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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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オバマ外交がうまくいくといいな

 オバマ新大統領の政策はブッシュ前大統領のそれとは全く違う。それだけははっきりしている。彼はアメリカだけでなく世界的な視野で物事を眺めているように見える。
<米大統領>イスラム社会との関係修復に意欲 中東のTVで
 【ワシントン草野和彦】オバマ米大統領は26日、中東の衛星テレビ「アルアラビーヤ」とのインタビューで、「米国は(イスラム社会の)敵ではない」と述べた。20日の就任後、米国内外のメディアとの本格的な単独会見は初めて。ブッシュ前政権の対テロ戦争で傷ついたイスラム社会との関係修復をアピールする意図がある。
 アメリカの大統領が中東の衛星テレビのインタビューを受けるというのも珍しいのではないだろうか。しかもその中身が素晴らしい。
 会見でオバマ大統領は「最も重要なことは、米国が中東和平にすぐに関与することだ」と指摘。イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスとの停戦確立のため、「(中東歴訪に出発した)ミッチェル中東特使に相手の話を聞くことから始めるよう指示した。これまで米国は(話を聞かずに)命令していた」と述べ、外交姿勢の転換を強調した。
大統領でなくても一定の責任ある地位の人間が「これまで米国は(話を聞かずに)命令していた」と述べることは立場上難しい。これまでの経緯や種々のしがらみがあるからだ。それを振り払ってここまで思い切って誤りを認め、路線転換を表明するとは想像以上に中東和平の強い意志を持っているのだろう。
 先日も書いたが、オバマ新大統領の言動には「徳」を感じる。それは昔の中国の孔子・孟子を思い起こさせる。各国の利害が鋭く対立する外交の場で彼の理念がどこまで通じるか予断を許さないが、オバマ外交が成功すれば世界は確実に平和になってゆくだろう。たとえそれが世界一の軍事力をバックにしたものであっても、彼の中東平和外交が成功すればよいと思う。
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by hiroi22 | 2009-01-27 23:31 | じっと思う

ユーザーインターフェース2

 「技術者の高慢」ということをいつか書いた覚えがある。平たく言えば、「高機能・多機能な製品」であることにばかり目を向けて、ユーザーインターフェース(使い勝手)が全くお粗末なことを指す。例えば昔のMS-DOSパソコン、現代の満艦飾の携帯電話。この「技術者の高慢」を痛感させられるニュースに出会ってしまった。嘆かわしい。

東芝、レコーダー本体だけで録画予約ができる「VARDIA」新モデル

何でもTVをつけなくても録画予約出来るレコーダーということらしい。一見、便利な機能のようである。しかし中身を読んでため息をついてしまった。この機種の一番の売りが「かんたん本体予約」というものらしいが、それはどんなものか。
 「かんたん本体予約」機能を利用すれば、テレビをつけずに予約が行える。本体の液晶表示に録画曜日と時刻、チャンネルを入力し、放送番組名を表示して、決定ボタンを押すだけでよい。リモコン操作でテレビの画面を見ながら予約できる「かんたん予約」機能も搭載する。
 これを読んで、全く一体何を考えているのやらと正直思ってしまった。現在、デジタルTVになって録画予約はかなり便利になったと思っている。何しろテレビ画面に番組表が表示されるのだから。リモコン操作という壁はあるが、従来のわかりにくい録画予約の操作に比べれば雲泥の差だ。おかげで録画の失敗もかなり少なくなった。
 で、この機種はその便利になったテレビ画面による録画予約をしなくてもよいという機能がついている。従って、論理的に考えれば、その新しい機能による予約方法はテレビ画面によるそれよりもわかりやすいか、悪くても同等のものでなければならない。ところがその方法は「本体の液晶表示に録画曜日と時刻、チャンネルを入力し、放送番組名を表示して、決定ボタンを押すだけでよい。」だそうだ。これじゃ古いわかりにくい操作方法に逆戻りじゃん!それに、製品の写真を見てもわかるが「本体の液晶表示」の画面が小さい!(下の写真参照)つまり、録画予約するには番組表の載っている新聞を片手に持って、さらにリモコンを持って本体ににじり寄って、曜日と時刻、チャンネルを番組表を見ながらリモコンのボタンを押して入力しなければならないのだ。これなら、座ったままリモコンをピッと押してTVをつけて、画面で番組表を見ながら予約した方が数段楽である。結局こんな”新機能”はほとんど使いようがない意味の無いものだ。ほんとに何を考えているのやら・・・
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 ついでにもうひとつ文句を言わせてもらうと。
 通常のリモコンに加え、頻繁に使うボタンだけを集めたシンプルリモコンが付属する。シンプルリモコンはテレビ電源の入/切や音量調整など、要望の多かった操作キーを加えて刷新した。
 これもお馬鹿な”配慮”である。2つもリモコンがあったらどっちかすぐになくなってしまうね(きっぱり)。

