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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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高くても安いMac Book

 円高である。しかし、海外旅行などを除いてそんなに円高による恩恵を受けている実感がない。アメリカからの輸入品であるMacintoshにしてもそうである。例えば、アメリカのAppleのホームページではMac Bookの一番安いのは$999である。今のレートだと10万円以下。一方、同じ性能のMac Bookが日本のアップルのホームページでは11万4800円!2万円近い差がある。やっぱりMacintoshは高いんだと思いきや、そうではないという記事もあるから面白い。
いつの間にかモデルチェンジした「MacBook White」は安すぎる?
この記事の結論ではこうなっている。
しかし、それでもこの性能で11万4800円というのは、“お買い得”を通り越して安すぎる印象さえ受ける。同価格帯のWindows機と比べてもコストパフォーマンスは高く、初期状態でたいていのニーズはこなせるため、新生活向けマシンとしてもうってつけだ。「白い新型」という単語に過剰に反応する、FireWireポートの行く末を思うと夜も眠れないという人たちはもちろん、それ以外の人にとっても魅力的なモデルであることは間違いない。
 この手の記事はメーカーの提灯持ちのようなものも見られるので鵜呑みには出来ないが、この記事にあるデータを見る限り、日本のメーカーのWindowsマシンと比べて少なくとも高くはない。してみると、もしこのMac Bookが通常の円高レートで10万円前後で手に入れば、本当に安いということになる。逆に言えば、日本のメーカーのPCは高い。
 今日本のコンピュータメーカは5万円前後の安いマシン、ネットブックを販売している。一口で言って、価格を下げた分性能に目をつぶったマシンだ。利益率も高くない。数が売れても利益が上がらない。大きなメーカーの製品としては首をひねりたくなるマシンだが、今の不況じゃ背に腹は代えられないということなんだろうか?何だか、目先の利益をただ追求しているようにしか見えないのだけれど・・・

 私が家で使っているのは1年半ほど前に購入したMac Bookである。若干スペックが違うが、倍以上の価格で購入している。こんなに安くなった原因の一つはMac Bookの新しい機種が出たことにある。上の記事でも指摘しているように「本機はアルミMacBookの売り文句である『すべてが新しい、13インチMacBook』には該当しない――つまりマルチタッチトラックパッドではないし、LEDバックライトディスプレイでもないし、何よりアルミ削りだしのボディではない。」という不利な点はあるが、価格に比べて大きな欠点ではないだろう。普通のホームユーザにとってのネックは2.27kgの重量だけかも知れない。Appleにしてみればちょっと高めの新しいMac Bookが売れると判断しての価格設定なんだろう。この判断が正しいかどうかはともかく、少し売れたマシンのトレンドにあたふたと追随することなく、Appleのようにメーカーとしての戦略をもう少し考えるべきなんじゃない?日本のメーカーさんよ。
高くても安いMac Book_d0007533_21502718.jpg

by hiroi22 | 2009-02-24 22:18 | Macintosh

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