ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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政治家は科学と人の心を愚弄したか?

 前回のblogの終わりに書いたように、横田めぐみさんのDNA鑑定について調べてみた。「調べた」と言っても、Googleで「横田めぐみ DNA鑑定」で検索しただけであるが、その結果に驚いてしまった。
1)横田めぐみさんの遺骨のDNA鑑定は三カ所の機関に依頼された。その三カ所とは警視庁科学捜査研究所、東京歯科大学、帝京大学医学部法医学教室の吉井富夫講師(49、当時)である。
2)ところが警視庁科学捜査研究所、東京歯科大学の出した結論は「鑑定不能」、帝京大学医学部法医学教室の吉井富夫講師が「遺骨は偽物」と鑑定したのだ。
3)日本政府はこの「吉井鑑定」を根拠に遺骨は偽物と断定した。
とまあ,ここまでは朧げながら私の記憶の片隅に残っていた。驚いたのはその後の展開である。
4)政府が採用した「吉井鑑定」について、なんとNatureが疑問を投げかけている。
科学の世界ではNatureというのは泣く子も黙る超一流研究雑誌である。上では「疑問を投げかけている」という“おとなしい表現”にしたが、解説を読んでみると,「今回の鑑定は科学的に信用性は無いし、吉井氏本人も説得力のある説明が出来ない代物」ということなのだ。さらに日本の科学水準に疑問まで投げかけ、日本政府は政治で科学をゆがめていると指摘している。
 このことは当時国会でも問題となり、民主党の首藤信彦衆議院議員が質問をしている。(私はここで読ませてもらった。)Nature誌の記事でその有効性を疑問視され、エディターから日本政府は政治で科学をゆがめていると非難されたことには”「国内最高水準の研究機関」で鑑定したから有効”と政府は強弁した。これに対しては首藤議員の次の発言が的確な指摘だ。
刑事訴訟法でこういうような手続で、例えば人の罪科が決まり、警察は柏に巨大な科学警察研究所、科警研を持っていて、にもかかわらず一私学の一講師がやっている研究機関が日本の最高水準というんだったら、それなら科警研は廃止したらいいじゃないですか。膨大な人間がいて。そんなことで有罪、無罪の証拠が出たら、科学警察じゃないし、近代警察じゃないですよ、それは。
 そして次の事実に私は腰を抜かしたのである。
5)吉井富夫講師はその後科学警察研究所医科長へと栄転した。
 はあ?なんだぁこれは!?

 何ということだ。今までこんなことも知らなかった自分の不明を恥じ入るばかりだ。しかし、関係者の方には悪いが、この際奥歯に挟まったものを取り除いて言わせてもらう。はっきり言って,帝京大学は大学としても、その医学部も日本じゃ三流だ。その三流大学医学部の一講師、しかもその「鑑定」なるものが世界に冠たるNatureから科学的に有効でないと非難されている人物、その人物が科学警察研究所医科長だってぇ?!これは異常とも言える人事だ。いや,恥知らずと言ってもよいかもしれない。詳しい解説はここを見て欲しい。
横田めぐみ「遺骨」鑑定人の科捜研法医科長栄転は論功行賞か

 この一連の出来事は小泉内閣で起こった。当時の官房長官は細田議員、そして官房長官代理が安倍晋三。ははあ,裏が見えてきた。また彼か。彼ならどんな情けないこと、馬鹿なことでもやるだろう。このblogでかつてこんな風に書いたことを思い出した。
これは右とか左とか言った政治的立場の問題ではない。正しい見方、あるいはよりよい方策を探る時の基本的なものの考え方の問題である。真理とかいったものに対する謙虚さの認識とも言える。残念ながら私には安倍首相にその大事なものが欠けているとしか考えられないのだ。
 DNA鑑定というのは科学である。そこに政治的意図が入り込む余地はない。そんなことをするのは科学に対する冒涜だ。今回はそれだけにとどまらない。事実をねじ曲げ、拉致被害者家族の横田さん夫妻の娘を思う気持ちを弄ぶものだ。決して許されるものではない。
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by hiroi22 | 2007-11-25 23:35 | じっと思う

横田さん、お孫さんと会ってください and ...

