ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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ブッシュ敗北の賜物

 ブッシュ政権が中間選挙において手痛い敗戦をしたおかげで世界が変わろうとしている。イスラエルとパレスチナの和解ムードを見てその感を強くする。もっとも、中東地域は過去幾度も平和への期待が裏切られてきたところだから、今回も油断は出来ないのだけれど。ただ、何となく憎悪の連鎖に人々が疲れてきたのではないだろうか、そんな気がする。今まで繰り返されてきた殺戮の歴史はたくさんの人々に消せない傷を残しているだろうけれど、何とか友好的にそれを乗り越えて欲しいものだ。

Excite エキサイト : 国際ニュース <米国務長官>中東和平交渉再開に向けアラブ外相らと協議

 私はもうずっと前から中東、特にイスラエル周辺の新約・旧約聖書にまつわる地域を訪れたいと思っている。これが実現するのはいつになるのだろう....
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by hiroi22 | 2006-11-27 00:45 | じっと思う

東京都は北朝鮮なのか(その2)

 庶民を顧みない豪勢な旅行を税金でしたり、身内を採用したり、こりゃそのまま北朝鮮でございます。
Excite エキサイト : 社会ニュース <石原都知事>海外出張、四男問題、いじめ発言に批判殺到
 ■海外出張

 共産党の調査で、石原知事が過去に行った15回の海外出張の総費用が計2億4355万円に上ることが判明。知事は、都条例で首相と同程度に規定された宿泊費の1・6〜3・3倍の高級ホテルに宿泊することが当たり前になっていた。

 都によると、15日の公表から24日午後3時までに303件の意見が寄せられ、うち約290件が批判的内容だった。「常軌を逸している」「こんな使われ方なら税金など納めたくない」「即刻、見直すべきだ」など憤りが目立ち、出張費を都のホームページで公開するよう求める声もあった。

 石原知事は24日の会見で「私が希望しているわけでなく、完全に事務部門任せ。今の規定で痛痒(つうよう)は感じないが直すところは直す」と釈明した。条例規定を超える支出は、都人事委員会との協議を踏まえ行われている。

 都政の最高責任者であるにもかかわらず、都合の悪いことは「事務部門任せ」と言い逃れるのか...。しかし手柄は「自分の力」というのだろうね。

 ■四男問題

 都の文化振興事業に石原知事の四男で画家の延啓(のぶひろ)氏(40)が関与し、公費で海外出張していた問題は、22日に明るみに出た。都に寄せられた声は24日までに29件で、すべてが批判的意見。「公費訪欧は明確な説明が必要だ」「四男がかかわる運営は、都政の私物化では」などの指摘だった。

 この四男の画家とは誰?聞いたこともありませ〜ん。
 都民税で贅沢して子供に仕事を与えて、まこと正しい税金の使い道と言わねばなりません。
 自分の税金をこんなふうに使われる都民でなくてよかったなぁ。
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by hiroi22 | 2006-11-25 21:32 | じっと思う

人の話は鵜呑みにしません(その1)

 先日、知人とあるとき税金の話になった。
「医者や自営業者は、サラリーマンに比べて所得の補足率や必要経費などで優遇されている。不公平だ。」
というのが私(=サラリーマン)の主張だ。実際に所得を不正申告している人がどれぐらいになるか実態はどうあれ、こんな差別が存在していることは私は断じて納得出来ない。こんなことを思い出したのは、こんな記事が目にとまったからだ。
年収150万円と3000万円で“税率”が同じ国
 なかなか刺激的なタイトルである。著者の森永卓郎氏は、まず
 日本の税制が低所得者を保護している例として、よく次のようなことがいわれる。

1.日本の課税最低限は諸外国に比べて高い
2.日本の税制は累進課税になっている
と述べたあと、
 だが、この二つとも、実は大きな誤りなのである。
と断定するのだ。現在の税金に対して不満を持っている私にはとても興味深い主張である。彼はこう言う:
 1の「日本の課税最低限は諸外国に比べて高い」という議論に対する反論は簡単だ。財務省のサイトにある「所得税・個人所得課税の負担額、実効税率、課税最低限に関する国際比較」というページを見ればいい。

