ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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カテゴリ:ずっと思う( 135 )

つまり結局は何も考えずにムードだけ

 連休ボケで漫然と過ごしているうちにずいぶん長い間blogをほったらかしにしていた....

 小沢民主党代表が辞任した.このblogでは今回の捜査に大きな疑念を表明してただけに残念な結果と言わざるを得ない.今日の朝日新聞の朝刊でも元検事の郷原弁護士が「捜査の問題点,徹底検証を」と題する意見を載せていた.郷原氏は,今回の件が違反にあたるかどうか疑問だし,仮に違反だとしても罰則を適用するほど悪質かどうかとの疑問を呈している.さらに捜査についても,単なる見込み捜査で誤算によるものではないかと述べている.
 私はこの郷原氏の意見に賛同する.今回の辞任劇はこういった検察側の不当捜査に加えて,それをほとんど問題にしないメディア報道が大きな役割を果たした.検察側の情報の無批判な垂れ流し,根拠のない感情論が横行し,理性的な論調・記事は全く見られなかったと言っても過言ではない.例えば,いつだったかあるTVで今回の事件を批判するのに,
「企業が何の見返りも期待せずに献金なんかするはずはない.賄賂は明らかだ.」
といった風なことを自慢げに発言しているコメンテイターを見かけたが,もう心底アホと断定.政治献金規制法のこともなんにも分かっていないし,企業献金の話をするならば政権与党の自民党,それももう何十年も財界べったりで,企業献金で成り立っている政党を批判すべきだろう.こんなことは昨日今日の話ではないのだ.
 私をさらに失望させたのは,こういったことを無批判に受け入れる「世論」というやつである.何だ怪しいというムードだけで判断している.周りを見るだけで自分で何も考えていない.そんな「世論」だ.この事件の当初,漆間巌官房副長官(当時)が、西松建設の違法献金事件について「自民党議員には波及しない」と発言した.現在の情勢はまさに彼の言った通りのことになっているが,もう誰もそんなことは忘れて問題にもしない.さらに言えば,職務権限という観点から考えれば,ずっと問題が大きい与党議員の献金は検察側は本気で手を伸ばさない.そんな状況に頭が回らないようである,この「世論」というやつは.
 私はあまり「日本人というのは...」という総括的な言い方は好まないのだが,日本人というのは情緒的で論理的なものの見方が苦手なようである.マッカーサーに看破されたという精神年齢12歳からどれほど成長したんだろうね....そうだね,親の跡を継いで子供が代議士になるんだもんね.特に本人が亡くなった後だったら,夫人だろうが孫だろうが親族ならば当選確率はぐっとアップだもんなあ.
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by hiroi22 | 2009-05-14 23:23 | ずっと思う

