ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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危機を理解できない典型例(ドラフト改革)

高校生ドラフトは前もって行い、自由獲得枠は1減、FA期限は短縮。これがすったもんだの結果打ち出された「ドラフト改革案」だそうだ。
「妥協の産物」分離ドラフト決定
今回の改革案が実施された場合、その損得が降り掛かってくるのは当事者たちであるから、この決定の内容についてあれこれ言うまい。大事なのはこの決定に至る議論の中身だ。新聞などの記事によれば、今回の決定は
「妥協の産物」
だったということらしい。これもよかろう。たいていの場合議論とは、いかに妥協点を見つけるかという作業だからだ。したがって、その決定が「妥協の産物」ということは良くあることである。問題だと思うのはこの議論の方向性だ。あるいは姿勢、哲学と言っても良いかもしれない。
ここ1、2年顕在化したTV視聴率の低下。今や常態化した有力選手の大リーグへの流出。オリンピック競技からの脱落など、野球界の危機を表す状況が続いている。もし、この状態に危機感を抱いているのなら、そしてドラフト制度の改革の議論が興っているのなら、この改革の議論を現在の危機打開の方策の一つとして捉えるべきではないのか。そのような姿勢をもって臨めば、自ずから議論の方向は明らかになると思う。すなわち、
・まず、理念を明らかにし、それに基づきあるべき理想の姿を議論して、それを打ち出す。
・そして、その方向へ向かうべく、各球団が妥協できる具体案を作る。
ところが、今回の決定に至るまでの経過を、新聞報道などで見る限りにおいては、「理念」などが議論された形跡はない。決定に至る議論も、ただめいめい自分たちの都合で意見を述べただけのようである。そして、それを(どういう理由付けか分からないが)まとめあげたのが今回の決定と言われている。

これでは、今までの議論・決定と同じではないのか?
これまでのその姿勢が今のいびつな「ドラフト」(これをドラフトと呼んでよい代物か?)を作り上げたのである。
その反省はこれっぽっちもないのだね。

なっちゃいない。この期に及んでもまだ、自分たちの球団の利益代表としてしか行動できないお歴々のようである。危機を理解できない典型と言えよう。
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by hiroi22 | 2005-07-21 00:13 | じっと思う

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