 世帯構成別の国際比較がでているが、それを見れば一目瞭然だ。例えば、夫婦と子ども2人の4人家族の場合、所得税の課税最低額は、次のようになっている。

日本 325.0万円
イギリス 376.7万円
アメリカ 378.5万円
フランス 410.7万円
ドイツ 508.1万円

 つまり、ドイツでは年に508万円稼いでも所得税を払わなくていいが、日本では年に325万円を超える額を稼いでしまうと、所得税を払わなくてはならないということだ。
 ここでちょっと彼の言説に対して「アレアレ?」と思ってしまった。掲げられている数字に疑問を抱いたのではない。”財務省のサイトにある「所得税・個人所得課税の負担額、実効税率、課税最低限に関する国際比較」というページを見ればいい。”という文章が引っかかったのだ。
 確かにこの数字と彼の説明を読めば「日本は欧米に比べて低所得者層から税金をふんだくっている。けしからん!」となるが、データの出所は財務省のサイトである。「税金取りたい病」の財務省のホームページでこういう彼らにとって不利なデータを並べるだろうか、というのが疑問だった。
 で、該当のホームページを見てみた。そうすると、確かに彼の挙げているデータは存在する。しかし、その前にこれでもかというぐらいに年収別の税負担額の各国の比較グラフが並んでいるのだ。もちろん、日本は「低い」。
 はっきり言って、森永卓郎氏はこんな議論していてはダメである。「課税最低限が低い」と主張してみても、官僚から税負担額の低いデータを見せつけられて一言も反論出来ずに終わるだろう。データは向こうが持っているのだ。相手と同じ土俵の上に乗っては勝負にならない。
 私が思うに、一番の問題は、冒頭に述べたように、所得の補足率の問題だと考える。同じく消費税がごまかされていないかということも大問題だろう。要するに所得税にしろ消費税にしろ、まるでザルで水をすくうようなことをしているのではないかということだ。そういう状況で、増税をしようというのはまったく納得出来ないのである。
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by hiroi22 | 2006-11-20 23:04 | じっと思う

いよいよなのかiPhone

 このところMacintoshなblogではiPhoneの噂が絶えない。それも単なる希望的観測ではなく、台湾のメーカーが受注して何万台も生産しているとかの「具体的噂」になってきている。この分だと来年早々のサンフランシスコでのMacWorldで発表になると見て間違いないだろう。そうなると携帯鎖国の日本で使えるかどうかが心配になるが、こちらとしてはこのことについてはただ祈るしかない。
 以前に書いたように、私がiPhoneに期待するのは、--iPod+携帯電話ということは当然として--Appleらしいユーザーインターフェイスと独自機能だ。
 まったく今の私の携帯電話(N901iS)の使いにくさには辟易している。Mailの送信欄に電話帳からアドレスを入れようとして機能ボタンを押すといきなり送信メニューがトップに現れる「仕様」。
「これから空欄になっているMailアドレスを入れようとしているのに、いきなり『送信』はないやろう〜!」
と使う度に心の中で悪態をついているのだ。精神衛生上よろしくない。その電話帳にしても、登録アドレスの「アイウエオ」別一覧を見るという機能がないのだ。まったくこんな信じられない電話帳の仕様は見たことない。その他、ボタンを3、4回押して探さないといけない「定型文」。そこで『なにしてるの?』という「定型文」をみつけては、
「こんな面倒なことさせた挙げ句、こんな簡単なフレーズが出てくるのかよ〜!」
とまた怒る。とまあ愚痴を言えばきりがない。
 もっとも、この信じられない「仕様」の数々はNECという製造メーカーのせいでもあるようだ。家人の持つSharp製の携帯電話はそれほどでもないという印象である。購入する際にもっと検討すべきであったのだが、まさかここまでひどいとは思わなかった。
 いずれにせよ、今の携帯電話のユーザーインターフェイスはAppleの多くのソフトで体験する心地よさ--こういうことはこうすれば出来るだろうという想像がその通りうまく行く--は実現していまい。早くiPhoneを手にして、このストレスから解放されたいものである。
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by hiroi22 | 2006-11-19 21:31 | Macintosh

