ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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数学と応用

私は純粋数学者です。といっても、一般の人にはピンとこないかもしれません。「すぐには応用出来ないことを研究している。」といった方がわかりやすいでしょう。
よく、「純粋」数学者はこういいます。
「研究は純粋に知的好奇心のみが動機である。また、応用の面では、我々の研究は長いスパンで見て欲しい。実際に我々の研究が役に立つのは100年後、いや、それ以上の時を経てからになるのだから。」
私も純粋数学者の端くれとして、このような主張は十分うなずける所があります。数学に限らず、基礎研究というのはそういった一面があります。しかし、最近それだけとも限らないと思うようになってきました。
特に二つ目の主張、
「研究が役に立つのは100年後、いや、それ以上の時を経てから」
という部分です。この主張はしばしば、「純粋数学」と「応用数学」の区別に用いられます。つまり、今すぐ役に立つ研究が応用数学であると。私の最初の説明です。そして、「純粋」数学者の中には「応用数学」を軽視する人々も少なくありません。
しかし、いつまでもそうなのだろうか?と最近思うようになりました。50年、100年のスパン、というのはあくまでこれまでの話です。最近のコンピュータ、ITの急速な発展から考えると、「純粋数学」の研究結果が10年、いや数年で応用面での脚光を浴びるようになるかもしれないと思っています。これはひょっとしたら既に現実化している部分もあるのかもしれません。単に私が世間知らずで知らないだけで。
そんなとき、「純粋」数学者たちはどんな風に自分たちの研究を評価し、また続けていくのか....。こんな夢想をすることがあります。
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by hiroi22 | 2005-04-11 20:34 | じっと思う

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