ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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私も亀田兄弟は嫌いです.しかし・・・

 生まれてこのかた,殴り合いの喧嘩なんぞはしたこともないし見たこともないのだけど,ボクシングは好きである.しかし,近頃人気(?)の亀田兄弟は嫌いである.プロなので多少のショーマンシップはやむを得ないとしても,礼儀,特に相手に対する態度が悪すぎる.見ていて不快である.もう少しスポーツマンらしい態度は出来ないのか.もっとも,それを許す周りの大人にも問題があるけれど.
 この亀田兄弟に対する具志堅用高氏の批判で揉めているという.
<ボクシング>協栄ジム会長が具志堅氏に反論 亀田3兄弟で
 何でも,毎日新聞に掲載された具志堅用高氏の亀田兄弟批判に,所属の協栄ジムと亀田兄弟の父親が怒りの会見をしたそうである.具志堅用高氏の批判の記事;闘論:亀田3兄弟ブーム 原功氏/具志堅用高氏によれば,
 亀田興毅君のここ何試合かは、内容は悪い。パンチできっちり倒したのではなく、相手が棄権したり、ローブローだったり、レフェリーが止めたり。ボクシングを普段見ない人は、KO(TKO)で勝ったら「強いのね」と思ってしまうけど、我々元ボクサーや現役選手で、彼を本当に強いと思っている人がどれだけいるだろうか。
また,
 弱い外国人とばかり対戦しているのに、日本や東洋太平洋のランキングに押し込んだ日本ボクシングコミッション(JBC)にも問題がある。日本選手と戦わず、本来のフライ級はWBA、WBC(世界ボクシング評議会)とも王者が強いこともあり、1階級下げて空位の王座決定戦に出る。金をかければ、そんなに簡単に世界挑戦できるのか。ボクシングの歴史から見たら、この現状は何だ。今度挑戦するWBAライトフライ級王座はかつて僕が持っていたタイトルだけど、彼と一緒にされたら困る。
と世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級2位、亀田興毅選手の実力・ランキングに疑問を呈している.具志堅氏の後半の批判は
 みんなに愛される選手になってほしい。今はチヤホヤされても、引退後はどうなるのか。会見や計量で相手をにらみつけたり、挑発するような言動は慎むべきだ。ボクシングは選手が命がけで戦う素晴らしいスポーツ。ボクサーはリングの外では紳士であるべきで、やっていいことと悪いことがある。協栄ジムは教育すべきだ。二男は試合後にリング上で歌うけど、僕がJBCにやめさせるよう求めたら「テレビ局の意向だから」。特別扱いせず、やめさせないといけない。
とあり,最初に書いたように,これは私の意見とも一致していて,その通りだと思う.これに対して,前半の彼の実力に対する見解は私とは異なる.
 冒頭に書いたように,私はボクシングは好きで長く見ている.しかし,亀田興毅選手のようなパフォーマンスは大嫌いなので,こういう選手は強くない,負けて欲しいというのが願望である.だから彼がデビュー当初,わけの分からないタイ人選手たちと戦って勝っても,うさんくさい目で見ていた.しかし,ここ数試合の内容を見て見方を変えた.亀田興毅の実力は認めざるを得ない.スピードとパンチの切れは申し分ないが,もっとも評価しているのはディフェンスだ.うまくヘッドスリップでパンチをかわすことが出来るのはトレーニングの賜物だろう.勝った相手も具志堅氏が言うような弱い相手では決してない.世界ランキング2位でタイトルマッチに挑む実力はあると見る.不安といえば,今まで圧勝の連続で,強い相手の強いパンチを浴びていないことか.そういうパンチを受けたり,顔面をカットした時に平常心でいられるかどうか.
 もっとも,世界戦ともなるとプレッシャーは並大抵なものではないだろうから,実力はあっても勝敗は未知数だ.しかし,何度も言うが,勝っても負けてもあの態度はいただけない.相手に対する思いやりがなければ真の強者とは言えないぞ.
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by hiroi22 | 2006-06-29 23:25 | ずっと思う