iPod+Keynote

 仕事柄プレゼンテーションは必要だ。今までは、スライドを印刷して使うか、PowerBookを持ち込んでプロジェクターに投影して行なっていた。前者は今や時代遅れで、スマートとはいえない。後者はプロジェクターとの接続がうまくいくかどうかの不安を常に抱えている。それに重い。PowerBookでプレゼンテーションをするときも、一応用心のためスライドは印刷したものを持ってゆく。しかし、最近iPodでプレゼンテーションが出来るという記事をひょんなところで見つけた。iPodなら軽い。これでプレゼンテーションが出来るのならこんな便利なことはない。しかも、iPodを片手に説明する姿で、ちょっと人を驚かすことができる。というわけで、手持ちのファイルで試してみた。
 作ったソフトはKeyNote3である。さすがAppleのソフトである。ちゃーんとiPodのことを考えて作ってあるのだ。プレゼンテーションをQuickTimeのムービーとして書き出せるのである。しかも「対話型」として、つまりムービーの画面をクリックするとそのスライドに対してページ送りなどのアクションが発生するようになるのである。KeyNote3で作ったエフェクトもちゃんと再現される。「おお!これはすばらしい」と思い、iTunesに読み込ませてみた。結果はNG。「対話型」ムービーの特性が消えてしまって、単なるムービーにしかなっていないのである。ほっておくとどんどん映像が進んでしまう。もちろんKeyNote3で作ったエフェクトは消えている。しかも、圧縮のせいか画質が格段に落ちてしまい、文字がかすれて見える。これでは使えない。
 一方、KeyNote3の書き出しとして、各ページを画像として書き出す機能を使うという手もある。今度は直接iPhotoに書き出すことができ、しかも新しいアルバムとして保存されるのである。あとはiPodをつないでiTunesからそのアルバムをiPodに転送すればよい。この方法だと、ムービーではなく各ページの単なるスライドショーになる。したがって残念ながらKeyNoteでつけたエフェクトはすべて消えてしまう。しかし、ビデオ入力端子がある機器なら何でもつなげてしまうという利点はある。
 この方法でファイルを書き出し、自宅のテレビで試してみた。今度はGood。画質もそんなに落ちていない。やり方としては、結局トランスペアランシーを印刷して行なうのと変わりはないが、こちらの方がずっとスマートである。
 今回、いろいろ試してみて痛感したのは、iPod、KeyNote、iPhoto、iTunesのそれぞれの連携の良さである。それぞれがそれぞれを意識した作りになっている。同じAppleが作ったソフトだからある程度は当然かも知れないが、ここまで徹底して、しかも使いやすいということはなかなか出来るものではない。
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by hiroi22 | 2006-11-16 23:06 | Macintosh

ラーメンズかぁ...

