ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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星野批判と言うけれど

 北京オリンピックで「星野ジャパン」が4位に終わり,当初豪語していた金メダルどころか銅メダルも取れずに終わった.このことで星野監督の選手起用,采配などに批判が集まっている.オリンピック史上初のオールプロという布陣で臨んだにもかかわらず,3A主体のアメリカ,プロ野球としては日本よりは後発の韓国に連敗したのだから批判は無理からぬところではある.相手も懸命にプレーしてでた結果であることを考慮してもである.
 しかし、ちょっと待って欲しい.彼に対する批判,短期決戦向きでない采配,情に任せた選手起用 etc.,その多くは初めからわかっていたことである.例えば、彼はチーム結成時に故障を抱えた選手が多いことに関して
「(ケガがあっても呼ばれれば)ついて来てくれるなんて、うれしいじゃないか
と言っていた.あるいは、調子の悪い選手に「やれるか?」と聞いて,当の選手が「やれます!」と言うのを聞いて採用していたという.そして
「選手を信じる」
と何度も繰り返していた.これらの言動に見られる星野監督の選手選考,選手起用によって,日本チームは故障だらけの選手の集まりとなり,さらに,選手の調子には目をつぶり「選手を信じる」という硬直した用兵によって手痛い敗戦を招くことになってしまった.
 しかしである、オリンピック前にこれらの言動を批判した言葉を私は聞いたことがない.今語られている多くの批判は負けたから出ているに過ぎない.仮に金メダルで終わったとすれば,
「選手がケガを克服して,星野監督の男気に応えた」
とでも褒めそやすのだろう.
 勝てば悪いことには目をつぶり,負ければそれをあげつらう.私はそういう態度は嫌いである.星野監督の持つ「浪花節的な」体質,古い精神論,体育会系の考え方になびくのなら,結果のみを見た皮相的な批判はするべきではあるまい.批判をするのならば,その前に彼の言動に無批判だった自らを省みてからでなければならないはずだ.そうでなければ同じことの繰り返しである.進歩などというものはありはしない.
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by hiroi22 | 2008-08-26 21:58 | ずっと思う

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