 ここで感じるのは基本的な想像力の欠如だ。あるいはユーザーの現状に対する無知と言ってもよい。ビデオとTVのリモコンを持って右往左往している家人を見ている私にはよく分かる。
 東芝にS. Jobsを求めるのは無理というものだけれど、Jobsならこんな貧相なユーザーインターフェースは絶対に許さないだろう。例えばTV・ビデオのリモコンは今あるようなものである必要は全くないのだ。昔のようにチャンネルが少なく、ビデオも何もない時代ならいざ知らず、多チャンネル・デジタルTVの時代に昔のユーザーインターフェースを引きずる必要は一切無い。アップルがTVのリモコンを再発明する前に日本のメーカーがそれをやる気概を見せてほしいものだ。
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by hiroi22 | 2009-01-26 23:04 | じっと思う

オバマ新大統領

 TVや新聞ほど熱心ではなかったオバマ新大統領の就任。私はどちらかと言えばヒラリー・クリントン派だったせいだろうか。それでもブッシュ前大統領よりはずっとマシだ。ともあれ歴史的なことには違いないので、思いつくまま感じたことを書き留めておこう。
 正直言って、オバマ新大統領が民主党の指名争いをヒラリー・クリントンと戦っているときは、彼についてはどうもうさんくさい印象を持っていた。何より知らない名前だし、その人気も演説も何となく上滑りのような印象があった。これは今でも私の心のどこかにある。オバマ氏の演説や政策を知ったあとでもである。では、彼の演説や政策に引っかかるところがあるのかと問われれば、答えは「NO」。私の知る限り彼の理念は真っ当であると思う。朝日新聞に彼の大統領就任演説の全訳が掲載されているが、たとえば
 今日、私たちは恐怖より希望を、対立と不和より目的を共有することを選び、ここに集まった。今日、私たちは、長らく我が国の政治の首を絞めてきた、狭量な不満や口約束、非難や古びた教義を終わらせると宣言する。
にはブッシュ前大統領の政策への強烈なしかし「徳のある」批判を見る。また、
私たちの経済的な成功は、国内総生産(GDP)の規模だけではなく、繁栄がどこまで到達するかに常に依存してきた、つまり、意欲のある人にどれだけ機会を広げられたかだ。慈善心からではなく、それが、私たちの共通の利益への最も確実な道筋であるからだ。
と断言出来ることもすばらしいと思う。この言葉を発することができる彼は、格差社会を容認する新自由主義者の明確な批判者であると私は考える。そして
 なぜなら、私たちの多様性という遺産は、強みであり、弱点ではないからだ。私たちの国はキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンドゥー教徒、そして無宗教者からなる国家だ。世界のあらゆる所から集められたすべての言語と文化に形作られたのが私たちだ。
と述べた言葉はキリスト教原理主義に近いブッシュ前大統領は逆立ちしても言えないものだ。
 この大統領就任演説後、オバマ新大統領は早速中東首脳と電話会談をして、中東和平への意気込みを示している。グアンタナモ米海軍基地(キューバ)の収容所の閉鎖も即断した。

 ふむ、このように見てみると私の懸念は杞憂に終わるような気がする。上でも少し書いたが、オバマ氏の演説には何かしら「徳」を感じる。そして、それは理性に裏付けられている。それに引き換え、わが日本の二世議員にして差別主義者のprime ministerは「不養生でなった病人の医療費をなんで私が払うんだ」なんて平気で言ったりするのである・・・・(sigh)
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by hiroi22 | 2009-01-22 23:17 | じっと思う

