ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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意外にいけるサッカー早送り視聴

 今朝未明のドイツー日本のサッカーの試合は,まともな労働者なら視聴は無理な放送時間帯だったので,HD-recorderに録画をした(実は私は労働者としてはまともじゃないという噂もある).試合の結果はご存知の通り,高原の2ゴールで日本が2点をリードするものの,セットプレーから立て続けに2点を返されて引き分けに終わった.試合としては,晴れのち曇りといった内容だった.
 サッカーは素人なのでよく分からないが,ボールを支配していたのはドイツだったように見えた.ただ,要所で日本のディフェンスが機能していて,決定的なチャンスは日本の方が多かったと思う.しかし,それでも思うように加点できなかったのは,強豪ドイツ相手とはいえ,「決定力不足」=「FWの力不足」なのだろう.何事にもポジティブに(楽観的ではない)考える身としては,「まだまだ予選突破は難しい」と書いておこう.
 この試合,前述のように録画しておいたのを見たのだが,その際時間もなかったので早送りで見た.「早送り」といっても,1.5倍程度の速度で,音声も途切れながらも聞こえるのである.これが意外と面白かった.前にも書いたように,特にサッカーの試合ではアナウンサーと解説者がやたらうるさい.音声を途切れさせることで,その騒音が少し軽減された.途切れていると言っても,選手の名前等は聞き取れるので,試合展開の把握には問題ない.また,早送りで見ているので,当然試合展開は早い.そのおかげで,かえってプレーの一連の流れがよく分かるようになった.ボールの動きが速いので,個々の細かいプレーは見えず,ボールの展開だけが強調される.そうすると,チーム全体としてどういう意図で選手たちが動き,ボールが運ばれているのかがよく分かるのだ.チーム全体としての躍動感を感じることができ,ちょっと新鮮な発見だった.もっとも,我々が体育の授業でサッカーをした時は,ボールのところへ全員が集まるようなサッカーだったので,そういうレベルから見れば当然かも知れないが.
 ライブ感覚で観戦するのも楽しいが,こういう見方もなかなか味があるし,効率的だと思ったりした.ただし,サッカー通から邪道だと言われそうな気もするが....
 
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by hiroi22 | 2006-05-31 22:53 | じっと思う

デジカメ買い替えました

d0007533_22383065.jpg デジカメを買い替えた.新しいのはCanon IXY Digital 800IS.画素数は600万画素.今までのは4年前に買ったオリンパスのCamediaで,300万画素.デジカメの価値は画素数だけではないが,まあ一クラス上になったことは確かだ.オリンパスからキャノンに変えたのは,今使っている複合機がキャノン製で,機能的に満足しているからだ.
 こういうものは一通り機能をチェックしないと気がすまないたちなので,説明書片手にいろいろ調べてみた.やはりユーザーインターフェイスが気になる.このカメラでは,種々の機能は背面のボタンとモードダイヤルで制御,設定する.まだ実際に一度も使ってはいないのだが,このボタンとダイアルとで切り替えるという方式はわかりにくいと思う.おそらく機械に弱い人やお年寄りは混乱するのではないだろうか.
 まずは撮影と撮影結果の確認がデジカメの基本だが,このカメラでは,これらはモードダイアルでいちいち切り替えないといけないのだ.これは煩わしい.しかもモードダイアルは小さなアイコンで機能が説明されているので,わかりにくい.前のオリンパスのだと,モードの変更という概念はなく,いつでもボタン操作で撮影結果の確認が出来た.撮影とその結果確認という基本的な操作は,モードの変更というもの無しで出来るようにするべきだ.
 携帯電話のときも思ったが,こういう基本操作のユーザーインターフェイスはすべてのメーカー共通なものにすべきだ.デジカメを買い替えるごとにマニュアルを読まなければ何も出来ないのでは困る.
 もう一つ気になったのは,こういった操作・設定は電源をオンにして,レンズがせり出した状態でないと出来ないことだ.例えば,撮影したものを消去したりするのにわざわざレンズを出す必要はない.これは節電という観点からも望ましい.くどいけど,オリンパスの前のデジカメは可能だった.
 しかし,この本体の小ささには驚く.前のカメラより一回りは小さくなったろう.軽快すぎて,落としたり,置き忘れてしまわないかと心配になる.
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by hiroi22 | 2006-05-23 00:40 | Macintosh