「感動をありがとう」何ぞは口が裂けても言わないぞ

 今回のワールドカップの直前,このブログW杯予想で,
「まだ始まったばかりのワールドカップだが,やはりびっくりするくらいレベルが高いし激しい.普通の親善試合とはまったく選手のテンションが違う.こんなにレベルが高くて激しい試合の中に日本チームはついていけるのだろうかと今さらながらに不安になる.」
と思わず不安を口走ってしまったのだが,それが現実のものとなってしまった.振り返ってみると,やはり初戦のオーストラリア戦の8分間の3失点がすべてだった.あの3失点で,勝ち点とモチベーションを失ってしまった.ああなった時点でチームを立て直すのは難しかったことだろう.あの敗戦のあと,知人に“絶望的”という言葉を漏らしたのだが,振り返ってみて,得失点差等を考えてみても,その感想は妥当だったと思う.
 ホームのアドバンテージはあったとはいえ,決勝トーナメントに進んだ前回の日本代表と,予選であえなく敗退した今回の日本代表.比較され批判されるのはやむを得まい.トルシエ前監督の管理サッカーとジーコジャパンのブラジル流自由サッカー.アジアレベルでは自由サッカーは通用したが,世界レベルでは歯が立たなかったと結論づけられたといってよい.これは好き嫌いの問題ではない.結果がすべてを物語っているのだ.日本人の体格,技術,性格等とジーコジャパンのサッカーはマッチしなかった,少なくとも時期尚早だったのだ.
 今後日本がワールドカップという「お祭り」に参加して楽しむためにはどんな指導者によるどんな戦術が必要なのか.あれこれ考えるのも一興だ.個人的にはJ1千葉のオシム監督を買っているのだが,年齢的に次のワールドカップで指揮をとるのはキツいかも知れない.日本人ではもう一度岡田監督というのも悪くないと考えている.ただ,誰がなっても「黄金世代」が年齢的に盛りを過ぎてしまってはチーム構成が難しくなるだろう.
 ドイツ・ワールドカップが終わっても休む間もなくサッカーのイベントは続く.結局弱かった日本代表だが,地元としては一番に注目してしまうのだよね.だけど,
「感動をありがとう」何ぞは口が裂けても言わないぞ.
目標を達成出来なかったのは,プロとして批判されるべきだし,きちんと批判は甘んじて受けるべきである.そして,今回の問題点(FWの人選,能力不足,戦術 etc.)を掘り下げて分析して次のチームに託してほしい.
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by hiroi22 | 2006-06-23 22:43 | じっと思う

不思議な注意文

 これはいつも通勤に使っている電車の注意書きである.
d0007533_2232084.jpg
ご覧のように,ドアに指を挟まれないで下さいという警告が込められている.ただし,この注意書きのある車両はかなり古いもので,このメッセージを見ることが出来るのもあとわずかかもしれない.
 私はこのメッセージとの付き合いは長いけれど,もうずっと「これ,一体何を考えているのだ?」と思っている.一言で言えば
やる気のないメッセージ.
 なぜか?このメッセージの内容とイラストから,これは大人を対象としたものではなく,かなり年齢の低い子供に向かって発せられたものと思われる.では,これがそのような子供にとって警告になっているのか?全然なっていない.むしろその逆だと思う.
 まず,低年齢の子供は字が読めない.したがって,クマのイラストを見て,「なんだ?」と思うだろう.クマさんは微笑んで楽しそうだ.しかもクマさんの指差している方向には,何とドアの隙間があるのだ!これでは,子供はドアの隙間に何か楽しげなものがあるかもしれないと思っても不思議ではない.まったく逆効果である.だから一体何を考えているのかと思ってしまうのだ.想像するに,おざなりでつけた注意書きなんだろう.もう一つ,写真には撮れなかったが,同じくこの車両には
客の頭上に鎮座する消火器(それも優先座席)
という恐ろしいものもあるのだ.ホントによく出来た電車である.
 次は最近とあるスーパーのトイレで見かけた掲示文.
d0007533_22491346.jpg

防犯上、衛生上、従業員も使用させて頂くことがございます。
とある.これを見て笑ってしまった.「防犯上」従業員がお客のトイレを使う,これは納得出来る.しかし,「衛生上」とは何?お客が汚したトイレも従業員が使用すればきれいになるのか・・・・まさかね.こんな但し書きは不要と思うのだが,何だか変に気を使っている文章である.
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by hiroi22 | 2006-06-19 23:14 | ずっと思う

