ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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もの言わぬ人々

 桜の季節である。この綺麗な花を見ると日本は美しいと思う。しかし、この美しさとは裏腹に日本の実情はとんでもないように思える。
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 昨日の朝日新聞の朝刊に「分裂にっぽん(上)」という記事が載っていた。それを見ると今の日本国民の惨状が数字として浮かび上がってくる。この記事のデータによれば、2002年2月からの調査では、勤労者の可処分所得額、貯蓄残高ゼロ世帯数、生活保護世帯の割合、正社員・非正社員数、どれを取ってみても20〜15年前よりも悪化している(ただし、唯一改善されているデータがある、それは法人企業の経常利益だ)。もっといえば、貨幣価値の変動に左右されない貯蓄残高ゼロ世帯数、生活保護世帯数の割合は40年前よりも悪いのである(正社員・非正社員数は統計なし)。この記事の見出しは

“実感できない「好況」”

とあるが、確かにこの数字を見れば、この見出しも説得力を持つ。
 もうこの数字を見せつけられた段階で、3月24日の参議院予算委員会で小泉首相が「歴史始まって以来の豊かな社会だ」と述べていることが許せないのだが、記事の内容には怒りを通り越して暗澹たる気持ちになる。
 この記事では、低賃金で不安定なフリーターの多くが「人生を半ばあきらめたような感じ」であるという声を載せ、その非正社員数の増加は、労働法制の規制緩和という政策が原因だと指摘する。低賃金の非正社員を多様な職場で雇用できるようになった企業は、当然その恩恵を被る。しかし、企業が得た付加価値を賃金に回す割合はここ3年間下がり続けているという。つまり、儲けは労働者に還元されていないということだ。
 税制の面では、高所得者に対する所得税、住民税の税率は下がり、その他定率減税の廃止など、要するに「所得の再分配」という機能が大幅に後退している現状が述べられている。さらに株で得た利益の税率は10%で、預金利子の20%よりも低率であることを我々に喚起させている。つまり、庶民の貯金よりも株で儲けたお金が手厚い保護を受けているのだ。
 社会保障では、医療・年金で負担増、給付減が繰り返し行われてきている。これは前述の政策によって生み出された弱者を直撃する。
 いったい、この国は19世紀の原始資本主義の国なのかと思ってしまう。そんな気持ちに追い討ちをかけるのがこの話。
15年度に消費税率22% 財政審、長期試算を発表
 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は27日、歳出・歳入一体改革の議論の前提となる一般会計の長期試算を公表した。
 社会保障費などの歳出を削減せず、増税だけで財政を健全化するには、消費税率を現在の5%から2015年度には22%まで引き上げる必要があると指摘。逆に、増税せず歳出削減だけで財政再建を目指す場合は、15年度には26兆9000億円の歳出カットが必要と試算している。
 財政審は「歳入・歳出両面から改革を行う必要がある」と強調。「大幅な歳出削減を行うことは国民生活や国家の機能に大きな影響を及ぼす」として、消費税率の引き上げを含む増税が欠かせないとの考えを示した。
 昨年の郵政民営化選挙のアホさ加減に愛想をつかした自分としては、もうだから言わんこっちゃないとシニカルになってしまうのだけれど、この国に暮らしている限りこの状況からは逃げられないのだ。それと、このもの言わぬ国民を見ていると、ジョージ・オーウェルの「動物農場」の愚鈍な馬を思い出す。人間と手を組んだ豚に搾取される馬を。
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by hiroi22 | 2006-03-30 11:19 | じっと思う

