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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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カテゴリ:じっと思う( 312 )

いいんじゃない--正しければ反骨を貫こう

 前のエントリーでも書いたが、今回の「西松建設事件」には検察側の言い分には私は組しない。余りにも政治的な捜査・対応だからだ。しかし、この事件に対しての世論の評価は小沢代表には厳しいようである。
61%が小沢代表の辞任求める 共同通信調査
<小沢代表>「辞めるべきだ」57% 民主、支持率も下落
ナニ、かまわぬ。自ら潔白と信じるのならば権力側の走狗になっているかも知れない検察に屈することはない。アンケートに基づく「世論」とやらが正しいとは限らないのだ。他を見て群れる必要はない。正しいと思えば反骨を貫こう。

 政治資金規正法がザル法であることはよく知られている。しかし、逆に言えば「ザル法」であるから正規の抜け道があるということだ。むろんそんな抜け道を作った法律は欠陥商品だし、望ましいことでは決してない。その議論と今回の検察側の政治的捜査とは別の問題だ。

 再度書くが、政権交代の可能性が高い総選挙を前にして野党第1党の党首に嫌疑をかけられる事態になっている。これはまるでどこか遠い独裁国家、警察国家がやる手口である。こんな手口を通用させてはいけない。
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by hiroi22 | 2009-03-08 21:35 | じっと思う

いささか とうが立った話だけれど

 今更麻生首相の言動に何か非難めいたことを書いてもむなしいだけだし、何も期待できないこの人に思いめぐらすのは時間の無駄というものだけれども、かつてはこんな人もいたんだという記録のために書いておこうと思う。

 麻生首相がブッシュ政権の北朝鮮に対する政策に不満をワシントン・ポストのインタビューで漏らしたそうである。
<麻生首相>北朝鮮核でブッシュ前米政権に不満…米WP紙
 【ワシントン及川正也】米紙ワシントン・ポストは25日、先に訪米した麻生太郎首相とのインタビュー記事を掲載した。首相は北朝鮮の核問題をめぐるブッシュ前米政権の対応について「検証問題で少しあいまいな文言にしようとする傾向があった」と述べ、前政権の方針に不満だったことを明らかにした。

 日本政府はブッシュ前政権が核検証で焦点のサンプル(試料)採取を一時、北朝鮮との「口頭合意」にとどめたことなどに懸念を示していたが、前政権とはいえ、首相が公に米国の外交方針に不満を表明するのは異例。一方、オバマ政権については「クリントン国務長官が検証可能な査察の重要性を明確にしている」と歓迎の意向を示した。

 また、北朝鮮のミサイル発射準備とみられる動きについて「(発射した場合には)国連安保理が直ちに対応をとることが重要だ」と述べた。
ブッシュ政権の政策に不満だったと言うが、言っている本人はそのブッシュ政権時代、安倍内閣で日本の外務大臣を務めたその人だろう。その時にはへいこら尻尾を振っておいて、ブッシュがいなくなった今になって不満を漏らし、現政権を持ち上げる。どこの会社でもいるんだろうな、こういう人。上司におべっかを使っているけど、その上司が左遷でもされて、その後釜が入ってきたとたんに前の上司の悪口を言って、新しい上司は持ち上げる。そういう人は陰口の対象にはなっても尊敬はされない。ましてや一国の宰相の取るべき態度ではあるまい。一言でいえば男らしくない。

 もう一つは先日、麻生首相が「日教組と戦う」とか勇ましく講演をしたそうだが、例によって深く考えずに勇ましく拳を上げたものだから後になって弁明に追われて大変恥ずかしい姿になったというお話。
首相VS記者団:教科書“政治介入”、「そういう意味ではありません」 2月23日午後7時2分~(毎日新聞)
その情けないやり取りを抜粋しよう。
Q:朝日新聞です。総理は昨日の青森の講演で、我々はいい加減な教科書を変えた、というような発言をされたと思うんですが。政治の力で内容を変えさせたとも受け止められる発言なんですけれども検定制度の趣旨からして、政治的介入はあってはならないと思うのですが。

A:それは当然ですよ。それは当然です。教科書検定っていう制度がありますんで、それによって。確かあれはペットを家族の一員というような話だったんじゃないすかね、あれは。それはちょっと違うんじゃないかということで、あれは検定に関して、ペットに対する表現は変えた、たぶんその例だったと思いますけどね。私の記憶です。