 長らく「拉致被害者家族会」の会長をつとめてきた横田滋さんが会長を退任された。
<拉致被害者家族会>横田滋氏が代表退任、後任に飯塚繁雄氏
 娘の失踪という悲劇に対して、粘り強く敢然と立ち向かった横田夫妻の勇気には頭が下がる思いだ。上の記事にある
現在の心境を「肩の荷を降ろしてほっとしている」とした。
というのは偽らざる心境だろう。
 家族を失った拉致被害者が団結してその救出に向け国内外へ働きかける、というのが拉致被害者家族会の運動であり、その存在意義でもあるのだが、小泉訪朝以後、特に北朝鮮への強硬姿勢で人気を得た安倍晋三が拉致被害者問題に関わるようになってから、一部の政治家による拉致問題の政治的な利用が目立つようになってきていると思っている。実際、ここ数年勇ましいかけ声とは裏腹に拉致問題はまったく進展していない。それどころか,最近の六カ国協議の交渉、アメリカの北朝鮮政策の変更などを見ると、これまでの日本外交の失敗は明らかだ。
 私は、横田滋さんが拉致被害者家族会の会長を退任した今、政治家による拉致問題の政治利用という呪縛から抜け出て、横田さん夫婦本位で物事を考えて欲しいと思っている。そして横田めぐみさんの娘であり,横田さん夫婦の孫であるキム・ヘギョンちゃんと面会すればよいと思うのだ。
 以前にも横田夫妻が北朝鮮に行き、キム・ヘギョンちゃんと面会するという話はあったが、「北朝鮮に利用されるだけだ」という声--私はこれは理不尽な声で,まさに拉致問題の政治利用だと思うが--で断念した経緯がある。当時は拉致被害者家族会の会長という立場もあり、このような政治的な声も無視できなかったのだろう。しかし会長を退任した今、もうこんな外野の声に煩わされなくてもよい。ご夫妻は高齢な上に健康上の不安もあると聞く。政治と暴力に翻弄されたご夫妻の半生だった。ならば、もうご夫妻がかわいいお孫さんと過ごすことに誰に気兼ねをすることがあろう。ご夫妻の素直な気持ちで、福田首相に訪朝を願い出てはどうか。少なくとも福田首相ならその希望を叶えようと動く勇気があるだろうと見ている。

 ところで、今回のblogを書くにあたって、横田めぐみさんのDNA鑑定について調べてみた。その結果、驚くべきことを知ってしまった。このことは稿を改めて書き記したい。
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by hiroi22 | 2007-11-25 09:53 | ずっと思う

大阪の町で「武士道」を思う

 先週末から関西方面へ出張に出かけたのだが、そのついでに、ちょっとした物見遊山で大阪をブラブラしてみた。大阪というのは何も考えずに歩き回っても面白い町なのだけれど、今回は「大阪まちあるき」という音声ガイドのポッドキャストをiPodに入れて、それを聞きながら歩き回ってみた。「大阪まちあるき」の音声ガイドというのは、ホームページのPR文によれば、
「大阪まちあるき」音声観光ウォーキングは、音声ガイドプレーヤー(i Pod)に取り込んだ音声ガイドを聴きながら、大阪の観光スポット、歴史スポットなどを巡っていただき、大阪の魅力を再発見していただく、全く新しい「まちあるき」のシステムです。
というものである。現在、「レトロ中之島タイムトラベル」「真田幸村と大阪の陣」「上方落語の舞台を歩く」という3つのコースがある。
 今回は、「真田幸村と大阪の陣」のコースを回った with 博学の美人。上方講談四代目旭堂南陵の音声ガイドを聞きながらのまちめぐりである。途中でこの写真のような真田幸村の碑にも巡り合ったりして、歴史にはあまり詳しくない私には興味深いものだった。連れの博学の美人にはちょっともの足りない内容だったようだったけれど...。
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 このガイドで見て回るのは、「大阪冬の陣・夏の陣」にまつわる場所である。講談師旭堂南陵さんが語るお話には聞き入ってしまうのだが、よく考えると中身は戦、つまり殺し合いで、血なまぐさいことこの上ない。血を見ただけで卒倒しそうになる私には,実はものすごく気持ちの悪い話なのだ。いちおう,私のご先祖様は武士ということになっているので、生まれてくる時代を間違えていれば、私自身がとても情けないことになっていたはずだ。それはともかく、この血なまぐさい殺し合いをしていた武士の規範としてあったのが「武士道」というものだとしたら、「 なんだかなあ 」と思いながら私は歩いていた。
 真田幸村が生きていた戦国時代に「武士道」の考え方が完成したわけでもなく,武士の役割も時代とともに変化したことは知っているが、基本的には武士というものは主従関係を基に、主人が何かあれば自らの身を差し出すということを前提に成立つ身分だ。つまり,主人から領地などをもらう代わりに主人のために殺し合いをいとわぬという階級である。しかも初期の頃を除き、武士階級は何の生産力も持たない支配階級であった。そして男子のみの身分である。つまり,とっても特殊な立場にあるほんの一握りの人々からなる階級なのだ。
 世の中には「武士道」といったものをもてはやす人がいるけれども、こんな武士の状況を考えてみると、そんなにありがたがるものでもないと思うのだ。また,「武士道」というものを日本人の心に流れている通奏低音のように語る人もいるけれども、本当にそうなのかは怪しい。むろん,当時と今とでは社会通念も全く異なる。だから,当時の考え方としては何も批判すべきものではないが、歴史は歴史としてみればよいと思うのである。現代には現代にふさわしいものの捉え方があるはずだ。美人の連れが披露してくれた博識に上の空では決してなかったのだが、こんなことをそぞろ考えていた。

