ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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ヒールはヒールらしく処遇せねばダメじゃん

 先の自民党総裁選挙は、一部民主党議員(鳩山議員だったけ?)から「プロレスだ」と揶揄された。つまり、いかにも真剣に戦っているように見えるが、じつは筋書きの決まったなれ合い、八百長だというのだ。私はこれを聞いて
「なかなかうまいことを言う」
と久々に感心してしまった。と、同時に
「プロレス団体から抗議されたらどうするんだ?」
と心配したが、なぜがプロレス側からは抗議もなかったようである。まあ、抗議する方もやりにくい話ではあるが。
 ところが自民党のこのプロレス流八百長演出作戦、全くの失敗だった。当初から、山本ナントカとかいう議員が売名行為としか思えないような演出をしたりして、
「なんだあ?」
と早くも白けさせたのがケチのつけはじめで、“選挙戦”も盛り上がりに欠けた。
 そもそも自民党員しか選挙権がないのにもかかわらず、「街頭演説」をやるのだから、一体何をしているのか分からない、もとい、人気取りの行為がミエミエである。これが選挙活動と言うのなら、これから大阪府知事選挙の街頭演説も島根県あたりでも開催しないといけない。こんな見え透いた人気取りのドンチャン騒ぎをしている間に、国内外で諸問題が噴出したのだから、盛り上がるどころか
「能天気に何をやってるんだ」
と批判されるのも当然だ。
 選挙結果もひどかった。選挙期間中、あれだけ口角泡を飛ばして演説したお歴々が惨敗を喫しているのだから。ほとんど泡沫候補並みの得票である。NHKはじめ各放送局は泡沫候補の主張を延々垂れ流していたことになる。してみると、来るべき総選挙では、羽柴秀吉候補の主張も7時のニュースで流さねば不公平と言うものである。
 プロレス流演出作戦は、確かに総裁選挙では失敗したが、使いどころによっては多大な効果を発揮するものだ。それが今回の中山騒動だった。
 <中山国交相>28日辞任 就任から5日 問題発言責任取り
 この中山氏、発言もトンデモナイが、失礼ながら人相もあまりよろしくない。プロレスで言えばヒール役にぴったりである。力道山に対するフレッドブラッシーであり、ジャイアント馬場に対するザ・シークのようなものである。プロレスにおけるヒールとは、反則などで観客の反感を買い、結局はベビーフェイス(ヒーロー)にやられる役割である。ヒールはたたきつぶされることによって、彼に対する観客の反感がそのままベビーフェイスへの好感に転化するのだ。マイナスの感情を符号を変えてプラスにする一つのトリックである。
 今回の中山騒動ではこのトリックを使う絶好のチャンスだった。そのためには彼が辞任をしてはいけないのだ。辞任してはヒールが自ら降参したことになる。それでは面白くも何ともない。ここはベビーフェイス役たる首相が彼を解任しないといけないのだ。それも毅然とした態度で。そうすれば、首相の株も大いに上がったろうに、惜しいチャンスを逃したものである。ヒールはヒールらしく処遇するべきだった。

 この中山議員が東大卒というから笑わせる。東大は彼がしきりに強調する「学力」なるものの最終目的地といって良いだろう。その最終目的地に達した結果がこのアホなおっさんなのだ。つまり、皮肉なことに、彼自身の言動が彼の主張する「学力偏重」の馬鹿馬鹿しさを体現してるのである。
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by hiroi22 | 2008-09-28 02:41 | じっと思う

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