Q:教科書を変えさせたということについては。

A:いや、変えた。いや変えさせたと言ったのか知りませんけど。あれは教科書検定、検定委員会だったっけな。教科書検定委員会が変える、ここが責任です。

(中略)

Q:今の件ですけれども、変えさせたということは、言葉通り聞くと政治介入をしたという風にしか受け取れないんですけれども。

A:そういう意味ではありません。教科書検定、え、なんだったっけ。検定委員会だっけ。検定委員会が変える。そこが、責任を持って変えるということです。
 麻生太郎のしどろもどろの状態が目に浮かぶようなやり取りである。で、本人は実際に何を言ったか?ありがたいことに東奥日報が全文を掲載してくれている。それによれば当該箇所は次の通り。
教育基本法の話でも、また、今のソマリアの話1つにしてもちゃんとまとまって答えてくれない。そいういった所は、われわれにとってあのいい加減な教科書をわれわれは教育基本法を変えてあのいいかげんな教科書を変えました。覚えていない人もいるかもしれませんが、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒の写真、こちらは犬と子供と一緒の写真で、両方家族ですと。うまいように書いてあるように見えるでしょう。犬と子供もおじいちゃんとおばあちゃんも一緒の扱い。おばあちゃんは犬と同じか、こんなふざけた話がどこにあるのか、と言って当時やりあったことがあります。相手はご存じ日教組です。
 「検定委員会」の「け」の字も出てこない。それどころか「教科書を変えた」と自慢しているのである。
 勇ましい話も結構である。しかし後で言い訳をするようなミットモナイことになるのなら、あるいは抗弁する度胸もないのなら初めから止めとけと言いたい。上の話で看破出来ないことがもう一つある。麻生太郎は犬を家族の写真から外したことを自慢している。なぜ愛犬を家族として認めてはいけないのか?「おじいちゃんとおばあちゃんと一緒の写真」を愛犬と一緒の写真と並べたら「おばあちゃんは犬と同じか、こんなふざけた話」にどうしてなるのか?愛犬を家族と思うのが日教組の考え方でおかしいというのならば、全国の愛犬家そして愛猫家は皆日教組を支持するだろう。

 初めに書いたように、こんなことを書くのはむなしいし時間の無駄なだけなんだけど・・・
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by hiroi22 | 2009-03-03 01:10 | じっと思う

いい映画です

Excite エキサイト : 芸能ニュース:『おくりびと』滝田監督「映画の神が立ち止まった」
いい映画です「おくりびと」。お葬式の映画なんて辛気くさくて、暗そうで何だか心が沈みそうで嫌だなと思ってたけど、見てみたらホントにいい映画でした。ちょっとホロッとさせたけど、全然お涙ちょうだいの映画じゃない。むしろ爽やかな映画でした。
 「映画を見よう!」と思い立って出かけたんだけど、なかなか時間的にうまく合う映画がなくて、やや渋々といった感じで映画館に入ったのだけど、見終わったときにはもう一度見たいなあと思わせる映画でした。

 でもね、こんな感想はアカデミー賞を取ってから書いてはいかんね。そのときにすぐ感動を記すべきだったよなあ・・・
 ともあれ、本木雅弘はいい俳優になった。実感しました。
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by hiroi22 | 2009-02-23 22:27 | じっと思う

議会制民主主義はどこにある?

 昨日だったか自民党の後藤田議員(名前からするとこの人も2世議員か?)が「反麻生」をぶち上げていた。
自民・後藤田衆院議員、麻生首相退陣を要求(朝日新聞)
どれどれと読んでみて、「こらアカン」
 自民党の後藤田正純衆院議員は18日、「麻生内閣は危機管理能力のなさを露呈し、信頼という誠実さがない。誰が総理であるべきか、しっかりと示さないと、自民党は終わる。できれば禅譲していただき、若い世代に自民党を託してもらいたい」と述べ、麻生首相の退陣を要求した。党本部で記者団に語った。