負けたので一般論

 あ〜あ,オーストラリアに負けてしまいました.引き分けぐらいはすると思っていましたが,負け,それも負け方が悪い.戦前,J1千葉のオシム監督がオーストラリア脅威論,及びワールドカップでの日本チームへの悲観論を語っていたので不安ではあったのですが,こういう結果になろうとは.これで,どう考えてもブラジル戦があり,勝ち点0の日本がもっとも不利になってしまいました.こうなると決勝トーナメントに進むためのあれこれを考えるのが空しくなってしまいましたので,ちょっとした感想を.
 よく選手が試合前のインタビューに答えて,「自分たちの力を出せれば勝てる」といった言い方をしますが,(これが本音とは限りませんが)ちょっと違うなあと思うのです.先日も書きましたが,ワールドカップの試合は普通の親善試合と全くレベルが違います.しかもいろいろな特徴を持ったチームがあります.したがって,こういったチームに本気で勝ちにいくには,自分たちの力を出すというよりも,相手のチームの力を出させないで攻める,ということが必要に思います.一言でいえば,事前のスカウティングと試合の流れに応じた臨機応変な対応ということです.例えば,先日のオーストラリアは,前半で中田,中村という日本のキーマンをつぶしてほとんど仕事をさせませんでした.後半はマークも甘くなったかもしれませんが,そのかわり彼らのスタミナも切れてオーストラリアの脅威にはなりませんでした.一方,日本には素人目ではそんなに明確なプランは無いように見えました.
 今度のクロアチア戦,勝たなければならないのは日本の方で,クロアチアは引き分けでも,まだオーストラリアとの最後の決戦に望みがつながります.日本には勝つための明確な戦略と選手の火事場のクソ力を期待しましょう.
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by hiroi22 | 2006-06-15 17:58 | ずっと思う

僕のW杯予想

 このブログはとにかく日頃の考えの備忘録なので,今回のワールドカップの日本チームの予想も書き留めておこう.
 予選リーグの日本チームの成績は1勝1敗1引き分けの勝ち点4と予想する.では,これで決勝トーナメントに進めるかというと「微妙」.ブラジルは別格として,クロアチア,オーストラリアが両方とも勝ち点3以下になるとは考えにくい.僕にはそのような都合の良い星取り表を作るのがとてもむずかしい.したがって,オーストラリアまたはクロアチアのどちらかが同じ勝ち点4で日本と並ぶと予想する.そうすると,得失点差の争いになるが,得点力の低い日本には分が悪いと思うのだ.よって,決勝トーナメント進出は「微妙」である.
 もっとも,サッカーというスポーツの性格,またワールドカップの特異な雰囲気の下では思わぬ結果をもたらすこともあるかもしれない.例えば,日本が初戦のオーストラリア戦をうまく勝ち抜け,クロアチアがブラジルに大敗すれば,クロアチアは日本戦に背水の陣で臨むことになる.その間隙を突いてうまく戦えば勝てるかもしれない.そうなると勝ち点6で決勝トーナメントに進める.もちろん,この逆の悲しいシナリオも考えられるし,あり得る.
 まだ始まったばかりのワールドカップだが,やはりびっくりするくらいレベルが高いし激しい.普通の親善試合とはまったく選手のテンションが違う.こんなにレベルが高くて激しい試合の中に日本チームはついていけるのだろうかと今さらながらに不安になる.きっと大丈夫なんだろうけど.

 それから,TVのアナウンサー(特に民放)と解説者たちよ,日本をひいき,応援するだけの放送,うるさい放送はやめて欲しい.サッカー中継はあなたたちのパフォーマンスの場ではないのだ.正確でわかりやすい放送をしてほしい.また,相手チームも日本チームと同じく必死で戦っているのだ.彼らに対するリスペクトも忘れるべきじゃない.
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by hiroi22 | 2006-06-11 17:15 | じっと思う

映画「ダ・ヴィンチ・コード」見ました

 ダ・ヴィンチ・コードの映画を見てきました.世界中で大ヒット,日本でも興行成績のトップを走っていますが,私の見た映画館はガラガラ.平日のお昼頃の上映時間ということもあったかも知れませんが,ちょっと拍子抜けしました.しかし,そのおかげで真ん中の良い席でゆったりと見ることができたのでした.
 映画の印象は,個人的には楽しめました.面白かったです.ただ,私の席の後ろに陣取っていたおばさん4人組の会話では,「わかった?」という言葉が飛んでいましたので,彼女たちにはもう一つだったのかも知れません.
 楽しめた理由はいくつかあります.一つは,原作を夢中で読んだことです.すでに小説の細部まで頭に入っており,映画はその原作の映像による追体験という面がありました.だから,ストーリー展開の多少の性急さも気になりませんでした.もう一つは,私は(クリスチャンではないのですが)結構「聖書オタク」であることです.子供の頃日曜学校へ通ったことがありますし,エルサレム,死海etc. になぜかロマンを感じる方で,この小説の題材にも興味があり,のめり込むたちなのです.また,小説に出てきたいくつかの場所,特にロスリン教会,が実際に見られたことも良かったと思います.
 見終わって,このお話はつくづく良く出来た話だと思いました.着想も良いし,フィクションと分かっていてもなかなか説得力のある構成になっています.レンヌ=ル=シャトーとかテンプル騎士団とか、面白いことが一杯書いてあります.それに,聖書は読んだことがあるのですが,マグダナのマリアはちょっと盲点でした.この手の話は,おそらく玉石混淆で,トンデモ話もたくさんあると思われますが,それも含めてなかなか興味が尽きないところです.
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by hiroi22 | 2006-06-09 23:52 | じっと思う

ポアンカレ予想解決の論文が出版されたのだけれど...