******************
 大阪のとある地下鉄の駅でこんな注意書きを見た。
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携帯用の防犯ブザーを駅が貸してくれるとは驚いた。大阪の町と人間は面白いと思うのだけれど、治安は予想以上に悪いようだ。
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by hiroi22 | 2007-11-23 23:17 | じっと思う

オシムを祈る

 オシム日本代表監督が脳梗塞で倒れた。
<オシム監督>急性脳梗塞で入院 自宅でTV観戦後に倒れる
 日本サッカー協会は16日、日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が千葉県内の自宅で倒れ、順大浦安病院(千葉県浦安市)に入院したことを明らかにした。急性脳梗塞(こうそく)と診断され、集中治療室で治療を受けている。東京都内の同協会で記者会見した川淵三郎会長は「長期的な展望を話す段階ではない。命を取り留めてほしい」と涙を浮かべながら話し、深刻な状態を示唆した。
 声もない。このblogでライフログとして「オシムの言葉」を挙げているように、オシム監督には敬意を払ってきた。直接会ったことはもちろんないが、著書やインタビューでの発言,選手の言葉などを見聞して、彼を心から尊敬してきた。サッカー日本代表監督とではなく、尊敬すべき人として何とか一命を取り留めて欲しい気持ちで一杯だ。祈るしかない。
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by hiroi22 | 2007-11-16 21:57 | じっと思う

お役人の習い性

 役所というのは与えられた予算は使い切る、用がなくても使い切る。予算が十分でも足りているとは言わない。少なくとも足りない振りはする。これは役人の本能、習い性。それを痛感させるニュースだ。
<道路事業>10年間で68兆円 国交省が特定財源超す素案
 国土交通省は13日、08年度から10年間の道路建設方針を示す「道路の中期計画」の素案を発表した。87年に閣議決定した「高速網約1万4000キロ」のうち、未着工となっている計約2900キロの必要性を指摘し、ほぼ計画通りの道路完成を求める内容だ。事業費は道路整備に約65兆円、高速道路料金値下げの助成金など関連施策に3兆円で計68兆円。揮発油税(ガソリン税)など道路特定財源の税収見込み額を超えており、一般財源に回す余地がないことを示した。

 高速道路などの建設をめぐっては、小泉政権時代に「無駄な道路は造らない」との大号令の下で、87年閣議決定に盛り込まれた各路線の必要性を再点検する方針に転換した。約1万4000キロのうち、未着工の約2900キロは棚上げ状態だったが、今回の提案を受け建設に向けて再び動き出すことになり、論議を呼びそうだ。

 素案は、本来の税率を上回る暫定税率(ガソリン税の場合、本来の税率の2倍)を10年間、現状維持することも求めた。今後、意見公募などを経て、政府が12月中旬をめどに閣議決定する。

 道路特定財源の使途を道路建設に限定せず一般財源として使うことなどが昨年12月に閣議決定されたのを受けて、国交省は、各路線の必要性を点検。約2900キロについて、すべての区間で効果が費用を上回るとの検証結果を示し、建設が妥当と判断した。最も評価が低かった12区間については、部分的に既存路線の活用などで対応することを求めた。【辻本貴洋】