日本の平和(ダ・ヴィンチ・コード)

 とうとうダ・ヴィンチ・コードの映画が封切りになった.世界同時公開だそうだ.私はこの小説を読んだが,キリスト教を題材にしたとても面白いサスペンス・ミステリーだった.映画も出来映えが良ければ,小説とは違った楽しみ方が出来るのではないかと期待している.しかし,今はどの映画館も満員だろうから,もう少し熱気が冷めてから鑑賞したいと思う.
 この映画は,イエス・キリスト自身のプライベートなことに関する推理を中心に据えているので,キリスト教関係の団体から(小説同様)非難を浴びている.これだけ公開前からいろいろと物議を醸した映画も久々ではないのかな.(教会等の非難は理解できるとしても,それが映画のよい宣伝になったことは確かだ.)そのなかでも驚いたのはマニラ市議会がこの映画を上映禁止にしたことだ.「宗教を冒とくする映画の上映は許されない」と上映禁止を求める決議案を採択したそうである.国民の80%以上がカトリック教徒という御国柄かもしれないが,それに比べると日本はいたって平和・能天気なものである.
 日本にも「天皇制」等タブーはある(実際に昭和天皇について批判も含めて述べられている海外の出版物は,日本で翻訳出版されにくいというのは聞いたことがある)ものの,こと宗教に関しては,他国から見れば呆れるほど「おおらか」といえる.歴史はまったく知らないのだが,日本で市民を巻き込んだ宗教対立・宗派対立というのはあったのだろうか.中東やインド・パキスタンの対立等宗教を巡る紛争は後を絶たないが,元来人間の死と生に対するものの見方を与えるはずの宗教で犠牲者が出るというのは大きな矛盾だ.その点からだけを見れば,日本人の対応はきわめて健康的だと思う.
 話をダ・ヴィンチ・コードに戻すと,教会等が躍起になってこの小説に非難を浴びせれば浴びせるほど,実は気になるのである.たかが小説である.それに対してこんなに神経質になるのは,隠さなければいけない秘密を暴かれそうになっているのではないかと.あまのじゃくなことであるけれど.
 例えば「シオン修道会」なるものが小説に登場するが,Wikipedia では,その信頼性に疑問を持った論調でかかれている.もっといえば,1956年に一人のペテン師が売名行為ででっち上げた団体だとも読める.したがって,この記事から導かれる結論は,レオナルド・ダ・ヴィンチがこの団体とかかわり合いがあったというこの小説の設定は噴飯ものだということになる.ところが一方,ダ・ヴィンチ・コードの「真実」という本では,「この団体が突然1956年に出現したのは,他の秘密結社の隠れ蓑になるためで,後に修道会はその創立を18世紀に訂正した.」とある.ああ言えば,こう言うといった話になっている.傍観者としてはとても面白い.
 ただし,個人的想像としては,バチカンが本当に神経質になっているのは,この小説の中での「グノーシス派」の記述ではないかと思う.最近「ユダの福音書」の発見でも注目を浴びているグノーシス派だが,教義の本質にかかわることなので,バチカンとしては彼らをどんな形にせよイエス・キリストとかかわらせたくないと思う.そして人々の関心をそこからそらすために,この小説の他の部分を過剰なまでに非難しているのではないだろうか.

