ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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今度ばかりは年寄りが正しかったかーライブドア問題

 一昨年のプロ野球買収問題の時に、突然ライブドアが名乗りを上げて驚いたが、さらに驚いたのはプロ野球関係者、特に年寄りたちのライブドアに対する拒否反応だった。これは昨年のニッポン放送買収問題の時も同様であった。当事者ばかりか政治家までもが堀江氏本人に対して非難じみた言葉を口にしていた。
 私にはこれは理解できなかった。彼を支持しているわけではない。例えば、森永卓郎氏のコラムの感想で、
 それでも、氏は最後に

 従来は、一所懸命働いた人が金をかせぐのが常識だったが、これからの時代には、そんなうるわしい話は通用しない。

 ホリエモンや村上ファンドの村上氏、楽天の三木谷社長のような、モノを右から左に流す人が、大儲けをする世の中に変わっていくのである。

 だが、彼らはいったい何の仕事をしているのか。社会に役に立つことをしているのだろうか。私の目には、どう見ても、社会を豊かにするためのイノベーションをしているとは思えないのである。


と毒づいて、少しばかり意地を見せている。まあ、この意見は評価してあげましょう。これに関しては、あなたの言うことは正しい。
と述べたように、社会に対する仕事としては評価していない。しかし、一方村上ファンドによる阪神問題の時にも書いたが、
また、村上ファンドを「ハイエナ」みたいな呼び方をしているのも目にしたが、それを口にする人間が前衛的革命家ならば別だが、そうでないならアホちゃうかと思う。株で儲けようというのがそんなに卑下すべきものならば、銀行の利子も生命保険の配当も受け取れないことになる。彼らは資本主義に「生息する種の進化の先端」にあるといってもよい。だからといって彼らを擁護する気もないし、かれらのようになりたいとも思わないけどね。もう少し言わせてもらうと、キチンと富の配分をおこなって、彼らの儲けのような“不労所得”を社会に還元すべきなのだが、それをやらないのが今の内閣なのだと思う。
彼らを「ハイエナ」と思うならば、その感情の先にあるものをもっと問いつめて考えるべきだろう。
つまり資本主義下であるならば、容認されるべき存在である、というのが彼らに対する私自身のスタンスだった。
 しかし、「おや?」と思ったのは、昨年末の株主総会を伝えるニュースでライブドアが無配であることを知った時だ。あれだけ儲かっていながら、それを株主に還元しないのではとても”資本主義に「生息する種の進化の先端」にある”とはいえないと思ったからだ。
 しかし、今回の嫌疑が真実ならば、無配よりももっと重大な背信行為を投資家に対して行ったことになる。さらに言えば、当初の老人たちの彼に対する嫌悪、それが理由のあるものだったかはともかく、たとえ直感であったとしても正しかったことになる。年寄りの経験から、何かうさんくささを感じたのだろうか・・・
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by hiroi22 | 2006-01-23 23:52 | じっと思う

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