ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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カテゴリ:じっと思う( 312 )

おじさんのつぶやき

 先週,関西に出張した.そのときに京都に立ち寄ってちょうど行なわれていた京都御所の一般公開を見学した.

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そのあと烏丸三条あたりまで下がって,ぶらりとのぞいた建物でおじさんフォークのライブを発見した.ちょっとした地元のセミプロの風情でハーモーニーも決まっていたと思う.ところがそのあとに出て来た今風の若いねーちゃんのボーカルとギターの兄ちゃんの二人組がいけない.
 歌う曲は今風の歌だ.オリジナル曲がほとんどのようだ.メロディ自体は悪くない.それはいい.問題はおねーちゃんの歌い方だ.どうもMisiaかな(?)--おじさんはよく分からないのだけれど--そういう女性歌手を思わせる歌い方で,発音をこねくり回して声もわざとハスキーボイスにしている.ところがそれが極端過ぎて,いったい何を歌っているのかわからないのだ.歌詞が聞き取れない.注意深く聞いてもほとんどわからない.それも当然で例えば「包んで〜」という歌詞を「トゥトゥンデェ〜」とか発音するものだから,わからんわ〜
 この会場,おじさんフォークを聞きに来たのか,平均年齢はかなり高めの聴衆であったのでおそらくほとんどの人が私と同じ反応であったと思われる.何を歌っているのかわからないので感情移入が出来ない.乗ろうと思っても乗れない.そのボーカルのおねーちゃんが自分では感情を込めて真剣に歌っているものだから,こちらもそれを受け止めてあげたいのだけれど・・・・といった雰囲気が充満して,戸惑いと白々しさが蔓延しているようであった.
 このおねーちゃんは曲の間のtalkでは普通のしゃべり方をしていた(当たり前か).それを歌の時にもそのまま出して歌えばよいとおじさんは思うのである.まあ,別に私はかのグループのマネージャーでもなんでもないので構わんのだが,じっと座っているのが苦痛になる雰囲気にはして欲しくないのだと無料ライブを聴きながらも厚かましく思ったのであった.
 もう一つついでに言わせてもらうと,このごろの歌詞で「君が〜」とか女性歌手が歌うのが多いようだけれど,おじさんはこれに違和感一杯なのだ.女性歌手なら「あなたが〜」と歌って欲しいんだ・・・これも彼女たちはこんなおじさんをターゲットにして歌っているわけじゃないので大きなお世話なんだろうけど.
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by hiroi22 | 2008-11-22 22:55 | じっと思う

いずこも同じ秋の夕暮れ

 「現代史の教科書というものは国の誇りを傷つけるものであってはならない.」
 「左傾化した歴史教科書が自国の歴史の暗部を暴き出すことで若者を毒している.」
 どこかで聞いたようなフレーズであります.そう,「自虐史観」を正すニッポソ国の国士の方々のフレーズであります.ところが,これが彼らの専売特許でなかったから面白い.昨日のヘラルドトリビューンでこんな記事が目にとまりました.

History textbook causes an uproar in South Korea

なんでも,韓国では2003年から高校の歴史教科書が,それまでの国定から「歴史観の多様性を涵養するため」6つの出版社から出版されるようになったそうですが,それが韓国の国士の方々の怒りを買っているようです.さらに,韓国の文部省も歴史教科書には文句をつけているそうです.こんなことが書いてありました.
Conservatives say the "left-leaning" textbooks poison the minds of teenagers by reveling in dark corners of history. The books, they say, inspire a "masochistic" view of Korean history...
KoreanをJapaneseに変えたら,どこかで誰かが言ってそうな言葉です.
"The textbooks are teaching a patricidal history," said Park Hyo Chong, a professor of ethics education at Seoul National University and head of Textbook Forum, a conservative group that campaigns against the textbooks. "They teach that South Korea is a country that should not have been born."
 こちらも「自虐史観」だとお怒りのようです.こういう言い方もニッポソ国ではいつも聞きますね.やっぱり,両方共よく似てます.彼らは鏡に映った者同士なのでしょう.
 しかし非難を受けている教科書の著者は次のように述べてます.
"National pride? Patriotism? They should be based on historical facts," said Hong Soon Kwon, a history professor and co-author of the Kumsung textbook.
 なかなか痛快に物を言っていて気持ちがよいです.
 まあ,このような動きは今の大統領になってから顕在化したようで,実際今の大統領もこの動きを支持しているみたいです.国の最高権力者が歴史修正主義を支持しているようでは困ります.日本では幸いにして歴史修正主義者たる元首相は早々に退陣したのが救いです.
 ヘラルドトリビューンは結構痛烈に書いてます.
Conservatives seethed with anger as the Kim and Roh administrations delved into long-hidden aspects of the recent past - collaboration with Japanese colonialists (Park Chung Hee was a Japanese Imperial Army officer), mass killings of civilians during the Korean War and the abuse of political dissidents.
 自分の都合の悪いことは隠したり,自分の都合の良い論理を人に押しつける人って時々いますが,そういう人はあんまり尊敬されません.軽蔑されるでしょうね.国にしても同じだと思います.歴史修正主義者の方々はどうしてそれが分からないんでしょうね.過去の過ちを見て見ぬ振りをするような国があるとすれば,そんな国は尊敬されないでしょう.そしてその国にどうして誇りが持てるというんでしょう.
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by hiroi22 | 2008-11-19 21:59 | じっと思う