 この映画には,この他「聖杯伝説」であるとか,大人のおとぎ話としては楽しい話題も盛り込まれている.こういう映画となると,インディ・ジョーンズを思い出してしまう.だから主役はトム・ハンクスではなくハリソン・フォードだと思うのだが,ハリソン・フォードはもう年をとり過ぎたのか?
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by hiroi22 | 2006-05-21 15:41 | ずっと思う

これはほんとにわからない(性同一性障害)

 性同一性障害,体と心の性が一致しない障害だという.こういうのはまったく素人であるから全然理解できないのだけれど,心理的な意味で男性とか女性とかの定義とは何だろうと思う.例えば,このニュース:
<性同一性障害>小2「女児」として学校生活 兵庫
 この”男の子”は,
男児は幼少期からスカートやぬいぐるみが好きという兆候が見られた。5歳の時、保護者が兄と同じ少年野球教室に入れようとしたところ、嫌がって食事をとらない日が続いたという。
「スカートやぬいぐるみが好きな兆候」や「少年野球教室がいや」というのが“心の女性”になるのだろうか?両親や周囲の大人たちが心配するのは理解できるが,たった7歳で”女の子”として生活するというのは,ちょっと早まった処置ではないかと思うのだが....

 初めに書いたように,この性同一性障害というのがわからない.ホモセクシュアルとは違うという.自分のことを考えてみても,特定の女性と相対するときは別として,普段の生活で”男性”というのを特別意識している気がしない.この”男の子”のように,スカートをはきたいとかいうのが”女性”ということになるのだろうか?どうもそんなこととは違うような気がする.
 もし,この障害が普遍的なものだとすると,おそらく昔からこのような人たちは存在したのだろう.戦国時代,江戸時代の昔では彼らはどのような欲求を持っていたのか?また,もしも男性と女性の生活様式があまり変わらない社会であれば、彼らは何も不都合を感じないのだろうか?それとも,その中でも何かしらの男女の差異を認めて,そちらの方へと向かいたいと思うのだろうか?
 こんなことを考えていると,この性同一性障害というのが現代社会の特性が作り出したもののような気がするのだ.それがそうだとしても,ではどんな特性がそれを生み出したのかは判らないけど.
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by hiroi22 | 2006-05-20 01:51 | じっと思う

物欲が刺激される

 噂のMacBookが発表になった.
アップル、13.3型ワイド&Core Duo「MacBook」を黒も用意し13万4800円から
Macの噂系サイトでは5月9日出荷といわれていたが,1週間ほど先になった格好だ.d0007533_2347052.jpgd0007533_23481779.jpg
 現在使っているPowerBook G4は3年前のもので,しかもそろそろHDの残りの容量が怪しくなってきたので,ちょうど替え時と思っていたところだった.まったく物欲を刺激するタイミングである.MacBookの発売にともなって,MacBook Proのスペックもブラッシュアップされたみたいで,なかなか悩ましいことになってきた.白と黒の2色あるが、やっぱり無難な白を選ぶのかなぁ....
 iSightが装備されているので,インターネットを通してTV電話で遊べるが,お目当ての相手が古いマシンのWindowsユーザーでは使いようがないのが残念である.
 新製品といえば,ソニーがHDにかわってフラッシュメモリーを使ったVaioを発表したようだ.フラッシュメモリーを使うとは驚いたが,容量が16GBとはちょっと少ないのではないのか?国産のPCはTV録画をウリにしていたのではないのかなあ...16GBでは話にならないので路線変更か?
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by hiroi22 | 2006-05-17 00:13 | Macintosh