 ポアンカレ予想解決の論文が出版されたというニュースが伝えられた.
人民日報:中国人数学者、難問「ポアンカレ予想」を証明
毎日新聞:難問数学:「ポアンカレ予想」証明か 中国人数学者が論文
 普通,こういうニュースを聞くと「へえ,すごい!」ということになるのだけれど,今回は少し違う.先日も書いたように,この予想の解決自体,ロシア人数学者ペレルマン(Perelman)が既にアナウンスしている.単にアナウンスしただけではなく,その論文の草稿もかなり流布していて,各国の数学者がいろいろな形で検討していると聞く.そういう状況で,突然中国人数学者二人の共著論文が出版されたのである.タイトルと雑誌は以下のようなものだ.
A Complete Proof of the Poincaré and Geometrization Conjectures - application of the Hamilton-Perelman theory of the Ricci flow
by Huai-Dong Cao and Xi-Ping Zhu

Asian Journal of Mathematics
Volume 10, Number 2 (June 2006)
165-498
 以下は彼らの論文を見ないでのクレームである.しかし,そんなに大きく的は外していないと思う.
 数学の学術論文ではオリジナリティが問題になる.結果の新しさや方法の新しさである.ところが,この論文,そのオリジナリティはどこにあるのか?
 論文のタイトルには "applcation of the Hamilton-Perelman theory"とある.こういった場合普通 "application(応用)"というのは,既知の理論を何か別の分野,問題に適用するという時に使われる.しかし,彼らが応用する理論は"the Hamilton-Perelman theory of the Ricci flow"であり,まさにPerelmanがポアンカレ予想を解くために用意したものである.これでは,Perelmanの理論を彼の提唱通りポアンカレ予想の解決に適用したということではないのか?ならば彼らの真のオリジナリティはどこにあるのだろうか?
 もちろん,数学というのは厳密な論法を要求するから,Perelmanの議論,論文をきちんと検証することは重要なことである.しかし,それをしたからといって,この世紀の予想を自分たちで解決したといえるのか?
 さらに不可解なのは,彼らの論文を出版したAsian Journal of Mathematicsという雑誌である.毎日新聞の記事によれば,小島定吉・東京工業大教授(幾何学)は「論文が発表された雑誌は専門家の間で信頼が厚い。」と述べているそうであるが,世紀をまたぐ大問題解決の発表雑誌としては役不足と感じる.ポアンカレ予想ほどの大問題を解決したとなると,自然科学系でのネイチャーにあたるような,数学界における最高クラスの学術雑誌で発表しようとするものである.そういった雑誌は査読も厳しく,掲載されるのは困難だが,そのような雑誌に掲載されればその論文は高い評価を得る.だから研究者は,自信のある論文はそのような雑誌に投稿するし,雑誌の方も高いレベルを維持するために優秀な論文を掲載するのである.
 ここからは邪推である.一つ考えられるのは,彼らの論文もそのような雑誌に投稿したのではないかということだ.しかし,おそらく私が上に述べたような観点から掲載を拒否され,Asian Journal of Mathematicsに発表ということになったのではないか.Asian Journal of Mathematicsという雑誌は,editorial boardに中国人数学者がずらりと並び,chief editorsの一人は中国人数学者のドンであるから,彼らの論文も掲載されやすかったのだろうと思う(重ねていうが,私の邪推である).

 フェルマーの最終定理を証明したA. Wilesは自分のアイディアを人に漏らすことなく何年もたった一人で研究していた.フェルマーの最終定理の証明の完成後,その姿勢を非難されたという話を聞いたことがある.つまり,彼が自分のアイディアをもっと早く公開していれば,世界中の研究者の力を合わせて,定理の証明がもっと早くなり,数学の進歩にさらに大きく貢献できたのではないかというわけである.しかし,今回のことを見るとWilesの姿勢も無理からぬ気がしてきた.あまり気分の良いものではないけれど.....
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by hiroi22 | 2006-06-07 22:18 | じっと思う

おざなりな対応は公社だからか?

