ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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はあ?「水際作戦」?

 豚インフルエンザ,swine fluで大騒ぎである.無論,不気味なインフルエンザには違いない.数日前,いつものように朝起きがけにベッドでiPhoneでインターネットラジオを聞いていると,「メキシコ市ですべての学校が閉鎖された.だけども,子供は公園で遊んでるけどね」みたいな英語のニュースが流れていた.そのときはこちらのヒヤリング力の貧弱さで,実際に何が起こっているのか分からなかった.ただ,メキシコ市で学校が閉鎖されるほどの何かが起きているんだなあと眠たい頭で思っていたに過ぎなかった.それがこの大騒ぎである.
 確かにメキシコの数字を見る限り感染者数に関して死亡者が多いように見える.さらにWHOもフェーズを5に上げたというので,いつも深刻なNHKの9時のニュースの男女ペアの顔がさらに深刻になってしまった.で,わがニッポンは「水際作戦」と称して,空港での検疫を強化している.まあ,その様子がこれでもかというくらいにニュースで流れている.しかし,これっていったい何だあ?と思うのは私だけか?
 この「水際作戦」とやらは航空機の乗客一人一人の体温など風邪の症状を見るというものらしい.私にはこんなものになんで「水際作戦」という仰々しい名前を付けるのかも分からない.そもそもほとんどすべての病気には潜伏期間というものがある.その潜伏期間中であれば,こんな検査は意味をなさないではないのか?おまけに,この病気は新種のウィルスである.従来の検査が有効という保証はどこにもない.やらないよりはマシではある.しかしこんなに仰々しいものか!?ああ,また政治家のパフォーマンスだろうね.
 そんなことを思っていたら,バイオの専門家からメールが来ていた.彼が言うには

・今回のウィルスの「毒性」(この言葉は噴飯するほどに曖昧だが,全身のどの程度の細胞で増殖しやすいか,各タンパク質の個人差にどれほど関わらずに増殖するかといった意味)については,まだわからないことが多い.
・いまNIH(NCBI)のサイトにウィルスのDNA配列が数十例だけ出されているが,だいぶこれまでのH1N1とは違っていて予測がつかない.

ということらしい.私も非専門家なので,彼の言うことはあんまり分からないが,彼が今回の「水際作戦」については

・swine flu用ではない、ただのA型感染検査キットで成田で「検疫?」しているのはザル.保菌者は指摘できずに、スルーパスさせている.これだけは確実.

やっぱりね.そうだろう.しかし「こんなアホなことに手間隙をかけ,しかもこれが通用すると思うのは能天気なことだ」とどうして専門家は誰も言わないのか?政治家が人気取りにはしゃいでいるからかぁ?
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by hiroi22 | 2009-04-30 23:31 | じっと思う