どうしてこんなに使いにくいんだろう(携帯電話)2

携帯電話にもMacintoshが必要だ!
 その昔,MS-DOSというOSがあり,それで動くパソコンが世の中に溢れていました.マウスを使うことはありません.フォルダーとは言わず、ディレクトリといい,ファイルを移動するのに
COPY ファイル名・・・  え〜っと,何だったかなー,忘れた (^_^;
とか何とかコマンドを打ち込まないといけません.正確に、一字でもコマンドやファイル名(with path)が違っていると動いてくれません.そおいうパソコンを買うと、決まって分厚いマニュアルが何冊もついてきます.中身は無定義用語が氾濫していて、とても素人が読んで,手に負えるものではありません.そんなパソコンで動くソフトも使いにくいものでした.とにかく、操作法がソフトによってまちまちで,データの互換性もほとんど考えていません.だから、複数のソフトを使いこなすことは至難の業でした.
 初めてパソコンなるもので仕事を始めようとしたときは,私はこの現状に愕然としました.これは要するに,メーカー側の傲慢または怠慢であると思いました.高いお金を払ったユーザーにこんな苦痛を強いて,普通の人が読めないマニュアルを提供してふんぞり返っていると思いました.そんな時にMacintoshを見て,感動しました.ファイルの移動は簡単です.見たまま,あっちからこっちに持ってくれば良いのです.操作方法も統一が取れていますし、データもクリップボードを介して移せます.当時は値段が高くて日本語に弱かったけれども,それに耐えれば十分に魅力的でした.使っていて,ストレスがありません.マニュアルも不要.
 前置きが長くなりましたが、今の携帯電話のユーザーインターフェイスは当時のMS-DOSパソコンを思い起こさせます.本当にユーザーサイドに立って,ユーザーインターフェイスを練り上げたものとは思えません.むしろ,高機能・機能追加の方向に走って,思いつきのユーザーインターフェイスを作り上げて来たのではないでしょうか.統一感の取れた、わかりやすいユーザーインターフェイスを持った,”携帯電話のMacintosh”が必要であると思います.
 と、こんなことを思っていると
 <ソフトバンク>iPod携帯で「負け組」脱却狙う
というニュースが飛び込んできました.Apple,ジョブズがからんだ携帯電話なら,きっと使いやすいユーザーインターフェイスを提供してくれると期待できますが,
 孫正義・ソフトバンク社長は10日の決算発表で「ボーダフォン低迷の原因は、日本の顧客の趣向に合う高機能の端末やコンテンツ配信サービスが展開できなかったことだ」と指摘。
うーん、ちょっと違うんだが・・・・しかし,期待しよう.
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by hiroi22 | 2006-05-13 23:18 | じっと思う

どうしてこんなに使いにくいんだろう(携帯電話)

 私はほんの数ヶ月前まで,携帯電話もSUICAも使わない人でした.ところが最近,この二つを使うようになってしまいました.しかし,SUICAはともかくとして,携帯電話は使いにくい!購入したのはDoCoMoのN901iSという機種であります.使いにくい点を思いつくまま挙げると:
1)日本語入力がペケ.
 たった12個のキーで,しかも親指一本で日本語入力をするのだから,多少のことは大目に見たいが,とにかくストレスが溜まる.
 この携帯では入力モードが,かな方式,2タッチ方式,T9入力方式の三つが用意されている.最後のT9方式というのは特殊すぎて使えない.よって前二つを使っているが,「あいうえお」の入力は2タッチ方式の方が断然楽だ.2タッチ方式というのは,ちょうどパソコンで「か」を入力する時に,k,aとタイプするのと同じ方式だ.つまり,「か」は2(=か行),1(=あ列)でよい.つまり、50音は二つのボタンのコンビネーションで打てるのだ.そのコンビネーションはローマ字入力と同じ原理なので使いやすい.
 しかし,これには大きな欠点がある.それは英数字入力が使い物にならないということだ.例えば,Rを入力する時には,4,8と押す.Nは3,9だ.こんなもの覚えられるわけがない!したがって,英数字入力の時には「かな方式」にモードを切り替えるわけだが,これがかったるい.あるボタンを1秒以上押し続けるのだ.これが思考を中断させてかったるいのだ.どうして何かのキー1つですぐに切り替えられないのだろう.
 もう一つ,2タッチ方式だと句読点「、。」の入力が信じられないくらい面倒だ.大文字モードから小文字モードに変えて、二つの数字ボタンを押す.そして普通の文字を入力するときには,再び大文字モードに変える.このような煩雑に使う文字にどうしてこんな手間がかかるのだろう.しかもわかりにくい.
2)変なボタン.
 キーボードでいうところのリターンキーのようなボタンがある.「決定」ボタンと言ってもよい.日本語変換で候補を確定する時などに押す.ところが,これが一貫していない.メールを書いている時は,本文確定,メール確定の度にこのボタンを押すのだが,最後の送信の時になって突然,送信するために違うボタンを押さなければならなくなるのだ!しかもそのボタンが,1)の入力モード変更ボタンと同じなのだから,わけが分からない.
3)メニューのおかしな配列.
 初期画面にはメニューウィンドウがあって,いろいろな機能のボタンが配列されている.その配列の真ん中,ディフォルトのボタンが「データBOX」という機能なのだ.どうもこれは、自分で集めた画像や音楽などを呼び出せるもののようだが、これがなぜ真ん中に鎮座するのだ?「メール」とか「iモード」とか「カメラ」とか、そういうものを置くべきだろう.