「岡潔」を読む

岩波新書で先頃出版された
「岡潔ー数学の詩人」
を読んだ。タイトルからは岡潔の伝記風に見える。確かにそういう面もあるが,この本の多くは彼の数学とその研究生活の叙述に費やされている.
岡潔の数学研究は戦前に始まり戦中を経て戦後10数年続いた.専門は多変数函数論である.この本は彼の研究生活とその研究について,残された資料や彼を知る人の話を元に丹念に綴っている.著者の慎重な記述は、岡潔の研究の道筋を辿り、われわれはそれによって岡潔の深い思索に想いを馳せることができる。大変な力作と思う.しかし残念ながら万人に薦められるものではない.この本の根幹である岡潔の数学の説明部分が難しすぎるのだ.擬凸状領域、正則領域。こういった概念の理解がなければ、岡潔が取り組んだハルトークスの逆問題は理解できない。その他にも、クザンの第二問題であるとかイテレーションの理論であるとか、一般人には未定義用語がこれでもかと現れる。こういう数学の知識がなくとも雰囲気は感じることができるかもしれないが、意味のわからない言葉が混じった文章が延々と続けば多くの人はまるで電話帳を読むような味気なさを感じるのではないだろうか。彼が発見した数学の偉大さを感じることができなければ、著者の叙述もどこか空回りするのではないかと恐れる。
そういう本筋の話とは別に、所々に顔を出す岡潔のエピソードは面白い。岡潔は希代の変人である。したがって,そのエピソードも奇行と言えるようなものが多い.例えば,京都から和歌山の実家へ帰るはずが,「鳴門海峡を見たい」という気持ちが起こって突然淡路島へ渡り,そこで身元が怪しいということで警察に保護されたという話や,広島文理大学講師時代,論文が掲載された直後に夜間中学生を理由なく襲撃した不可解な事件などがある.その一方で、フランス留学時代に書いた論文が、当時の著名な数学者ダンジョワと同じもの扱っており、しかしダンジョワと正反対の結果であったこと。つまり岡潔の論文が間違っており、「耳まで真っ赤になり」恥じ入った話なども挿入されており、ホッとする気分になる。
 岡潔の生き様がそうなのこも知れないが、この本全体に真実に対して厳しく向き合う岡潔の姿勢と情熱が感じられる。折に触れて読み返したい本だ。

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by hiroi22 | 2008-11-11 22:51 | じっと思う

彼の論評を聞きたかった

 いつものように帰りの電車の中でiPhoneでニュースを見ていた.突然,筑紫哲也さんの訃報が飛び込んできた.
Excite エキサイト : 社会ニュース:<訃報>筑紫哲也さん死去 TBSニュースキャスター
これには驚き,かつ悲しくなった.ガンということはもちろん知っていたが・・・

 何か大きなことが起こった時,よく彼の論を傾聴していた.時にはその論に賛成し,また別の時には手ぬるいと思ったこともある.しかし,信頼すべき論者であった.先ほどのニュース23で,鳥越俊太郎氏が
「彼の意見を聞くと,自分の位置がわかる.時には羅針盤になる人」
という表現をしていたが,なるほどと思う.昨日はアメリカ大統領選挙で歴史的な結果が起こった.彼は病床でそのことを知ったのだろうか.ブッシュからオバマへと変わったアメリカ大統領選挙について彼の論評を聞きたかったものだ.
 残念だけれど,彼のことは忘れないでおこうと思う.
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by hiroi22 | 2008-11-08 00:55 | じっと思う