 後藤田氏は、麻生首相では総選挙は戦えないとの認識を示し、「予算を通し、国会が終わった後、7月のサミットで新しい自民党を世界に発信したうえで総選挙で民意を問う以外にない」と強調。「ポスト麻生」候補として、石破農水相と野田消費者行政担当相の名前を挙げた。
「禅譲」とは一体どういうことか?こういう発言は有権者無視、権力を私物化するとは思わないのか?
ホント、いかにも2世議員の発想である。emoticon-0132-envy.gif こんな私の気持ちを天声人語が代弁してくれていた。
 麻生首相の言葉を聞くにつけ英国の詩人、ウィリアム・ブレイクの名言が浮かぶ。〈キツネはわが身をとがめず、わなを責める〉。失敗のたび、不運や状況のせいにしては進歩なし、という戒めだ▼きのうの衆院。「もうろう会見」で財務相を降りた盟友について、首相は「健康管理が不十分で」と説明した。とがめるべきは「お酒ごっくん」で失敗を重ねる人物を重用したわが身の甘さだ。首相が任命責任に触れたのは、野党に突っ込まれてのことだった▼未曽有の経済危機、ねじれ国会など、「わな」を責めることが多い人である。底なしの支持率も「世論の無理解」と翻訳しかねない。キツネ首相に「国を挙げて危機を乗り切ろう」と言われて、奮い立つ国民がどれほどいよう▼それにしても、自民党内でうごめき始めた「麻生おろし」のキツネぶりにもあきれる。5人の中から党国会議員の56%が支持して麻生氏を選んだのは、つい5カ月前ではないか。選挙の顔を間違えましたと、国民の審判を経ずにドタバタと次を探すなど、厚顔無恥にもほどがある▼今の政治のもどかしさは、選んだ覚えのない首相や内閣が勝手にこけ続けていることにある。そこをわきまえず、懲りずに若手や女性を担いだところで、有権者は踊るまい。なめてはいけない▼何度でも書くが、早い解散しかない。どの党が軸になるにせよ、せめて「選んだ感」のある政権とともに危機にぶち当たりたい。選挙をしている状況ではないというが、踏ん切りをつけるための数週間なら、ちっとも長くない。
「5人の中から党国会議員の56%が支持して麻生氏を選んだのは、つい5カ月前ではないか。選挙の顔を間違えましたと、国民の審判を経ずにドタバタと次を探すなど、厚顔無恥にもほどがある▼今の政治のもどかしさは、選んだ覚えのない首相や内閣が勝手にこけ続けていることにある。そこをわきまえず、懲りずに若手や女性を担いだところで、有権者は踊るまい。なめてはいけない」はまさにその通りである。さらに言うならば、上に後藤田議員が名前を挙げた野田消費者行政担当相は前回の選挙では無所属で自民党の対立候補、いわゆる刺客を破って当選したものだ。つまり、前回3分の2を得た選挙では自民党ではなかったのだ。
 もうここまでくると「議会制民主主義なんて知らないよ」である。「選んだ覚えのない首相や内閣が勝手に」税金の使い道を決めているのである。不況を「人質」に取って解散を遅らせて権力にしがみついている。ただそれだけ。
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by hiroi22 | 2009-02-21 00:23 | じっと思う

「草枕」を読む

 iPhoneで「青空文庫」の古典を読み始めていることは前に書いたが、それで夏目漱石の「草枕」を読み終えた。「草枕」は有名な「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」で始まる作品である。夏目漱石の作品は学生時代に有名なものは一通り読んだはずである。「はずである」というのは、自分の本棚に並んでいるし、読んだ形跡もあるが、「我が輩は猫である」などの一部を除いて、話の内容を全くといってよいほど覚えていないからだ。この「草枕」もしかり。
 今回読み直してみて、文章が難しいのに驚いた。例えば下のような文章がこれでもかこれでもかと出てくるのである。
d0007533_23155286.jpg

主人公は画工なのだが、教養が深く俳句もひねれば漢詩も作る。英語だって堪能である。その深く多彩な教養がこの作品の中にちりばめられているのだから、それを読む無教養な人間には苦痛でしかない。これでは青二才であった学生時代の私が何も覚えていないのも当然である。しかし、今回読んでみてもこの作品のテーマがよくわからない。ストーリーは温泉宿の訳ありな若い女将の話なのだが、どうも最後まで要領を得ない。結局話の要点がよくわからないままに終わってしまった感じである。難解な文章を十分理解出来ていないのと、私が理系人間ということが原因なんだろうか...。

 それにしても、学生時代にこんな本をよく読んだものだ。見栄だったのだろうか。しかし、見栄を張る相手はいなかったし、単なる自己満足だったのかも知れない。

今は懲りずに「それから」を読んでいる。自己満足はまだ続いているのである。
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by hiroi22 | 2009-02-19 23:40 | じっと思う

もう何でもいいからさっさと総辞職して!

