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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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きょうはiPhone

 久間防衛相のトンデモ発言があったけれど,その怒りは後日ぶつけるとして,今日はiPhone.昨日から日本のTVでもiPhoneの発売に湧くアメリカの様子を報道していた.やはり実際に発売されたとなると,「羨ましいな〜」感は否めない.iPhoneのすばらしい機能の説明ビデオは
iPhone--A guide tour
で見られる(英語の勉強にもなります).また,CNET TVでもそのはしゃぎようは見て取れる(同じく英語の勉強になります).
 多少値段は高いけど(円安なんで特にそういう気持ちになる),メチャメチャ売れるだろうな〜.逆にiPod nanoなどはその使命を終えるのではないだろうか?d0007533_22251460.jpg

 ところで,TVや新聞などの報道ではiPhoneを新型携帯電話みたいな表現で紹介していたが,何だか違和感があるのだ.「携帯電話」かなあ?iPhoneはiPhoneと呼ぶべきものではないかと思うのだ.ちょうどMacintoshはMacintoshであり,PCと呼ばれるべきものではないように.

 こうなると日本での発売がどうなるかなのだが,ドコモもソフトバンクもauも興味があるように伝えられている.そういう話を聞くと,案外日本では早く発売されるのではないかと期待がつのる.ということで携帯の機種変更はもう少し待っても良いかなと思っているのである.
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by hiroi22 | 2007-06-30 22:38 | Macintosh

また出た幼児性発言

[昨日の追記]
アメリカ議会での従軍慰安婦についての決議案のことは昨日書いたが,この決議案についての安倍首相のコメントが朝日新聞に載っていた.
「たくさんある中のひとつだ」 従軍慰安婦決議で首相
 安倍首相は27日夜、米下院外交委員会が従軍慰安婦問題に関する決議案を可決したことについて、「米議会の決議だからコメントするつもりはない。すでに私も米国を訪問した際、私の考えを説明している」と述べた。そのうえで「米議会では相当たくさんの決議が決議されている。そういう中の一つなんだろう」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は「米議会でたくさん決議されていてもその一つひとつは割と重要ではないか」との記者団の問いに対し、「それはあなたの意見ですね」と不快感をにじませ、質問を続けようとする記者団を振り切って質疑を打ち切った。
相変わらずだな〜,この人は.
「米議会の決議だからコメントするつもりはない。すでに私も米国を訪問した際、私の考えを説明している」
ここまではよい.ところが,
「米議会では相当たくさんの決議が決議されている。そういう中の一つなんだろう」
ときた.あほだなー,負け惜しみなんだけど,一言多いというやつである.いつものおボッチャン的幼児発言.だから,
「米議会でたくさん決議されていてもその一つひとつは割と重要ではないか」
と突っ込まれると,もう答えようがない.「米議会の決議案の中に重要でないものがある」なんて言えるわけがないからだ.特に今回の決議案は日本に対して向けられたものなのであるから.それで仕方なく
「それはあなたの意見ですね」
とワンパターンの逃げ口上--それも質問の答えになっていない--を残して
質問を続けようとする記者団を振り切って質疑を打ち切った。
と逃亡するしかなかったのだよなぁ....
 あのね〜,とにもかくにも日本を代表する内閣総理大臣なのよね,安倍晋三は.お願いだから,もうちょっと考えてモノを言って欲しいんですけど!!
「アメリカの議会なんぞ,年中決議案ばっかりやっとるんだー」
とでも駄々をこねたかったんだろう.お仲間内の井戸端会議でならば,
「うん,うん,そうだよね〜」
と慰めてくれるかも知れないが,マスコミの記者を相手にこんな発言をするとは情けない.
 仮にアメリカ議会から
「われわれが真摯に議論して議決した決議を軽視する発言だ」
とでもすごまれたらどうするつもりなのかね.また謝罪する?
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by hiroi22 | 2007-06-28 11:56 | じっと思う