こんな低レベルのものを「論文」なんぞと言わないで欲しい

 まあ知的レベルの低い「論文」が明らかになったものだ.そいでもって,そのレベルの低い「著者」とやらは退職金を受け取って解任されました.むろんネット右翼の皆様方には賞賛の嵐であります.めでたい,めでたい.
Excite エキサイト : 政治ニュース:<航空幕僚長更迭>田母神空将が3日付けで定年退職

 どこかの知事が,給与を削減するという方針に反対する職員に対して「社長の方針に反対したら,民間じゃ首ですよ!」と息巻いていました.それに照らし合わせれば,政府見解に反旗を翻した今回の航空幕僚長の処分も「民間じゃ当たり前」ということになりますなあ.いやいや,退職金をもらえる処分なんて甘い甘い.知事さんにはキツーク叱っていただかねば.
 それにワタクシの見るところ,先の知事の発言を熱烈に支持したお方ほど今回の処分に血相を変えて反対されているようです.こういうのをダブルスタンダードといいます.あはは.
 しかし,上の記事のこの記述を見て,あらためて驚きました.
自衛隊法45条に基づき11月末まで田母神空将の定年を延長。本人から辞職の意思確認や、論文について懲戒処分の対象になるかどうかを調べる方針だったが、空将が調査に応じなかったため、定年延長を打ち切る異例の形を取ったという。
 なんだ,懲戒処分が恐くて(=退職金がパー)調査に応じず,逃げたのか・・・・さすが自衛隊の男の中の男はやることが違う.逃がす防衛省も甘い.やっぱり親方日の丸だわ.
 もう一つ,朝日新聞の
田母神氏が会見、「政府見解は検証されるべきだ」
が伝える,
 一方で、論文は本や雑誌の引用がほとんどで独自の研究とは言い難いとの指摘には「書かれたものを読んで意見をまとめた。現職なので歴史そのものを深く分析する時間はとれない」。
にもぶっ飛んだわ.ろくに検証もされていない与太話で「論文」を書いてそれを開き直っているんだから.

 実は本屋で目にとまった岩波新書の「岡潔」を最近読了しました.岡潔は多変数函数論という分野のパイオニア的人物・数学者で,残した論文はさほど多くはないが,そのどれもが独創性に溢れた価値の高いものでした.この本は数学の知識をかなり要求しますが,岡潔が大変な苦闘・血のにじむような努力を経て論文を書いていたことがわかります.もちろん数学の論文ですから,厳しい論証が必要です.まあ〜それに比べれば,今回の「論文」とやらのレベルの低さには呆れますわ.繰り返すけど与太話を並べて300万円か〜 どこが論文なんだよ〜!
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by hiroi22 | 2008-11-04 00:59 | じっと思う

これほどわかりやすい自己保身もないなあ

 理性というものがあるならば,物事の道理は,たとえそれが自分にとって不利な場合でも,通さなければいけない.ただ自分の利益を得るためにその道理をないがしろにするならば,それは情けなくも身勝手な行為と言わねばならない.我が日本の宰相がその情けなくも身勝手な行為に出た.それも,「景気対策」という言いがかりをつけてである.
Excite エキサイト : 政治ニュース:解散見送り表明 首相、景気対策を優先
 麻生「首相」と言うが,実際にその権力基盤は国民の審判を仰いで得たものではない.したがって首相の座は全く民主主義のルールに則っていない.すみやかに解散して,その権力基盤を民主主義のルールから明らかにすべきなのだ.ところが麻生「首相」は総選挙は負け戦として解散を引き延ばす道を選んだ.つまりは腰抜けなのである.そのような状況で,麻生「首相」が「景気対策」と称して税金を好き勝手に使うことは許されない.しかもその「景気対策」とやらが選挙対策のバラマキのオンパレードなのだからあいた口がふさがらない.不当な権力にしがみついて解散時期を遅らせ,選挙対策のために血税を自分たちのために使うのだ.まったく見苦しい自己保身の姿である.いくら何でもこれはおかしいと思わないのだろうか,自民党の先生方よ!それぐらいの理性・判断力は皆さんお持ちではないのか?それともまたぞろ大臣病とかで物が言えないのか?だとしたら,そんなの政治家じゃありませんぜ!
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by hiroi22 | 2008-10-31 00:03 | じっと思う