とりあえず関京戦と甲子園ボウルをNHKへ

 私はこれでもアメリカンフットボール,特に学生のアメリカンフットボールのファンである.今でこそ関東圏に住んでいて観戦の機会は激減しているが,かつて関西に在住していたときには,シーズンともなればスタジアムに足を運んだものである.今ではどうか知らないが,アメフトは当時は関西ではもっとも人気のあるアマチュアスポーツであった.観客数も多く,競技人口も多かった.ところが近年人気が低迷して,競技人口が減っているそうである.そのため,人気挽回の策として甲子園ボウルのオープン化が決まったと伝えられている.オープン化とは,つまり,これまで関西と関東の一部リーグの覇者で戦われていた甲子園ボウルを北海道,東北,北陸,中四国など全国の大学リーグの覇者のトーナメントの決勝として甲子園ボウルを開催するという案である.
 ずいぶんと乱暴な案である.なぜかと言うと,名古屋北陸以西では関西1部リーグ以外の中四国とかのリーグは2部リーグと位置づけられているからだ.つまり,これらのリーグの一位の選ばれたチームが関西1部リーグの入れ替え戦に出場資格を得るというシステムだったのだ.今度の案ではそれらの格下のチームが関西1部リーグの覇者と(同等ではないが)同じトーナメントにいきなり出場するのである.
 アメリカンフットボールは体力・戦術の総合力が問われるスポーツだ.また,防具をつけているとはいえ,激しいコンタクトがあり,危険なスポーツである.したがって,実力差が極端にあるチームの試合は大差になってつまらないし,選手にとって危険でもある.このオープン化が人気回復の起爆剤になるかどうかは分からないが,私はあまり賛成しない.
 人気回復のためには,個人的には,甲子園ボウルの中継をNHKに戻し,関京戦などの関西リーグの好カードをやはりNHKの全国放送で流す努力をすべきだと思う.甲子園ボウルはかつてはNHK(教育TV)が放映していたのだが,あるとき,スポンサーを得たためだろうが,民放に放映権が移ってしまった.するとどういうことが起こったか?フットボールの試合が得点シーンを中心としたダイジェストになってしまったのだ.アメフトというのは戦術が重要なのは先に述べたが,試合全体を通しての戦術,プレーが組まれている.したがって,得点というものにはそれに導く様々なプレーが存在する.それらを見なければ,本当に楽しんだとは言えない.むしろ底の浅い観戦になってしまい,弊害が多い.こういったプレーを見せるには完全中継しかない.これは民放には難しい.特に人気が低迷している現状では不可能である.甲子園ボウルを管轄している関西協会さんよ,放映権料は安いかも知れないが,長い目で見て希望のあるNHKに放送してもらうように働きかけなさい!
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by hiroi22 | 2009-04-27 23:46 | ずっと思う

検察は自民党の下請けか

 私は理科系の人間である.基本的に定理・法則などの考え方を重視する.ここでいう定理・法則とは,きちんと言葉の定義と条件が明らかにされており,その下で何らかの結論が得られることを言う.その結論は,一定の条件下では同じものが導かれなければならない.そうでなければ,それは定理・法則とは言わない.しかし,これは何も科学における定理・法則に限ったことではなく,公(おおやけ)な事柄においても同様のことだ.特に,われわれの税金を用いて,われわれの信任に基づいて行使される公権力においてはもっとも厳しく要求されるべきである.一言でいえば,公正あるいは法の下での平等ということである.
 さて,そこでタイトルにある検察である.西松建設にかかわるいわゆる小沢民主党代表の献金事件の検察側の対応を私はこれまで批判してきた.理由の一つは,検察側が振りかざす定義と論証のやり方についてである.いったい,どんな法律のどういう条文をもって罪と決めているのかという疑問は晴れない.さらに問題なのは,同じ献金問題を抱える自民党の議員にはお咎めなしということだ.これは上に挙げた「公正」「法の下での平等」に大きく反することだと言わざるを得ない.実際にも,「職務権限」という観点からも与党議員に対する疑惑の方が大きい.
 こんなことを見ると,検察側がどう抗弁しようと最近の動きは「国策捜査」と断定せざるを得ない.私は日本も恐怖政治の国に近づいてきたという恐ろしい気持ちをもっている.権力側がその権力を用いて検察を使って気に入らぬものを排除する,そういう状況が今進んでいると思っている.麻生内閣はそういう恐ろしい内閣だと思っている.
 そういうときにまたうんざりしたニュースを目にした.
    森田健作知事:「無所属は虚偽」…千葉県議2人が告発へ(毎日新聞)
 千葉県の森田健作知事が自民党支部代表を務めながら、知事選で無所属を名乗ったとして、同県議2人が15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで千葉地検に告発する方針を固めた。

 東京都選管に提出された政治資金収支報告書によると、森田知事は衆院議員を辞職した03年以降も「自由民主党東京都衆議院選挙区第2支部」の代表を務めている。公選法は、当選を得る目的で政党の推薦や支持などに関し、虚偽の事項を公にすることを禁じている。だが、政党に所属していても、党の「所属党派証明書」を選管に出さなければ無所属で出馬できる。森田知事は今回、自民党に証明書の発行を申請しなかったという。
    献金:ドン・キが森田氏側に1010万 資金規正法違反か(毎日新聞)
 千葉県知事選で当選した森田健作氏(59)が代表を務める自民党東京都衆議院第2支部が05年と06年、当時の政治資金規正法が禁じていた外国人や外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から、計1010万円の寄付を受けていたことが分かった。

