ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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「草枕」を読む

 iPhoneで「青空文庫」の古典を読み始めていることは前に書いたが、それで夏目漱石の「草枕」を読み終えた。「草枕」は有名な「山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」で始まる作品である。夏目漱石の作品は学生時代に有名なものは一通り読んだはずである。「はずである」というのは、自分の本棚に並んでいるし、読んだ形跡もあるが、「我が輩は猫である」などの一部を除いて、話の内容を全くといってよいほど覚えていないからだ。この「草枕」もしかり。
 今回読み直してみて、文章が難しいのに驚いた。例えば下のような文章がこれでもかこれでもかと出てくるのである。
d0007533_23155286.jpg

主人公は画工なのだが、教養が深く俳句もひねれば漢詩も作る。英語だって堪能である。その深く多彩な教養がこの作品の中にちりばめられているのだから、それを読む無教養な人間には苦痛でしかない。これでは青二才であった学生時代の私が何も覚えていないのも当然である。しかし、今回読んでみてもこの作品のテーマがよくわからない。ストーリーは温泉宿の訳ありな若い女将の話なのだが、どうも最後まで要領を得ない。結局話の要点がよくわからないままに終わってしまった感じである。難解な文章を十分理解出来ていないのと、私が理系人間ということが原因なんだろうか...。

 それにしても、学生時代にこんな本をよく読んだものだ。見栄だったのだろうか。しかし、見栄を張る相手はいなかったし、単なる自己満足だったのかも知れない。

今は懲りずに「それから」を読んでいる。自己満足はまだ続いているのである。
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by hiroi22 | 2009-02-19 23:40 | じっと思う

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