引退かぁ・・・

 女子マラソンの高橋尚子選手が引退を発表した.
Excite エキサイト : スポーツニュース:<高橋尚子引退>会見で表明「完全燃焼、さわやかな気持ち」
 今後も市民ランナーとして走るということらしいので,「引退」と言われてもピンとこなかった.プロ野球のようにレギュラーポジションがあるわけじゃないし,マラソンなんて,走るチャンスが見つかれば走れば良いのではないかと思ったりしたのだ.なにもわざわざ「引退します!」なんて宣言する必要もあるまいと思っていた.でも,彼女は「プロ」だったんだ.そうなると難しい話になる.専属スタッフも抱えているようだし,期待された結果が残せないことには立ち行かなくなるんだろう.だから,こういう会見で一区切りをつける意味はあったのだろう.一昔のように純粋アマチュアだとここまで改まった記者会見も必要なかったんじゃないかとも思うが,一方,彼女ほどの実績がある選手はそういうこともないかも知れないとも思う.しかし,プロでなかったら選手寿命が延びていたのではないかなあ.ただし,その場合は成績とのトレードオフがあったかも知れない.
 形のあるものは必ずくずれる,名選手も必ず力が落ちて消え去る.
 とまあ,いろいろ想う秋の夜長である.
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by hiroi22 | 2008-10-30 00:51 | じっと思う

久々に切れました

 このblogは特に政治のみを語るものでもない.その時々に自分が考えたことを書き綴っている.したがって橋下大阪府知事のみを特に狙い撃ちして批判するということでもない.しかし,これには怒りが込み上げて来た.↓

橋下知事、高校生と熱く議論 財政難訴え「皆で我慢を」(朝日新聞)
橋下知事「日本は自己責任が原則」…私学助成の不安を訴える女子高生を泣かす (dj19の日記)
橋下氏、教育でも新自由主義の権化 (Afternoon Cafe)

「お金のない家庭の子供は教育を受けなくてよろしい.さっさと就職なり,定時制でも行けばよろしい.貧乏人は我慢せよ.」
というご意見だそうです,この知事さんは.「教育立国」とか「教育は国家百年の計」といった言葉が虚しく響きます.
 いったいわれわれの社会が,曲がりなりにも先進国として通用しているのは,子供には真っ当な教育を受けさせたいという人々と,その思いを支えようとして来た社会の力ではないのでしょうか.確かに,過去日本が貧しい時代には家庭の貧しさゆえ学業をあきらめた人々は数多くいたことでしょう.それは貧しい国の悲劇だったといえます.しかし,この現代日本でそんなことは許容する発言をするとはなんという政治家なんでしょう.一介の政治家ではありません,大阪府という行政のトップなのです.彼は教育ということは何にもわかっていません.政治家失格です.
 朝日新聞が伝えたこの言葉もヒドイものです.
 また、無駄な道路整備などでなく教育に税金を回すべきだという女子生徒の話には、知事は腕を組んで聴き入り、「あなたが政治家になって変えればいい」。女子生徒が「それじゃ遅いんですよ」と涙をみせても、「必要か不必要かは最終的に政治判断」と返した。

高校生に対してのこの言動は人間としても軽蔑すべきものです.大阪府民はとんでもない人間をとんでもない役職につけてしまいました.自業自得というにはあまりに悲惨な事態というべきでしょう.

 そういえば,橋下知事の出身大学の早稲田大学は国から多額の私学助成をいただいています.彼は在学中は,もちろん助成を拒否して人より高い学費を支払っていたんでしょうね.
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by hiroi22 | 2008-10-26 20:53 | じっと思う