「或る女」と「三四郎」

 最近凝っているのがiPhoneで読む「青空文庫」。つまり著作権の切れた小説などを読むことである。「著作権が切れた」小説であるから、その多くは文豪、名の通った明治・大正の作家の作品が多いのはいうまでもない。iPhoneではその青空文庫を読むためのアプリケーション(200円〜400円弱)を購入すれば、7000以上の作品の中から無料で好きな作品をダウンロードして読むことができる。
 読む前は電子書籍などよりも普通の本で読む方がきっと読みやすいと思っていた。しかし、読み始めてみるとこっちの方がずっといい。第一にフォントの種類と大きさに自由度がある。つまり「はっきりした大きな字」が選択出来るのだ。そして、手軽に読むことができる。文庫本であれば鞄などから取り出し、しおりを手繰って読みかけのページまでたどり着かねばならない。一方iPhoneだとこの操作が片手一本、指先で出来る。青空文庫のソフトを立ち上げれば直前に読んでいた作品のページが表示される。ページを繰るのも指先ひとつで済む。ソフトウェアの反応もきびきびしていている。iPhoneなので音楽を聴きながら読むことができる。メールが来れば即座に対応出来る。本を読むのに飽きたらインターネットをすればよい。ゲームが好きならゲームに切り替えてもよい。読み終え別の作品を読みたくなったらダウンロードすればよい。普通ならものの1、2分で別の作品が手に入る。多少混み合った通勤電車の中でも吊り革片手に操作出来る。こういった操作環境は私にはとても快適である。
 最初にダウンロードして読んだ記念すべき作品が有島武郎の「或る女」である。この作品を選んだのは格別の理由はない。名前は知っていたが読んだことがない。有島武郎は作者名の「あ」行のリストの作家。そして「或る女」は作品名の「あ」行の作品。こういう偶然でダウンロードしたに過ぎない。しかし、読み始めて驚いた。とても明治・大正の作家の作品とは思えないほど毒々しい、あるいは生々しいのだ。この作品の「或る女」とは早月葉子という女性である。この女性が25、6歳のわずか1年ほどの、しかしすざましい話である。
 「煩悩」という言葉がある。この話のヒロインは倉地という男への愛を貫くためにこの煩悩をすべて背負った人に見える。嫉妬、虚栄心、不義その他の人間としての裏の部分が葉子を通して語られる。それをあからさまに記述しながらも読者を引きつけて離さない作者の力量は驚嘆すべきだが、私は読みながら恐怖心さえ覚えた。それはおそらく落ちていく葉子を正視出来ない感情から来たものだろうと思う。
 もうひとつ、この作品で驚かされたのは「とってもエロい」ということだ。不勉強ながら、明治・大正の作品にこんな赤裸々な描写があるとは思っても見なかった。下はその一部である。
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このような描写が所々に顔を出す。もちろん、現代のポルノ小説ほどに直截的ではない。しかし、読み方によってはそれ以上の性描写をしていると思う。
 この「或る女」の毒を抜こうとダウンロードしたのが夏目漱石の「三四郎」である。「三四郎」は学生時代を初めとして数回読んだ記憶がある。ところが情けないことに内容に関しては全く記憶がない。今回読んでようやくこんな話だったのかと得心した次第である。
 夏目漱石はやはりうまい。叙述もそうだがこの作品の三四郎と美穪子の感情の機微の描写がうまい。特に「三四郎」の以下の終わり方が好きである。後に残る複雑な余韻が心地よい。
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この作品を鑑賞しながら、今まで何度も「三四郎」を読んで私は何を感じていたのだと疑問に思った。おそらく何も感じていなかったのだろう。この作品はストーリーとしてはおとなしいものだ。従って、推理小説を読むようにストーリーを追うような読み方では後に何も残らないかも知れない。「或る女」で頭をがつんと叩かれたためか少しは文章を読む力がついたようである。
 ついでながら「或る女」の最後も掲げておく。「三四郎」とはまったく違う、何ともいえないやり切れなさが残る最後だった。
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by hiroi22 | 2009-01-16 00:09 | じっと思う