WBCの波紋

 日本チームの優勝で終わったWBC。この結果は日本はもちろんだが、アメリカ側にも波紋を生んでいるようである。考えてみれば、ともかくも大リーガーを揃えたアメリカチームは負け。現役大リーガーが数多く参加したプエルトリコやドミニカも負け。決勝に進んだのはFar East、格下と思っていた日本と”敵国”キューバであるから、大リーグの権威も台無しである。たとえば、NY TimesのWilliam C. Rhoden記者はこの状況を見て、"U.S. baseball faces Classic problem"という記事を書いて、その中で
大リーグのWorld Seriesという名称は変更すべきだ(It ought to rename its fall chamipionship classic, the annual World Series.)
と主張している。そう、この意見には賛成だ。このRhoden記者のこれまでの意見は知らないが、今までこんな意見がアメリカ側からは出たのは私は聞いたことがない。
 さらに彼は小見出しで
今回の結果はアメリカのワールドシリーズの傲慢さを示している (Classic's outcome shows hubris of U.S. World Series.)
とまで言っている。「アメリカ人がこんなこと書いて大丈夫かいな」と、こちらが心配するほど小気味がよい記事だ。
 WBCのもう一つの波紋は、今回出場を拒否した面々のことだ。特にヤンキースの松井が注目されている(ほかにも井口とか城島とかもいるのだが、やはり松井である!)。それも決まってイチローと比較されている。実は先に挙げたRhoden記者の記事で、王監督の話として、イチローについては
今まで彼はある種自分本位(selfish)だという間違った認識を持っていたが、実際は彼はチームのためによく尽くしてくれた。
というのを紹介し、松井に関しては
日本のファンは、松井がこのトーナメントで日本のためにプレイして欲しかったと思っている。松井が今シーズン活躍すれば、ファンのbad feelingは相殺されるだろう。
という話を載せている。松井に関しては、控えめながら王監督にしては踏み込んだ発言だと思う。
 WBCの運営に関しては、例の審判問題を始めとして問題が多かったのは事実だ。だから、松井の不参加に対して、私は理解出来る。2009年と予想される次回にはもっときちんとした大会、それも日本や韓国などが運営にかかわる形で開催されるべきだろう。それと、これだけは言っておかないといかん。これは今朝の新聞で知ったのだが、
キューバは、キューバへ与えられる賞金をハリケーンカトリーナの被災者へ贈ることで大会参加が認められたそうだ。
 なぜキューバの参加とブッシュ政権の怠慢によって生み出されたと言うべきカトリーナの被災者の救済が関係あるのだ!?こんな理不尽な話はないね、まったく!あきれる!
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by hiroi22 | 2006-03-23 01:14 | ずっと思う

日本ーキューバ戦の印象

 長い試合だった。日本の攻撃時間も長かったが、キューバの投手交代の多さがその原因の第一。いったい何人ピッチャーを登録しているのだと思うくらい、序盤戦からピッチャーをつぎ込んできた。
 このようなキューバの戦術は、アテネで苦杯を喫した先発松坂を意識していたのではないかと思う。つまり、松坂が投げている間は点が取れないのだから、日本打線の目先を変えてでも、とにかく失点を最小限に押さえる、そういう戦術のように思えた。また、この試合で最後なので、そのために全ての戦力を惜しみなくつぎ込む、というキューバの監督の強い決意が伝わってきた。
 確かに、8回を終わって6−5までキューバが追い上げた時にはこの戦術が功を奏したかに見えた。そういう意味では、結果的に決勝点となった9回のイチローの7点目は大きかった。
 この放送は、前回の韓国戦と同じくCS(J Sports)の英語音声で視聴していたが、その放送の解説者がイチローのこのときのバッティングには感嘆していた。ランナ−1、2塁の場面だったので、三遊間が空いている。だから、イチローならば当然そこを狙うだろうと、彼はコメントしていたのだが、結果は1、2塁間のクリーンヒット。
「さすがメジャーで200本のヒットを打つだけのことはある。」
と彼はイチローを褒めちぎっていた。
 韓国戦に続いて王監督の采配も冴えていた。私のこれまでの印象では、王監督は頑固で、型にはまった戦い方をすると思っていたが、今回のWBCでその印象は改めなければいけないと思った。リーグ戦とトーナメントはもちろん違う戦い方が要求されるが、イチローの3番起用や福留の代打など、これまでとはひと味違った采配がうまく当たったと思う。
 それにしてもやはりキューバは強い。中盤で6−1となった時、これから出てくるキューバのピッチャーは力が落ちるだろうから、日本のワンサイドゲームになるのではないかと思ったのだが、豈図らんや一点差まで日本を追い込むのだから!ラテンアメリカの人たちは熱しやすく冷めやすいので、諦めるのも早いと思い込んでいた。キューバの皆さんごめんなさい。軽率でした。