真に日本を貶める人々

 誰にでも,昔の過ちというのはある.つまらぬことにこだわってひどい仕打ちをしたとか,他人に対して傲慢になったりしたとかである.もしそういうことがなかったという人がいれば,その人は大嘘つきか,あるいは自分というものを顧みることができない可哀想な人だと私は思う.過ぎてしまった過ちは取り返すことができない.ならば,その過ちをいかに糧にしていくかが重要だろう.それは国という単位でも同様だ.特に戦争という惨劇が国という単位でおこなわれたのならばなおさらだ.
 アメリカの下院外交委員会で従軍慰安婦への日本政府の謝罪要求の決議案が可決された.
<従軍慰安婦>対日謝罪要求決議案を可決 米下院外交委
賛成39,反対2という評決だったから,もう一方的と言ってよい.朝日新聞が伝える民主党のラントス議員らの言葉が上に述べた見識を支持している.
 ラントス氏は「日本政府が公式で明確な謝罪をいやがるのは、今日の世界での日本の役割と明確に相反する。日本は誇り高い世界のリーダーであり、貴重な米国の同盟国だ。それだけに、誠意を持って過去を説明しようとしないことには困惑させられる」と語った。また、共和党のロイス議員は「昨日のことに誤って対処すれば、正しい明日を得ることも難しくなる」と述べ、今回の決議案は過去の話ではなく、現在も重要な意義があると強調した。
 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者であるラントス外交委員長は「国家の真の力は、その歴史のなかの最も暗い一幕を突きつけられた時に試される」と語った。戦後、謝罪を繰り返したドイツを「正しい選択だ」と評価。一方で日本は「歴史の記憶喪失」を進めていると嘆いた。
 そもそも,この決議案がこじれたきっかけは,安倍晋三の「(従軍慰安婦への)狭義の強制はなかった」発言である.この発言にはこのblogで強く批判した.
情けない・・・
自らの言葉への国内外からの反発に驚いた(=ビビった)安倍晋三は、その後この問題に関して口をつぐんだばかりか,4月の訪米では「謝罪外交」あるいは「土下座外交」とでも言うべき態度を取り,この決議案阻止を図った.なり振り構わぬこの行動に一旦は事が収まりかけたのだが,空気を読めない阿呆どもによってこの目論見は灰燼に帰した.くわしくはココ↓
◆ 美しい壺日記 ◆:「慰安婦強制性否定の全面広告」にキレた
◆ 美しい壺日記 ◆:慰安婦強制性否定のワシントン・ポスト全面広告(英文と翻訳)
 この広告に対するラントス議員の(控えめな)批判を挙げておこう.
 ラントス委員長は採決に先立ち、日本の国会議員や有識者が14日付米紙ワシントン・ポストに出した広告で元慰安婦に対する強制性を否定した点を取り上げ、「元慰安婦を中傷する内容であり、事実に対抗するばかげた主張だ」と反発をあらわにした。
 この広告を出した国会議員や評論家は3K新聞や「正論」などでネット右翼ばりの“論理性”・”倫理性”で「活躍」している「有識」者が中心である.自分たち仲間内の井戸端会議で慰めあって,傷を嘗め合っている間は無害だが,ワシントンポストでアホな理屈を展開したとなると話は別だ.日本を貶めているとしかいいようがない.

 それにしても,このニュースに対して「朝日新聞が従軍慰安婦問題を取り上げたのが悪い」とか言ってるblogには呆れる(嘆息).アメリカ議会の議員の皆様が朝日新聞の愛読者とでも言いたいのだろうか.あほくさー
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by hiroi22 | 2007-06-27 23:10 | ずっと思う

納得の”失望”--大仁田氏の引退

 プロレスラーの大仁田と言えば,派手なパフォーマンスが目立つが,少なくとも自民党参議院議員になるまでの彼の発言・行動は評価していた.
 彼はプロレスラーとして世に出たあと,若い頃に不十分だった勉強をするために,高校(確か定時制)に入学した.これだけで,「ほぉ」と彼のことを見直したのだが,さらに上を目指して大学まで入ってしまった.私は大学入学時にTVのインタビューに対して答えた彼の言葉をよく覚えている.高校の勉強について聞かれた彼は
数学は面白い.特にその考え方は価値がある.微分と積分は日本人全員が理解すべきものだと思う.
という趣旨の答えをしたのだ.インタビュアーはやや戸惑ったものだったが,私は随分感心した.だから,彼がそのあと自民党から参議院に立候補して,当選後あまり良い活動をしていないのを残念に思っていた.そういう意味では,今回のニュースはある意味で当然と納得したものなのだ.
<参院選>大仁田氏“失望引退” 政党の集票手法に一石
 記事の中の彼の発言を拾ってみる.
 同日記者会見した大仁田氏は「参議院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と切り出した。