 都選管に出された政治資金収支報告書によると、同支部は大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(東京都新宿区)から05年に650万円、06年に360万円の寄付を受けた。一方、ドン・キホーテの有価証券報告書によると、外国人・外国法人の持ち株比率は05年が50.61%、06年は51.82%。同法は06年12月の改正以前は50%を超える企業からの献金を禁じていた。

 森田氏は3日、「弁護士などとも相談して適切に対応するよう事務所に指示している」、ドン・キホーテは「専門家に相談したうえで適切に対応したい」とそれぞれコメントした。【森有正】
 小沢氏の献金事件では,私はいったいどの法律の条文に対する嫌疑なのかを問うた.
   罪刑法定主義ってなんんだっけ?--西松建設事件
 しかし,今回の森田千葉県知事のケースは明らかに法律に違反しているのである.なぜ千葉地検は関係者の事情聴取なり捜索をしないのか?私は森田千葉県知事が誕生したとき,千葉県民の知的頽廃ぶりに驚いたが,千葉地検も同じ病か?さもなくば自民党の走狗と言われても仕方あるまい.
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by hiroi22 | 2009-04-19 23:25 | ずっと思う

嘘と卑怯とを許容する社会

 「記憶にない」「真意が誤解された」こんな言葉をわれわれは何度聞かされたことだろう。
漆間氏、発言を重ねて否定 「申し訳ないことをした」
 漆間房副長官は9日、西松建設献金事件をめぐり自民党議員への波及を否定したとの発言について「私と私の秘書官の記憶を突き合わせた結果、そういう発言はしたことはない」とあらためて釈明した。
<違法献金>漆間官房副長官が釈明 「自民波及せず」発言で
 漆間巌官房副長官(63)は9日午前の参院予算委員会に出席し、西松建設の違法献金事件について「自民党議員には波及しない」と発言した問題について「検察捜査の中立性、公平性を否定するような発言をしていない。真意が伝わらない形で報道され、まことに申し訳ない」と釈明した。そのうえで「私も記者もメモ、録音をしないルールだ。記者がどう理解したかを私から申し上げることはできない」と述べた。
 漆間官房副長官の発言が飛び出した席には記者が20人ほどいたらしい。そしてその発言を聞いた新聞各社がほとんど同じ内容の記事を書いた。それをこの漆間官房副長官は「私と私の秘書官の記憶を突き合わせた結果、そういう発言はしたことはない」、「私も記者もメモ、録音をしないルールだ。記者がどう理解したかを私から申し上げることはできない」とシラを切るのだ。こんな醜い姿はない。恥ずかしとは思わないのかと言いたくなる。上司たる麻生首相は、もう当然のごとくこの嘘と卑怯な姿勢を擁護している。
 あ〜あ。この人たちに何を望んでも無駄である。何を言っても無駄である。でも、この人たちって「武士道」とか「子ども達の教育」とかエラそうに言ってるんじゃない?冗談じゃない。

 「記憶にない」「真意が誤解された」こんな言葉をわれわれは何度聞かされたことだろう。こんな不正義を見過ごしてはいかんのだ。絶対に。最低限の信義さえ存在しない社会になってしまう。
 
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by hiroi22 | 2009-03-10 23:16 | ずっと思う