 上にも書いたが、今回もTV中継は民放(日テレ)ではなくCS放送を見た。民放のうるさいスポーツ中継、アナウンサーと解説者の大仰な表現に辟易していたからだ。しかも、今回は初めから潔く(?)英語音声で聞いていた。やや大リーガーイチローにスポットを当て過ぎているきらいはあったが、耳障りな日本の放送に比べると気分良く観戦出来たと思う。その放送内容をどれくらい聞き取れたかは不明だが、いくつか面白い発言があった。思いつくまま並べる。
・この解説者はマツザカ、マツナカ、マツザキ(誰だ?)を区別出来ず、アナウンサーにそのことを冷やかされていた。[どうも彼らにはオガサワラとか、ほかにも日本人選手で言いにくい名前が多くあるようである。]
・キューバは大リーグのような野球である。多分アメリカに近いせいだろう。しかし、日本や韓国はそれとは違った独自のスタイルの野球が発展しているようだ(解説者)。
・日本のバッターは2ストライクになると、スラッガーでもバッティングがpullではなくpushになる(解説者)。[引っ張らずにはじき返すという意味か]
・日本の選手は、オーサンのことを尊敬を込めてオー・コントク(王監督)と呼んでいる(アナウンサー)。[オー・カントクとは発音しにくいのだろうか]

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by hiroi22 | 2006-03-21 22:38 | じっと思う

博士の愛した数式

 「博士の愛した数式」をようやく読んだ。“ようやく”というのは、地元の図書館で予約していたのだが、希望者が多く、なかなか借りることができなかったからである。数学がキーとなった小説で、たいそう評判が良い本だ。私自身、数学に関しては人並み以上の知識と経験はあるので、この小説に出てくる程度の数学には格段驚きもしない。そのせいだろうか、この小説の感想:
何が言いたいのか 私にはよく分かりません。
 たとえば、この小説の中で、次の式
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が重要な働きをする。これはオイラーの公式
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の特別な場合だが、確かにとても深くて重要な公式で、高等数学でこの公式を学んだ人間はいたく衝撃を受けるものだと思う。したがって、この公式に着目したのはけだし慧眼である(想像だが、誰か数学者のアドバイスがあったと思われる)。しかし、この式の意味とそれが小説中で果たす役割の関係が分からない。何故オイラーの公式なのか?

 この小説では、数学の”美しさ”というものが、通奏低音のように流れている。それは題名からも示唆されているし、物語の中でも頻繁に顔を出している。
 ところで、世の中に数学の公式・定理は数多いが、それを単なる道具として使うだけであるのならば、その本当の意味は分からない。その本当の意味を知る(or感じる)ためには、それなりの数学の素養・理解がなければならない。ところが、この小説の主人公である家政婦が(失礼ながら)この公式に対してそこまでの理解を持っているとは考えられない。また、持たすような設定はきわめて不自然である。
 なぜこのようなことを言うかというと、この小説で流れている”数学の美しさ”というのにうさんくささを感じるからだ。この小説でいう”数学の美しさ”というのは
難しそうで、ちょっと小粋な記号が並んでかっこいい!
というミーハーなものではないのかと思ってしまう。
 ミーハーなものが悪いとはいわない。特に数学のような学問に興味を持つ動機としては悪くない。しかし、この小説のような重い動機にするのは感心しない。このようなある種信仰に近い態度は数学の神秘化につながる。実際、この小説の中でしばしば「数学=美しい=神秘的」という捉え方を感じさせる。数学は第一義的には、決して神秘的なものではない。
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by hiroi22 | 2006-03-19 23:45 | じっと思う

日韓戦の分析

 6−0で3試合目にしてようやく韓国に勝った日本だが、野球というものの勝ち方を知っていたのはどっちだったんだろう。
 野球というのは基本的に投手の力と打者の力との戦いだが、点を取るかどうかには両者の力の比のどこかに“分水嶺”があると思う。たとえばバッターの力が100、投手の力が200でまったく打てない状態であったとする(ちょうど今日の韓国打線と上原投手の関係)。しかし、投手の力が150ぐらいに落ちれば、点を取る可能性は高くなる。これは当然の話だが、プロの好打者・強打者が切れ目なく揃っている日本のようなチームでは、この変化が両者の比のどこかで劇的に上がると思う(ちょうど日本の7回の攻撃のように)。したがって、「平均的な力」のピッチャーを数多く揃えても失点は抑えられない。
 打撃陣が明らかに日本より劣る韓国の戦い方としては、とにかく日本打線を抑えられる投手を揃えて接戦に持ち込み、少ないチャンスを生かすというものだった。それは過去二戦、見事に成功したのだ。そして、この試合でも前半戦はこの戦い方は成功していた。そういう観点から見ると、この試合の日本の一番の殊勲者は、前半戦韓国打線に付け入る隙を与えなかった上原投手だろう。もし彼が前半戦1点でも先に相手に与えていれば、日本打線に妙な空気が流れて、どうなったかわからない。
 しかし、WBCの投手起用に関する制限は意味がよく分からない。今日の試合も韓国の2番手投手が(訳の分からない大会ルールで投げられない)ドジャースの朴投手だったなら、もっと試合がもつれたことだろう。