 引退の直接の理由は、安倍政権が主導した今国会の会期延長と、参院選の日程先送りに対する抗議だと説明。「国民が求めているのは付け焼刃で法案を通すことでなく、慎重審議だと思う。選挙目当てにウソをついてまで当選したくない」と強調した。
 この発言に安倍政権の欺瞞と無能さが表現されていると思う.安倍晋三がいかに言辞を弄しても,まともな判断力を持った人間は騙されまい.
 また,自分自身の議員活動に対しても
 「何百という選挙区に応援に行った。それがタレント議員の仕事みたいなもの。(テレビに映る)僕の映像は(審議が荒れた時)いつも委員長を守る場面ばかり。レスラーという偏見を打ち破ろうとしたが、自分の勉強不足を痛感することもあった」と語った。
と告白している.正直で誠実な発言だと思う.逆に言えば,こういう人物を単なる票集めの道具としてしか使わなかった自民党というものの体質に嫌悪感を覚える.だから,安倍とか麻生とかがのさばっているんだろうか?
 大仁田氏の言う通り,安倍政権はひどい.ひどすぎる政権だ.場当たり的政策,歴史修正主義,アホなお仲間.これだけでもひどいものだが,最近の強行採決連発の国会運営などは議会制民主主義を破壊している.しかし,おそらく安倍晋三にはそういう意識はあるまい.彼は「議会制民主主義」を理解していないのだろうから.理解していないものは,実体として感じていない.実体として感じていないものを破壊したとは思えないんだろう.おおかた,「強行採決を繰り返して暴走」することは「ゆるぎない,ぶれない姿勢」を示すパフォーマンスとでも思っているのに違いない.
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by hiroi22 | 2007-06-24 21:47 | じっと思う

久し振りに野茂のことを書く

 野茂が出演しているCMが流れている.「まだ現役だ」みたいなメッセージが込められたCMだ.しかし,野茂自身は一昨年戦力外通告を出されてから一度もメジャーのマウンドに上がっていない.つまり,昨年一年間われわれは野茂のピッチングを見ることができなかったのだ.
 このblogには検索欄があるので,興味のある方は「野茂」でこのblogの過去の記事を検索して欲しい.過去6度ほど野茂のことを書いたが,彼に対して賛辞は惜しまなかった.
野茂という存在
野茂の前に道はない,野茂のあとに道はできる
それだけに,彼の現在とこれからが気にかかる.
 どんな職業にも引退は避けられないが,スポーツ選手,特に野茂のような華やかな経歴を持った選手はその身の処し方が注目される.CMのように,もう一度這い上がるのか,それともこのまま引退となるのかはわからない.しかし,私は「もう一度勇姿を見せてくれ」とも「このまま潔く身を引いてくれ」とも言わない.言おうとも思わない.どういう道を選んでも「野茂」は「野茂」であるからだ.
 これまで,彼は自分の信じるところを愚鈍なまでに進んできた.それは私に強烈なインパクトを与えた.それが成功したかか否かは問題ではない.だから,私は今後のことについても,そういう彼の行動原理をそのまま受入れ、支持し,見守りたいと思うのだ.むろん,心の中では,もう一度勇姿を見たいと思っているのであるが....
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by hiroi22 | 2007-06-19 00:06 | ずっと思う

なるほど正鵠を突いている

 田中眞紀子氏が安倍首相を批判した.
国民への愛情ない 真紀子氏が首相批判
 田中真紀子元外相は16日、甲府市で開かれた夏の参院選山梨選挙区の民主党候補の集会で「安倍さんは内閣を守ることばかりで、国民への愛情がない」と安倍晋三首相を厳しく批判した。
 「内閣を守ることばかりで、国民への愛情がない」か....
なるほど,うまいことを言う.
さすが田中角栄の娘だ.