 早い話が、今まで自分たちが使っていた道路特定財源が横取りされそうになったので「そんなことはさせないよ〜ん」とアッピールしているわけである。これほど正々堂々と役人根性丸出しで自分たちの既得権を主張されると、それを見ているこちらが逆に恥ずかしくなってしまう。この動きに合わせるように,自民党の道路族たちの運動も活発化しているという。公明党出身の大臣すらこの報告をサポートしている。

 やっぱり,この国は一度政権交代をして、全ての利権構造をガラガラポンしなければダメだ。
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by hiroi22 | 2007-11-16 00:03 | ずっと思う

消費税についての覚え書き

 私は消費税なんてその存在そのものがトンデモナイと思っている。まして消費税増税なんぞは言語道断だ。ここで消費税の問題点について私なりの見解を記しておく。ただし、私は経済のことはまったく門外漢なので、頓珍漢なことを書く可能性もあることを断っておく。このblogは私の備忘録である。なあに、頓珍漢なことを書いた場合は、後で「あの時は何も知らなかった」と自分で反省すればよいのである。
[消費税の問題点]
1.益税である。売り上げが一定金額以下(現行では1000万円以下らしい)であればその事業者は消費税を納めなくてもよいのである。こんなとんでもないことがどうして許されるのか、私にはさっぱり理解できない。税金は国庫に対して支払っているので、商売人の財布を潤すために支払っているのではない。
 これに関してWikipediaは次のように書いている。
「売り上げが1000万円以下の事業者は消費税を納めなくていいのに、消費税を消費者から取っているのはずるい」というような言説がよくみられる。しかし、商品の仕入れ時に消費税がかかっており、仕入れ時の消費税額は、納税業者の場合は納める消費税額から差し引いている。非納税事業者の場合は自身で消費税を納める必要は無いものの、仕入れ時に消費税を支払っているため、消費者から消費税を受け取る必要があるのである。 例えば、本体8000円+消費税400円で仕入れて、本体10000円+消費税500円で売った場合、納税事業者が納める消費税額は500円-400円の100円である。一方、非納税事業者の場合、受け取った500円の消費税は納税しなくてもいいが、仕入れ時に400円の消費税を支払っているため、懐に入るのはまるまる500円ではなく、差額の100円が入ることになる。
ここで「400円だけ消費者から徴収すればよい」と言う者もいるが、
400円という徴収金額から顧客に仕入額を否応なく知らせなければならなくなる(通常は仕入額というのは商売上の秘密である事が多い)
遡って顧客に返金するにしても膨大な事務処理が必要となる(益税問題は、消費税納税事務の繁雑さを小規模事業者に課する事を避けるための免税措置により生じている為、本末転倒となる)
等から、非常に非現実的である。
益税そのものには大きな問題があるため時折社会的関心は集めたものの、現実的な解決案が無いために免税業者でも売価に対する消費税相当額を徴収せざるを得ない状況が続いている。
 この部分は誰が書いたか知らないが、500円とか100円とか少額の数字を持ち出して、いかにも些末な問題に見せようというあざとい書き方だ。しかも、突然「ここで『400円だけ消費者から徴収すればよい』と言う者もいるが、」と益税という問題から論点をずらしているのも狡猾だ。「仕入額は秘密」だとか「事務処理が煩雑になる」というのは、まるで答えになっていない。それに、なぜ1000万円より売り上げが多い事業者との差別がつくのか?財務省側に立った詭弁である。庶民、特に低所得者層や年金生活者は消費税によって苦しい生活を強いられているのである。それに対して、こんな馬鹿な制度はないし、この説明もまったくふざけたものだとしか言いようがない。
2.官僚の数字は信用できない。消費税増税を言い出すのは、財務省の役人を筆頭とする役人である。彼ら自身、あるいは彼らの後ろ盾を受けた政治家は、あの手この手を使って消費税増税の必要性を説得しようとしてくる。その説得の根拠となるのは各種のデータである。しかしである。今までお役所のデータ、説明なりがいい加減であったことが何度も繰り返されてきたではないか?お役所側は税金が多ければ多いほど都合が良いのである。彼らが自分の都合のいいデータのみ、あるいは一部を都合よく改変して説明していないとどうして言い切れようか。
3.政府は金持ち、大企業から税金を取らない。説明不要。だから消費税は反対である。
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by hiroi22 | 2007-11-14 00:42 | ずっと思う