昭和を振り返ってしまった

 今日は「昭和の日」ということらしい.数年前までは「みどりの日」だったようだが,ある種の政治的理由で「昭和の日」ということになった.その理由はまあ懐古主義と言ってよいだろう.その前は「天皇誕生日」だったのだから,どんな人々がそれを望んだのかはおおよその察しはつく.その「昭和の日」にNHKで昭和を振り返る番組をやっていた.これがなかなか味わい深いものだった.
 普通,この手の番組は”昔を懐かしみましょう”みたいなprincipleで構成されることが多いように思う.今日見た番組もそんな香り・エンターテイメントとしての要素はにじませていたものの,作り手の哲学を感じさせる内容だった.まず,驚いたのは東京オリンピック以前の東京の街の汚さだ.ゴミは町中に溢れかえり,川は異臭を放っていた.これは実際に映像で見ると実感する.日本人が元来綺麗好きなんてのは真っ赤な嘘であった.むしろ経済の発展・先人の努力でここまでの町並みになったと言うべきなのだ.
 80年代の終わりに仕事で中国に滞在する機会があった.そのとき,中国の町のあまりの汚さに辟易し,帰国後年配の人にそのことを話したことがある.すると,その人が答えるに
「戦後すぐの日本もそんなもんだったよ.」
と言うのだ.私は戦後生まれで,そんな話は記憶にもないし,聞いたこともなかったので
「まさか,あそこまでヒドくはないでしょう」
と反論したのだが,今日の映像を見てその人の言ったことは正しかったのだと納得した.それほど説得力がある映像だった.
 また,番組は「砂川闘争」「安保闘争」と二つの昭和の大きな政治闘争にスポットを当てた.これも当時の「闘争」の映像とともに語られるので臨場感がある.警官隊・機動隊がデモ隊などを「取り締まる」映像が生々しい.これを見て,高校のときのある教師の言葉を思い出した.
「安保闘争のときはテレビが無抵抗な国民に対する警官隊・機動隊の暴力を全国に流し,それが国民の反感を呼んだ.しかし,今のテレビはそれを写さない.国家権力の暴力を訴えなくなった.」
というものだ.確かに警官隊が丸腰の学生や市民を警棒で殴る蹴るの暴行を加える映像が当時の映像でははっきりと見て取れた.「砂川闘争」では農民・支援者に対するこの暴力が国民の反感を買い,結局農民側の勝利で終わるのだが,おそらく権力側はこのことを教訓としてメディアに対する規制を強めたのだろう.しかし,ここではっきりしたのは,日本人は昔から「もの言わぬ羊」ということではなかったということだ.こんなことを思い出させる番組を「昭和の日」に流されたのでは「昭和の日」の命名を勝ち取った人々にとってはとても都合が悪いのに違いなのだけれどもね.
 そうそう,今日も映されていた池田勇人首相の
「所得倍増計画とは(所得の)高い人ではなく低い人を引き上げるものだ」
という言葉を記しておかねばならない.ふむ,昔はこういう姿勢もあったのである.
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by hiroi22 | 2009-04-29 22:11 | じっと思う

とりあえず関京戦と甲子園ボウルをNHKへ

 私はこれでもアメリカンフットボール,特に学生のアメリカンフットボールのファンである.今でこそ関東圏に住んでいて観戦の機会は激減しているが,かつて関西に在住していたときには,シーズンともなればスタジアムに足を運んだものである.今ではどうか知らないが,アメフトは当時は関西ではもっとも人気のあるアマチュアスポーツであった.観客数も多く,競技人口も多かった.ところが近年人気が低迷して,競技人口が減っているそうである.そのため,人気挽回の策として甲子園ボウルのオープン化が決まったと伝えられている.オープン化とは,つまり,これまで関西と関東の一部リーグの覇者で戦われていた甲子園ボウルを北海道,東北,北陸,中四国など全国の大学リーグの覇者のトーナメントの決勝として甲子園ボウルを開催するという案である.
 ずいぶんと乱暴な案である.なぜかと言うと,名古屋北陸以西では関西1部リーグ以外の中四国とかのリーグは2部リーグと位置づけられているからだ.つまり,これらのリーグの一位の選ばれたチームが関西1部リーグの入れ替え戦に出場資格を得るというシステムだったのだ.今度の案ではそれらの格下のチームが関西1部リーグの覇者と(同等ではないが)同じトーナメントにいきなり出場するのである.
 アメリカンフットボールは体力・戦術の総合力が問われるスポーツだ.また,防具をつけているとはいえ,激しいコンタクトがあり,危険なスポーツである.したがって,実力差が極端にあるチームの試合は大差になってつまらないし,選手にとって危険でもある.このオープン化が人気回復の起爆剤になるかどうかは分からないが,私はあまり賛成しない.
 人気回復のためには,個人的には,甲子園ボウルの中継をNHKに戻し,関京戦などの関西リーグの好カードをやはりNHKの全国放送で流す努力をすべきだと思う.甲子園ボウルはかつてはNHK(教育TV)が放映していたのだが,あるとき,スポンサーを得たためだろうが,民放に放映権が移ってしまった.するとどういうことが起こったか?フットボールの試合が得点シーンを中心としたダイジェストになってしまったのだ.アメフトというのは戦術が重要なのは先に述べたが,試合全体を通しての戦術,プレーが組まれている.したがって,得点というものにはそれに導く様々なプレーが存在する.それらを見なければ,本当に楽しんだとは言えない.むしろ底の浅い観戦になってしまい,弊害が多い.こういったプレーを見せるには完全中継しかない.これは民放には難しい.特に人気が低迷している現状では不可能である.甲子園ボウルを管轄している関西協会さんよ,放映権料は安いかも知れないが,長い目で見て希望のあるNHKに放送してもらうように働きかけなさい!
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by hiroi22 | 2009-04-27 23:46 | ずっと思う