 Macintoshの新しいCM、「Macをはじめよう」というのが流れている。実際にテレビではまだお目にかかってはいないのだが、Appleのホームページで見ることができる。
d0007533_219798.jpg
 このCMの元になっているのはアメリカで流れていたCMで、多くのMacintoshな人にはおなじみのものだろう。アメリカのものは、小太りのビジネスマン(PCをイメージしている)とちょっとラフなスタイルの青年(Macintoshの役)の掛け合いで、主にPCを揶揄してMacintoshの優位性をアピールしようという内容である。すでにたくさんのバージョンがあるが、なかなか笑えるCMである。日本版でも内容は変わらないようだが、この二人の役には若手お笑いコンビのラーメンズを起用している。
 ラーメンズ、ひところはNHKの「爆笑オンエアバトル」の常連で、なかなか人気もあったと思うが、最近はあまり見かけなくなっていた。だから、今回の起用はちょっと意外であった。それに、私は個人的にラーメンズの芸風はあんまり好きじゃなかったのだ。
 しかし、この日本版のCMはなかなか良く出来ている。面白い。元々良く出来たCMだったと言ってしまえばそれまでだが、ラーメンズもイヤミを出さずに好演していると思う。彼らが抜擢されたのもうなずけるし、起用は成功だったと言えるだろう。
 よく考えてみると、ラーメンズを除いて、お笑い芸人ということに限ってみれば、このCMにふさわしいコンビはなかなか見当たらないのだ。関西芸人はちょっとこのCMには向かないだろう。ドランクドラゴンは面白いけど、痩せている方をMacintosh役にするのは無理だし、太っている方もふさわしくあるまい。逆にアンジャッシュは両方共やや優等生過ぎて対比CMとしては弱いような気がする。爆笑問題は、どうもどっちをPC、Macintoshにしてもしっくりこない・・・・
 そうなのだ、PCとMacintoshを対比するCMであるから、PCの方に人気が出るようなキャスティングは出来ない。一方、Macintoshの方は若くて好感が持てるがキャラクターが出過ぎない方がよい。こう考えてみると、いまだお茶の間になじみがないが、演技には確かなものを持っているラーメンズの起用というのは当然という気がしてきた。
 そう、CM一つでもなかなか配役というのは難しいのだ。しかし、繰り返しになるが、なかなかスマートで面白いCMだ。さすがアメリカ的。
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by hiroi22 | 2006-11-14 22:20 | Macintosh

いろんな意味で心配--PS3

 調べたわけではないけれど、Macintoshな人というのはSONYに対して好感を持っている人が多いのではないだろうか。業界トップではないけれど、何かクリエイティブなイメージがある。そういうところはどこかAppleと通じるものがあり、好もしい印象を与えているのだろうと思う。実際、S. Jobsの口からもSONYに対するrespectが出たことは何度かあると記憶している。私自身もSONYは好きで、かつては家電製品--TV、ビデオ、ステレオコンポなど--はSONY製品で固めた頃があった。
 そのSONYだが、最近はあまり業績が芳しくない。バッテリーの不具合はいうまでもなく、パソコンのVAIOも一時の勢いはないようである。そんな折、SONYの”社運をかけた”新製品が世に出た。
Excite エキサイト : 経済ニュース:<PS3>ソニーの命運握る戦略商品
 11日に発売されたソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」は、業績低迷中のソニーにとって「復活をかけた戦略商品」(ハワード・ストリンガー会長)で、年末商戦が成否を占う最初のヤマになる。ただ、ライバルの任天堂やマイクロソフトも新商品を年末商戦に投入し真っ向対決の姿勢で、ソニーの挑戦が成功するかは予断を許さない。

 PS3は開発に数千億円が投じられ、次世代DVDの「ブルーレイ・ディスク(BD)」再生機やスーパーコンピューター級の能力の新型半導体を搭載した。製造原価は1台約10万円といわれるが、普及促進を狙って1台約5万〜6万円で売るため、ソニーはゲーム事業だけで07年3月期に2000億円の営業赤字を予想する。1億台以上売れたPS2並みの実績を残せなければ「復活」というソニーのもくろみも絵に描いたもちとなり、逆に傷口を広げかねない。

 ゲーム業界は高性能なゲームから手軽に遊べるゲームへと人気がシフトする兆しもあり、ゲーム業界に詳しいエンターブレイン社の浜村弘一社長は「年末商戦の主役は任天堂のニンテンドーDS」と話す。携帯型のDSは脳をきたえるゲームなどが大ヒットし、04年末の発売からの累計販売台数は2600万台と過去最速のスピードで売れている。