坂本さんたちがアホなことをやらかしました

 たまたまなんだけど、二人の坂本さんがアホなことをやらかしました。一人は言わずと知れた坂本政務官。首を切られて行き場をなくし、師走の寒空の公園でテント暮らしを余儀なくされている人々を見て;
「本当に働こうとしている人か」
ってさ。口をあんぐり。
坂本政務官「深くおわびしたい」 失業者めぐる発言を撤回、謝罪
 坂本哲志総務政務官は6日午前に総務省で記者会見し、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった失業者らをめぐり「本当に働こうとしている人か」とした自らの発言について「関係者に迷惑をかけた。発言を撤回して深くおわびしたい」と謝罪した。責任の取り方については「地方をもっと活性化させる意味で職責を全うしたい」と述べ、辞任を否定。発言に関しては、激励の電話があったとも強調した。
トンデモ発言で開き直った中山某よりはマシかもしれないが、謝罪しておきながら「発言に関しては、激励の電話があったとも強調した。」とは往生際が悪い。こんな発言を支持するのはまともな判断力・人間性の持ち主じゃなく、おバカなネット右翼風情しかいないのがわからないのだろうか。いろんな意味で愚かじゃのう・・・・

 二人目の坂本さんは「大」産経新聞のローマ特派員の坂本鉄男記者。彼が新年早々発信したイタリアからのコラムでの主題がなんと
日本人はイタリア人より怠け者(!?)
してその理由が
イタリアに比べ日本は祝日が多いから(!?)
 アホだね〜(^_^) 実をいうとこの記事のことはdj19さんのblog(↓)
産経の坂本鉄男記者の外信コラムがひどい
で知った。この記事の突っ込みどころはdj19さんのblogを見て欲しいが、しかしまあこの坂本記者はローマ特派員として一体何を見聞してきたのだろうかと思ってしまう。また、こんなアホな記事を公然と掲載する産経の編集者も編集者だ。朝日新聞ならこんなことはあるまい。これが入社試験における朝日と産経の偏差値の差だとしたら、おじさんはとても悲しいぞ。
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by hiroi22 | 2009-01-07 00:06 | じっと思う

新年の所感

 正月といっても物理的には何の意味もない。地球が太陽の周りを公転しているひとつの通過点に過ぎない。では社会的に意味があるかと言えばそれも疑問ではある。新年だといって大騒ぎすることによって何らかの利益をこうむる人達に取っては意味があるかもしれないが、ほとんどの人達に取って、正月気分が抜ければすべては元の木阿弥になってしまうのではないだろうか。(子供にはお年玉という意味はあるか...)しかし個人レベルでは何か心理的に再出発またはリセットという気分になることも確かである。
 とまあ、こんなへ理屈を並べるのがいつもの悪い癖であるが、個人的意見の書き散らしblogとして自分自身の2009年所感を書く。つまり今回は完全なる私自身のことに関する覚え書きである。で、中身はというと「今年は(少なくともしばらくは)仕事に徹する」ということである。では、去年まではどうだったのかというと、もちろん仕事はしていたがどこか第三者的であった。身の入れ方が不十分だったような気がするのである。このような態度を今年は入れ替えようと思う。
 どうしてこんな心境になったか。それは去年の大晦日の夜、除夜の鐘を遠くに聞きながらうつらうつらとし始めたとき、なぜか若い頃の仕事ぶりが思い出されたのだ。あの頃はとにかく脇目もふらずに仕事に没頭していた。当時ある人から、その態度をして「怖い」と言われたことがある。それほど仕事に対してギラギラしていたんだと思う。
 最近はというとどこか物わかりがよくなり丸くなっている。それは役職が変わり、指導的な立場になっていることも関係しているかもしれない。対人関係も気を使わないといけない。・・・・しかしそれは言い訳であることは自分が一番よく知っている。
そうだろ?hiroi22君よ
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by hiroi22 | 2009-01-05 23:26 | じっと思う

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