10億と32%減

 ここ数日,対照的なニュースを目にした.一つはiPhoneのアプリケーションのダウンロード数が9ヶ月で10億に達したというニュース,もう一つはマイクロソフトの1−3月の決算で純利益が32%減となり上場以来23年間で初の減収を記録した,というものだ.
 iPhoneは現在世界中で2000万台くらい売れているが,アプリケーションが10億ダウンロードされたということは1台当たり平均50ということになる.無料のアプリケーションはたくさんあるとはいえ,本当だろうか,と思って自分のを調べてみたら,あらら106もダウンロードしてました,003.gif なるほど,納得.106といっても,同じジャンル,たとえばTo Doソフトをいくつかダウンロードして使用感を比べるなどしてみたので,当然だが全てを使っているわけではない.また,有料のアプリケーション購入もわずかである.他のiPhoneユーザとて同様だろう.しかし,とにかくこの10億という数字は昨年7月iPhone 3Gが発売されて以来のiPhone,Appleの勢いを物語る数字だ.他方,ほぼ時を同じくして発表されたマイクロソフトの減益のニュースは,両者の今の立場をくっきりと浮かび上がらせている.しかし,ここで私が言いたいのはこのことではない.

 Appleもマイクロソフトも共にコンピュータで飯を食ってきた会社だ.言うまでもない.しかし,「これまでは or 数年前までは」という但し書きがつく.近年,AppleはiPod+iTunes Storeでデジタルmusicに参入して大成功を収めた.マイクロソフトはと言うと,あまりはかばかしくない.Windows Vistaの評判はよろしくない.iPodに対抗(?)したZuneは失敗と言っていいだろう.ゲーム機のXBoxは失敗とは言えないまでも目立って成功と言えるかどうか.しかし,こうしてみると,つまり,両社ともその成否は別として,脱PCという流れで動いている.私はその方向は完全に正しいと思う.それを確信させたのがiPhoneの存在だ.
 iPhone.この手のひらに載るガジェットはインターネットの大海への窓口であり,コニュミケーションツールであり,優秀なるPDAであり,パソコンであり,ゲームマシンであり,電子辞書であり,iPodであり etc..単なるモバイル端末ではまったくない,これまでのどんな概念をも覆すものになってしまった.S. JobsはiPhoneの発表のときに「われわれは携帯電話をre-invent(再発明した)」と発言した.しかし,いまや再発明された携帯電話の枠を大きく超えたものになってしまった.しかもこれはiTures&App Storeという強力なシステムの上に載っているのである.iPhoneだけでなく,App StoreなどはAppleに莫大な利益をもたらし,関連する市場に大きな活力を与えている.この勢いは今後も続くだろう.
 対するマイクロソフトはというと,iPhoneの前にして狼狽(うろた)えているように見える.Windows Mobileという携帯電話もどきのマシンは存在していた.しかし,これはWindows PCをそのまま携帯電話のサイズにしたような代物で,とてもじゃないがiPhoneと比べられるものではない.iTunes-iPhone-App Storeという強烈な戦略の前に次の手を打てない状況に追い込まれているように私には映る.PCに代わり,iPhoneのようなモバイル端末を遥かに超えたマシンが次の主役につくのは明らかだ.これに対して,大きく前をゆくAppleと狼狽えて立ち尽くすマイクロソフト.今回の10億のダウンロードと純利益が32%減というニュースにこんなことを感じるのである.

 しかし,次の手を打ちあぐねているということに関して言えば,何もマイクロソフトだけではない.ノキアなども同様だ.彼らはコンセプトだけでもiTunes-iPhone-App Storeに追いつこうと知恵を絞っているように見える.ただし,それは海外の話である.日本の携帯電話に限れば,相変わらずである.ワンセグやカメラの画素数を上げること,つまりハードウェア,それもメーカーの視点のみからのハードの製作に心血を注いでいるように見える.Androidなどの次世代のシステムにも興味があることは承知しているが,依然としてi-modeなどに日本だけ通用する「おいしい制度」に拘泥し,次世代システムに自らリーダーシップを発揮しようという気はないようだ.つまり,余計なリスクは犯さず,適当に儲かりそうになったら他人の尻馬に乗る,としか見えない.どうしてこうなのか?受験勉強至上主義の日本の教育が間違っていた,私はそう思う.人から言われたことしか出来ない.誰も何も言わない状況では何も出来ない,しないのだ.
 そして悪いことに,アホな政治家や官僚どもはその間違いをさらに増幅している.しょうがない.負の拡大は増幅せざるを得ないのだ.007.gif008.gif
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by hiroi22 | 2009-04-25 22:19 | じっと思う

