ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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納得の”失望”--大仁田氏の引退

 プロレスラーの大仁田と言えば,派手なパフォーマンスが目立つが,少なくとも自民党参議院議員になるまでの彼の発言・行動は評価していた.
 彼はプロレスラーとして世に出たあと,若い頃に不十分だった勉強をするために,高校(確か定時制)に入学した.これだけで,「ほぉ」と彼のことを見直したのだが,さらに上を目指して大学まで入ってしまった.私は大学入学時にTVのインタビューに対して答えた彼の言葉をよく覚えている.高校の勉強について聞かれた彼は
数学は面白い.特にその考え方は価値がある.微分と積分は日本人全員が理解すべきものだと思う.
という趣旨の答えをしたのだ.インタビュアーはやや戸惑ったものだったが,私は随分感心した.だから,彼がそのあと自民党から参議院に立候補して,当選後あまり良い活動をしていないのを残念に思っていた.そういう意味では,今回のニュースはある意味で当然と納得したものなのだ.
<参院選>大仁田氏“失望引退” 政党の集票手法に一石
 記事の中の彼の発言を拾ってみる.
 同日記者会見した大仁田氏は「参議院は首相官邸の人気取りの道具ではない」と切り出した。

 引退の直接の理由は、安倍政権が主導した今国会の会期延長と、参院選の日程先送りに対する抗議だと説明。「国民が求めているのは付け焼刃で法案を通すことでなく、慎重審議だと思う。選挙目当てにウソをついてまで当選したくない」と強調した。
 この発言に安倍政権の欺瞞と無能さが表現されていると思う.安倍晋三がいかに言辞を弄しても,まともな判断力を持った人間は騙されまい.
 また,自分自身の議員活動に対しても
 「何百という選挙区に応援に行った。それがタレント議員の仕事みたいなもの。(テレビに映る)僕の映像は(審議が荒れた時)いつも委員長を守る場面ばかり。レスラーという偏見を打ち破ろうとしたが、自分の勉強不足を痛感することもあった」と語った。
と告白している.正直で誠実な発言だと思う.逆に言えば,こういう人物を単なる票集めの道具としてしか使わなかった自民党というものの体質に嫌悪感を覚える.だから,安倍とか麻生とかがのさばっているんだろうか?
 大仁田氏の言う通り,安倍政権はひどい.ひどすぎる政権だ.場当たり的政策,歴史修正主義,アホなお仲間.これだけでもひどいものだが,最近の強行採決連発の国会運営などは議会制民主主義を破壊している.しかし,おそらく安倍晋三にはそういう意識はあるまい.彼は「議会制民主主義」を理解していないのだろうから.理解していないものは,実体として感じていない.実体として感じていないものを破壊したとは思えないんだろう.おおかた,「強行採決を繰り返して暴走」することは「ゆるぎない,ぶれない姿勢」を示すパフォーマンスとでも思っているのに違いない.
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by hiroi22 | 2007-06-24 21:47 | じっと思う

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