私のお気に入りのLeopardの機能

 Mac OS 10.5 Leopardをインストールして2週間になる。今でも時々「おぉ!」と唸る機能の発見があって、なかなか飽きない。その中でも特にお気に入りの機能を書き留めておこう。
 まずは、何といっても辞書。国語辞典、英和/和英、Oxford英英辞書、同義語(日英)と揃っていて、一つの言葉をこれらの辞書でいっぺんに調べることができる。すごいのは、Safariで英文読んでいるとき、わからない単語が出てきた時にはその単語の上にカーソルを持ってきて、コントロ−ル+コマンド+Dを押すとその言葉の訳が表示されることだ。
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 さらにすごいのは、この状態で(キーを押したまま)カーソルだけを動かすと、それに合わせて次々と訳語を表示してくれる。つまり次の単語にゆけばその単語の訳が表示されるのである。もう英文読解はMac+Leopardで怖いものなしである!
 もっとすごいのは、この辞書は辞書の説明文中の単語も調べられるということである。どういうことかというと、ある単語の説明文で、もしわからない単語があれば、一発で調べることができるということなのだ。下の画面で、カーソルが"share"という単語の上にあり、shareがブルーにハイライトしている。このままクリックするとshareの翻訳画面になるのである。これなら英英辞典も怖くない!?すばらしい!学生時代にLeopardがあれば、英語に苦労せずにすんだのだが。
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 次にお気に入りはQuick Look in Mailである。Quick Lookというのは、pdf、Word、Excelなどの書類の中身全てをこれらのアプリケーションを立ち上げることなく直ちに閲覧できるという機能なのだが、これがMailの添付ファイルに対してもworkするのだ。
 いったい電子メールの添付ファイルというのは、お知らせなど単に中身を確認すればよいものが多い。こちらで何か手を加えなければならない場合でも、とにかく中身を確認しなければ話にならない。これが今までだと、たとえばWordの添付ファイルはいちいちWordを立ち上げなければ中身が読めなかった。これはある意味で「常識」といえたのだが、Leopard付属のMailアプリケーションはこの常識を覆した。Mailの受信画面にある Quick Look ボタンをクリックするだけで、たちどころに中身が読めてしまうのである。Word、Excel、pdfファイルが混在して複数送られてきても問題ない。動作もキビキビして気持ちがよい。本当にこれはもう手放せない機能である。
 最後のお気に入りは印刷機能の向上である。今回のようなOSの大きなバージョンアップでは周辺機器、特にプリンター関係に不具合が出やすいのだが、私のところは今のところ何の問題もない。それどころかSafariやMailなどでは使い勝手がよくなっている。下の図は、Safariでの印刷設定ダイアログだが、画面に小さな印刷結果のプレビューが表示されるようになった。これまでも、印刷結果のプレビューは出来たが、印刷設定とは別の画面になってしまい、使い勝手という面では今ひとつだった。Safariなどのブラウザーでは何も考えずに印刷すると、最後の1頁がつまらぬ情報だけとなり、用紙を無駄にすることもあったので、印刷結果はあらかじめプレビューで確認することは必要なのだが、面倒なのでいつもというわけではなかった。しかし、このような画面で簡単に確認できればそのようなことも避けられる。このほかMailやSafariに特化した印刷機能も装備されていて便利である。
 発売されたばかりで時々不思議な動作をすることもあるが、バージョンアップ直後ではよくあることで、今のところ深刻なものには遭遇しておらず大して気にならない。OS Xは最初からずっと使っているが、今回はもっともインパクトのあるバージョンである。これはほんとにそう思う。
 
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by hiroi22 | 2007-11-10 11:22 | Macintosh