 カラスの鳴かぬ日はあっても麻生内閣の呆れたニュースを聞かぬ日はない。

「百年に一度の非常事態だ」と宣う割には、経済政策の要たる財務大臣がほとんど人事不省の状態でインタビューに臨んで国際的失笑を買って、日本中を呆れさせて、誰しも「こんな大臣はダメだ」と思ったところが、なんと
17日にも財務相問責提出 首相は続投を指示
麻生太郎首相は16日夜、中川氏に「体調を管理して職務に専念してほしい」と続投を指示。
 はあ?なに?”続投を指示”だってぇ〜?

 悪いけどさあ〜 キミタチ二人とももう終わってるわ〜 解散総選挙をする勇気がないんなら、もうさっさと総辞職して辞めてくんない?それが国益のためだからさあ〜
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by hiroi22 | 2009-02-16 22:34 | じっと思う

造反?そんな根性あるわけないやん

 わが偉大なる宰相様は元首相を「奇人・変人」、「非常識」と断定するという極めて”常識的な”国会答弁で驚き呆れさせてくれたが、その答弁に名指しされた元首相がブチ切れ、まったく政府与党の政権運営はどうしようもない状況である。とてもじゃないが我ら国民の大事な税金を使って国家大計を任せられるオッサン・オバハン集団ではない。こんな内閣はとっとと引き払ってもらいたい。安倍内閣も相当酷いオッサン・オバハン集団だったが麻生内閣も負けていない。
 一部では、今回の小泉元首相の定額給付金の再可決に関する発言で、自民党の中で造反が起きるのではないかという観測があるようだが、1小市民の立場でいえば、冗談ではない、そんな根性が今の自民党の議員の中にあるわけがない、と言いたい。今の自民党の議員のセンセイの頭にあるのは、
今度の選挙で議席を減らすのは明らかである。何十人も落選する。自分はその落選組に入りたくはない。少なくともそんな事態は出来るだけ先に延ばしたい。
という自己保身の気持ちで一杯なのだ。すべての行動原理はそこにある。だからその政策・能力は放っておいて、ただ「国民に人気があるだろう」といういい加減な未確認情報だけで安倍、麻生を選んでしまったのだ。それがこのていたらくを招いたのだが、それについても反省の声は一切ない。「反省」だけなら猿でもするのだが。そんなセンセイ方が定額給付金の再可決に臨んで造反などしないね。腐りつつある木でも寄らば大樹という気持ちが先に立つ。砂漠に水を撒く、焼け石に水のような定額給付金と分かっていても、声を上げて反対するような根性などあるわけないやん。
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by hiroi22 | 2009-02-15 17:56 | じっと思う

アホらしく やがて悲しき 日本かな

「しかし、小泉内閣の一員として最終的に賛成した。(旧郵政省を管轄する)総務相だったんだけど、私は反対だと分かったので、郵政民営化担当ははずされた。ぬれぎぬをかぶされるとオレもはなはだおもしろくない」
 これが我ら日本国臣民が首相として戴く人物の公の場、国会での言葉である。ご立派なほどアホらしすぎて言葉も出ない。場末の居酒屋で酔っぱらってクダを巻く冴えないオヤジの愚痴と間違えてしまうほどだ。
 国会議員としてのそれぞれの考え方はあってよい。しかし先の衆議院選挙の争点として戦われて、ともかくも支持が得られた政策に対する行政府の長としての発言としては全く適格性を欠くものだ。ましてや本人は内閣総理大臣として解散権を有し、自らの政策を国民に問う権利を持っているのである。国会の場でぐだぐだボヤクくらいなら、自らの見識を明らかにしてさっさと解散してみればよいのだ。ところが自己保身が先にたち、そんな度胸もない。つまりは腰抜けなのである(これほどわかりやすい自己保身もないなあ)。

 今回の発言にはさすがに与党からも批判の声が大きく上がっているようだが、それでもまだ手ぬるい。自ら選んだ総理総裁だ。不適格ならばなぜ辞めさせようという声が上がらないのだ?それともまだこの内閣を支持して衆議院での3分の2可決に賛成して協力するつもりか?これは隣町の町会長の話ではない。国民の血税によって成り立ち、その権力を付託されている国政の話である。アメリカのオバマ大統領のような無い物ねだりはやめるにしても、どうして普通の良識を持ったリーダーが選ばれないのか。
こんな悲しい日本がいつまで続くのだろう・・・
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by hiroi22 | 2009-02-07 13:48 | じっと思う

かんぽの宿--何だこのうさんくささは?