 任天堂はDS路線を踏襲した家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」を12月2日に発売し、年末商戦に本格参戦する。ソニーにとっては、この年末商戦が社運をかけた背水の陣となりそうだ。【斉藤望】
 かつてのSONYファンとしては、たとえPS3が成功しても不満である。世界のSONY、技術のSONYと言われた会社が、たかがゲーム機で社運を興そうという姿勢が気に食わない。ゲーム機に対する偏見だといわれれば、そうかも知れない。また、現実はそうなのだからやむを得ないということもいえるだろう。しかし、私はSONYならば、テレビやインターネットなど、もっと大きな分野で勝負をして欲しいと願うのだ。
 思えば、このゲーム機分野でライバルと目される任天堂は、花札・トランプを売っていた会社から、家庭用コンピュータゲーム機を切り開いたパイオニアであり、今なおその独創性でゲーム機業界を引っ張っている。いわば、かつてSONYが家電業界で果たした役割をこの業界で担っていると言ってよい。そんな企業と、「製造原価は1台約10万円といわれるが、普及促進を狙って1台約5万〜6万円で売る」ようなことをしてまで張り合う路線が正しいのだろうか?

 で、Macintoshな私としては、SONYにMac OSXが載ったVAIOの薄型ノートを出して欲しいのである。AppleとSONYにとって悪くない話だと思うんだけどね。まあ、ウォークマンがiPODに挑んでいる状況ではなかなか難しいけれども。
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by hiroi22 | 2006-11-12 22:20 | ずっと思う

恐ろしい話

 まるで戦前のドイツか北朝鮮のような独裁国家の話である。
Excite エキサイト : 社会ニュース:タウンミーティング中止 教育改革以外も調査へ
朝日新聞:聴衆の半数は関係者 質問は県職員 タウンミーティング
朝日新聞:「やらせ」は8回中5回 タウンミーティング
 「世論操作」や「煽動」という言葉が頭をよぎる。記事を詳しく読むと憂鬱になる。
 内閣府によると、当日の参加者は401人。内訳は不明だが、半数以上は「関係者」だった計算になる。

 さらに八戸市での「やらせ質問」は、文科省の広報室の担当者が書き、広報室長が了承していたことが分かった。この室長は現在、首相官邸で教育再生会議の担当参事官をしている。

 同特別委で文科省の田中壮一郎・生涯学習政策局長は「広報室の担当者が質問項目を作り、広報室長に見せて内閣府に提出した」と説明。笠井亮氏(共産)が「上司の広報室長は『まずい』と指摘しなかったのか」とたたみかけると、田中氏は「上司も『議論活性化に役立てば』と承認した」と答えた。
 文科省が直接関わっていたとは、まったく「優秀」な日本の官僚は一体どこへ行ってしまったのか?

 今回のことは突然降って湧いた話とは到底信じられない。文科省だけでなく、ほかの省庁でも似たようなことは日常茶飯事だったのだろう。過去に遡っても、関係者、責任者の厳罰を行なうべきだ。それがなければ、この社会は「民主的」という仮面を被った独裁国家だ。
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by hiroi22 | 2006-11-12 00:07 | じっと思う

新しいMacBookだが

 先日の新しいMacBook Proの発表に続いてMacBookも新しいものが発表になったが、この最初のMacBook Proの発表の数日前、後輩の女性から
「新しいPowerBookはでないんでしょうか?」
と質問を受けた。私がMacintoshな人であることは、あまねく認知されているのでMacintoshの新製品についても何か知っているのではないかと思われていたのだ。実際、そのときは間もなく新製品が出そうだという噂は聞いていたので、そのように答えて、なぜそんなことを聞くのかと彼女に訊ねてみた。
d0007533_22433059.jpg