朝日新聞の社説もこれで本望だろう

Excite エキサイト : 社会ニュース:<橋下知事>「朝日は人の悪口ばかり」 陸自の祝辞で批判

 当たり前なんだけど,人には立場というものがあり役割・責任がそれによって異なるんである.数百万の府民が住む大阪府の行政のトップとして権力と責任を持つ人間は,飲み屋でクダを巻いて不平不満をまき散らしている鼻つまみのオヤジや,見識のないネット右翼ではありませ〜ん.いい年をした大人ならそんなことはわかっていると思っていたけど,ここにいましたそんなことも分からない人が.しかも,それは天下の大阪府知事でござ〜い.
 とか何とか,こんな風に書いてしまうと,またぞろ「あなたの様に面白可笑しく、引き合いに出されるのは屈辱です。」なんてお叱りをうけそうですけど,あまりにアホらしくて真面目に相手をしたくないんですわ.
 大阪府の橋下徹知事は19日、兵庫県伊丹市の陸上自衛隊伊丹駐屯地であった記念行事に参加し、祝辞の中で「人の悪口ばかり言う朝日新聞のような大人が増えれば、日本は駄目になる」と述べた。その後視察した同府島本町のウイスキー蒸留所で、報道陣に対し、朝日新聞3日付朝刊の社説「弁護士資格を返上しては」への批判だったと説明。「一線を越えたからかい半分の批判であり、たいへんな怒りを感じている」と不快感を示した。
 とまあ,こういう記事でありますが,ホントに突っ込みどころ満載の発言です.突っ込み検定試験というのがあれば,8級ぐらいでしょうか.手抜きで申し訳ないけど,最近私がファンになって愛読している「今こそ中国を見習え(大日本帝国復興を目指す愛国ブログ)」さんが面白可笑しくまとめてくれているので,そっちをご覧あれ(ちょっと毒があります).↓
日本の中国化へさらに前進(今こそ中国を見習え(大日本帝国復興を目指す愛国ブログ))
 それにしても,こんな大人げない発言をする橋下知事には,呆れる気持ちを通り越して逆に心配になってきました.こんなことで大阪府知事が務まるのかと.また,こんな子供のケンカみたいなことをしている暇があるんだということも驚きです.毎日府政のことを考えて気が休まる暇がないという状態であるべきなんじゃないんでしょうか?おお,そうか!府知事を支える人々が頑張っているのですね.皆さんお疲れさまです.宮仕えとはいえ,上司がこれでは公務員は辛いのぉ.同情いたします.

 ま,こんな府知事といきり立つネット右翼の皆様の非難を浴びている朝日新聞が一番得をしましたなあ.反対者が変な人達=まとも,という公式が成り立ちますから.橋下知事にあんな風にいわれて,「ハイそうですか」と購読をやめる読者もいないだろうし,逆に骨がある社説だという宣伝になったかもね.それを狙っての朝日新聞の頭脳作戦だったかも知れん.そうだとしたら,まんまと挑発に乗りましたな、橋下知事.
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by hiroi22 | 2008-10-22 00:01 | じっと思う

ハッとしたこと

 普段は心の片隅にも留めないことなのだが,ある何かをきっかけにして突然そのことの意味を知ってハッと驚くことがある.もう2週間ほど前になるだろうか,夕刊を何気なく読んでいたら,万葉集の一首が目にとまった.夕刊の教育欄か何かのコラムで,万葉集のその歌を解説しているものだったか.ハッとしたのはその歌ではない.「万葉集」というものにあらためて驚いてしまったのだ.千年以上も前の日本のいろんな人々の思いを綴ったものを今僕たちが読むことができるのだ.そしてその思いに心をめぐらせることができる.今更何を言っているんだといわれそうだけど,その夕刊の一首を見た瞬間にそのことが実感されてガツンときたのだ.
 歴史的なことは全く無知なので,万葉集の世界史的な意義は知らぬ.しかし,千数百年の時を経て人々の感性を知ることができることにたいしては、われわれの祖先に感謝しなければならないだろう.と,同時につくづく日本人は情緒的な人々だったんだと思う(これは褒め言葉でもあり,短所を指摘する言葉でもあるが).ともあれ,中学時代だったか高校時代だったか,先生に薦められながらも見向きもしなかった斎藤茂吉の「万葉秀歌」でも手に取ってみようかという気になったのである.
 そんな気持ちになっていた時に万葉集のビデオPodcastを発見した.これは10月1日から配信されているというから,僕にとって全く素晴らしいタイミングという他はない.万葉集の中の一首を取り上げ,その解説が美しい風景(奈良だろうね,きっと)と音楽とともに流れるのだ.4分足らずだがとても気持ちよい時間が過ごせる.JR東海の制作らしくPRも狙っているのだろうが,それはそれとして素晴らしいPodcastだ.お気に入りとしてiPhoneに入れて観賞しているのは言うまでもない.
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by hiroi22 | 2008-10-10 23:56 | じっと思う

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