 田中眞紀子氏に言われるまでもなく,選挙のためだけとしか思えない安倍内閣の最近のパフォーマンスは,見ているこちらが恥ずかしくなるほどだ.例えば,大きな問題になっている「年金」のことにしても,これは安倍内閣だけの責任ではないので,その点は不運とはいえる.しかし,参議院選を控えて周章狼狽,オロオロしているのが明らかで,もうそれだけで興ざめ.このあいだ強行採決した年金関連法案にしても,ずっと先に提案するはずだったのを,この問題が予想以上に騒ぎになったので焦って提出してしまったものだ.しかもろくすっぽ審議もせずに数時間で採決.もう人気取りに必死なのがミエミエ.この年金の問題は1日や2日で解決出来るものではない.ならば,よく考えて慎重に事を運ぶのが筋だろう.功を焦ってまたヘマをやらかさないかなと思っていたら,案の定
<年金問題>第三者委、法根拠なく実効性不透明 国会焦点に
 「消えた年金記録」をめぐり、領収書を持たない人への支給の是非を判断する第三者委員会の実効性が終盤国会の焦点に浮上してきた。政府は「申請者の立場に立つ」と強調するものの、同委員会は急ごしらえのため法律で規定されておらず、実効性に不透明な部分が多いためだ。
ほらね〜いわんこっちゃない!まるで出来の悪い学生を見ているような気になってくる.だから,
もう,こらあかんわ〜 この人
と思ってしまうのである.
 その他,例の松岡大臣の処遇とか,いかがわしい取り巻き連中とかあるし,もうちょっと無理なんじゃないでしょうか,総理大臣を務めるのは!
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by hiroi22 | 2007-06-16 22:21 | じっと思う

いかがわしい人々の厚顔無恥

 日本国憲法の前文にはこう書かれている.
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そして安倍晋三が最も忌み嫌う第九条はこうである.
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 4月にこのblogで集団的自衛権についての「有識者」会議(首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」)を強く非難した.
懲りずに”やらせタウンミーティング”の発想--情けない
昨日,この「有識者」会議の議論が報じられた.
<集団的自衛権>「解釈変え容認」安保法制懇で意見大勢
 政府は11日、憲法9条解釈の見直しを検討する安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(座長・柳井俊二前駐米大使)の第2回会合を開き、本格的な議論に着手した。首相が提示した4類型のうち「公海上で米艦が攻撃された際の自衛隊による護衛」について議論、「集団的自衛権の解釈を変え護衛すべきだ」とする意見が大勢を占めた。政府は従来、集団的自衛権は保有するが行使できないとしてきた。
上に挙げたblogで指摘したように,この懇談会は「有識者」会議とは名ばかりで,実際には安倍晋三のいかがわしいお仲間が集まった会議である.反対の立場の人間などいない.そのようなところで,自分たちが好き勝手に意見を述べて結論らしきものをまとめても,とてもまともな議論による結論と呼べるようなものではない.実際,この懇談会が発足した当初から,その点は朝日新聞などから手厳しく批判されていたところである.
 百歩譲って,この会議のメンバーが,その思想はともかくとして,多少なりとも知的な有識者であったとするならば,このようなメンバー構成による偏った議論を恐れて,慎重な議論,あるいは外に意見を求めるような態度をするだろう.付託されている議題はとてつもなく重大なのだから.ところが,彼らはそんなことはおかまいなしのようである.それは次の記事に如実に現れている.
 政府はこれまで、日本有事での米艦護衛は個別的自衛権で対処可能と解釈する一方、「自衛目的以外では米艦を守れない」と説明してきたが、11日の会合では公海上の護衛として(1)共同訓練中の補給(2)日米共同訓練(3)周辺事態での後方支援活動(4)同事態での船舶検査活動(5)弾道ミサイル発射の警戒監視、を例示した。