罪刑法定主義ってなんんだっけ?--西松建設事件

 罪刑法定主義
罪刑法定主義(ざいけいほうていしゅぎ)は、ある行為を犯罪として処罰するためには、立法府が制定する法令(議会制定法を中心とする法体系)において、犯罪とされる行為の内容、及びそれに対して科される刑罰を予め、明確に規定しておかなければならないとする原則のことをいう。公権力が恣意的な刑罰を科すことを防止して、国民の権利と自由を保障することを目的とする。事前に法令で罪となる行為と刑罰が規定されていなければ処罰されない、という原則であり、遡及処罰の禁止などの原則が派生的に導かれる。刑罰に限らず行政罰や、損害賠償等の民事罰にも適用されると一般的に解される。
 この記述はWikipediaから拾ってきたが、他のところを当たってみてもほぼ同じであり、私の従来の知識と大差はないのでこれは正しいものだろう。で、今回の小沢民主党代表の事件を見てみる。この罪刑法定主義に鑑みて、私には検察側を支持することが出来ない。少なくとも「政治資金規正法」というものの私の理解の範囲内では。
 法律では企業による献金は禁止されている。しかし、いわゆる政治団体からのものは容認されている。しかも今回のばあい、問題とされる政治団体は個人からの献金を集め、小沢代表だけでなく他の国会議員(多くは自民党だが)にも献金しているという。政治団体からの献金が規制されているのなら分かる、しかしそうでない場合、それを検挙するのは「事前に法令で罪となる行為と刑罰が規定されていなければ処罰されない」という罪刑法定主義から言っておかしい。また、そのほかの議員は不問で小沢民主党代表を狙い撃ちするような操作は検察は権力の走狗なったのではないかと思わせる。
 実際に事件が公にされて以後、新聞などで目にするこの事件に関する情報は意味のない感情論、噂・妄想の域を出ないものばかりで、何を問題として捜査を進めているのかその本質的なものが出てこない。多くの情報は検察側から流されているものだろう。今回のような状況ではそれをそのまま垂れ流すマスコミの罪も重いが、まるで非本質的な情報で、疑心暗鬼の感情のみをあおり立てる検察側のやり方を見ていると、結局小沢氏側の言う「国策捜査」という批判が正当なように思える。
 政権交代を目前にして野党の党首が逮捕される。まるで北朝鮮かアフリカかどこかの非民主的独裁国家の絵である。これが21世紀の日本で起こっているとすれば恐ろしくもあり、情けない話でもある。もっとも、かつての指揮権発動による疑獄事件からの自民党幹事長の放免に見られるように、指揮体系からは検察と言えども権力の走狗になり得るのだ。
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by hiroi22 | 2009-03-05 23:19 | ずっと思う

自分のblogで一年を振り返る

 恒例(?)によりこの一年に考えたこと感じたことを自分の書いた文章で振り返る。このblogは決して活発に更新しているわけではないが、それでも一年経つとかなりの量になっている。今年の一月からのエントリーを読み直してみると、「あれ?こんなことも書いたんだ!」と気づくこともある。自分では物を書くという作業を通してその時々の考え方を忘れないようにしているつもりだが、それでも忘れることもあるようだ。時系列に従って振り返らず、目についたトピックを順不同で挙げてみる。
1)教育問題.
これは思い出しては繰り返し取り上げている。主張もおおむね一貫していると思う。主なエントリーは以下の通り:
フィンランドかぁ...(3)(2008.1.8)
教育談義 (2008.3.13)
点数だけ見ることはしない (2008.9.16)
今年の日本シリーズは面白かった (2008.11.11)
 最後のはタイトルは教育問題は無縁に見えるが中身を読めば納得できるはずだ。内容は繰り返さないが、上に挙げたいずれもが「教育における点数至上主義」を批判するものになっている。この考えに則り、昨今の全国共通テストの成績開示問題での一部の知事の行動は自らの見識のなさ--つまりアホということ--あるいは人気取りのパフォーマンスのいずれかであると私は断言する。賢明なる選挙民は彼らの正体を見抜くべきである。

