ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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ザ・フォーク・クルセダーズ

 報道ステーションは、最近はもうあまり見なくなっていたのだけれど、今日の番組欄で「ザ・フォーク・クルセダーズ」の特集をやるらしいというので見た。
 彼らの活躍は、当時中学生だった僕には憧れに近いものだった。彼らの音楽に憧れて、音楽をやりたいと思ったわけではない。彼らの生き方のスタイルがとてもかっこ良かったのだ。人気絶頂での解散、その最後のシングルが、五木寛之作詞による「青年は荒野をめざす」。
 ちょうど、彼らの解散が取りざたされて、「青年は荒野をめざす」が発売されていた頃、僕は高校受験を控えていた。そのときの僕は、ほとんど無試験で入学できる附属高校を捨てて、大半のクラスメートと別れ、当時から名門だった公立高校を受験しようとしていた。そんなとき「ひとりで ゆくんだ 幸せに背を向けて」で始まる「青年は荒野をめざす」は、彼らのスタイルとともに僕にとって特別な曲だった。親しい友人や好きだった女の子と自ら離れて、どんな人間がいるか分からない高校へ行こうとしている。そんな不安を感じていた僕を引っ張ってくれる歌だった。
 特別な曲といえば、もちろん「イムジン川」も忘れられない。この曲は数回しか聴けなかったはずなのだが、強烈に脳裏に残った。だから、この曲が発売されなくなったことを、ヤング720という朝の番組で、司会の小柳とおるから聞かされた時はショックだった。信じられない、嘘であってくれ、と心底思ったことを今でもはっきり記憶している。発売中止の理由は理解できなかったし、どうでもよかった。
 そんなこともあって、「イムジン川」のメロディーはその後ずっと僕の心の片隅に残っていた。「残っていた」というより、時おり思い出しては口ずさんでいたと言うべきかもしれない。また、遅まきながらギターをぽろりんと始めてからは、「イムジン川」の楽譜を探し求めたりもしたが、著作権の関係だったろうか、見つけることは出来なかった。
 今では、幸せなことに「イムジン川」のCD、しかもオリジナルのザ・フォーク・クルセダーズによる演奏を聴くことが出来る。彼らの美しいハーモニーを聴いて、遅れてきた青春時代を想うことが出来るのである。多感な時代にこの曲を存分に聴けなかったのは残念だが、これはこれで幸せなことなのだろう。
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by hiroi22 | 2006-01-21 00:09 | ずっと思う

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