検察は自民党の下請けか

 私は理科系の人間である.基本的に定理・法則などの考え方を重視する.ここでいう定理・法則とは,きちんと言葉の定義と条件が明らかにされており,その下で何らかの結論が得られることを言う.その結論は,一定の条件下では同じものが導かれなければならない.そうでなければ,それは定理・法則とは言わない.しかし,これは何も科学における定理・法則に限ったことではなく,公(おおやけ)な事柄においても同様のことだ.特に,われわれの税金を用いて,われわれの信任に基づいて行使される公権力においてはもっとも厳しく要求されるべきである.一言でいえば,公正あるいは法の下での平等ということである.
 さて,そこでタイトルにある検察である.西松建設にかかわるいわゆる小沢民主党代表の献金事件の検察側の対応を私はこれまで批判してきた.理由の一つは,検察側が振りかざす定義と論証のやり方についてである.いったい,どんな法律のどういう条文をもって罪と決めているのかという疑問は晴れない.さらに問題なのは,同じ献金問題を抱える自民党の議員にはお咎めなしということだ.これは上に挙げた「公正」「法の下での平等」に大きく反することだと言わざるを得ない.実際にも,「職務権限」という観点からも与党議員に対する疑惑の方が大きい.
 こんなことを見ると,検察側がどう抗弁しようと最近の動きは「国策捜査」と断定せざるを得ない.私は日本も恐怖政治の国に近づいてきたという恐ろしい気持ちをもっている.権力側がその権力を用いて検察を使って気に入らぬものを排除する,そういう状況が今進んでいると思っている.麻生内閣はそういう恐ろしい内閣だと思っている.
 そういうときにまたうんざりしたニュースを目にした.
    森田健作知事:「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ(毎日新聞)
 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。

 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。
    献金:ドン・キが森田氏側に1010万 資金規正法違反か(毎日新聞)
 千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が代表を務める自民党東京都衆議院第2支部が05年と06年、当時の政治資金規正法が禁じていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計1010万円の寄付を受けていたことが分かった。

 都選管に出された政治資金収支報告書によると、同支部は大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)から05年に650万円、06年に360万円の寄付を受けた。一方、ドン・キホーテの有価証券報告書によると、外国人・外国法人の持ち株比率は05年が50.61%、06年は51.82%。同法は06年12月の改正以前は50%を超える企業からの献金を禁じていた。

 森田氏は3日、「弁護士などとも相談して適切に対応するよう事務所に指示している」、ドン・キホーテは「専門家に相談したうえで適切に対応したい」とそれぞれコメントした。【森有正】
 小沢氏の献金事件では,私はいったいどの法律の条文に対する嫌疑なのかを問うた.
   罪刑法定主義ってなんんだっけ?--西松建設事件
 しかし,今回の森田千葉県知事のケースは明らかに法律に違反しているのである.なぜ千葉地検は関係者の事情聴取なり捜索をしないのか?私は森田千葉県知事が誕生したとき,千葉県民の知的頽廃ぶりに驚いたが,千葉地検も同じ病か?さもなくば自民党の走狗と言われても仕方あるまい.
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by hiroi22 | 2009-04-19 23:25 | ずっと思う