 まだまだあるが、切りがないのでやめておきます.急ぎで使いたいことがあったので、よく考えずに選んでしまった自分も悪いのだが,これほど変とは思わなかったのであります.(つづく)
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by hiroi22 | 2006-05-12 00:03 | じっと思う

お人好しとは言わんだろう

 東京では「振り込め詐欺」の被害が多いそうである.
<振り込め詐欺>東京被害、大阪の30倍 都民はお人よし?
この記事のタイトルにあるように,大阪との比較が面白い.
 昨年の主要都道府県での被害を見ると、東京は1758件、被害額36億6301万円で断トツだ。大阪はわずか53件、8285万円。発生件数で、東京は大阪の30倍以上、全国の25%も占める。北海道、愛知は大阪ほどではないにしろ、全国平均に近い数字だ。
東京と大阪のこの数字の違いは,もう人種が違うのではないかと思わせるが,原因の分析については犬養女史の次の指摘が正しいと思う:
■評論家、犬養智子さん

 新聞もこれだけ書き、テレビでもさんざんやってるのに、なぜ引っかかるのか信じられない。大阪は商人の町で自分で稼いだ金という意識がベースにある。商人の方が侍より実力があり、権威を信じない。江戸はある意味中央集権で、幕府の権威が強かった侍の町。その尾を引いて、近代化しても役人に従順。だから、東京は制服に弱い。
 大阪と東京に暮らした経験から言わせてもらえば,東京では形から入る.形式主義だと思う.これは「役人的発想」が基になっているのだろう.犬養女史の言う「中央集権的で役人に従順」という指摘も十分うなずける.対して大阪は初対面ですらざっくばらんの人が多い.変に形式張る人は「ええかっこしい」となる.安易な言葉で言えば,両者の文化が違うのである.
 これだけ交通が発達して,人の移動が激しくなっていても,この調査のように明確に東西の差が出るのは何となくホッとする(調査内容が内容だけに不謹慎だが).ただし犯罪のことでいえば,「振り込め詐欺」は少なくても,大阪はひったくりなどが多いのでとても安全とは言えないのだ.これはなんとかして欲しい.
 もう一つ,こういう調査結果にもかかわらず,大阪あるいは関西自体,「東京化」しているのではないかと思う.犯罪のことで言えば,金銭トラブルに端を発したものという大阪の「伝統的犯罪」よりも,何か「得体の知れない原因」による犯罪を目にすることが多くなったような気がする・・・例えば,あの附属池田小の事件.犯人は池田市内のワンルームマンションに住んでいた.ちょっと煩わしさを感じるほどの大阪の近所関係とは無縁の居住環境だったろう.これがあの事件を防げなかった原因の一つといっては言い過ぎだろうか.
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by hiroi22 | 2006-05-07 01:39 | じっと思う