2)福祉国家北欧に憧れる.
日本が昔の日本であり続けることは無理としても、昨今のぎすぎすした雰囲気、格差社会の現状から「われわれは一体何をしているのか」という気持ちが強くなった。その気持ちが北欧諸国の福祉の実態を知って、北欧への憧れと日本への落胆に変わったのであった。どうしてこうも違うのかと・・・
福祉国家にクラクラ (2008.1.17)
北欧に恋して (2008.5.26)
 もう一度その気持ちを書き留めておく。
 日本は世界有数の経済大国という.世界で何番目かどうかそんな数字はこの際どうでもよい.この経済的“発展”は,戦後の焼け野原から懸命にこの国を建て直してきた人々の輝かしい成果だ.そしてその功績は勤勉さと高い教育水準にその主たる要因を求めることができるだろう.では,その経済発展は一体何のためだろう.エコノミックアニマルと蔑まれ,欧米の技術を盗んで改良しただけと非難されようが人々は汗水出して懸命に働いた.一体何のために?それはいうまでもなく幸福のためだ.GNP,GDPであるとか成長率といった数字を競ったわけではない.それは結果として後からついてきたものだ.
 では,その経済発展を遂げた結果,いったい我々はどういう状況にあるのか.一言で言えば,極めて貧しい.医療,社会福祉,教育.どれをとってもすべての国民が経済発展の恩恵を被っている状態とはとても言えない.何もない焼け野原から豊かな社会を目指して突き進み成功を収めたはずなのに,満足に医療が受けられないたくさんの人々がおり,明日の生活も見えない人々,授業料が払えずに学業を断念する若者が絶えないのはどういうことなのか?いったいどうしてこんなことになってしまったのか?われわれの先輩,そしてわれわれは一体どこで間違ったのだろうか?
そして年の瀬の現状はこれを書いたときよりもさらに悲惨なことになっているのである。
3)批判されるべき人々.
昨年の安倍晋三一派に続いて今年も愚かな人々を輩出(?)してしまった。重大なのは何と言っても例の映画「靖国」上映中止騒動である。
日本を恥ずかしい国に貶める輩 (2008.4.1)
卑劣な恫喝と脅迫を蹴散らし自由を守る (2008.4.5)
言論人の見識を示した「クローズアップ現代」 (2008.5.8)
 この騒ぎを引き起こした張本人の稲田朋美議員を私は忘れない。
 今から思えば、この映画「靖国」上映中止騒動の伏線であったのが日教組の教研集会の会場拒否問題だ。
信念なき人々 (2008.2.2)
法律よりも正義よりもヤクザの要求に頭を下げるのか? (2008.2.26)
 これらのエントリーは今読み返してもそのときのやるせない気持ちがよみがえってくる。プリンスホテルの大人達は子ども達に一体どんな顔向けが出来るのだろうか。
 その他いろいろな批判をしてきた。いちいち言及するのも面倒なのでエントリーのタイトルだけを残しておく。
相撲協会は批判に耐えうる組織なのか--again (2008.9.7)
これからもうちょっと考えまひょ--府民の皆様 (2008.9.9)
久々に切れました (2008.10.26)
こういう唐変木とそれを囃す輩が国を滅ぼしたのね--納得 (2008.11.11)


4)Appleネタ.
Appleネタと言っても最近はもっぱらiPhoneである。iPhoneは私の生活を変えたと言っても過言ではない。Star Warsや鉄腕アトムのような派手な未来の生活ではないが、ほんの10年前までは想像もできなかった未来がここにある。情報端末、メール、手帳、地図、辞書、天気予報、文庫本、ゲーム、映像・・・これらの機能が手のひらに乗るこの小さなデバイスに集約されている。d0007533_1651336.jpg 最近はご覧のように財布管理アプリまで使っている。使った額、銀行からおろした額を入力すれば、現在財布の中にある現金がわかり、同時に自分の小遣い帳が出来上がる。これは無料アプリなので使ってみて嫌になったらやめればよいという気楽さがある。どっぷりとiPhone生活に浸っているのがお判りだろう。最後のは天気予報の無料アプリだが、普通の予報に加えて地図上で雲を表示するという機能もある。これだと「晴れのち雨」という予報も実際に雲の様子で納得することができる。天気予報もなかなか楽しい。
 一時期プレイステーションのソフトが増えているときに「とんでもないことになってきた」というTVCMをソニーが流していたが、iPhoneのアプリの増大ぶりはまさに「とんでもないこと」になっている。しかも無料または廉価(100円〜300円)のアプリが多く、すべてが買いっきり、つまり月額使用料なんてものは取られない。iモードなんかの携帯電話のアプリとはこのあたりが全然違う。英語のソフトが多いので少しばかりハードルが高いが、慣れてしまえば何てことはない。
 というわけでこの「進化するiPhone」で毎日クリエティブな生活を送っているわけである?d0007533_16535627.jpgd0007533_1731679.jpg
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by hiroi22 | 2008-12-31 17:34 | ずっと思う