 このうち、(1)のように日米艦船が近接する場面では「集団的自衛権行使ではなく正当防衛」(久間章生防衛相)という考え方もあった。しかし委員からは「それでは限定的なことしかできない」と、解釈変更を支持する意見が相次いだ。

 (3)や(4)のケースについても「同盟で重要なのは情勢が緊迫した時」として集団的自衛権行使を求める意見が出た。朝鮮半島有事などを想定したものとみられるが、日本が自衛権行使に及んでいない状態で米艦防護のために集団的自衛権を行使すれば、事実上日本有事への移行を意味する。今後の議論の焦点となりそうだ。【古本陽荘】
厚顔無恥とはこういうことを言うのだろう.
 もう一度冒頭の日本国憲法を見て欲しい.
「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、」
であり,
「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
とある.ここに書いてあることをどう解釈すれば,アメリカ軍が攻撃されたら一緒になって戦うことができる,となるのか?解釈出来ると言うならば,それはペテンであり,欺瞞である.しかも,このような憲法の平和主義にのっとった集団的自衛権の解釈は,歴代の自民党政権によって,ことあるごとに確認されてきたところなのだ.
 安倍晋三は内閣総理大臣である.その権力の源泉は日本国憲法である.自分自身の権力のよりどころとしての憲法は認めるが,その平和主義はペテンと欺瞞によってないがしろにしようということらしい.
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by hiroi22 | 2007-06-12 22:22 | じっと思う

水木しげるイズムを知る

 「ホンマにオレはアホやろか」--水木しげる著
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 例によって(?)タイトルにつられて買ってしまったこの本.この本は漫画家水木しげるの自叙伝である.笑いながら一気に読んでしまったが,実際に書かれている内容は笑えるようなものではない.
 小さいころからガキ大将で,落ちこぼれ.勉強はしないので受験は失敗続き.戦争になり,南方最前線で片腕を失って終戦を迎え帰国.戦後,絵の才能を生かして,紙芝居作家から貸本漫画家という道をたどるも売れず,困窮の毎日を送る.ようやくゲゲゲの鬼太郎が当たり,漫画家としての地位を確たるものにしたというお話が書かれている.話の大部分は最後の成功に至るまでの貧しく苦しい時代の話である.しかし,著者のひょうひょうとした語り口はその苦しさや悲惨さを感じさせないのだ.むしろ,苦しい時にも何かしら心の余裕のようなものを持ち,生きていることを楽しんでいる筆者に共感させられ,その悲惨な毎日に起こるいろいろな出来事,次から次へと出会う奇妙な人々に笑ってしまうことになる.
 絵の才能はあったにせよ,今の時代の価値観で見れば,彼はトンでもない役立たずということになると思う.何せ学校にはまともに行かない,仕事も定職に就くというわけではない.徹頭徹尾マイペースと言っていい.しかし,時代が水木しげるに合っていたのか,とにかく彼は生き延びたのだ.
 水木しげるは戦時中に仲良くなった南洋の土人(彼はこの言葉を尊敬をこめて使う)の生活を賛美する.彼らののびのびした生活,自然の法を越えない生き方を賞賛する.こういう彼の人生観,生き方を100%賛同するわけではないが,ここまで「我が道を行く」という人生を見せつけられると,説得力を感じないわけにはいかない.
 我が道を行く彼はこんな風な言葉を投げかける.
人がどうこうしたとからとか,スタートがおくれたからといって,クヨクヨする必要はない.
 虫の中にいろいろな種類があるように,われわれ人間にも,いろいろな種類があるのだ.
 子供の頃から,一律に学校という,奇妙なものの中に入れられて,成績がどうのこうの,点数がどうのこうのといわれ,そんな,しょうもないことに,胸をドキドキさせられるんではたまったものではない.
大地はもっと自由だ.いろいろな形で生きていける.
 正直,ぼくはここまで悟りを開くことは出来ないだろうが,自分のつり上がった両目を少しは穏やかにしたいとは思っている.実際はなかなか難しいんだけれどね.
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by hiroi22 | 2007-06-09 23:00 | じっと思う