 何とも痛ましい事故だ.
Excite エキサイト : 社会ニュース <エレベーター事故>2年半で不具合20件報告 欠陥放置か
 東京都港区芝1のマンション「シティハイツ竹芝」12階で男子高校生がエレベーターの床と同階の天井に挟まれて死亡した事故で、マンションを管理する港区住宅公社には過去2年半にエレベーターの不具合が約20件報告されていたことが分かった。建物を所有する港区にも住民の苦情が伝えられていた。警視庁捜査1課と三田署は、誤作動を起こす欠陥が長期にわたり放置されていた疑いがあるとみて業務上過失致死容疑で捜査を開始。メーカーや保守点検業者を含む関係者らから事情を聴いている。
 日常当たり前に使っているエレベーターによる死亡事故.それだけでも驚くべきことだが,このエレベーター自体が、これまで何度も不具合を繰り返していたもので,エレベーター会社による調査に対して,
 04年11月に扉が開かなくなったケースでは、シンドラーエレベータに調査を求め、報告書の提出も受けていた。廣井誠一郎・公社事務局長は4日、記者会見で「分からない専門用語まで調べることはしなかった」と報告書を十分に精査していないことを認めた。
ということを聞くにいたっては,呆れてしまう.つまり,「不具合は専門家に調査を依頼しました.そして,報告書も提出されました.」で話が終わっているのである.書類の形式さえ揃えばよいという,お役所的な発想というべきだろう.まるで現実感が感じられない.上の事務局長の発言も同様だ.今回の責任をどのように考えているのだろう.
 自転車でいつものように帰ってきて事故にあった高校生はまったくお気の毒としか言いようがない.無責任な港区住宅公社の犠牲者である.

 本当は,今日は下の写真について一言書くつもりだったけれど,この事故のニュースでどこかへいってしまった.
d0007533_053716.jpg

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by hiroi22 | 2006-06-05 00:17 | じっと思う

W杯予選突破の難しさ

 いよいよワールドカップが目前に迫ってきた.ワクワク感が高まっている.これからしばらく日本中で「にわかサッカー解説者」が増殖することだろう.まだ,予想をするのは早い気もするし,実際対戦相手もあまり知らないのだが,組み合わせから見た分析を書き留めておこう.
 先日新聞で,あるサッカー解説者が「予選は1勝1敗1引き分けで突破できる」と書いていたが,これには首を傾げる.また,巷間「初戦のオーストラリア戦が非常に重要」といわれているが,これも全面的に賛成というわけではない.日本の属するGroup Fの様子を見ながら理由を述べよう.
 Group Fはブラジル,日本,クロアチア,オーストラリアの4カ国からなる.初戦の組み合わせは,
日本 vs オーストラリア
ブラジル vs クロアチア
である.ひいき目抜きの実力分析では,ブラジルが別格,2番手は日本かも知れないが,クロアチアもオーストラリアも実力接近で,実際はふたを開けてみないと分からないのではないだろうか.つまり,このGroup Fはブラジルの2番手をめぐる戦いであり,3チームともそう大きな差はないと考えるのである.
 さて,「初戦のオーストラリア戦が非常に重要」という意見だが,それは確かにそうである.しかし,いかに大事かは裏のブラジル vs クロアチア戦の結果に大きく依存すると思う.これは推測だが,優勝候補のブラジルといえどもワールドカップの初戦は慎重に勝ち点を狙ってくるだろう.一方,格下のクロアチアはブラジルの攻撃力を必死に防ぐ作戦に出るに違いない.そうすると,初戦は引き分けで,双方勝ち点1という可能性は高くなる.そうなると,日本 vs オーストラリア戦の結果如何にかかわらずクロアチアが一歩リードしたことになる.なぜなら,最強のブラジルから勝ち点を得たのだから.したがって,この時点で日本の競争相手はクロアチアとなる.もちろん,オーストラリアに負けてしまえば,予選突破はほぼ絶望と思う.
 クロアチアがブラジルと引き分けた場合に,クロアチアがもう一つ有利なのは,予選突破をかけた戦いになる最終戦の相手がオーストラリアだということだ.一方,日本はブラジルである.どちらが難しい相手かは明らかだ.したがって,ブラジル vs クロアチア戦の結果によっては,第2戦のクロアチア vs 日本が本当の決戦になる可能性が高いと思う.
 万が一,クロアチアがブラジルを破ろうものなら,日本は本当に窮地に追い込まれる.なぜなら,今度はブラジルの方の予選突破が怪しくなり,彼らは残り2戦を本気になって勝ちにくるだろうから.そうなると日本が第3戦で勝ち点を挙げることが難しくなるからだ.
 というわけで,なかなか楽観視は出来ない現状だ.
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by hiroi22 | 2006-06-03 00:55 | じっと思う

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