何だかアメリカ周辺は明るいなあ

 お寝坊でiPhoneユーザーの私は,最近は朝起きれば,まずiPhoneを寝床で使う.ものぐさだとか行儀が悪いとか言われるかも知れないが,なかなか快感で止められない.朝はまず,ニュースということになるのだが,どうも日本の新聞はiPhoneにきちんと対応していないので(ああ〜産經新聞は対応してるけどボクあれキライ),アメリカの新聞のアプリを立ち上げたり,海外のラジオニュースなどを聞くともなしに聞いている.まあ,英語のお勉強もかねていないわけじゃない.それで今朝まず飛び込んできたのが,オバマ大統領がキューバ系アメリカ人のキューバへの里帰りの帰省,母国への送金を大幅に緩和したというニュース.経済制裁の方は緩和していないようだが,選挙中の公約とはいえ,なかなか思い切ったことをしたものだと思った.
 キューバっていうのはアメリカの喉に刺さったトゲのようなもので,長い間敵対関係にあったことは知っていた.ちょっと例として適切ではないが,日本での北朝鮮に近いニュアンスではないだろうか.その長年の仇敵に対して友好のサインを自ら送ったのである.これに対して,早速反応が出てきた.
<キューバ>カストロ前議長、オバマ政権との対話姿勢示す(毎日新聞)
 【メキシコ市・庭田学】キューバの革命指導者、フィデル・カストロ前国家評議会議長(82)は13日、米政府がキューバ系米国人の母国への送金や渡航規制などを解除したことについて、「経済封鎖には一言も言及されなかった」と型通りの批判した。一方で、経済封鎖について「我々はオバマ(米大統領)の罪は問わない」などとし、オバマ政権との対話姿勢を改めて示した。

 カストロ前議長は「米国の経済封鎖は我が国民の生命を脅かす虐殺行為だ」と指摘。「キューバは(経済封鎖に)耐えてきたし、これからも耐えていく。決して施しは求めない」と従来通りの姿勢を強調した。

 一方で、「米国の歴代政権が犯した残虐行為について、我々はオバマの罪を問わない。彼の誠実さと米国の政治・イメージを変えたいという姿勢にも疑問を差しはさまない。(ラウル・カストロ)議長は米国との関係正常化のために、オバマと話し合う用意があると表明している」とした。
 カストロ前議長の「我々はオバマの罪を問わない。彼の誠実さと米国の政治・イメージを変えたいという姿勢にも疑問を差しはさまない。」という言葉が全てを物語っている.
 平和だとか友好だとかはこういう風に進むんだ.指導者,それも超大国の指導者の知性と人間性によってこうも明るくなるものだとまたまた実感してしまった.いいなー アメリカは...
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by hiroi22 | 2009-04-14 22:29 | じっと思う

どこかデジャブなiPhone--その2

 iPhoneを手に入れた当初,それを初期のMacintoshになぞらえたエントリーを書いた.
どこかデジャブなiPhone
使いやすいけど,まだまだ非力で不安定なiPhoneが初期のMacintoshのような印象だったのだ.ところがその後OSのバージョンアップがあり,当初の不満点はそれによってほとんど解消された.上のエントリーで弱点としてあげた4つのうち,最後の「4.コピー&ペーストの機能がない.」を除いてすべて問題がない状況になっている.たとえば,そこで真っ先にあげた「1.SOFT BANKの3G電波が弱い.」というのが不思議なことにOSのバージョンアップで大幅に感度がよくなってしまったのである.全くソフトウェアの威力というのは大したものである.さらに言えば,最後に残ったコピー&ペーストもこの夏に予定されているOSのバージョンアップで解消されることが決まっているのである.すばらしい.これで無敵だ.
 d0007533_2341647.jpgd0007533_23413397.jpgフツーの携帯電話を使っている人には理解出来ないかも知れないが,iPhoneはソフトウェアのバージョンアップ(もちろん無料)でどんどん進化する.また,TVCMでも流れているが,App Storeで便利なソフトウェアを見つけてインストールすれば自分仕様のiPhoneが出来上がる.無料ソフトウェアで使えるものがたくさんあるので,うまく使えば全くお金がかからない.例えば,これはウェザーニュースのiPhone版である(無料).毎朝iPhoneでササッと天気を確認するのが私の日課になっている.その他にも,アイディア・プランを管理するTo Doソフトも重宝している.iPhoneは常に身に付けているので,何か思い浮かべばすぐに書き留めることができる.手帳やメモ帳だと筆記用具と一緒に鞄から取り出さねばならない.それに書くときのスペースも必要だ.電車に乗ってつり革につかまっている状態では難しい.iPhoneなら片手で済むので,思いついたらすぐに記録することができる.忘れないうちにメモをするのは重要である.
 それとソフトバンクもiPhoneの販売には力を入れているようで,iPhone for everybodyと称するお得なキャンペーンを繰り広げている.このキャンペーンのせいか,あるいはiPhoneの便利さが認知されてきたせいか,通勤電車内でiPhoneの同志を見かけることが多くなった.そこでタイトルのデジャブである.この風景はいつか見た風景---iPodである.