気になるもう一つの格差拡大

 先ほどのニュースでは、民主党の小沢代表が結局辞任を取りやめたようだが、この騒ぎ、大山鳴動して鼠一匹とはならないように思われる。野党第1党、しかも参議院では第1党の代表が、与党と一旦は手を組むという「裏切り行為」に走ったのだから、あとに尾を引かなければウソである。今回の騒ぎでもう一つ知ったのは、民主党の(小沢代表を除く)執行部は意外とまともな(失礼!)判断力を持っていたということだ。なにしろあの“豪腕”小沢一郎が下した決断を押しとどめたのだから。もしも、最初の段階で「大連立」に強く反対しなければ、今頃はどうなっていたかわからない。
 それはさておき、今日のテーマはこっちの朝日新聞の記事;
東大、親の年収400万円未満なら授業料ゼロ
 東京大学が来年度から親の年収(給与所得)が400万円未満の学部生の授業料を無条件でゼロにする。免除になる収入額を事前に示して対象も拡大、経済的に恵まれない家庭からも受験しやすくする。国立大では初めてで、「教育の機会均等を保障したい」としているが、優秀な学生の獲得につなげたいという狙いものぞく。
(中略)
 そこで東大は、免除になる収入額を事前に示し、国の基準を上回った部分は東大自身が負担する方式に改める。負担額は2000万〜4000万円程度と見込んでおり、経費の節減などで工面する。

 東大の05年の調査によると、親の年収が950万円以上の学生は51%に達するが、450万円未満の学生も14%いる。新方式になれば、経済的な理由から地元の国立大に進んでいた優秀な学生が東大を選びやすくなると予想される。

 平尾公彦副学長は「東大生の親は裕福と言われるが必ずしもそうではない。経済的に恵まれない家庭の方にも『あきらめずに受験してほしい』というメッセージを送りたい」と話している。
東大は既に大学院の博士課程の学生全員の授業料を免除にする方針も打ち出している。
 私は国立大学の授業料は基本的にタダにすべきだと思っているので、今回の東大の決定はもちろん結構なことだとは思う。しかし、このニュースを見て改めて感じるのは“大学間の資金面での格差”である。
 私には大学教員の知人、それも地方大学の基礎科学の教員が少なくないが、彼らが最近一様に口にするのは大学の経費削減による研究・教育面での資金不足である。本当に基本的な経費のために、人件費や教育・研究のための図書費などがどんどん削られていると聞く。文科省の方針として、必要な経費は競争的外部資金で大学自らが獲得せよということになっているようであるが、その結果、東大のような一部有力大学に資金が集中することになっている。
 確かに東大・京大といったビッグネームの大学は総体として優秀な研究・研究者が多いと思う。しかし、だからといってその物差しだけで国立大学全体を測ってよいとは思わない。地方大学は「生かさぬよう、殺さぬよう」といった今の政策では、地方大学から将来優秀な研究・研究者が起こる可能性はほとんどあるまい。研究だけでなく教育面でも格差拡大は間違いない。
 このような一部を偏重の状態は、ボディーブローのように日本の知の育成の弊害となり、日本全体の知的水準に暗雲を投げかけるのではないかと危惧している。東大のニュースは、悪いニュースではないのだが、皮肉にもそのことを私に実感させてしまった。
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by hiroi22 | 2007-11-06 23:15 | ずっと思う

たまにはこういうことも言っておくべきなんでしょう

 あ〜あ、日本シリーズも終わってしまいました。ワールドシリーズもお先に終わったし、アジアシリーズが控えてるといっても、もう一つ気乗りがしない野球ファンの私です。で、その日本シリーズの最終戦の采配の批判について落合監督が一言言ったそうです。
Excite エキサイト : スポーツニュース:山井交代で「言わせておけ」 一夜明けて落合監督
 中日の53年ぶりの日本一達成から一夜明けた2日、落合博満監督は少し眠そうな表情で午後からナゴヤドームで報道各社の取材をこなした。日本一の実感を問われたが「別にない。次をもう考えている。アジアシリーズがあるじゃない」。完全試合まであと3人だった山井を交代させたことへの批判にも「ベンチの中のことは知らないだろ。言いたい人には言わせておけばいい」と意に介していなかった。
 落合監督の言うことはチームの勝敗の最終責任者として100%正論。しかし一方、ぶっちゃけて言えば「それを言っちゃあおしまいよ」発言でもある。野球でもサッカーでもそうだが、素人から評論家まで--無責任は承知の上で--あれこれ言うから面白いのだ。それについて現場の責任者たる監督が批判めいたことを言ってもらってはやや興ざめではある。ただし落合監督もこんなことは十分理解しての発言だと思う。日本一になった勢いもあるだろうが、無責任な発言には一度は釘を刺しておかないといけないという考えもあったのかもしれない。

