ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

Apple30周年とWindows Vistaの発売延期に思う(その1)

 やや古い話になってしまったが、4月1日でAppleが創立30周年を迎えた。そしてその日を前にしてマイクロソフトのWindowsの新しいバージョン、かつてLonghornと呼ばれていたWindows Vistaの発売延期のニュースが飛び込んできた。
 私はもうかれこれ17年のMacintosh歴を誇る。だから、Apple社の歴史の半分以上を見てきたことになる。1984年発売のMacintoshに関して言えば知らない機種・システムの方が圧倒的に少ない。そしてAppleとMacintoshの栄枯盛衰を目の当たりに見てきた。その観点から冒頭の二つのニュースに接して、ちょっと考えてしまった。

 私が手にした初めてのMacintoshはMacintosh IIで、当時は100万円以上もした(自分で買ったわけではありません、念のため)。13インチトリニトロンのカラーモニターが美しい、すばらしいマシンだった。OSはSystem 6で、今で言うClassic環境である。しかし、直感的なユーザーインターフェイスは基本的には同じだった。マウスを使ったファイル操作やメニューの選択でソフトが操作できる。Multifinderで疑似マルチタスクが可能で、複数のソフトをメモリーの許す限り立ち上げることができた。かたやPCは、NECの98が圧倒的なシェアを誇っていたが、OSといえばMS-DOSで、ファイルのコピーやフロッピーのフォーマットにも呪文のようなコマンドを使い、(一般的に)使いにくいソフトが一つしか立ち上がらず、640KBのメモリー制限があるという代物だった。
 こんな状況だったから、マックの価格が相対的に下がり、日本語環境も整ってくればシェアが上昇するのも当然だった。正確には覚えていないが、90年代に入って日本でも15%程度のシェアを記録したのではないだろうか。この状況に待ったをかけたのがWindowsの発売だ(それは一方、日本仕様の特別なハードを組み込んだPC 98の終焉でもあったのだが)。このWindowsの影響と様々な経営戦略の失敗が重なり、アップル社は瀕死の状態になってしまった。System 7の後継と見なされていたコープランドという名の先端OSの開発の失敗も明らかになり、一般ユーザーの失望感も増し、アップル社はいつ身売りをしてもおかしくないという状況に陥ったのだった。
(つづく)
[PR]
by hiroi22 | 2006-04-10 21:59 | Macintosh

ブログパーツ

  • →:次の記事へ
  • ←:前の記事へ
  • Home:このページの先頭へ
  • End:最後の記事へ

最新のトラックバック

「オバマファクター」米国..
from 米流時評
シティバンク危機脱出!連..
from 米流時評
経済氷河期に春一番? C..
from 米流時評
警告!北朝鮮が即時臨戦態..
from 米流時評
作家フォーサイス 次の小..
from 米流時評
「事実は小説よりも奇なり..
from 米流時評
オバマのマンモス再生予算..
from 米流時評
ウォール街の真冬はいつま..
from 米流時評
ウォール街ブリザード!ダ..
from 米流時評
自由への厚い扉/エジプト..
from 米流時評

リンク

タグ

(119)
(60)
(49)
(45)
(45)
(39)
(32)
(26)
(26)
(24)
(16)
(15)
(14)
(12)
(10)
(9)
(8)
(8)
(5)
(2)

ライフログ


青の時代


オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える


風味絶佳


Antonio Carlos Jobim's Finest Hour


セゴビアの芸術

カテゴリ

全体
じっと思う
ずっと思う
Macintosh
iPhone

検索

以前の記事

2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
more...

人気ジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