ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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小市民でなければならないのか

 森永卓郎氏のコラムを読んだ。
小泉批判を封じる「空気」が支配する暗い世相
〜大方のメディアから締め出された政権・政策批判〜

 このコラムの中で、最近政権批判の声がメディアから消えつつあることについて、氏は言う;
 政府が弾圧しているわけでもないのに、批判勢力がテレビに登場できないのは単純な理由である。視聴率がかせげないからだ。さらにいえば、マスメディアが「時代の空気」というものに圧力を受けて、自縄自縛になっているのである。
 私も、軟派なTVだけではなく、”硬派”であるべき新聞の論調も、最近は今ひとつ迫力に欠けていると思っていた。
 このような状況はけっして良いものではない。氏はさらに続けて言う;
 しかし、本当にこんなことでいいのだろうか。

 テレビや新聞といったマスメディアに掲載される論評が、どれも政府を支持するものばかりとなると、国民は政府を批判する視点に触れる機会がなくなってしまう。すると、ますます国民は政府を支持するようになるのだ。もう、嘆かわしいを通り越して、空恐ろしくなってくる。
 確かに、メディアばかりか、野党第一党の代表までが首相に迎合するかのような発言をして、首相から「自民党に入りなさい」と言われるような状況は異常である。
 しかし、これだけのことを言い放っておきながら、このコラムの結論の一つが、
これからの世の中で幸せに生きるもう1つの方法を紹介しよう。 
 それは、田舎に引っ込むことだ。自分で米や野菜を作ったり、わなにかかったイノシシを食べたりして暮らせば、夫婦で年収150万円でも暮らしていける。
というのは、いただけない。このような脱力感に満ちた利己的な小市民ばかりでは、「不平等社会」、「戦争準備時代」にまっしぐらに突き進んでしまうだろう。辛辣な批判精神にのっとった主張が欲しい。

 現代に生きる多くの人は、先の戦争のバカバカしさを知っていると思う。そしておそらくは、あのような愚かな戦争を許した当時の人々の理性・知性を批判的に見ているのだろう。しかし、私にはその当時の個々の日本人が、今の人々よりも理性・知性の面でそんなに劣っていたとは思えないのだ。それよりも、もの言わぬ風潮、権力・主流に唯々諾々と従う風潮があのような暴走を生んだのだと思う。
 だから、「田舎に引っ込むことだ。」などという、厭世的なことを言うのではなく、自らの理性・知性を磨き、物言うことを人々に主張すべきではないのか。それが歴史から学ぶということであり、少なくとも評論家という人のする仕事であると私は考える。


 それでも、氏は最後に
 従来は、一所懸命働いた人が金をかせぐのが常識だったが、これからの時代には、そんなうるわしい話は通用しない。

 ホリエモンや村上ファンドの村上氏、楽天の三木谷社長のような、モノを右から左に流す人が、大儲けをする世の中に変わっていくのである。

 だが、彼らはいったい何の仕事をしているのか。社会に役に立つことをしているのだろうか。私の目には、どう見ても、社会を豊かにするためのイノベーションをしているとは思えないのである。
と毒づいて、少しばかり意地を見せている。まあ、この意見は評価してあげましょう。これに関しては、あなたの言うことは正しい。
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by hiroi22 | 2005-11-25 23:46 | じっと思う

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