日本を信じたい

 NHKでゴールデンタイムで社会問題化している派遣労働者の首切り問題を議論していた。その後の午後9時のニュースでもこのことを真っ先に取り上げていた。小泉竹中「改革」で押し進められた派遣労働者の拡大は新たな貧困層“ワーキングプア”を作り出したと批判を浴びたが、今や“ワーキング”すら出来ない状態に多くの人々が陥っている。これはもう悲惨としか言いようがない。その一方で--これは今日偶然にも知人と話題にしたのだが--サービス残業で過労死さえしかねない人々がいる。いったい、この滑稽なまでの労働の状況は一体なんなのだ!?確実に言えるのはこの日本の資本家の労働者に対する非人間的な扱いである。これはまるで社会主義の揺籃期の19世紀の資本主義に逆戻りだ。またそれを許してきた政治も厳しく批判されるべきである。まるで歴史に学んでいない。「派遣労働者問題」は、今日の問題を招いた責任問題も含めてマスコミなどで厳しく批判してほしい。というのは、こういう状況を見てかつての公害問題を思い出すからだ。
 20世紀後半の日本の高度経済成長の負の遺産として「公害問題」が大きく影を落としたことがある。きっかけは「水俣病」などだが、今日の「派遣労働者問題」のように企業が利潤のみを追求した挙げ句、人々が周りを見渡してみると日本の自然、日本の環境は大変なことになっていた。四日市をはじめとする工場地帯の海、都会の空気は汚染され。「田子ノ浦に打出て見れば..」と和歌に歌われた富士が見える美しい海はヘドロで埋め尽くされていたのだ。唱歌「ふるさと」にある「山は青きふるさと、水は清きふるさと」などは今や「公害列島」日本から消え去りつつあると言われたのである。
 あれから何十年か経った今では「公害問題」は大きく改善された。川には清流が戻った。あの当時腐臭、それも化学薬品かなにかの強烈な臭いで満ちていた大阪の神崎川も見違えるような川になった。都会の空気もかなりよくなったと言えよう。企業では公害防止に多大の費用をついやしたことだろう。その結果として企業活動は停滞したか?そんなことはあるまい。そもそも人々が快適に暮らせない社会において企業も何もあったものではない。経済活動が人間生活より優先されるのは本末転倒である。当時この公害問題は市民やマスコミから厳しく批判された。国と企業活動の両方に対してである。マスコミによる公害キャンペーンはかなり執拗で力強いものだったと記憶している。
 現在、曲がりなりにでも当時の状況から大きく改善されたのは、企業側の努力はもちろんだがこの社会を動かしたマスコミや市民の側の強い批判によるところが大きいと思う。私は昨今の「派遣労働者問題」にもこのようなことを期待したい。理不尽なこと非人間的なことはわれわれの社会を良くするものでは決してない。それをマスコミ・市民の側から告発すべきなのだ。そうすることで公害問題の時のように国や企業が動き事態が良くなる、われわれの社会はまだそれだけの知性はあると信じたい。
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by hiroi22 | 2008-12-16 00:21 | ずっと思う

