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ボーッと何かを・・・ 日々の考えの備忘録


by hiroi22

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懐かしのMacintosh雑誌

前にも書いたが、Macintoshを買い替えようと思っている。今までであれば、こういう時期は何となくウキウキするのだけれど、最近はもう一つそのような気分にならない。
多分、これは最近自分のMacintoshがインターネットマシン、iTunesジュークボックスマシン、iPhotoデジカメアルバムマシンに堕してしまったせいだと思う。もちろん、これはユーザーである自分の責任なのである。
Macintoshを使いはじめた当初は、「Macintoshを使えば何でも出来そう。」と思わせるものだった。そして、Macintoshを買い替えて、より高速なものを得るということは、その可能性がさらに広がることを意味していた。だからウキウキしたのだ。その「何でも出来る」という気持ちを後押ししてくれたのは、かつて競うようにして出版されていたMacintosh雑誌による情報だった。
懐かしのMacintosh雑誌_d0007533_21155362.jpg

上の写真は、今も研究室にしつこく保管してあるMacintosh雑誌の勇姿である。中央にMacPowerの創刊号が見える。ちなみに上段には「シャーロックホームズ全集」が並んでいる。(^_^)
MacLife、Mac+、MacJapan、MacPower、MacUser、MacWorld、日経Mac。よくこれだけ出版されたものだ。HyperLibというHyperCard専門の雑誌まであったのだ。(MacFanとかMacPeopleはこれらよりも後発の雑誌であった。)1990年ぐらいから1995、6年ぐらいまでが最盛期と思う。雑誌名はだいたいMac+(何とか)というものなので、発刊ラッシュのときはMacの下につけるふさわしい単語が不足するのではないかといらぬ心配もしたものだ。
当時はインターネットはまだまだ普及していなかったし、Macintoshのシェアももっと高かった。一方、Macintoshというのは他のPCに比べて日本における歴史が浅く、周りに経験者と呼べる人も少なかった。そこで、Macintoshの情報はいきおい雑誌から得るということになる。私も、ひと月に3冊ぐらい買っていた。下の写真は私が一番最初に買ったMacLifeである。
懐かしのMacintosh雑誌_d0007533_21413793.jpg

このMacLifeという雑誌、もう廃刊になってしまったが、なかなかしゃれたきれいな雑誌だった。写真もきれい、紙面も読みやすく、上質の紙を使っていた。でも、高かった。この号(1989年1月号)が1800円!
久しぶりに手に取ってみてぱらぱら読んでみたけど、今は昔の感がする。それでもついつい読んでしまう。そして、HyperCardの偉大さを再確認。
インターネットでこれだけ頻繁に情報がやり取りされると、情報が大きなウェイトを占めるコンピュータ雑誌はキツいだろう。でも、雑誌でじっくり検討すべき情報もあるのだけれどね。
by hiroi22 | 2005-06-21 22:00 | Macintosh

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