 山形市にある「かんぽの宿」を一度利用したことがある。非常に立派な施設で、風呂場も綺麗で快適、豪華な温泉ホテルといった観だった。しかも公共の宿ということで利用料も高くなく、なかなかの盛況に見えた。このようなかんぽの宿を一括してオリックス不動産に売却することが問題になっている。伝え聞くニュースではいかにもうさんくさい話である。しかしながらどうもそもそもの事情がはっきりしない。ここでネット社会の便利さを生かそう。朝日新聞のサイトで「かんぽの宿」を検索してみた。するとこの問題は実は新しい。発端は昨年末である。

かんぽの宿事業、オリックス不動産に譲渡 日本郵政
日本郵政グループから「かんぽの宿」譲り受け=オリックス不動産

つまりこのニュースから一月もたたないうちにこの騒ぎになったわけである。その後も「1万円で入札した物件を6000万円で売却した」など捨ててはおけぬ話が出てくる。朝日新聞のサイトで検索するとこんな記事に行き当たった。

改革と現実と〈上〉郵政民営化 合理化へぬぐえぬ不安

前回の郵政民営化選挙の際の記事である。
 温泉街の近くにあるのに、天然温泉はない。04年度、収入を支出で割った収支率は90%で赤字だった。水口順路総支配人は「本来、施設は簡易保険加入者への利益還元が目的。もうけは考えていなかった」と説明する。
「簡易保険で作った施設であるから、加入者への還元をする。したがって利益は考えない。」これはこれで筋が通っている。一方、「採算性を追求」するはずの民営化後の日本郵政がこんなずさんなことをやっていては一体「民営化」とは何だという話になるのは当然だ。

 今度の話に限らないが、いわゆる「小泉・竹中改革」でわれわれの社会は大きく歪んでしまったことはもう大方の認めるところではないだろうか。にもかかわらず、竹中平蔵氏は一切の弁明もなく、いや逆に平然とマスコミに出演して「政治改革」を語っている。その語り口は「攻撃的」に聞こえる。しかし私にはその「攻撃性」が却って彼の精一杯の防御のように感じられる。彼は引くに引けないように思える。そんな余裕はないのだろう。
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by hiroi22 | 2009-02-05 23:42 | じっと思う

オバマ外交がうまくいくといいな

 オバマ新大統領の政策はブッシュ前大統領のそれとは全く違う。それだけははっきりしている。彼はアメリカだけでなく世界的な視野で物事を眺めているように見える。
<米大統領>イスラム社会との関係修復に意欲 中東のTVで
 【ワシントン草野和彦】オバマ米大統領は26日、中東の衛星テレビ「アルアラビーヤ」とのインタビューで、「米国は(イスラム社会の)敵ではない」と述べた。20日の就任後、米国内外のメディアとの本格的な単独会見は初めて。ブッシュ前政権の対テロ戦争で傷ついたイスラム社会との関係修復をアピールする意図がある。
 アメリカの大統領が中東の衛星テレビのインタビューを受けるというのも珍しいのではないだろうか。しかもその中身が素晴らしい。
 会見でオバマ大統領は「最も重要なことは、米国が中東和平にすぐに関与することだ」と指摘。イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスとの停戦確立のため、「(中東歴訪に出発した)ミッチェル中東特使に相手の話を聞くことから始めるよう指示した。これまで米国は(話を聞かずに)命令していた」と述べ、外交姿勢の転換を強調した。
大統領でなくても一定の責任ある地位の人間が「これまで米国は(話を聞かずに)命令していた」と述べることは立場上難しい。これまでの経緯や種々のしがらみがあるからだ。それを振り払ってここまで思い切って誤りを認め、路線転換を表明するとは想像以上に中東和平の強い意志を持っているのだろう。
 先日も書いたが、オバマ新大統領の言動には「徳」を感じる。それは昔の中国の孔子・孟子を思い起こさせる。各国の利害が鋭く対立する外交の場で彼の理念がどこまで通じるか予断を許さないが、オバマ外交が成功すれば世界は確実に平和になってゆくだろう。たとえそれが世界一の軍事力をバックにしたものであっても、彼の中東平和外交が成功すればよいと思う。
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by hiroi22 | 2009-01-27 23:31 | じっと思う

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