こういう唐変木とそれを囃す輩が国を滅ぼしたのね--納得

 太平洋戦争末期,もはや戦力と呼べるような代物はなく,燃料も弾薬も満足にありはしないのに,気違いじみた精神論を振りかざして戦争を継続し,多くの一般市民,特に「特攻」と称して若者を死に追いやった,そんな馬鹿なことがどうして行なわれていたのか理解出来なかった.局所的には,暴発した関東軍に対してほとんど何の処罰も与えないとなどの規律の乱れを放置していたことが信じられなかった.大局的には,わがままな子供かあるいはヤクザのような振る舞いで国際社会から顰蹙を買ってまで,中国を侵略し,あろう事かナチスドイツと手を組んで世界中を敵に回す無謀な戦争を始めて,明治維新以来有為の先駆者たちが何とか築き上げて来た有形無形の財産を灰燼に帰した,そんな馬鹿なことを行なった理由が分からなかった.しかし,オバマ流に言えば,その答えがここにあった.
Excite エキサイト : 政治ニュース:野党、首相の任命責任追及へ 前空幕長が憲法改正を主張
 このオッサンは何か威勢のよいことでも言えば自分が偉いとでも思っているのだろう.何か目立つスタンドプレーをすれば,それで満足なのだろう.前にも書いたが,根拠のない与太話を並べて悦にいっているだけの人物でしかない.真実に対する畏敬も感じられないし,その言動に知性のかけらもない.このオッサンが自衛隊の指揮をとっていたとは恐ろしい話だ.
 こんな人物を自衛隊のトップに引き上げた任命責任は極めて重い.こういう人物を出してしまった自衛隊の教育とはいったい何をしているのか,早急かつ厳格に検証すべきだ.

 マッカーサーは日本を統治する際に「日本人の精神年齢は12歳だ」と言ったと伝えられているが,物事を筋道立てて,理性的,合理的に考えられない人間がトップにいて,それを囃す人間がいる.こういう状況が日本を滅ぼしてしまったのだとわかる.そういうことが眼前に見て取れる.
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by hiroi22 | 2008-11-11 22:25 | ずっと思う

今年の日本シリーズは面白かった

Excite エキサイト : スポーツニュース:ナベQが舞った!西武、4年ぶり日本一!!

 今年の日本シリーズは結構真剣に観戦していた.接戦が多く第7戦まで戦ったということで,盛り上がっていたと思う.このシリーズ,特に第7戦の西武の戦い方が見事だった.劣勢と見るや先発投手陣を惜しげもなくつぎ込み,打順が回ってくると好投していてもあっさりと代打を送り,早めに勝負をかけた采配.相手の攻撃を押さえ,自分の攻撃は積極的にしかける.それが見事にあたり逆転勝利につながった.短期決戦とはこういう風に戦うのだというお手本かも知れない.

 マラソンを百メートル走のように走る選手はいない.それと同じく短期決戦とペナントレースとの戦い方は当然違ってくる.自明の理である.野球に限らない.すぐ結果を出さなければいけないものと,長い目で考えなければいけないものがある.日本シリーズからこんなことをぼんやり考えていて.思い当たったのは最近の学力テストの点数公表問題に見る教育の話である.教育,特に初等・中等教育は長い目で見る典型例である.ところが産業界だかなんだかの要請のせいか,最近は教育においても「目先の結果」を求めているように感じる.
 いわゆるペーパーテストで人を評価した経験があればよく分かるのだが,所詮ペーパーテストはペーパーテストである.能力を測る物差しとしては限界があり過ぎる.この点数に神経を尖らせる人間,特に子供たちの点数にこだわるものは愚か者だ.教育というのは知的に自立した個人を作るのが目的である.そのためにテストというのはそのときの達成度を測るものだ.まさにテストである.したがって,出来ないところがあれば,それは逆に幸いである.なぜなら,不十分なところが見つかったからである.それを自覚してあとの学習で補えばよいのだ.長い目で見ればよいというのはこういうことだ.
 また,実際に誰しも経験することだろうが,試験において自分が特に勉強したものが出ればよい点がとれる,逆にある程度勉強していても漏れている箇所の設問があれば意に反して点数は出ない.限られた設問で試験をするのだから,こういうことは頻繁に起こる.試験問題にしても,本質的でない不適切な設問はいくらでもある.そういう問題にさえも答えられるように務めるのは馬鹿馬鹿しい.要するに,細かな点数にこだわっても意味がない.本人が自分の達成度を認識すればよい.
 いずれにしても,限られた時間内に限れらた問題を解くことを血眼になって競い,その競争において優秀であることが学校教育の到達点・目標点とすることは見直すべきだ.ついでに言えば,「共通学力テストの結果を公表すべきだ」何ぞと声高に叫ぶアホ知事がいるのだから,こんなテストは止めてしまえばよい.(民間の)競争原理を導入すれば全てが良くなるという小泉・竹中のホラ話にだまされて格差社会を作ってしまい,医療崩壊が起こっている.この上教育までもさらに悪くするというのだろうか.