 余談だが、この試合はCS放送の英語音声で見たのだが(日本の民放のうるさい放送は嫌い)、向こうのアナウンサーが、どこで覚えたのか王監督をO-san(オーサン)と言っているのが面白かった。もちろん、向こうのコメンテイターも言っていたが、イチローの3番、福留の代打など、変更策(moveというらしい)が全て当たった、王監督も殊勲者だ。
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by hiroi22 | 2006-03-19 17:17 | じっと思う

iPod Hi Fi を買いました

 とうとうiPod Hi Fiを買ってしまいました。Apple Storeで注文してから2日目に届きました。今まで買った中で最も高価なスピーカーで、ちょっとしたミニコンポが買えてしまいます。
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d0007533_016610.jpg 音はもちろんいいです。音の解像度が高いと思います。それにiPodがリビングで聴けるので快適です。しかし、そのために4万円を出すかというと、それは見解の分かれるところでしょう。(^_^;
 iPod Hi Fiには外部入力が一つ備わっているので、iPod専用というわけでもありません。私はTVの音声をここからも出しています。音楽番組を見る時にどんな音を出してくれるか楽しみです。
 驚いたのはリモコンの小ささ。手のひらにすっぽり収まります。このリモコンで、音量調節、曲の早送り、戻し、一時停止、再生が出来ます。最小限度の機能ですが、逆に潔さを感じます。
 iPod Hi Fiがあると、これでiPodを聴きたくなるのが人情というものです。そうすると、「いつでもどこでもiPod」ということに反するのです。ここに矛盾が生じます。「リビングでもどこでもiPodを聴きたい」というのが購入の動機であったのですが、購入後は「(iPod Hi Fiのある)リビングで聴きたい」という感じにシフトしています。
うーむ、むずかしい。
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by hiroi22 | 2006-03-18 00:59 | Macintosh

あはは 準決勝進出だって(WBC)

  日本にぼろ負けしたメキシコがなんとアメリカを2−1で負かした。このおかげで、日本はメキシコ、アメリカと1勝2敗で並んだものの「失点率」で上回り(下回り?)準決勝進出が決まった。昨日はもうダメと思っていたのだが、棚からぼたもちとはこういうことである。笑うしかない。
 しかし、釈然としない。ほんとに喜んでよいのか?「失点率」とは全く変なルールだ。初めて聞いたぞ。この方式だと、同じ勝利でも5−2で勝つより失点の少ない2−1で勝つ方が有利になる。変な方式。どう考えても5−2の方が強い勝ち方ではないのか?しかも、今回の場合アメリカは日本に対しサヨナラ勝ちをしたので、サヨナラの時点でアメリカの攻撃はストップしている。サヨナラではなくイニングを3アウトまで終えていたらもっと日本が失点していたかも知れないのである(逆に押さえて日本の「失点率」が良くなった可能性もある)。誰が考えた方式か知らないが、説得力に欠けるね。コールドゲームのことでも配慮したのか?得失点差の方がまだ説得力があるだろう?
 ともかくも、これで準決勝の韓国戦はエラいことになって来た。「仏の顔も三度」というやつである。「もう負けられない」と緊張するか、「一度は死んだ身だ」と開き直るかで勝敗は左右されるだろう。あとは監督の采配次第。名前(=過去の実績)尊重主義の監督の考えに柔軟性がないのが心配だ。先発?当然松坂でしょう!

