ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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だからおじさんたちはCDを買わないだ。

 その昔、TVで歌謡番組が華やかなりし頃、そこから毎日のように流れてくるいろいろな曲を聴きながら、
「どうして歌といえば、男と女が好きだの 別れたのだの しかないんだ?」
と激しく疑問に思っていた。世の中恋愛だけで治まってはいないのだから。今日、吉田拓郎とかぐや姫のコンサートの総集編を見ながら、そのことを思い出していた。
 これは彼らの歌がそういう歌しかないということではない。逆にそうでない歌の方が圧倒的に多い(特に吉田拓郎)。だから、上のような疑問を持っていた当時の僕には、その姿勢はとても自然で好もしいものだった。ただし、その結果当然歌のメッセージ性は強くなり、そのメッセージによって歌の嗜好はとてもはっきりすることになる。
 吉田拓郎の多様なメッセージが込められた歌を聴いていて、恋愛という特殊なシチュエーションのみを歌う多くの歌の限界を感じてしまった。と、同時に、僕たちおじさんが、音楽に対する思い入れは失っていないものの、どうして最近の歌に興味を示さないのかが納得出来たような気がする。
 TVではJ-POPの歌手がヒット曲を歌っている。でも、その内容は古色蒼然たる恋愛歌である。それでも、若い人たちには新鮮だろう。しかし、人生のベテランの域に到達しつつあるおじさんには--たとえ恋愛にまだ興味があっても--その内容が陳腐なのである。しかも、恋愛歌ならばおじさんたちが青春時代に聴いた名曲が腐るほどある。だから、新しい歌はよほどの名曲か、その内容が心の琴線に深く触れなければ興味は湧かない。
 というわけで、おじさんたちはこのごろのCDを買わないのである。
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by hiroi22 | 2006-10-29 23:08 | じっと思う

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