 彼女から返ってきた答えはちょっと深刻なものだった。彼女はPowerBookG4のオーナーなのだが、約2.5kgのその重量に不満なのである。それで、彼女はもし今度の新製品が軽いものでなければ、Windows機に買い替えようと思っているという。
 確かに私にとってもPowerBookは重い。出張の時に持参するが、肩にずしりと食い込む重さである。細腕の女性には堪え難いものがあるのだろう。しかし、私が知る限り、Appleの考え方は残念ながら彼女を救うものではない。アメリカは車社会でありAppleはその製品に関しては完全主義者だ。少しぐらい重くても、必要なものは装備し、窮屈でないキーボードを持っているマシンをAppleは希求しているようである。だから彼女には
「残念ながら、Appleは当分軽いマシンは出さないだろう」
と答えるしかなかった。
 今回発表されたMacBookは旧機と同じ2.3kgの重さがある。国産のWindows機ではDVDドライブまでついて、1.5kg前後のマシンは珍しくない。Windowsのノートブックは、MacBookに比べるとデザインやスペックで見劣りはするし、なによりWindowsを使わなければならない辛さはあるが、あの軽さは確かに魅力的である。Appleは、今度のMacBookのキャッチフレーズの一節で、
「欲しいすべてをMacBookで。」
と謳う。しかし、
「すべてはいらないからもっと軽いのを」
と望むユーザーは(特に日本では)多いのではないだろうか。
 そうはいっても、確かに魅力的なマシンなんだよなぁ...今度のMacBookは。おまけに安いし。iSightを使って、タダでテレビチャットしませんかぁ、奥様!
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by hiroi22 | 2006-11-09 23:25 | Macintosh

アメリカの有権者もなめられたものだ

 フセイン元イラク大統領に死刑判決が言い渡された。共和党の劣勢が伝えられるアメリカ議会の中間選挙の投票日の2日前のことである。今やアメリカといえどもブッシュ政権のイラク政策を支持する声は少なく、大統領の支持率は40%に満たない。ラムズフェルド国防長官の更迭を求める声さえ上がっている。
 こういう状況で今回の判決が言い渡された。この公判では、すでにイラク政府筋から判事に対して様々な圧力がかかっていたという。イラク政府筋ということは、アメリカ軍=アメリカ政府からの圧力ということである。そして、アメリカ軍が牛耳っているとも言えるイラクで、どういう意志がはたらいてこの時期に判決が出たのかは明らかであろう。つまり、この判決はアメリカによるブッシュ政権のための判決なのだ。ブッシュ大統領はもちろん今回の判決は大歓迎で、イラク戦争の正当化がなされたと胸を張っている。
死刑判決は「大きな成果」 ブッシュ米大統領
 【ワシントン5日共同】ブッシュ米大統領は5日、イラクのフセイン元大統領への死刑判決について「イラクの民主主義にとって大きな成果だ」と述べ、元大統領を打倒したイラク戦争の正当性を強調した。中間選挙の応援遊説に出発する前、テキサス州ウェーコの空港で声明を読み上げた。
 7日投票の中間選挙では、イラク情勢の悪化から与党共和党は厳しい戦いを強いられており、大統領はこの判決を機に、イラク開戦の決断の正しさをあらためて訴える意向だが、有権者の共感を得られるか不透明だ。
 大統領は「専制による支配を法による支配に替えようとイラクの人々が取り組んできた努力の一里塚」と判決の意義を高く評価。「自由で公正な、統一された社会へと歩む上で重要な成果と歴史に記録されるだろう」と繰り返した。
 身勝手な理由で戦争を始め、民間人を含む数多くの人の犠牲を強いておいて、厚顔無恥もはなはだしいと言うべきである。
 投票日直前に今回の判決を強要した結果、中間選挙が共和党に有利にはたらくとブッシュ政権が思っているのなら、アメリカの有権者もなめられたものである。しかし、もし万が一この判決のおかげで共和党が勝利するようなことがあれば、彼らを勢いづかせ、ますますアメリカ単独主義に走ることだろう。そんな恐ろしいことにはならないよう祈るのみではあるが...。
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by hiroi22 | 2006-11-07 22:28 | じっと思う

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