 この展開では、開催国のアメリカの関心はさらに下がるだろうし、WBCの大会としての権威にも疑問が投げかけられるだろう。今後も続けられるのだろうか、WBC。
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by hiroi22 | 2006-03-17 16:04 | じっと思う

勝負事ですからね

 WBCで韓国に負けた。1−2で惜敗。勝負事なので、片方が勝てばもう一方は負ける。当然と言えばそうだが、アジアでは日本野球がNo.1と信じ込んでいた人たち(私を含む)には理解し難い負けだった。
 ここで、疑問に思うのは藤川投手の起用だ。確かに彼は去年はすばらしい働きをしたが、それは(あえて言う)ルール違反の二段モーションでの成績だ。今シーズンは、投球フォームを変えて臨んでいる。つまり、今の藤川投手のフォームは実戦での実績はゼロに等しい。この件に関しては、結果論でなく人選または起用法が間違っていると思う。ルール云々のことで言えば、日本でしか使わない球、狭い球場はもうやめるべきだろう。また、夏の炎天下に高校生の若い投手に連投を強いる高校野球の日程も再考されるべきだろう。
 いずれにせよ、この現実を見せられると、「アジアでは日本野球がNo.1」というのももはや疑わしい。確たる根拠があるわけでもない。妙な思い込みは捨てて、この現実を直視することから出発すべきだろう。先日も書いたが、この敗戦が目先のことばかり考えている日本の野球界への警鐘となれば、そんなに悪い結果でもない。なかなか現状ではそれは期待出来ないのだが・・・・
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by hiroi22 | 2006-03-17 01:29 | じっと思う

野球とサッカー

 野球少年だった。炎天下甲子園を目指した頃もあった。だから野球は好きである。だけど、今の日本の「プロ野球」は心から好きにはなれない。
 昔は好んでプロ野球を見ていた。いつの頃からこんな気持ちになったんだろうと思い起こしてみた。J−リーグの登場だ。サッカーが野球に取って代わったわけではない。J−リーグとプロ野球の理念・姿勢の差を認識したのが原因だ。企業名をチーム名から外し、「地域密着」を掲げ、指導者育成・底辺の拡大など長いスパンで行動しているJ−リーグ。プロ野球は依然として企業のチームで、相変わらず目先のことばかり考えている。そして妙な「商業主義」がはびこっている。
 WBCも素直な気持ちで見れない。WBC自体に何となく割り切れないものを感じているからだ。今回の「誤審事件」も怪しげな商業主義の影を感じる。アメリカでの大会でアメリカ代表が決勝に出なければ意味がない、との判断がどこかで働いても不思議はあるまい。
 ついでに言えば、昔から私はTVのアナウンサーが興奮すると逆に醒めた気持ちになる。そういう意味ではバレーボールも全然ダメ。ああいう風に視聴者を煽らないと面白くない競技なのかと思ってしまう。サッカーでも時々うるさいのがいるが、それを批判するファンが大勢いる分まだ健全かな。
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by hiroi22 | 2006-03-14 00:59 | ずっと思う

S. Jobsの現実歪曲空間?

 久々にMacintoshの話題です。
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 先日、S. Jobsによる新製品の発表がありました。インテルチップ搭載のMac MiniとiPod Hi-Fiというスピーカーシステム(上の写真)。
 S. Jobsのプレゼンテーションはいつも見事で、知らず知らず聴衆をその気にさせるという意味で「現実歪曲空間を作り出す」と言われています。今回の発表に関してだけは、そのビデオを見た印象では、マスコミ向けの発表ということもあってか、あるいは製品自体がややインパクトに欠けるものだったのか、MacWorldなどに比べて発表自体にはさほど高揚感はなかったと思います。にもかかわらず、私の食指は動きました。iPod Hi-Fiの方です。価格 ¥42,800はちょっと高いですが。

 iPodフリークは好きな時にiPodの曲を聴きたいはずです。時にはスピーカーを通して聴きたいと思っているはずです。iPod Hi-Fiには、まずこの観点から飛びつきます。Boseなどサードパーティーからも同じような製品は出ていますが、何といっても純正品の魅力は大きい。入力ポートも豊富で、他のオーディオ機器との接続も可能、つまり実はiPod専用でないということも魅力だし、電池でも動くというのもありがたい。
 ごくごく近い将来にApple Storeで注文ボタンをクリックする自分が想像されます。
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by hiroi22 | 2006-03-03 00:03 | Macintosh

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