 プロ野球の監督というものに、具体的にどんな資質が求められるのか私は知らないけれども、落合監督は間違いなく名監督だろう(ポストシーズンで中日にあっさり負けてしまった阪神のファンとしては悔しい)。かつて落合監督は、就任1年目の春季キャンプで、いきなり紅白戦をした。私はこれを見て、
「落合監督も自分の思い込みを選手に押しつけるタイプの監督なのだろう。これでは成功するまい。」
とその当時思っていた。つまり、彼も「名選手必ずしも名監督にあらず」の典型例だと思っていたのだ。だが、この見方は見事に外されてしまった。トータルのバランスが取れた今年の中日はいいチームだ。これを作り上げて優勝に導いた手腕には脱帽である。

それにしても、中日の二遊間の守備は鉄壁だ。呆れてしまう。シーズン中から一体何本のヒットが失われたことか!彼らのプロとしての技術には驚嘆せざるを得ないが、まったくいまいましい!
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by hiroi22 | 2007-11-03 00:53 | じっと思う

右翼な人達が触れて欲しくない過去

 どうでも良いことと思いながらも、このニュースには笑ってしまった。
Excite エキサイト : 社会ニュース:「アベする」捏造疑惑こそ捏造? 東京新聞コラムの説明責任
何でも、東京新聞のコラムで”「アベする」という言葉を流行語大賞」に熱烈に推薦している”のが右翼な人を含む一部の人達の反感を買ったようで、当事者のblogに批判や中傷が書き込まれているという。彼らの言い分では「『アベする』なんかははやってない。はやっているとするのはねつ造だ。」というのである(しかし、「ねつ造」という言葉の好きな人達である)。で、東京新聞のコラムの方では、それに反論する形で「これははやっている。『ねつ造』という方こそ『ねつ造』だ」と言っているのである。
 いい大人がつまらんことをしているなあ、と思うのであるが面白い。はっきり言ってどうでもよいことである。流行していると思えば「流行語大賞」に推薦でもなんでもすればよいのである。一部の人達が言うように流行していないのなら、受賞されないだけのことだ。何を目くじらを立てているのかさっぱりわからない。そもそも、「流行語大賞」なんてどんな言葉が受賞しようがどうでもよい話。一度くらい話題にするかもしれないが、5分後にはもう忘れている話ではないのか?違う?

 でもね、この記事を読んで、「アベする」に反感を持つ人達の気持ちもわかるのだよ。「戦後レジームからの脱却」を標榜し、「美しい国」を掲げて華々しく登場した安倍晋三は、右翼な人達の希望の星だったはずだ。それが1年も持たずして、かくも惨めな退陣を余儀なくされるとは彼らは思いもしなかっただろう。だからしばらくは安倍晋三のことは触れずにいて欲しいのだ(「年金問題を1年で片付ける」と言ったことも忘れたいなぁ)。それを「アベする」なぞというちゃかしたような言葉を使って思い出させるとは!しかも、それを発しているのが東京新聞、朝日新聞、中日新聞という連中なのだから、何をか言わんやである。まったく、武士の情けというものをしらん連中だ。
・・・・・・・
そうかー、だから義務教育で武道を教えるといいたいのかー。

 とはいえ、この際、せっかくだから「アベする」という言葉を私も使ってみようかしらん。しかし、どういうシチュエーションで使うのだ?
「もう飲めん!ここらでアベするぞ!」
とか
「おつかれー、お先にアベします」
とか言うのかな。違和感あるなぁ〜
11月3日追記:過去の「流行語大賞」を調べてみました。ワタクシ的には「へ?」と思うものもいくつかあります。昨年は”イナバウアー”と”品格”。「アベする」を推薦する話に文句を言っている皆様、推薦どころか大賞に決まった「品格」ってはやりましたか?ワタクシのまわりで昨年、「品格」という言葉をさも流行語のように口走った人は皆無です(きっぱり)。2003年なんかは「毒まんじゅう」が入ってます。これなんかも流行する・しないの範疇外の言葉でしょう?現在、「アベする」に青筋立てて怒っている皆様は、当然これらの言葉が推薦された時点で抗議の行動を起こされたんでしょうね!?

私の言わんとすることはお分かりでしょう?「流行語大賞」とはかくもいい加減なものなのです。それを推薦するとかしないとかの話で「ねつ造」だとか言って大騒ぎするんですから、おかしくてしょうがないのです。ああ〜、よっぽど鬱憤がたまってるんだなぁって半分同情もしております。あははは。

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by hiroi22 | 2007-11-02 00:44 | じっと思う

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