 とまあ,西武の優勝からこんなことまで考えてしまった・・・
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by hiroi22 | 2008-11-11 01:23 | ずっと思う

日本の税金

 今日の朝日新聞の夕刊の一面の見出しは「介護保険料甘い見積もり」とあった.内容はといえば,介護保険料が実態よりも高すぎて,約6割の自治体が黒字だというものだった.おもに,自治体が提供する介護サービスに見込み違いがあるという書き方で問題提起をしているようだ.
 しかし,むずかしい話である.介護サービスの検討は確かに必要かも知れないが,赤字ー黒字の議論とリンクさせるべきではないと思う.例えば,これが逆にほとんどの自治体が赤字だったとすれば,それはそれで非難の対象になるのだろう.世の中には「赤字」か「黒字」の二つしかないのだから,どっちに転んでも問題視されることになる.黒字というのは議論のきっかけにすべきなんだろう.
 もう一つ,これは朝刊の読者の声欄で,税金逃れの人達に対する非難の投書があった.これは朝日新聞の特集で,高額所得(1千万円)でありながら帳簿上で計上出来る経費を操作して,税金逃れをして,さらに低所得者対象の補助まで受けている人々の記事があったが,これに対する反応である.まことにもっともな投書である.
 もうずっと前から思っているのだけれど,なぜこんなに税金というものは不透明なものなんだろう.税金の入り口に関しては,所得の補足率というものがどれだけあるのか誰も知らない.ただわかっているのはサラリーマンはほとんど100%の補足率だということだけだ.消費税にしても申告しなくてもよい場合があるなど,ザル法である.この状況は未来永劫変わるまい.なぜなら,政治家が全ての所得をガラス張りにするということを口に出した途端選挙で大敗するからだ.
 税金の出口,すなわち使い道についても同様だが,少なくとも今の与党の考え方は,「景気の浮揚=金持ちと大企業の儲けを優先」であるといっても過言ではない.最近の株価暴落や円高で麻生首相は「景気対策」をぶち上げているが,株などは持たない私には全く関係ない話である.多くの庶民の感覚も同じではないか.経済の専門家はこのような手当は必要だというかも知れない.そうしないと結局庶民に被害が及ぶというのだろう.しかし,そのためにまずは資本家を助けるという論理なのだ.また,マネーゲームで不労所得を貪っている連中の為に何ゆえ税金を使うのかと思ってしまう.日頃税制上で優遇している彼らの損害を税金で穴埋めしようとしか見えないのだ.この点からみれば,大統領の金融対策法案を一旦は否決したアメリカの下院はむしろ健全だと思う.
 かつて,景気対策といえば「公共事業」でバラマキをするというのが定番であった.つまり,景気を良くするためにまずは建設業界とそれに繋がる業種に儲けさせるというわけである.結局は,この発想は今も変わっていない.
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by hiroi22 | 2008-10-18 01:51 | ずっと思う

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