 私がiPodを手に入れたのは比較的古い.2001年の4月頃だった.少しばかり多忙な仕事を任されたので,iPodのスケジュール機能を使うつもりで手に入れたのだ.当時のスケジュール機能は今から思えば大したことはなかったが,それでもかなり役に立った.それにも増して音楽がいつでも聴けるというスタイルは新鮮で,仕事の憂さ晴らしになったことは確かだ.
 振り返ってみると,当時はiPodはほとんど見かけない状況で,したがって,アップルの白いイヤホンをつけるのはちょっと勇気が必要だった.ましてや衆人環視の中iPodを取り出して,くるくるホイールを回してスケジュールを確認するのは気恥ずかしい気がした(お構いなしにやりましたけどね).ところが今やiPodの氾濫ぶりはどうだろう.
 iPodはハードディスクを備えた最初の音楽プレイヤーではない.先行する製品はいくつかあったが,どれも使い勝手が悪く,全くヒットしない製品だった.そのマーケットをiPodが変えてしまった.これにはiPodの使いやすさだけでなくiTunesという優れたソフトウェアとの連携の力による所が大きい.
 しかしそのiPodとて,初めから大ヒットしたわけではない.じわじわ売れ行きを伸ばし,ある臨界点を越えてから大ヒット商品になったという印象だ.私は今のiPhoneに,あの当時の爆発寸前のiPodの雰囲気を感じるのである.そう,あのときのあの流れ.
 この夏にはOSのバージョンアップだけでなく新しいiPhoneの発売が確実視されている.そうなればiPhoneがバババーンと....

 え?お前はAppleやソフトバンクの社員でもないのに,なんでそんなに力を入れているのだって?
 そうだよなあ〜 自分でも分からん〜
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by hiroi22 | 2009-04-12 00:37 | Macintosh

オバマ大統領はすごい

 少し日にちが経ってしまったけれども,オバマ大統領が5日,チェコの首都プラハで演説で「核兵器のない世界に向けた具体的な措置を取る」と宣言したのには唸ってしまった.彼はこの演説のなかでアメリカは,
核兵器を使用した唯一の核保有国として行動する道義的責任がある
と言ってのけたのである.これはそんじょそこらの青二才の発言ではない.世界一の権力者のアメリカ大統領の発言である.重い責任と強い影響力のある立場の人間の発言である.そういう立場にあれば,いくら理想が高くても素直にそれを言葉に出すことが出来ないものだ.いや,その前に青臭い理想は「現実」という壁の中に埋没してしまいがちになるものだ.ところが彼は臆することなく,自分の信念を語る.理想を追求するように見える.
 昨年民主党の指名争いの際,急激に人気を伸ばしてきたオバマ氏を,私は何となく信用がならないと感じていた.その人気は一過性の上滑りなものではないかとの気持ちがあったからだ.しかし,ここでそれが誤りであったことを認めよう.彼は素晴らしい.選挙期間中に本命であるヒラリー・クリントンを凌駕する熱狂を呼び起こしたのもうなずける.彼は知的である.才能豊かな人間である.しかし,弱者の立場を理解している.そしてどんな相手にも誠実に対応しようとしている.彼は現代に現れたジーザス・クライストにさえ見える.
 
 ああ,どこかに漢字も読めず,親の七光りでのしあがった首相がいる.そういえば,さっきのニュースで贈与税を減税するとか言ってたな.住宅の居住用家屋の取得(同時に取得する敷地・家屋の増改築)に充てるために金銭の贈与は500万円まで無税にするという案らしい.ハハ,
バカ息子にはマンションを買ってやれ
という金持ち減税ね.2世議員が思いつきそうなことで大変分かりやすい.よーく覚えておこう.

悲しいなあ・・・日本は.
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by hiroi22 | 2009-04-10 00:34 | じっと思う

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