iPhone見せびらかしたいけど,携帯鎖国のニッポン

 iPhoneが6月29日にアメリカで発売になるそうである.うう,うらやましいー... この羨ましさがわからない人はこのCMを見よ.
iPhoneのCM
こんなのを見たあとの,自分の携帯のダサイことダサイこと (-_-)
ポケットからサッとiPhoneを出して見せびらかせたい!
スケジューラーはiCalと同期するだろうし,写真はきっとiPhotoと同期するだろうし,アドレス帳はMacintoshのアドレスブックと同期するだろうし,音楽とビデオはiTunesと同期に違いない.きっとブックマークもSafariのブックマークと同期だろう.うーん,今使っているPowerbookのデータをそのまま使えるじゃん!おまけに(おまけじゃないけど)携帯電話も使えるんだ!
なんと便利.しかもスマートで使いやすい.アメリカでは,早くも6月29日の熱狂の準備とカウントダウンが始まっているそうである.だけど日本じゃ携帯の規格が違うので使えないという・・・
携帯鎖国ニッポンのアホー,ボケー,カスー!!!
お財布ケータイ?そんなもん使わん!
ワンセグ?狭い画面で電波の弱いTVを見てどーする.
着うた?iPodにかなわんやろ〜
そんなどーでもよい機能はいいから,iPhoneを発売してくだされ m(_._)m
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by hiroi22 | 2007-06-08 22:35 | Macintosh

行け行けApple!

 こんなニュースがCNETに掲載されていた.
アップル、文化庁を激しく非難--「私的録音録画補償金制度は即時撤廃すべき」
 著作権法では、個人が楽曲、映像などを個人的に楽しむために私的録音・録画をすることに対して、著作権者に補償金を支払うよう定めている。これは私的録音・録画補償金制度と呼ばれ、対象製品はこの保証金が含まれた価格で販売されている。現在対象となっているのは、デジタルオーディオテープレコーダー(DAT)、デジタルコンパクトカセット(DCC)、ミニディスク(MD)、オーディオ用CD-R、・オーディオ用CD-RWの5つだ。

 しかし近年、iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーが普及してきていることから、こういった製品も私的録音・録画補償金制度の対象にすべきという議論が著作権者団体を中心に巻き起こった。現在では、文化審議会著作権分科会の私的録音録画小委員会で議論がなされている。もしデジタルオーディオプレーヤーが対象になると、保証金の分だけ製品が値上がりする可能性があり、消費者やデジタルオーディオプレーヤーのメーカーが反対している。
早い話が,CDで著作権料を取り,さらにiPodからも価格に上乗せする形で著作権料を取ろうという話にAppleが反対しているのだ.
 市場としてはほとんど何もない状態から,iPodを販売して現在のような大きなデジタルオーディオプレーヤーのマーケットにしたAppleだからこそ,その莫大な利益を何にもしないでかすめ取ろうとする企てにカチンと来るのは当然だろう.しかし,何よりも私が拍手喝采を送りたいのは次のコメントだ.
 さらにアップルは文化庁の行政運営が「著作権者団体の意見のみを汲み取り、消費者、機器メーカーの立場は無視し続けている」と激しく非難。「アップルを私的録音録画小委員会から閉め出し、欠席裁判で物事も決める閉鎖的な体質を持つ文化庁の典型的な隠蔽体質を良く表している。(中略)はなから『結論ありき』の審議会運営をする著作権事務局には真摯な姿勢は微塵も感じられず、もはや公平公正な著作権行政を運営する適切な省庁とは言い難く、速やかに著作権行政を他の省庁に移管することを強く望む」(アップル)と訴えている。
「はなから『結論ありき』の審議会運営をする著作権事務局には真摯な姿勢は微塵も感じられず、もはや公平公正な著作権行政を運営する適切な省庁とは言い難く、速やかに著作権行政を他の省庁に移管することを強く望む」とはよくぞ言った.ガハハ,これだけはっきりモノを言うと気持ちがよろしい.お役所のご機嫌ばかりうかがっている日本の企業も見習いなさい!
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by hiroi22 | 2007-06-04 23:27 | Macintosh

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