ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


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今度の選挙

昨日はとても親しい、そして素敵な人と常磐道にドライブ。今日のニュースではお盆の帰省ラッシュがもう始まっているらしい。常磐道のドライブを昨日にしたのは正解だったようだ。
さて、今度の総選挙だが、以前にも書いたけれど、郵政民営化法案について、
「参議院で否決なら、衆議院を解散」
はおかしな論理だ。この決定に根拠はないし、たとえ衆議院で過半数をとれたとしても、参議院には無関係の話だからだ。再び参議院で否決されたら同じことである。この点をメディアから聞かれて、小泉首相は
「衆議院選挙で勝てば参議院の意見も変わると信じる。」
という答え方をしていた。一体この人の頭の中はどうなっているのか?こんな曖昧な見通しで総選挙という、多くの時間、莫大なエネルギーを使うことを挙行したのか?「衆議院選挙で勝てば」というが、これは「衆議院選挙で勝てば、郵政民営化に関して民意は賛同を示したと解釈できる。」という意味だろう。しかし、この解釈は大いに疑問だ。
まず、一般に国政選挙において、実質的に郵政民営化だけが投票基準になることはあり得ない。例えばある候補が郵政民営化に関しては自分と同じ考えであったとしても、その他の防衛、教育、外交などの諸政策に関する見解が全く違っている場合、有権者はその候補者に投票するのか?高い意識を持った有権者なら、郵政民営化以外は自分と意見の異なる政策に賛成するような候補者に投票しないだろう。あるいはもっと総合的な観点から投票する候補者を決めるだろう。
もう一つ考えなければならないのは、今の衆議院の選挙制度は小選挙区比例代表制ということだ。小選挙区では候補者が乱立すれば、当選のために必要な得票率は下がる。したがって、仮に郵政民営化が今回の選挙の唯一無二の判断材料であったとしても、国民の大多数が反対(または賛成)にもかかわらず、選挙結果はその逆であることもあり得るのだ。
現実問題を扱う政治であるから、何らかの判断材料でもって、決断しなければならないのだろう。しかし、その判断に至る論理があまりにも稚拙では将来に禍根を残す。私は上記の理由から、今小泉首相が考えていることは危ないと思っている。
また、「総選挙の結果次第では参議院の意見も変わる」と小泉首相は言っているが、これは参議院を軽視した発言だと思う。最近、彼はことあるごとに郵政民営化にかける自身の「揺るぎない信念」を強調しているし、マスコミの中にはそれを喧伝する向きもある。では、郵政民営化法案に反対した参議院議員の「信念」についてはどのように理解しているのか。彼らがこの法案に反対したのは、この法案成立によってもたらされる状況に賛同できなかったからであろう。ならば、彼らの反対した事柄に関して、納得できる説明がない限り反対の意志は揺るがないのではないのか。自分の「信念」の強さは強調するが、他人の「信念」は眼中にないとでも言うのだろうか。
先に述べた、小泉首相の「揺るぎない信念」を強調するパフォーマンスによってか、このところの支持率は高いようである。だが、このような一般受けをする「演出」で一国の宰相たるものが支持を得てよいのか?このような「演出」は国際舞台では全く通用しないだろう。実際、外交面においては、昨今日本外交はさしたる成果を上げられないでいる。これは、小泉首相のこのような姿勢と無関係ではないと思う。
実は現時点では、郵政民営化問題に対しての私の意見はまだ白紙である。もう少し判断材料を集めて吟味してから決めたいと思っている。ただし、
「靖国だけが日中の問題じゃない」
という小泉首相の言葉を借りて、
「郵政民営化だけが現時点での大きな問題ではない」
と思っている。
いずれにせよ、郵政民営化に関する賛否を問わず、小泉首相は、その姿勢・手法により、退陣すべきであると考える。
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by hiroi22 | 2005-08-12 21:16 | じっと思う

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