女性のノーはイエス

 「いやよ,いやよも好きのうち」というセリフがあるが,こんな記事があった.
「女性のノーはイエス」 ケニア国会議員に発言に抗議殺到
これはタイトルだけを見ると,
「ケニアでも同じか」
と言いたくなるような“小ネタニュース”の類に見えるが,読んでみると中身は深刻である.
 性犯罪やセクハラを厳しく罰するための法改正を検討しているケニアの国会で、男性議員が「我々の文化では女性の『ノー』は『イエス』を意味する」「女性は恥ずかしがり屋だから、甘い言葉で口説く必要がある」などと発言し、女性団体などから激しい抗議を受けている。
ここまではよくある話の展開である.お調子者が何も考えずに発言して顰蹙を買っている風に読める.ところがである,
 男尊女卑の風潮が根強いケニアでは、15歳以上の女性の半数がレイプされた経験があるとの調査結果もあり、性的暴力は深刻な社会問題になっている。
 「15歳以上の女性の半数がレイプされた経験があるとの調査結果もあり」だって?これは信じられない話だ.この状況で“性犯罪やセクハラを厳しく罰するための法改正を検討”は当然だし,その議論の最中にこのような発言をした男性議員には弁解の余地はあるまい.ケニアという国はまだまだ人道的に未開な国なのだと思う.

 まだ日本では「いやよ,いやよも好きのうち」というのが許容される分平和ともいえる.ただ,最近よく聞くストーカーの中には「女性のノーはイエス」と自分勝手に信じている輩が多いのではないのだろうか.そうだとするとこれは罪深い言葉かも知れない.

 もっとも「いやよ,いやよも好きのうち」もあながち嘘ではないのが悩ましいところだ.現に,最近私は面と向かって
「いやというからといって,ほんとにいやというわけではないのよ」
と言われてしまったのだ.\(^0^)/ それもとっても素敵な女性に.
実は,今回はこのことを書き残しておきたかったのであった.
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by hiroi22 | 2006-05-04 22:23 | ずっと思う

ポアンカレ予想

 今朝の朝日新聞の第2面の「時々刻々」というところに「ポアンカレ予想」解決の話が載っていた.「ポアンカレ予想」というのは「基本群が自明な(=単連結な)多様体はn次元球面に限る」という現代数学において未解決であった予想の一つだが,一般に有名なフェルマーの最終定理に比べると地味な印象は免れない.実際に,この予想の意味をわかりやすく一般向けに語るのは難しい.だから,朝日新聞の第2面にこれが掲載されていることにちょっと驚いたのだ.
 この予想は最近(と言ってももう1年以上になるのではないかな)ロシアのペルレマンが解決したということになっている.正確には彼が証明したのはサーストンの幾何予想(任意の3次元多様体はよく知られた基本ピースに分解できる)であり,ポアンカレ予想はその幾何予想から従うのだ.いずれにしても数学界では,ペルレマンの仕事は,ワイルズのフェルマーの最終定理の当初の証明のように疑念が生じているわけではなく,もう解決は既定の事実という認識であると思っていたのだが,朝日新聞の記事はまだそこまでは断定していない書きっぷりだったのもちょっと意外であった.
 普通に考えると,2次元よりも3次元空間,3次元よりも4次元空間と,次元が上がるほど難しいものなのだが,このポアンカレ予想に関しては5次元以上の場合に,もうずっと前に最初に予想が解けてしまい,その後4次元も解かれて,最後に3次元の場合が残っていたのだ(2次元の場合はもっと前から知られていた).どうして高次元の場合が先に解かれたのかは,専門家でないので分からないが,ちょっと数学の世界の不思議さを感じるところである.
 不思議といえば,同じく大予想の「リーマン予想」だが,これはリーマンのゼータ関数の零点の分布に関するもので,素数の分布の研究に関係している.リーマンのゼータ関数というのは複素数を変数とする解析関数である.不思議なのは,解析学という微分・積分を元にしている分野が,整数論という分野に応用できるということだ.やや専門的になるが,解析学というのは,デデキンドの切断による実数の連続性公理を出発点としている.しかし,整数論は「一つ,二つ」と数え上げるものを基本としているので,「連続性公理」のような「人為的」なものとは無縁と思える.逆に言えば,「人為的」に構成されている解析学が整数論の道具となりうるのが不思議なところである.
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by hiroi22 | 2006-05-04 00:55 | ずっと思う

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