ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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真に日本を貶める人々

 誰にでも,昔の過ちというのはある.つまらぬことにこだわってひどい仕打ちをしたとか,他人に対して傲慢になったりしたとかである.もしそういうことがなかったという人がいれば,その人は大嘘つきか,あるいは自分というものを顧みることができない可哀想な人だと私は思う.過ぎてしまった過ちは取り返すことができない.ならば,その過ちをいかに糧にしていくかが重要だろう.それは国という単位でも同様だ.特に戦争という惨劇が国という単位でおこなわれたのならばなおさらだ.
 アメリカの下院外交委員会で従軍慰安婦への日本政府の謝罪要求の決議案が可決された.
<従軍慰安婦>対日謝罪要求決議案を可決 米下院外交委
賛成39,反対2という評決だったから,もう一方的と言ってよい.朝日新聞が伝える民主党のラントス議員らの言葉が上に述べた見識を支持している.
 ラントス氏は「日本政府が公式で明確な謝罪をいやがるのは、今日の世界での日本の役割と明確に相反する。日本は誇り高い世界のリーダーであり、貴重な米国の同盟国だ。それだけに、誠意を持って過去を説明しようとしないことには困惑させられる」と語った。また、共和党のロイス議員は「昨日のことに誤って対処すれば、正しい明日を得ることも難しくなる」と述べ、今回の決議案は過去の話ではなく、現在も重要な意義があると強調した。
 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者であるラントス外交委員長は「国家の真の力は、その歴史のなかの最も暗い一幕を突きつけられた時に試される」と語った。戦後、謝罪を繰り返したドイツを「正しい選択だ」と評価。一方で日本は「歴史の記憶喪失」を進めていると嘆いた。
 そもそも,この決議案がこじれたきっかけは,安倍晋三の「(従軍慰安婦への)狭義の強制はなかった」発言である.この発言にはこのblogで強く批判した.
情けない・・・
自らの言葉への国内外からの反発に驚いた(=ビビった)安倍晋三は、その後この問題に関して口をつぐんだばかりか,4月の訪米では「謝罪外交」あるいは「土下座外交」とでも言うべき態度を取り,この決議案阻止を図った.なり振り構わぬこの行動に一旦は事が収まりかけたのだが,空気を読めない阿呆どもによってこの目論見は灰燼に帰した.くわしくはココ↓
◆ 美しい壺日記 ◆:「慰安婦強制性否定の全面広告」にキレた
◆ 美しい壺日記 ◆:慰安婦強制性否定のワシントン・ポスト全面広告(英文と翻訳)
 この広告に対するラントス議員の(控えめな)批判を挙げておこう.
 ラントス委員長は採決に先立ち、日本の国会議員や有識者が14日付米紙ワシントン・ポストに出した広告で元慰安婦に対する強制性を否定した点を取り上げ、「元慰安婦を中傷する内容であり、事実に対抗するばかげた主張だ」と反発をあらわにした。
 この広告を出した国会議員や評論家は3K新聞や「正論」などでネット右翼ばりの“論理性”・”倫理性”で「活躍」している「有識」者が中心である.自分たち仲間内の井戸端会議で慰めあって,傷を嘗め合っている間は無害だが,ワシントンポストでアホな理屈を展開したとなると話は別だ.日本を貶めているとしかいいようがない.

 それにしても,このニュースに対して「朝日新聞が従軍慰安婦問題を取り上げたのが悪い」とか言ってるblogには呆れる(嘆息).アメリカ議会の議員の皆様が朝日新聞の愛読者とでも言いたいのだろうか.あほくさー
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by hiroi22 | 2007-06-27 23:10 | ずっと思う

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