ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

つくづくブッシュのアメリカは・・・

 クリスマスイブというのに嫌なニュースを読んでしまった。
進む地球温暖化:2005年の平均気温は観測史上最高?
スイスのジュネーブに本部を置く世界気象機関(WMO)は15日(現地時間)、2005年は観測史上2番目に暖かい年になると報告した。熱を閉じ込める「温室効果ガス」が大気中に蓄積する傾向が進んでおり、これが少なくとも部分的には温暖化に関与していると、気象学者たちは指摘する。

 いっぽう、ニューヨークにある米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙研究所は、信頼できる記録が保存されている125年間のうちで、2005年は1998年を抜いて世界的に最も気温の高かった年になるとの見通しを示した。温暖化は加速しており、現在は10年ごとに摂氏0.2度の上昇を続けているという。

 NASAの研究者たちは「このような急速な温暖化が見られることは、温室効果ガスの排出を減少させる方法についての議論が早急に必要であることを示している」と述べている。
 実際に極地の氷が溶け出して、太平洋の島々が海面下に没する危機に瀕していると聞いている。増え続ける二酸化炭素の排出を規制しようと京都議定書が制定されたのだが、
 しかし、これよりも前にカナダのモントリオールで開催された、年に一度189ヵ国が集まる国連の気象対策会議、『気候変動枠組条約第11回締約国会議』および『京都議定書第1回締約国会議』でもこの議論が行なわれたが、またしても温室効果ガス削減に米国を参加させられないまま2週間の日程を終えた。米国を除くほぼすべての先進工業国は、京都議定書に従って2012年までに温室効果ガスを削減することにしている。

 モントリオール会議の出席者たちは、1997年の京都議定書での合意に基づく技術的なルールを採択し、会議の議長を務めたカナダのステファン・ディオン環境大臣は「京都議定書は始動した」と宣言した。京都議定書の批准国157ヵ国は、2012年以降のさらなる排出削減について協議することで合意した。

 しかし、京都議定書の第1段階での国別目標は控え目なものになっており、なおかつそのすべてが達成されない可能性もある。第2段階の協議でさらに大きな削減が得られるという保証はなく、温室効果ガスの最大の排出国である米国は依然として参加を拒否している。
またブッシュのアメリカだ。(-_-)「米国を除くほぼすべての先進工業国は、京都議定書に従って2012年までに温室効果ガスを削減することにしている。」にもかかわらずである。
そして、この記事で
 人間による排出は気候に影響を与えないとの理論を、長年声高に主張してきた懐疑派の人々は、地球温暖化の証拠とその影響が増加するにつれて、鳴りをひそめてきている。
 いつかも書いたが、気象というものは大変複雑な要素が絡んでいて、何かを決定的に述べることが難しいものなのだ。この記事にいう「懐疑派」はこの事実を逆手に取っていると言える。この記事はそのあたりを十分理解している。そして、これには次のように反論を掲載している。
 WMOのミシェル・ジャロー事務局長はインタビューの中で、「ある意味で、今や、現実の証拠の重みが、危険があると主張していた(すでに認識ずみの)人々にではなく、危険性を疑っていた人々にのしかかってきている」と述べている。
 ところが、ブッシュのアメリカはこの「懐疑派」よりも始末が悪い。
 かつて、科学的に確実性がないという理由で京都議定書を拒否したブッシュ政権の代表は、今回のモントリオールの会議では、排出規制が米国経済に損害を与えるということに焦点を当てた。
ついに本音が出たということなんだろうけど、こんな言い草があるのか?!「地球温暖化」の被害は全世界に及ぶものだ。それにたいして、「排出規制が米国経済に損害を与える」ということをヌケヌケと言いますか!?自分のことしか考えてないのね。
そして、この記事は
中国やインドをはじめとする新興工業国を排出規制の枠組みに参加させる方法についてはほとんど前進が見られなかった。
と閉めている。そらそうだろう。アメリカの身勝手が存在する限り、発展途上国・新興国に強い意見が言えるわけない。

 しかし、知性と批判精神に富んだ内容で、この記事は大変説得力がある。全文をぜひ読んでいただきたい。
[PR]
by hiroi22 | 2005-12-25 01:28 | じっと思う

ブログパーツ

  • →:次の記事へ
  • ←:前の記事へ
  • Home:このページの先頭へ
  • End:最後の記事へ

最新のトラックバック

「オバマファクター」米国..
from 米流時評
シティバンク危機脱出!連..
from 米流時評
経済氷河期に春一番? C..
from 米流時評
警告!北朝鮮が即時臨戦態..
from 米流時評
作家フォーサイス 次の小..
from 米流時評
「事実は小説よりも奇なり..
from 米流時評
オバマのマンモス再生予算..
from 米流時評
ウォール街の真冬はいつま..
from 米流時評
ウォール街ブリザード!ダ..
from 米流時評
自由への厚い扉/エジプト..
from 米流時評

リンク

タグ

(119)
(60)
(49)
(45)
(45)
(39)
(32)
(26)
(26)
(24)
(16)
(15)
(14)
(12)
(10)
(9)
(8)
(8)
(5)
(2)

ライフログ


青の時代


オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える


風味絶佳


Antonio Carlos Jobim's Finest Hour


セゴビアの芸術

カテゴリ

全体
じっと思う
ずっと思う
Macintosh
iPhone

検索

以前の記事

2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
more...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