずの東急とみなとみらい線の切符が同じ券売機で買える.それは便利と言えばそうだが,最初にどちらを買うか決めてその画面表示に触れなければならない.また,回数券を買うには.画面横の「回数券」ボタンを押さなければならない.「回数券」も最近は休日用などの種類がありややこしい.更にややこしいのは,東急の回数券は乗車区間を指定して買うのではなく,運賃を指定して買うのである.たとえばA駅ーB駅290円の回数券は2900円のボタンを押して買う.これによって回数券の使い勝手は増したが,初めて購入するときには迷うシステムだ.説明などは,もちろんない(あったとしても読まないだろうが).

 今回,回数券を買うのに右往左往していたご老人も,窓口で切符が買える時代であったならば,何の問題もなく回数券を買えたことだろう.ずらりと並んだ券売機のおかげで大量の切符が販売出来るようになった.しかし,そんなことはこのご老人のような人々にとっては不便以外のなにものでもないかもしれない.さほど抵抗もなく切符を買っているわれわれにしても,よく考えてみると上に書いたように複雑な操作と思考を強いられている.平たく言えば「機械に使われている」のである.それも知らず知らずのうちに.

 以前,いくつか外国の都市を訪れたとき,その路線バスが利用し難いのに閉口したことがある.バス停がはっきりしない(電信柱にペンキで線が書いてあるのが目印ということもあった).時刻表もない.バスの車内で停車駅の放送がないのでどこで降りればよいのか分からないなど,とてもじゃないが初めて利用する人はまるで使えないと思ったものだ.それに比べて日本の場合は(日本語の理解が必要だが)くどいくらいの表示と車内放送があるので,こういう国のシステムと全然違って誰にでも分かりやすいものだと信じていた.しかし,今回ハタと思った.いくつもの路線が交わる横浜駅という特殊性はあったものの,どんどん機能を追加していくうちに知らず知らず複雑怪奇なものが出来上がり,結局は上に述べた国と同じように初心者・異邦人に不親切なシステムになってしまう.更に機械化という人と人とのコンタクトが少なくなるシステムは,老人などの弱者を疎外または想定しないまま突っ走る.われわれはそんな不安を内包している.
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by hiroi22 | 2009-07-04 02:02 | じっと思う

いかに日食を見るか それが問題だ

 7月22日は日本本土で日食を見ることができる数少ない日だ.歴史的イベントと言ってもよいかもしれない.そういう日なのだから,晴天であって欲しい.そして,この目で日食を見たいものだ.小学校のときにやったように,下敷きを通して太陽を見ればよい....というわけにはいかないのだから世の中は分からない.
日食を観察する方法:国立天文台
このホームページに「やってはいけないこと」の中に下敷きを使うことが載っている.「絶対にやってはいけません」とまで書いてある.では,どうやって観察するのかと言うと,ピンホールを開けるとか木漏れ日を見るとか,要するに間接的に見ろと薦めている.これはツライ.せっかくのイベントなのに,靴を履いたまま足の裏をかくようなことはしたくない.このホームページの最後には「専用の日食グラスを使う」というのも紹介されているが,滅多にない日食のために1500円ほどする専用グラス(=他の用途には使いようがない)を買い求めるのは馬鹿馬鹿しい.
 ということで,やっぱり黒い下敷きで見ることになりそうである.ナニ,凝視しなければよいのだ.問題はむしろ,どんな所でどんな風に見るかである.弁当を持って芝生に横になってピクニック気分で見るとか,ビルの屋上で仕事の合間に見るとか,どんな風にが問題.
 そんなことを考えていると,何だかワクワクしてきた.当日はカラッと晴れてくれることを祈ろう.
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by hiroi22 | 2009-07-03 00:12 | じっと思う

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