ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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ライスボウル

 アメリカンフットボールファン,特に関西大学アメリカンフットボールリーグのファンにとって関学というのは特別な存在だ.「特別」というよりも「恐ろしい」と言った方が当たっているかもしれない.(余談だが、関東ではまれに「関学=関東学院大」という”アレレな”ことになっていることがある.)
 関学には付属の中学・高校にアメリカンフットボール部があり,大学のアメリカンフットボール部はその経験者をずらりと揃えることができる.日本ではとってもマイナーなスポーツ、アメリカンフットボールでは経験者というのはとても貴重である.この点から、関学は強いアドバンテージをずっと持っている.しかし、アメフトにおいて関学が最も優れているのは、私の見る所、その強力なコーチングスタッフにある.アメフトは戦略のスポーツである.様々なシチュエーションで時間とフィールドをコントロールして最善の選択をしなければならない.そのためには事前に行なう対戦相手のスカウティングと,試合においての的確な判断が求められる.長年関西の大学アメリカンフットボールを引っ張ってきた関学にはそれをやってのける強力なOB・スタッフが常に揃っている.彼らは試合全体を見渡せるスポッター席から試合中に的確なプレーコールをサイドラインに送るのだ.経験ある選手と優秀なコーチ陣,この総合力が関学の強みであり、これまで幾度となく関西のチームはこの総合力の前に煮え湯を飲まされてきたのだ.選手の身体能力だけでは関学に勝てないのだ.
 で,今回の松下電工インパルス対関学ファイターズのライスボウル.私の予想は松下電工インパルスが有利と見ていた.従来からの守備の強さに加えて、今年は立命館OBのQB高田のオフェンスが強力.このため攻守ともにバランスがよい強いチームになっていた.これでは,いかに試合巧者の関学といえども勝つのは難しいと見ていたのだ.ただし、接戦にはなると思っていた.試合展開の予想としては,前半は地力に優る松下が先行し,後半関学の攻守が松下のプレーにアジャストして,追い上げを見せ猛追するが、高田の攻撃力が松下電工をなんとか勝利に導くというものだった.ただし、前半松下電工のリードが14点ぐらいでは関学に逆転されると思っていた.松下電工が勝つには前半で21点差以上、出来れば大量リードで関学の戦意を喪失させるぐらいが必要と考えていた.少しばかり関学の追い上げを過大評価しているように見えるかもしれないが、長年にわたり関学の「恐ろしさ」を見せつけられていた私の正直な予想であった.
 実際の試合は松下電工が関学を52―38で破ったが,私の予想がおおむね適中したと満足している.「適中」したのは勝敗ではなく,前半松下電工がリードして後半関学が猛追した試合展開である.「おおむね」と言ったのは,度重なるターンオーバーがなければ、関学が勝っていたかも知れないからだ.結果として、前半終了間際のインターセプトタッチダウンが関学の命取りになったと思う.ゴール前まで攻め込んでおきながら,タッチダウンを狙ったパスがインターセプトされ,そのまま相手のタッチダウンになってしまった.このため31対3という28点差で前半を終えてしまったのである.勝負事に「タラレバ」は禁句だが,後半に一時は7点差に迫った関学としては、もしあのタッチダウンがなければ,計算上は同点に追いついていたことになり,試合のモメンタムは完全に関学側に傾いていたことだろう.
 
 来年は主力の4年生が抜けるが,相変わらず関学は強いだろう.ただし、立命館には悪いけど,関西リーグを盛り上げるには京大の復活が必要だと思っている.かつて甲子園ボウルで日大のショットガンを打ち倒した京大だから,ショットガン対策には長けているはずだ.満員札止めの関京戦をまた見たいんだけどねぇ・・・
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by hiroi22 | 2008-01-03 23:00 | ずっと思う

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